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子ども達
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次の日も看病をしながら、料理や畑仕事を頑張ってもらった。
リーダーを呼んで、ここら辺の詳しい情報を教えてもらう事にした。
「他にもドワーフの里が2つほどある。俺達のいた山の隣とその奥の山だ。他の山は分からない。」
「じゃあ、夜の空に光る花みたいな物を見ても、そこに向かってはダメだと夢で言われましたか?」
「うーん、そんな夢の話しは聞いてない。人間か獣人族を奴隷にするように繰り返し夢に見たが、他の夢は見ていない。他の里の者からも聞いた事はないな。」
「そうですか。じゃあ、花火を打ち上げてみようかな。」
他のメンバーも賛成してくれ、今夜打ち上げる事にした。
夜までに家を出したりと準備を進める。
辺りが暗くなり始めたので、花火を打ち上げる。
それからしばらく待機だ。
2時間ほど経って、オーガが数人、エルフが数人。夜の9時頃にドワーフ数人がやってきた。
ドワーフにはドワーフ、エルフにはエルフ、オーガにはオーガで対応してもらった。
今夜は、ご飯を食べて泊まってもらう。
ご飯が終わるまで私達は出て行かない事にした。
ご飯を食べて落ち着いて、私が人間だけどここのリーダーだと説明が終わってから、話しに行く。
やはりオーガは人間だと思ってバカにしていたが、ワーガ達がいかに私が怖いかを熱弁していて、ワーガの態度を見て納得したらしい。
ちょっと失礼だと思う……。
ドワーフ、エルフは少し洗脳が解けたのか落ち着いて話しを聞いてくれた。
一晩ゆっくりしてもらい、朝もしっかりご飯を食べてもらった。
果物やおにぎりを全員に食べさせてからここに来てほしいと頼むと、すんなり了承してくれ、奴隷も必ず一緒に連れて来ると約束してくれる。
オーガ達は荷物持ちや、怪我人を運ぶ為に付き添ってくれた。
ここのオーガ達は、走って山に消えていった。
オーガ達が2時間ほどで戻ってきて、先にお風呂に入ったり家を決めたりしてもらう。
やはりここのオーガ達も美男美女ばかりだ。
ここの村の名前を決める事にした。
うーーん、今回は花の名前でいこう!
よし、ここは『たんぽぽ村』に決定!!
看板を出したりしていると、エルフ達が帰ってきた。かなりの人数だ。
奴隷は獣人族。やはり酷い状態の人が多い。
ハゼドンにエルフ達が食事を食べるようにしてもらい、手の空いた人達で少しの怪我や動ける人達はバスでブルー村に送ってもらい、動けなかったり、酷い怪我の人達を大きな2階建ての家を出して寝かせてもらった。
部屋は大きな20畳のワンフロアにした。
部屋を分けると容態が悪くなっても気づかないから、大部屋に寝てもらう。
最初に来たドワーフ達も手伝ってくれた。
ドワーフ達も帰ってきた。奴隷は獣人族。この辺りに人間の村は無かったようだ。
やはり酷い怪我をしていたり、病気なのかグッタリしている人が多い。
ハゼドンにドワーフのご飯を任せ、ブルー村に送ってもらったり、家に寝かせたりする。
ルールのおばあちゃんが、1人づつ診てくれている。
まだまだ列は続いていて、かなりの人数が来ているようだ。
ブルー村に向かうバスから女の人が飛び出してきて、私に泣きながら縋りついた。
「お願いします!お願いします!!私の子が……子ども達を助けてください。奴隷にされる時に置き去りにされたんです。お願いします……、どーか子ども達を……。」
「わかりました。大丈夫ですよ。必ず助けます。心配ならここに残りますか?」
「は、はい!!ここで待ちます!!」
ドワーフ達がいてもここに残ると言うので、残って場所を教えてもらう事にした。
とりあえずお風呂に入って、着替えてご飯を食べてもらった。
途中で倒れたりしたら大変だからと説得して、やっと食べてくれた。
ローガに背負ってもらい、十数人のオーガを連れて探しに行ってもらう。
他にも、うなされながら我が子を呼ぶ人が何人もいた。
子ども達を探しに行ったのは、狼の獣人族でチナさん。チナさんの話では、10歳くらいまでの子は、置き去りにされているようだ。
ユウやダイみたいに、こっそりと隠れていて、小さい子の面倒を見ている子達もいると話していた。
チナさんの子どもはまだ小さく男の子と女の子のようだ。話しから、だいたい4~5歳の女の子と2~3歳の男の子。
無事に見つかってほしい……。
夕方になりチナさん達が帰ってきた。
23人の子ども達が一緒だ。オーガがおんぶ紐に抱っこ紐で前後に子ども達をくっつけて帰ってきてくれた。
小さい子達は弱っていて急いで水分や栄養の補給をした。
もう少し遅かったら危なかったとルールのおばあちゃんが言っていた。
チナさんの子達もグッタリしている。食料もほとんど食べ尽くし、川の水を飲んで生活していた。
広い家を出して、チナさんと一緒に元気になるまで療養してもらう事にした。
何人かオーガに支えてもらってチナさんと一緒の里だった人達が我が子を探しにきていた。
まだ動ける状態じゃないけど、子どものことが心配で寝ていられなかったようだ。
無事に再会できた親子は、ここで一緒に療養してもらう事にした。引き離すなんてできない。
親に会えた事で子どもも安定した。
でも何人かは、我が子がいないと泣き叫んでいる。
