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第二章 流刑地への追放
第23話 鉄拳制裁!
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「あいつが騎士ゲーか!」
五人の武装した男たちが、細い道を下って来るのが見える。
一人は馬に乗って貴族服姿だ。あいつが騎士ゲーだろう。
四十代半ばってとこか。
他の四人は服装や装備はバラバラだが、全員革鎧に槍や剣を持っている。
護衛の兵士か?
その割には顔付き、目つきからゴロツキ臭を漂わせている。盗賊と言われた方がシックリ来る。
「なんかこっちをジロジロ見ているな……」
さっきから騎士ゲー達が俺の方を……、いや違うな!
俺の隣にいるルーナ先生を見ているのだ。
騎士ゲー達が更に近づいて来た。
ルーナ先生を舐め回す様に見ている。鼻の穴が広がり、顔が上気している。
おっさんキモイよ。
「気の毒にな……」
俺の独り言をジョバンニが聞きつけた。
「本当ですよ! アンジェロ様! あの騎士たちは、ルーナ様をジロジロとあのようないやらしい目付きで見て、ルーナ様が気の毒です!」
「いや、ジョバンニ、違うよ。逆だよ、逆!」
「え?」
「気の毒なのは騎士ゲーたちの方だよ」
「は!?」
ジョバンニ君は、わかってない。
ルーナ先生は誇り高きハイエルフであり、諸国に響き渡る『王国の牙』のメンバーで、俺の魔法の師匠なのだ。
見た目は超美人だが、その辺のか弱き乙女と一緒に考えてはいけない。
『劇物! 取り扱い注意!』と真っ赤な字で書いた標識を、ルーナ先生の背中に張り付けておきたいくらいの危険人物なのだ。
あんな失礼な目線でジロジロと見られて、ルーナ先生が怒らない訳がない。『王国の牙』の冒険打ち上げ飲み会で、居酒屋乱闘劇が何度あった事か……。
ルーナ先生が怒れば……、あーあ、知ーらないっと。
ルーナ先生が身体強化の魔法を自分にかけて動いた!
騎士ゲーたちとの間合いを一気に詰める。
ゴン!
ボグォ!
バクゥン!
ベチャン!
ビタン!
派手な打突音が村に響いた。
騎士ゲーたちはルーナ先生にぶん殴られ、地面に這いつくばった。
俺は小声でジョバンニに教える。
「あれは魔法で身体を強化して、拳に魔法障壁をまとってぶん殴っているのだ。見た目より痛いぞ。ぶん殴られたオーガが涙目になっていた。ルーナ先生を怒らせてはいけない」
ジョバンニは、青い顔をしてコクコクと何度も肯いた。
「ルーナ先生。もう良いですか? 生きていますよね?」
「こんな下衆どもは、殺す価値もない。去勢してやろうか!」
「えーと……、止めてくださいねぇ~。一応、貴族とその部下みたいですし。話もしなくちゃならないので……」
「そうか、なら目を覚まさしてやろう!」
バシャー!!
バシャバシャバシャー!
ルーナ先生は、水魔法を発動して騎士ゲーたちの頭から水をぶっかけた。
いや、ぶっかけ続けている。
「ぼげ、グわら、ぶべ」
騎士ゲーたちは目を覚ましたのだが、口を開ければ水を突っ込まれるので、意味不明な音の羅列になっている。
「目は覚めたか! ほれ! ほれ! ほれ!」
ルーナ先生は、水責めを続ける。
いや、もう、その辺にして……。
お、じいが止めに入った。
「ルーナ殿、そろそろ」
「む! じい殿か。わかった」
いや、流石はじい、年の功で落ち着いている。
初夜権なんてムカつく事をやっていた連中でも、ちゃんと取り扱おうという紳士っぷり――。
ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン!
「ちょ! ちょっと! じい!」
「この貴族の面汚しがぁ! 恥を知れい! 恥を!」
やばい! じいが切れた!
騎士ゲーの胸倉を掴んで、ナックルパートで顔面連打している!
『そろそろ』って、そろそろ代われって意味かよ!
ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン!
「領民を守るのが貴族の務めであろうがぁ! 事もあろうに初夜権とは何事かぁ!」
ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン!
「この下衆がぁ! 死ねい! 死んで詫びろぉ!」
騎士ゲーは、鼻血を出して、首がカクンカクンなっている。
いや! やばいって! そんなに闘魂注入しなくて良いから!
「やばい! ジョバンニ! 止めて! ルーナ先生、そこ笑わない!」
ジョバンニが、じいを後ろから羽交い締めにして何とか止めた。
ルーナ先生は、じいのキレッキレッのナックルパートに大笑いしている。
おおお! じいがまだエキサイトしている!
