追放王子の異世界開拓!~魔法と魔道具で、辺境領地でシコシコ内政します

武蔵野純平

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第七章 新たな住人

第115話 海獣人セイウチ族のヒマワリさん

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 カラン! カラーン!
 カラン! カラーン!

 キャランフィールドの街に鐘の音が響く。
 港に船が着くと、港に設置した鐘を鳴らして街全体に報せるのだ。

 最近は、あちこちから商船がキャランフィールドに訪れるようになった。

 海を挟んだエリザ女王国、ニアランド王国、メロビクス王大国、この三カ国の商船が多い。
 メロビクス王大国の西にあるカステリオ王国からもやってくる。

 ニアランド、メロビクスとは、今だに和平が結ばれていないが、商船の訪問は規制していない。
 アンジェロ領は食料生産が少ないから、輸入食料が必要だ。

 食べ物を持って来てくれれば、どこの国でもウェルカムだよ。
 スラムの住人を受け入れた事で、人も増えたから食料確保は優先事項なのだ。

 鐘の音を聞いて、ルーナ先生が早速港へ向かう。

「アンジェロ! ジョバンニ行こう! 食べ物が来た!」

「行きましょう!」

 従兄の商人ジョバンニを連れて、俺も港へ向かう。
 食堂勤務のおばちゃんたち二十人も一緒だ。

 食堂のおばちゃんたちは、キャランフィールドに住む五百人強の食事を供給している。
 食材によって、メニューが変わるから、おばちゃんたちにとって食材を積んだ船の訪問は重要イベントなのだ。

 港に着くと見慣れない船が来ていた。
 船の形は、地球世界のバイキング船に近い。
 商船より一回り小ぶりだ。

 船から降りて来たのは、長い髭を生やした大柄な男たちだ。
 毛皮を羽織り、兜をかぶり、格好はバイキングそのもの。
 男たちの中で一番大きな二メートルを超える大男が、ノンビリとした口調で俺を呼んだ。

「アンジェロさんは、いるかい?」

 俺は大男の前に進み出た。

 デカイ! 縦横にデカイ!
 相撲取りのようなどっしりした体格で、筋肉の上に脂肪がたっぷりのっている。

 俺は大男を見上げながら、挨拶をする。

「はじめまして。私がアンジェロです。そちらは?」

「いや~、アンタがアンジェロさんか~。俺はセイウチ族族長のヒマワリというんだ。よろしくな」

「セイウチ族? じゃあ、ヒマワリさんたちは獣人?」

「そうだ。海を縄張りにしてる獣人だ。この海を岸に沿って北上した所に住んでいて、エリザ女王国と交易してる」

 ヒマワリさんをよく見ると、大きなグローブのような手には水かきがついている。
 海を縄張りにしているというのも納得だ。

「エリザの港で、キャランフィールドの噂を聞いて来たんだ。魚を持ってきたが、交易できるかな?」

「歓迎しますよ!」

 フリージア王国でも、海の魚を食べる。
 隣国、ニアランド王国の港から運ばれてくるのだ。

 港から距離があるので、生魚ではなく、酢漬けの魚を食べる。
 フリージア王国では、海の魚は高級品なのだ。

 海産物があれば、料理のレパートリーが広がるので願ってもない取引だ!
 元日本人としては、胸が高鳴るね!