話しができる子に聞くと、その子達は助けを呼んでくると言って山に入ってしまったそうだ。
リーダーを呼んで、ここら辺の詳しい情報を教えてもらう事にした。
「他にもドワーフの里が2つほどある。俺達のいた山の隣とその奥の山だ。他の山は分からない。」
「じゃあ、夜の空に光る花みたいな物を見ても、そこに向かってはダメだと夢で言われましたか?」
「うーん、そんな夢の話しは聞いてない。人間か獣人族を奴隷にするように繰り返し夢に見たが、他の夢は見ていない。他の里の者からも聞いた事はないな。」
「そうですか。じゃあ、花火を打ち上げてみようかな。」
他のメンバーも賛成してくれ、今夜打ち上げる事にした。
夜までに家を出したりと準備を進める。
辺りが暗くなり始めたので、花火を打ち上げる。
それからしばらく待機だ。
2時間ほど経って、オーガが数人、エルフが数人。夜の9時頃にドワーフ数人がやってきた。
ドワーフにはドワーフ、エルフにはエルフ、オーガにはオーガで対応してもらった。
今夜は、ご飯を食べて泊まってもらう。
ご飯が終わるまで私達は出て行かない事にした。
ご飯を食べて落ち着いて、私が人間だけどここのリーダーだと説明が終わってから、話しに行く。
やはりオーガは人間だと思ってバカにしていたが、ワーガ達がいかに私が怖いかを熱弁していて、ワーガの態度を見て納得したらしい。
ちょっと失礼だと思う……。
ドワーフ、エルフは少し洗脳が解けたのか落ち着いて話しを聞いてくれた。
一晩ゆっくりしてもらい、朝もしっかりご飯を食べてもらった。
果物やおにぎりを全員に食べさせてからここに来てほしいと頼むと、すんなり了承してくれ、奴隷も必ず一緒に連れて来ると約束してくれる。
オーガ達は荷物持ちや、怪我人を運ぶ為に付き添ってくれた。
ここのオーガ達は、走って山に消えていった。
オーガ達が2時間ほどで戻ってきて、先にお風呂に入ったり家を決めたりしてもらう。
やはりここのオーガ達も美男美女ばかりだ。
ここの村の名前を決める事にした。
うーーん、今回は花の名前でいこう!
よし、ここは『たんぽぽ村』に決定!!
看板を出したりしていると、エルフ達が帰ってきた。かなりの人数だ。
奴隷は獣人族。やはり酷い状態の人が多い。
ハゼドンにエルフ達が食事を食べるようにしてもらい、手の空いた人達で少しの怪我や動ける人達はバスでブルー村に送ってもらい、動けなかったり、酷い怪我の人達を大きな2階建ての家を出して寝かせてもらった。
部屋は大きな20畳のワンフロアにした。
部屋を分けると容態が悪くなっても気づかないから、大部屋に寝てもらう。
最初に来たドワーフ達も手伝ってくれた。
ドワーフ達も帰ってきた。奴隷は獣人族。この辺りに人間の村は無かったようだ。
やはり酷い怪我をしていたり、病気なのかグッタリしている人が多い。
ハゼドンにドワーフのご飯を任せ、ブルー村に送ってもらったり、家に寝かせたりする。
ルールのおばあちゃんが、1人づつ診てくれている。
まだまだ列は続いていて、かなりの人数が来ているようだ。
ブルー村に向かうバスから女の人が飛び出してきて、私に泣きながら縋りついた。
「お願いします!お願いします!!私の子が……子ども達を助けてください。奴隷にされる時に置き去りにされたんです。お願いします……、どーか子ども達を……。」
「わかりました。大丈夫ですよ。必ず助けます。心配ならここに残りますか?」
「は、はい!!ここで待ちます!!」
ドワーフ達がいてもここに残ると言うので、残って場所を教えてもらう事にした。
とりあえずお風呂に入って、着替えてご飯を食べてもらった。
途中で倒れたりしたら大変だからと説得して、やっと食べてくれた。
ローガに背負ってもらい、十数人のオーガを連れて探しに行ってもらう。
他にも、うなされながら我が子を呼ぶ人が何人もいた。
子ども達を探しに行ったのは、狼の獣人族でチナさん。チナさんの話では、10歳くらいまでの子は、置き去りにされているようだ。
ユウやダイみたいに、こっそりと隠れていて、小さい子の面倒を見ている子達もいると話していた。
チナさんの子どもはまだ小さく男の子と女の子のようだ。話しから、だいたい4~5歳の女の子と2~3歳の男の子。
無事に見つかってほしい……。
夕方になりチナさん達が帰ってきた。
23人の子ども達が一緒だ。オーガがおんぶ紐に抱っこ紐で前後に子ども達をくっつけて帰ってきてくれた。
小さい子達は弱っていて急いで水分や栄養の補給をした。
もう少し遅かったら危なかったとルールのおばあちゃんが言っていた。
チナさんの子達もグッタリしている。食料もほとんど食べ尽くし、川の水を飲んで生活していた。
広い家を出して、チナさんと一緒に元気になるまで療養してもらう事にした。
何人かオーガに支えてもらってチナさんと一緒の里だった人達が我が子を探しにきていた。
まだ動ける状態じゃないけど、子どものことが心配で寝ていられなかったようだ。
無事に再会できた親子は、ここで一緒に療養してもらう事にした。引き離すなんてできない。
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でも何人かは、我が子がいないと泣き叫んでいる。
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