「貴様ら聞けい! このお方は王都からいらした第三王子のアンジェロ殿下じゃぁ! よーく覚えておけい! このサンピンどもめ!」
「じい、落ち着いて。そんなアウトサイダー的な紹介の仕方をしないで……」
「ここ北部王領は、アンジェロ殿下の御領地になったのじゃぁ! このボケども! 二度とこの辺りに近づくなぁ! 牛のケツでも追いかけておれ!」
「ひいいい!」
「に、逃げろぉ!」
騎士ゲーは、四人のチンピラ兵士に担がれて帰っていった。
あ。俺、騎士ゲーと話してない……。
じいは、ふーふー言って肩で息をしている。ダメだ。まだ冷静になってない。
ルーナ先生は、余程ツボにはまったのか笑い転げている。
はぁー。
この場は俺とジョバンニで話の続きをしよう。
「えーと、村長さん」
「ひ! ひいい! お許しを!」
「ああ、大丈夫! 大丈夫! 何もしないからね。騎士ゲーは、じいが追っ払ったから、もう初夜権がどうとかはないから安心して」
「そ、そうですか! あ、ありがとうございます。……あれ? そうすると塩はどうするのでしょうか?」
「塩?」
何だ? 塩? 調味料の塩の事か?
「はい。騎士ゲー様が、大麦なんかと塩を交換して下さっていたのです」
「ああ……、この辺は商人が来ないのか?」
「はい、一度も来たことがございません。それで騎士ゲー様が時々村で取れる物と塩を交換して下さっていたのです」
ほう!
騎士ゲーも村人の役に立つ、良い事をしていたのか。
まあ、そういうのはジョバンニにやって貰えば良いだろう。
「それなら……。ジョバンニ! 村で取れる物と塩を交換してあげて!」
「わかりました。村長さん、村で取れるのは大麦だけですか? 小麦は?」
「この辺りは寒いので小麦はダメです。大麦を春まいて、夏に収穫しています」
そう言えば、この辺りは商業都市ザムザや王都よりも肌寒い。
ここで収穫出来るのは大麦なのか……。
日本人感覚だと大麦はヘルシーな穀物、麦茶だとか大麦入りのパンだとか良いイメージがある。
でも、この異世界だと大麦って馬の餌だよね……。正直、フリージア王国では、あんまりイメージの良い穀物じゃない。
うーん、この村の貧しいイメージが、俺の中で一気に加速してしまった。
ジョバンニも同じ思いみたいで、微妙な顔をしている。
だが、さすがはプロの商人だ!
すぐ営業スマイルに戻して、明るい声で話を進める。
「わかりました。他にどんな物を塩と交換していたのですか?」
「あとは、魔物の毛皮なんかです。森で狩りをしているのです」
「見せて貰えますか?」
「はい。今日の結婚式のお祝いで、ちょうど二匹さばきました」
村長が家の中に入って、手に毛皮を持って出て来た。
小さいな。ホーンラビット? ウサギ型の小型の魔物っぽいな。
「これです。あとこの角も騎士ゲー様は、お持ち帰りになっていました。あと大麦は二袋お持ちになる事が多かったです」
「なるほど、なるほど。では、大麦二袋とこの魔物の毛皮と角を、塩と交換希望ですね? ちなみに騎士ゲーは、どの位の塩と交換していましたか?」
「小さじ一杯です」
「え!?」
「え!?」
聞き間違いか?
小さじ一杯って村長さんが言ったような……。
「こ、小さじ一杯ですか?」
「ダメでしょうか?」
「いや、ダメではないですよ。アンジェロ様と相談して、交換しますので……」
フリージア王国は岩塩鉱山があるから、塩はそこまで高くない。商業都市ザムザなら、コップ一杯の塩が銅貨十枚くらい、日本円だと千円位で売っている。
もちろん日本のスーパーよりは高いけれど、それでも岩塩鉱山がない国に比べればかなり安い。
ここは僻地だから、運び賃が高くなるので運び賃をどう考えるかで値付けは変わると思うけど……。
塩と交換するホーンラビットの毛皮は、手袋なんかで需要があるし、角は粉薬になる。
それプラス大麦二袋で、塩小さじ一杯の交換は……。
騎士ゲーめ!
ボッタくっていたな!
ジョバンニも目で合図して来ている。
うん、黒丸師匠にホーンラビットの買い取り価格を確認してから回答しよう。
「うん、ジョバンニ、後で交換レートを決めるのでオッケーだよ。毛皮と角は預からせてくれ。他に何かある?」
初夜権と小さじ一杯の塩交換で、もうお腹一杯だ。
騎士ゲーが、これ以上やらかしていないと良いけれど……。
だが、俺の願いは届かなかったよ。
村長が真剣な表情をして俺に告げた。
「この先に盗賊が住み着いております」
五人の武装した男たちが、細い道を下って来るのが見える。
一人は馬に乗って貴族服姿だ。あいつが騎士ゲーだろう。
四十代半ばってとこか。
他の四人は服装や装備はバラバラだが、全員革鎧に槍や剣を持っている。
護衛の兵士か?