 ヒマワリ族長は、船の積み荷を見せてくれた。
 沢山の木箱に魚が入っている。

「この魚は、タラだよ。白身で身が引き締まってる。美味いぞ!」

 ルーナ先生が木箱をのぞき込む。

「美味しそう。フライにする」

「白身魚のフライ! 良いですね! ヒマワリさん、全部買いますよ!」

 脊髄反射的に爆買いを決めてしまった。
 だが、白身魚のフライ美味しいだろう!
 文句は言わせない。

 俺の買い物欲に火がついてしまった。
 俺はヒマワリさんをせかす。

「他には何かありませんか?」

「エビは、食べられるかい?」

「食べます!」

「そりゃ良かった! エリザの連中はエビを食わないから、余っちまうんだ。安くするから買ってくれ」

「全部、買いましょう!」

 ルーナ先生が、エビを見て不思議そうな顔をしている。

「アンジェロ。ニアランドのダンジョンにいるジャイアント・シュリンプに似ている。どうやって、食べる?」

 ああ、確かに似ている。
 ダンジョンに出るエビ型の魔物に似ているのだ。
 こっちは魔物ではなく、普通の甲殻類ね。

「エビフライが良いですね」

「えびふらい……」

「ソースでも良いし、タルタルソースを作りましょうか。サクッとした衣に濃厚なタルタルソース。噛めばエビのプリッとした身が絶品ですよ!」

「えびふらいで決定! エルフの里にもレシピを送る」

 俺はヒマワリさんに依頼した。

「うちの料理人にエビの下ごしらえを教えてもらえますか?」

「ああ、いいよ。じゃ、ちょっとお邪魔しようか」

 こうしてセイウチ族との素晴らしい海産物取引がスタートした。


 *


「しっかりやるのである! ミディアムは、横に回り込むのである!」

「うっせー! わかってるよ!」

 黒丸は、見習い冒険者五人組に、初の実戦を行わせていた。

 五人の名前は、ミディアム、カルビ、ジンジャー、レバ、ハツだ。
 年は五人とも十八才。

 だが、見た目は、年齢よりもかなり上に見える。
 栄養状態が悪かったことと、生まれ育った厳しい環境が、彼らを幼いままではいられなくしたのだ。

 五人の父母は、とうにいない。
 どこにいるのか?
 生きているのか、死んでいるのかも不明だ。

 五人は親の顔など見たことがない。

 気がつけばスラムの一角でゴミをあさり、泥水をすすり、盗み、殴り、ウソをつき、逃げ回り、殴られ、蹴られ、地べたに抑え付けられ……ありとあらゆる暴力と悪行、そして貧困にさらされてきたのだ。

 身を守る為に子供たちで徒党を組んだが、一人、また一人と死んでいった。
 病気や怪我で死ぬ場合もあれば、力の強い者に殺される場合もある。
 ただ、その日を乗り切る為だけに、しくじらないように……。


 ――地べたをなめるように生きてきたのであった。


 五人の冒険者パーティー名は、『砂利石』。

 五人のうち最も体格の良いカルビが、タンク。
 大きめの盾を持ち、武器は扱いやすい手斧だ。

 力のあるジンジャーが、メインアタッカー。
 片手剣に、丸盾を装備して、カルビと前衛を務める。

 後衛は二人。
 器用さのあるレバが弓士に、背の高いハツが槍士だ。

 そしてリーダーのミディアムは、遊撃担当。
 盗みの前科があるのだから盗賊役をやれと、黒丸が決めてしまった。

 獲物は石斧を持ったゴブリン一匹。
 ゴブリンと言えば弱い魔物の代表格だが、それでも素人には油断できない魔物である。

 フォーメーションは決まって、武器防具を貸し出してもらったが、五人は魔物との戦闘は初めてだ。

「GYA! GI! GI!」

 奇声を発しながらゴブリンが身をひるがえした。
 戦況不利と判断しての逃走である。

「「「「「あっ!」」」」」

 ゴブリンは、魔の森の中に消えた。

「くそっ! ツイてねえ!」

 リーダーのミディアムが地面を蹴って悔しがる。
 ミディアムはツキのせいにしたが、黒丸は彼らの行動に問題があると考え、すかさず口を挟んだ。

「反省会を行うのである! 戦闘を振り返るのである! 思い出すのである!」

 ミディアムが、溜息を一つついてから発言した。

「ダメだな……」

「ああ、ダメだ……」
「ホント、ダメだ」
「マジでダメだ」
「ダメだな」

 五人は、『ダメ』しか言わない。
 五人の様子を見て、黒丸は会話を誘導する。

「なぜ、ゴブリンは逃げたのであるか? どうやったら逃げられずに仕留められるであるか?」

 五人は黒丸をチラリと見た後、考えだした。
 やがてジンジャーがボソリとつぶやいた。

「ソッコーでボコボコにするってのは?」

「「「「……」」」」

 ジンジャーの言葉に反応がない。
 五人はスラムでケンカをした事はあっても、魔物との戦闘経験はないのだ。
 それゆえ、ジンジャーの意見が正しいのか、悪いのか判断が付かなかった。

 黒丸がサポートに入る。

「良い意見なのである。弱い魔物が相手の場合は、先手必勝も良い選択肢であるよ」

 ジンジャーが、ちょっと誇らしげに胸を張る。
 ジンジャーの意見が黒丸に肯定された事で、五人は気持ちが楽になった。

 徐々に思考が前向きになり、自分たちが経験したケンカと魔物との戦闘を重ね合わせて行く。
 ハツが何か思いついた。

「先手必勝がアリなら、不意打ちもアリじゃね?」

「あり……だよな?」

 リーダーのミディアムが、横目で黒丸に確認をする。

「不意打ちは、理想的である。魔の森のように障害物がある地形を上手く使うと良いのである」

 黒丸は、五人に手応えを感じていた。

(気が荒くてケンカ慣れしているせいか、魔物にビビらないのである。何とか自分たちの形を見つけて欲しいのである)

