176 / 358
第八章 メロビクス戦争2
第176話 グンマー・オア・トリート!
しおりを挟む
「グンマー・おあ・とりーと」
「は?」
同じ言葉を繰り返すルーナに、フォーワ辺境伯は困惑した。
(これは何かの合言葉であろうか……。グンマーとは、何だ……?)
グンマーはシメイ伯爵領の方言である。
グは、『強い』、『大きい』を意味する。
ンマーは、『うわー!』、『すげー!』といった、感嘆を意味する。
だが、フォーワ辺境伯は、当然知らない。
意味のない言葉にしか、聞こえないのだ。
困惑したフォーワ辺境伯が、マカロン男爵を見ると、すぐに目の前の女性を紹介した。
「こちらは、ルーナ・ブラケット殿です。アンジェロ王子の魔法の師であり、冒険者パーティー『王国の牙』のメンバーでいらっしゃる。ルーナ殿、こちらはフォーワ辺境伯です」
「よろしく。フォーワ辺境伯。私はルーナ・ブラケット。付け加えるとアンジェロの婚約者」
「おお! ご高名はかねがね伺っております!」
「グンマー・おあ・とりーと」
「え……」
フォーワ辺境伯の困惑は続く。
*
俺の天幕に黒丸師匠が入ってきた。
「アンジェロ少年。フォーワ辺境伯が到着したのである」
「来ましたか!」
フォーワ辺境伯は、メロビクス王大国南西部の雄と言われる人物だ。
北西部を抑えるギュイーズ侯爵は、既に我々に味方しているので、フォーワ辺境伯が味方してくれれば、西部が丸ごとこちらサイドになる。
じいが交渉をしてくれて、既に不戦の約束は取り付けてあるから、味方してくれる可能性は高いと見ているが……。
「打ち合わせ通り、マカロン男爵が野営地を案内しているのである」
「最後はグンマークロコダイルの所ですね?」
「そうである。タカサキたちを見せて、ビビらすのである」
ルーナ先生と黒丸師匠の希望で、見学ツアーの最後はグンマークロコダイル……。
ビビるかな?
多少なりともビビってくれれば、後々の交渉がやりやすい。
俺と黒丸師匠は、野営地の隅、グンマークロコダイルがいる場所へ向かった。
現在、グンマークロコダイルは四匹いる。
王都に置いてきた一匹のグンマークロコダイルが合流して、合計四匹になったのだ。
四匹目は、メスで名前はミドリ。
ルーナ先生に名前を付けろと言われて、俺が名付けた。
群馬県出身の美人声優さんが、みどり市出身なのでミドリ。
オス三匹に囲まれて、絶賛姫プレイ中のグンマークロコダイルだ。
俺と黒丸師匠が、グンマークロコダイルたちがいる場所に近づくとルーナ先生とマカロン男爵がいた。
そして、もう一人の男性、多分フォーワ辺境伯だろう。
ルーナ先生は、ミドリを両手で掲げフォーワ辺境伯に何か言っている。
何をしているのだろう?
「グンマー・おあ・とりーと。グンマーか、とりーとか、どちらか選ぶ」
「で、では! グンマー!」
フォーワ辺境伯が『グンマー』と言うと、ルーナ先生はかがみ込んだ。
フォーワ辺境伯の股間にミドリを近づけると、ミドリが――。
「ガブ♪」
「んんんんがーーーーーー!」
「「あ」」
俺と黒丸師匠は、呆気にとられた。
ルーナ先生は、グンマークロコダイルのミドリをフォーワ辺境伯の股間にかみつかせたのだ。
股間を押さえてうずくまるフォーワ辺境伯。
俺がこの前ハロウィーンを教えたら、やりたがっていたのだが……。
今のは、違うぞ!
ダメだろう!
ルーナ先生は、ゲラゲラ笑っている。
フォーワ辺境伯は、顔が真っ赤だ。
「ちょっ! ルーナ殿! かまれましたぞ!」
「大丈夫。ミドリはメス。メスの甘噛み。良かったね」
「良くは、ありませんぞ! 痛いです!」
「じゃあ、ヒール」
フォーワ辺境伯が、柔らかい緑色の光に包まれた。
ミドリに噛まれた痛さは、消えただろうが、来客にこれは不味い!
俺は慌てて割って入る。
「ルーナ先生! 違うから! トリック・オア・トリート! お菓子をもらうのですよ!」
「誰もお菓子をくれないからアレンジした」
他の人にもやったのか?