その割には顔付き、目つきからゴロツキ臭を漂わせている。盗賊と言われた方がシックリ来る。
「なんかこっちをジロジロ見ているな……」
さっきから騎士ゲー達が俺の方を……、いや違うな!
俺の隣にいるルーナ先生を見ているのだ。
騎士ゲー達が更に近づいて来た。
ルーナ先生を舐め回す様に見ている。鼻の穴が広がり、顔が上気している。
おっさんキモイよ。
「気の毒にな……」
俺の独り言をジョバンニが聞きつけた。
「本当ですよ! アンジェロ様! あの騎士たちは、ルーナ様をジロジロとあのようないやらしい目付きで見て、ルーナ様が気の毒です!」
「いや、ジョバンニ、違うよ。逆だよ、逆!」
「え?」
「気の毒なのは騎士ゲーたちの方だよ」
「は!?」
ジョバンニ君は、わかってない。
ルーナ先生は誇り高きハイエルフであり、諸国に響き渡る『王国の牙』のメンバーで、俺の魔法の師匠なのだ。
見た目は超美人だが、その辺のか弱き乙女と一緒に考えてはいけない。
『劇物! 取り扱い注意!』と真っ赤な字で書いた標識を、ルーナ先生の背中に張り付けておきたいくらいの危険人物なのだ。
あんな失礼な目線でジロジロと見られて、ルーナ先生が怒らない訳がない。『王国の牙』の冒険打ち上げ飲み会で、居酒屋乱闘劇が何度あった事か……。
ルーナ先生が怒れば……、あーあ、知ーらないっと。
ルーナ先生が身体強化の魔法を自分にかけて動いた!
騎士ゲーたちとの間合いを一気に詰める。
ゴン!
ボグォ!
バクゥン!
ベチャン!
ビタン!
派手な打突音が村に響いた。
騎士ゲーたちはルーナ先生にぶん殴られ、地面に這いつくばった。
俺は小声でジョバンニに教える。
「あれは魔法で身体を強化して、拳に魔法障壁をまとってぶん殴っているのだ。見た目より痛いぞ。ぶん殴られたオーガが涙目になっていた。ルーナ先生を怒らせてはいけない」
ジョバンニは、青い顔をしてコクコクと何度も肯いた。
「ルーナ先生。もう良いですか? 生きていますよね?」
「こんな下衆どもは、殺す価値もない。去勢してやろうか!」
「えーと……、止めてくださいねぇ~。一応、貴族とその部下みたいですし。話もしなくちゃならないので……」
「そうか、なら目を覚まさしてやろう!」
バシャー!!
バシャバシャバシャー!
ルーナ先生は、水魔法を発動して騎士ゲーたちの頭から水をぶっかけた。
いや、ぶっかけ続けている。
「ぼげ、グわら、ぶべ」
騎士ゲーたちは目を覚ましたのだが、口を開ければ水を突っ込まれるので、意味不明な音の羅列になっている。
「目は覚めたか! ほれ! ほれ! ほれ!」
ルーナ先生は、水責めを続ける。
いや、もう、その辺にして……。
お、じいが止めに入った。
「ルーナ殿、そろそろ」
「む! じい殿か。わかった」
いや、流石はじい、年の功で落ち着いている。
初夜権なんてムカつく事をやっていた連中でも、ちゃんと取り扱おうという紳士っぷり――。
ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン!
「ちょ! ちょっと! じい!」
「この貴族の面汚しがぁ! 恥を知れい! 恥を!」
やばい! じいが切れた!
騎士ゲーの胸倉を掴んで、ナックルパートで顔面連打している!
『そろそろ』って、そろそろ代われって意味かよ!
ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン!
「領民を守るのが貴族の務めであろうがぁ! 事もあろうに初夜権とは何事かぁ!」
ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン! ゴン!
「この下衆がぁ! 死ねい! 死んで詫びろぉ!」
騎士ゲーは、鼻血を出して、首がカクンカクンなっている。
いや! やばいって! そんなに闘魂注入しなくて良いから!
「やばい! ジョバンニ! 止めて! ルーナ先生、そこ笑わない!」
ジョバンニが、じいを後ろから羽交い締めにして何とか止めた。
ルーナ先生は、じいのキレッキレッのナックルパートに大笑いしている。
おおお! じいがまだエキサイトしている!