 自分たちの形、わかりやすく言うと必勝パターンである。

 アンジェロ、ルーナ、黒丸の三人『王国の牙』の必勝パターンは、黒丸が前に出て魔物の足を止め、後方からアンジェロとルーナが強力な魔法を打ち込む。

 もしも、魔法が効かない相手であれば、黒丸がオリハルコンの大剣でダメージを与える。
 ルーナが、回復役になり。
 アンジェロが遊撃・サブアタッカーを務める。

 この2つのパターンで、どんな魔物でも対応が出来る。

 アンジェロたちは規格外の冒険者パーティーだが、新人冒険者パーティーでも自分たちの必勝パターンが確立できれば、勝ち続けることが可能だ。

 もちろん、自分たちの実力相応の相手に限るが……。

 黒丸は五人が勝ち、生き残る事を望んでいた。

「では、不意打ちをするには、どうしたら良いであるか?」

「不意打ち……そりゃ、相手がこっちに気が付く前に襲いかかる……あっ!」

「そうである。ミディアムが獲物を探して、他の四人を静かに配置につけるのである」

「よ……よし! わかった! じゃあ、次の獲物を探す……で、良いんだよな?」

「正解である」

 ミディアムたち『砂利石』は、足を進めた。
 ミディアムが先行し、カルビ、ジンジャー、レバ、ハツが後を追う。

 十分ほど歩くと、川沿いに出た。

「!」

 ミディアムは、川で水を飲むゴブリンを見つけた。

(さっきの野郎か? 他に魔物は……いねえな!)

 ゴブリンに気が付かれないように、静かにその場を離れる。

 ミディアムは、仲間たちの所に戻ると興奮を抑えながら報告した。

「ゴブリンだ! たぶん、さっきの野郎だ! この先の川で水を飲んでやがる。一匹だけだ!」

「マジか!」
「やろうぜ!」

「待て待て! 慌てんなよ! ここが俺たちの町だと考えようぜ……。あそこの大きい通りにカモがいる……」

「大通り? ここは森の中だぜ?」
「バカ! ミディアムは、町にいるつもりで仕掛けるって言ってるんだ!」
「ああ、そうか!」
「ハツは少し足りねえからな」
「うるせえ!」

 後衛のハツとレバが、そんなやり取りでミディアムに応える。
 ミディアムは、戦い慣れたスラム街をイメージしようと呼びかけたのだ。

 ミディアムの提案に黒丸がゆっくりうなずく。

(慣れた戦い方を、この場に移植しようと言うのであるな。なかなか、良い提案なのである)

 ミディアムたち『砂利石』の五人は手早く打ち合わせて散開した。

 後衛の弓担当レバと槍担当ハツが、まっすぐに進み川原で休むゴブリンを見つけた。
 レバとハツは、川原から十メートル離れた魔の森の中に潜んでいる。

(まだ、気づいちゃいねえ……。そろそろ……か……?)

 レバは頃合いを見計らって、弓に矢をつがえた。
 この新人研修で毎日練習した弓だ。
 指に豆が出来ても、腕がだるくなっても、弓を引き続けた成果を見せようと、レバは張り切った。

 レバは、ゆっくりと深く呼吸をしながら、矢を放った。
 その矢は、山なりの軌道を描き、かろうじてゴブリンに向かって飛んだ。

 なにせ初心者が放った矢なのである。
 熟練者が放つような、まっすぐに進み空気を切り裂く矢ではない。
 おまけに狙いを外しそうだ。

 だが、幸運な事に川原に吹いた風が、レバの放った矢に力を貸した。
 外れそうになった矢は、よろめきながらもゴブリンの太ももに刺さったのだ。

「当たった!」

 レバは喜びの声を上げ、隣に座るハツもレバの背中を叩きながら祝福する。

「やったな! オイ!」

「バカ! 次はオマエの番だろ! 行け!」

「あっ!? そうか! うおおおお!」

 魔の森から飛び出したハツは、槍を振りかぶりゴブリンに向けて思い切り振り下ろした。
 川原の足場の悪さもあって、槍は空振りし川原の石を叩く。
 強い反動が槍から、ハツの手へ伝わる。

「イテエ! 痺れた!」

 ゴブリンは、ハツの槍をかわしたが、体勢は崩れ四つん這いになっていた。
 そこへ左右に回り込んだミディアム、ジンジャー、カルビが襲いかかった。

「おーし!」
「そいや!」
「オラ!」

 討伐成功!
 三人の攻撃を受け、ゴブリンは動かなくなった。

 黒丸は、魔の森の中から五人の戦闘を見ていた。

(ふむ。不意打ちと回り込みであるな。上手くやったのである!)

 魔の森から黒丸が姿を現すとリーダーのミディアムが吠えた。

「どうだ! 見たか!」

「うむ! 堂々の勝利である! 初勝利おめでとうである!」

「「「「「イエー!」」」」」

 冒険者パーティー『砂利石』の冒険が始まった。
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