そりゃ、みんなノーリアクションだろう。
異世界では、ハロウィーンなんて誰もわからないよ。
「グンマー・おあ・とりーと!」
「ルーナ先生!」
また、ルーナ先生が、フォーワ辺境伯に無茶ぶりした。
ルーナ先生は、気に入るとしつこい。
「グンマー・おあ・とりーと!」
「えっと……。じゃあ、今度は、ト……トリート?」
「ふん!」
「ふおおお!」
ルーナ先生が、ミドリを振り回してケツバットをフォーワ辺境伯に食らわした。
悶絶するフォーワ辺境伯。
「ルーナ先生! ダメですって! なんで、トリートで、ケツバットなの! そこ、黒丸師匠! 笑わない! フォーワ辺境伯も返事をしない!」
「いや……ルーナ殿が楽しそうだったので、つい……」
「フォーワ辺境伯は良い人。気に入った」
何この状況……。
ルーナ先生も変なアレンジするなよ……。
*
フォーワ辺境伯との会談は、思いのほか順調だった。
フォーワ辺境伯は、参戦を約束してくれた。
「それでは、よろしくお願いします!」
「お任せを! このフォーワ! アンジェロ王子のお役に立ちましょうぞ!」
フォーワ辺境伯は、グースに乗って帰っていた。
「ま、まあ、結果的にビビらせたのである。交渉は成功であるな!」
「そうだ。そうだ」
黒丸師匠が無理矢理なフォローをし、ルーナ先生が尻馬に乗る。
グンマー・おあ・とりーとってなんだよ……。
股間にかみかれるか、ケツバットの二択なんて理不尽過ぎるだろう。
これ以上、犠牲者が出る前に、ルーナ先生の興味を違う方向へ向けよう。
もうすぐ、十二月だから……そうだ!
「ルーナ先生。クリスマスというお祭りの話しをしましょう……。俺が前にいた世界では、十二月二十四日に、チキンを食べて、恋人が共に夜を過ごすのです」
自分で話していて何だが……。
日本のクリスマスは、何か間違っている気がした。
「サンタクロースという人がいて――」
「ふーん。サンダーさん」
「サンタです!」
*
フォーワ辺境伯は、無事に領地に帰った。
戦況有利なフリージア王国軍のアンジェロ王子と友好的な関係を築き、アンジェロの婚約者であり、エルフの有力者でもあるルーナ・ブラケットに気に入られるという金星を拾ったのである。
「やれやれ、疲れた一日だったが、実りの多い一日だった」
その晩、フォーワ辺境伯は、ぐっすりと眠れた。
「は?」
同じ言葉を繰り返すルーナに、フォーワ辺境伯は困惑した。
(これは何かの合言葉であろうか……。グンマーとは、何だ……?)
グンマーはシメイ伯爵領の方言である。
グは、『強い』、『大きい』を意味する。
ンマーは、『うわー!』、『すげー!』といった、感嘆を意味する。
だが、フォーワ辺境伯は、当然知らない。
意味のない言葉にしか、聞こえないのだ。
困惑したフォーワ辺境伯が、マカロン男爵を見ると、すぐに目の前の女性を紹介した。
「こちらは、ルーナ・ブラケット殿です。アンジェロ王子の魔法の師であり、冒険者パーティー『王国の牙』のメンバーでいらっしゃる。ルーナ殿、こちらはフォーワ辺境伯です」
「よろしく。フォーワ辺境伯。私はルーナ・ブラケット。付け加えるとアンジェロの婚約者」
「おお! ご高名はかねがね伺っております!」
「グンマー・おあ・とりーと」
「え……」
フォーワ辺境伯の困惑は続く。
*
俺の天幕に黒丸師匠が入ってきた。
「アンジェロ少年。フォーワ辺境伯が到着したのである」
「来ましたか!」
フォーワ辺境伯は、メロビクス王大国南西部の雄と言われる人物だ。
北西部を抑えるギュイーズ侯爵は、既に我々に味方しているので、フォーワ辺境伯が味方してくれれば、西部が丸ごとこちらサイドになる。
じいが交渉をしてくれて、既に不戦の約束は取り付けてあるから、味方してくれる可能性は高いと見ているが……。
「打ち合わせ通り、マカロン男爵が野営地を案内しているのである」
「最後はグンマークロコダイルの所ですね?」
「そうである。タカサキたちを見せて、ビビらすのである」
ルーナ先生と黒丸師匠の希望で、見学ツアーの最後はグンマークロコダイル……。
ビビるかな?