「貴様ら聞けい! このお方は王都からいらした第三王子のアンジェロ殿下じゃぁ! よーく覚えておけい! このサンピンどもめ!」
「じい、落ち着いて。そんなアウトサイダー的な紹介の仕方をしないで……」
「ここ北部王領は、アンジェロ殿下の御領地になったのじゃぁ! このボケども! 二度とこの辺りに近づくなぁ! 牛のケツでも追いかけておれ!」
「ひいいい!」
「に、逃げろぉ!」
騎士ゲーは、四人のチンピラ兵士に担がれて帰っていった。
あ。俺、騎士ゲーと話してない……。
じいは、ふーふー言って肩で息をしている。ダメだ。まだ冷静になってない。
ルーナ先生は、余程ツボにはまったのか笑い転げている。
はぁー。
この場は俺とジョバンニで話の続きをしよう。
「えーと、村長さん」
「ひ! ひいい! お許しを!」
「ああ、大丈夫! 大丈夫! 何もしないからね。騎士ゲーは、じいが追っ払ったから、もう初夜権がどうとかはないから安心して」
「そ、そうですか! あ、ありがとうございます。……あれ? そうすると塩はどうするのでしょうか?」
「塩?」
何だ? 塩? 調味料の塩の事か?
「はい。騎士ゲー様が、大麦なんかと塩を交換して下さっていたのです」
「ああ……、この辺は商人が来ないのか?」
「はい、一度も来たことがございません。それで騎士ゲー様が時々村で取れる物と塩を交換して下さっていたのです」
ほう!
騎士ゲーも村人の役に立つ、良い事をしていたのか。
まあ、そういうのはジョバンニにやって貰えば良いだろう。
「それなら……。ジョバンニ! 村で取れる物と塩を交換してあげて!」
「わかりました。村長さん、村で取れるのは大麦だけですか? 小麦は?」
「この辺りは寒いので小麦はダメです。大麦を春まいて、夏に収穫しています」
そう言えば、この辺りは商業都市ザムザや王都よりも肌寒い。
ここで収穫出来るのは大麦なのか……。
日本人感覚だと大麦はヘルシーな穀物、麦茶だとか大麦入りのパンだとか良いイメージがある。
でも、この異世界だと大麦って馬の餌だよね……。正直、フリージア王国では、あんまりイメージの良い穀物じゃない。
うーん、この村の貧しいイメージが、俺の中で一気に加速してしまった。
ジョバンニも同じ思いみたいで、微妙な顔をしている。
だが、さすがはプロの商人だ!
すぐ営業スマイルに戻して、明るい声で話を進める。
「わかりました。他にどんな物を塩と交換していたのですか?」
「あとは、魔物の毛皮なんかです。森で狩りをしているのです」
「見せて貰えますか?」
「はい。今日の結婚式のお祝いで、ちょうど二匹さばきました」
村長が家の中に入って、手に毛皮を持って出て来た。
小さいな。ホーンラビット? ウサギ型の小型の魔物っぽいな。
「これです。あとこの角も騎士ゲー様は、お持ち帰りになっていました。あと大麦は二袋お持ちになる事が多かったです」
「なるほど、なるほど。では、大麦二袋とこの魔物の毛皮と角を、塩と交換希望ですね? ちなみに騎士ゲーは、どの位の塩と交換していましたか?」
「小さじ一杯です」
「え!?」
「え!?」
聞き間違いか?
小さじ一杯って村長さんが言ったような……。
「こ、小さじ一杯ですか?」
「ダメでしょうか?」
「いや、ダメではないですよ。アンジェロ様と相談して、交換しますので……」
フリージア王国は岩塩鉱山があるから、塩はそこまで高くない。商業都市ザムザなら、コップ一杯の塩が銅貨十枚くらい、日本円だと千円位で売っている。
もちろん日本のスーパーよりは高いけれど、それでも岩塩鉱山がない国に比べればかなり安い。
ここは僻地だから、運び賃が高くなるので運び賃をどう考えるかで値付けは変わると思うけど……。
塩と交換するホーンラビットの毛皮は、手袋なんかで需要があるし、角は粉薬になる。
それプラス大麦二袋で、塩小さじ一杯の交換は……。
騎士ゲーめ!
ボッタくっていたな!
ジョバンニも目で合図して来ている。
うん、黒丸師匠にホーンラビットの買い取り価格を確認してから回答しよう。
「うん、ジョバンニ、後で交換レートを決めるのでオッケーだよ。毛皮と角は預からせてくれ。他に何かある?」
初夜権と小さじ一杯の塩交換で、もうお腹一杯だ。
騎士ゲーが、これ以上やらかしていないと良いけれど……。
だが、俺の願いは届かなかったよ。
村長が真剣な表情をして俺に告げた。
「この先に盗賊が住み着いております」
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