多少なりともビビってくれれば、後々の交渉がやりやすい。
俺と黒丸師匠は、野営地の隅、グンマークロコダイルがいる場所へ向かった。
現在、グンマークロコダイルは四匹いる。
王都に置いてきた一匹のグンマークロコダイルが合流して、合計四匹になったのだ。
四匹目は、メスで名前はミドリ。
ルーナ先生に名前を付けろと言われて、俺が名付けた。
群馬県出身の美人声優さんが、みどり市出身なのでミドリ。
オス三匹に囲まれて、絶賛姫プレイ中のグンマークロコダイルだ。
俺と黒丸師匠が、グンマークロコダイルたちがいる場所に近づくとルーナ先生とマカロン男爵がいた。
そして、もう一人の男性、多分フォーワ辺境伯だろう。
ルーナ先生は、ミドリを両手で掲げフォーワ辺境伯に何か言っている。
何をしているのだろう?
「グンマー・おあ・とりーと。グンマーか、とりーとか、どちらか選ぶ」
「で、では! グンマー!」
フォーワ辺境伯が『グンマー』と言うと、ルーナ先生はかがみ込んだ。
フォーワ辺境伯の股間にミドリを近づけると、ミドリが――。
「ガブ♪」
「んんんんがーーーーーー!」
「「あ」」
俺と黒丸師匠は、呆気にとられた。
ルーナ先生は、グンマークロコダイルのミドリをフォーワ辺境伯の股間にかみつかせたのだ。
股間を押さえてうずくまるフォーワ辺境伯。
俺がこの前ハロウィーンを教えたら、やりたがっていたのだが……。
今のは、違うぞ!
ダメだろう!
ルーナ先生は、ゲラゲラ笑っている。
フォーワ辺境伯は、顔が真っ赤だ。
「ちょっ! ルーナ殿! かまれましたぞ!」
「大丈夫。ミドリはメス。メスの甘噛み。良かったね」
「良くは、ありませんぞ! 痛いです!」
「じゃあ、ヒール」
フォーワ辺境伯が、柔らかい緑色の光に包まれた。
ミドリに噛まれた痛さは、消えただろうが、来客にこれは不味い!
俺は慌てて割って入る。
「ルーナ先生! 違うから! トリック・オア・トリート! お菓子をもらうのですよ!」
「誰もお菓子をくれないからアレンジした」
他の人にもやったのか?
そりゃ、みんなノーリアクションだろう。
異世界では、ハロウィーンなんて誰もわからないよ。
「グンマー・おあ・とりーと!」
「ルーナ先生!」
また、ルーナ先生が、フォーワ辺境伯に無茶ぶりした。
ルーナ先生は、気に入るとしつこい。
「グンマー・おあ・とりーと!」
「えっと……。じゃあ、今度は、ト……トリート?」
「ふん!」
「ふおおお!」
ルーナ先生が、ミドリを振り回してケツバットをフォーワ辺境伯に食らわした。
悶絶するフォーワ辺境伯。
「ルーナ先生! ダメですって! なんで、トリートで、ケツバットなの! そこ、黒丸師匠! 笑わない! フォーワ辺境伯も返事をしない!」
「いや……ルーナ殿が楽しそうだったので、つい……」
「フォーワ辺境伯は良い人。気に入った」
何この状況……。
ルーナ先生も変なアレンジするなよ……。
*
フォーワ辺境伯との会談は、思いのほか順調だった。
フォーワ辺境伯は、参戦を約束してくれた。
「それでは、よろしくお願いします!」
「お任せを! このフォーワ! アンジェロ王子のお役に立ちましょうぞ!」
フォーワ辺境伯は、グースに乗って帰っていた。
「ま、まあ、結果的にビビらせたのである。交渉は成功であるな!」
「そうだ。そうだ」
黒丸師匠が無理矢理なフォローをし、ルーナ先生が尻馬に乗る。
グンマー・おあ・とりーとってなんだよ……。
股間にかみかれるか、ケツバットの二択なんて理不尽過ぎるだろう。
これ以上、犠牲者が出る前に、ルーナ先生の興味を違う方向へ向けよう。
もうすぐ、十二月だから……そうだ!
「ルーナ先生。クリスマスというお祭りの話しをしましょう……。俺が前にいた世界では、十二月二十四日に、チキンを食べて、恋人が共に夜を過ごすのです」
自分で話していて何だが……。
日本のクリスマスは、何か間違っている気がした。
「サンタクロースという人がいて――」
「ふーん。サンダーさん」
「サンタです!」
*
フォーワ辺境伯は、無事に領地に帰った。
戦況有利なフリージア王国軍のアンジェロ王子と友好的な関係を築き、アンジェロの婚約者であり、エルフの有力者でもあるルーナ・ブラケットに気に入られるという金星を拾ったのである。
「やれやれ、疲れた一日だったが、実りの多い一日だった」
その晩、フォーワ辺境伯は、ぐっすりと眠れた。
26
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる