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第2章この度、学生になりました。
39*睡眠欲は人間の三大欲求の一つです。
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「ふぁ~・・・。」
授業中、大きめのあくびを我慢しきれずに思わず出てしまいました。
「チャコ、寝不足か?」
そのあくびを見たディナンが、心配そうにのぞき込んで聞いてきます。この国では珍しい、黒い瞳がとても綺麗です。というか、欠伸だけでこんなに心配してくれるとか・・・ディナンはちょっと優しすぎます。まぁ、大げさ・・・ともいいますけどね。ふふ。
「そうなの。小説が面白すぎて・・・次の展開が気になっちゃって気になっちゃって、寝るタイミング逃しちゃって…へへ。」
「本は逃げないんだから、ちゃんと寝ないとだめだぞ?なんだか顔色も悪いし…次は実技の授業だから、見学か保健室で寝てきた方が良いんじゃないか?」
「うーん。寝不足くらいで授業休んじゃだめでしょ!大丈夫、今日は早めに家に帰って休むようにするからさ。」
「そうか?無理はするなよ?」
「うん、ありがとう・・・って、先生こっちめっちゃ見てるよ。ほら、前向いて!」
コソコソと、ディナンと話していると先生と目が合ってしまいました。私は思わず先生にニコッと微笑むと、先生に少し呆れたような顔をされましたが、一応成績もいい方だし不真面目な生徒ではないからか先生は見逃してくれて、授業を続けてくれました。これでも、一応、優等生ですからね!ふふん。
眠くなる座学がやっと終わって、実技を行うための場所へリリと移動していると、ディナン追いかけてきました。
「チャコ、本当に休まなくてよかったのか?」
「うん。大丈夫だよ~。体を動かしたら眠さも消えるだろうし!」
「そうか?まぁ、無理はしないようにな?」
「うん。ありがとう。」
ぽんぽんと頭を撫でられました。うわ~・・・彼氏彼女っぽいやりとりに、すこし・・・いや、かなり頬が緩んでしまいます。
「幸せそうで何よりですわ。チャコ。」
ニヤニヤと笑いながらリリに言われました。えへへ
*****
実技は、男女別です。男子は、剣や体術の授業が中心で、女子は暴漢対策の身を守るための授業です。
今回の授業は、現実的に暴漢対策をするために学校の中庭に男の人が隠れていて、一人で歩いているところを襲ってくるという設定です。
女生徒、1人づつ三方向からそれぞれ歩いて中庭に入って、食堂に戻ってくるというものです。なので、女子はお茶を飲みながら食堂で自分の名前が呼ばれるのを待ちます。
「では次。ティナ・エヴァンス、リリア・イルハウェル、アンナ・カレーニア。前に出てきなさい。」
実技の先生に名前を呼ばれて、前に出ます。
「では、ティナさんはC地点から。リリアさんはB地点から、アンナさんはA地点から出発してください。それぞれの地点までは、この先生が送ります。それぞれの出発地点に着いたら、着いた順に出発してココに戻ってきてください。戻ってくる道のどこかに一人、暴漢役の先生が隠れています。なので、その先生から合格のスタンプをもらってから、帰ってくるように。」
「「「はい。」」」
先生に軽く説明を受けて、それぞれの地点へ移動します。
A地点に最初に着いて、アンナ様と別れます。
アンナ様は、ほとんど初めて一人で歩くらしくてとても箱入り娘なんだなって思いました。その為か、少し緊張してましたが、なんにしても顔見知りの先生が相手なので大丈夫と笑っていました。
続いて、B地点に着いてリリとも別れます。
「じゃあ、チャコ。また後でね!」
軽い足取りでリリはさっさと中庭に進んでいきました。
まぁ、リリは心配いらないですね。数年前に、それこそ本当に誘拐未遂があったらしく、その時はアルノーさんが一瞬で制圧してくれたから良かったんですが、これからもしもの事を考えてその時から体術と剣術を習ってると言ってました。
「では、ティナさんはここから出発となります。」
それぞれの事を考えていたらあっという間に自分の出発地点に着きました。
あれ、私だけちょっと遠くない?・・・まぁ、入り口が三つだけしかないから仕方ないのかもしれませんが。
「はい。ありがろうございます。ルー先生。」
「っ!・・・お気をつけて。」
ルー先生は一瞬驚いたように目を見張った後、すぐに頭を下げて食堂へ戻って行きました。
先生の名前を憶えてたから驚いたのでしょうか?まぁ、とりあえずパパっと食堂に帰りますかね。
「でも、ルー先生って前髪あげて眼鏡取ったら絶対いい感じのイケメンな気がするんだよねぇ~。ほかの先生と比べて若いし。・・・あ、もしかして、前髪あげるとモテちゃうからわざと陰キャ演じてるとかかな?」
ルー先生って、モンティー先生と仲良かったよね?推定年齢はルー先生は26歳・・・モンティー先生は38歳・・・?年齢差は12歳。一回りかぁ。うん。いい感じです。ちょうどいいです。
そうなると、モンティー先生は結構熱血指導タイプだけど、ルー先生は陰キャでポツポツ話すような先生。全く正反対の二人だけど、ソコもまたいい。
で、どうせならルー先生が圧倒的攻めだったらとてもよk・・・・・・
ガサガサッ
「後ろががら空きだぞ!ティナ・エヴァンス!」
「わあ!」
あ、噂をすれば、モンティー先生が出てきました。暴漢役の先生は、モンティー先生だったみたいです。・・・独り言、聞かれてないですよね?
モンティー先生は、私の後ろから抱き着く形で襲ってきました。私は、モンティー先生の左手を握りながら身を屈めて、肘を思いっきりモンティー先生のみぞおちに一発お見舞いします。
「ぐぉ!?」
「ふんっ!!」
その後、持っていた左手をくるりと捻り上げました。
「いでででで!!わかった、大丈夫、合格だ!合格だから、手を放してくれ!!いでえ!」
「あ、ありがとうございます。」
パッと先生の手を離します。
先生は、腕をさすりながら合格を証明するためのスタンプをくれました。
「うん。お前はいつ襲われても大丈夫だな。これからも精進するように!」
いいのか悪いのかわからない誉め言葉?をもらって苦笑いが出てしまいます。
「はい。ありがとうございます。」
「では、速やかに食堂に帰るように。」
「はい。では、失礼します。」
そこで先生と別れて、食堂に向かいました。
よかった、先生普通でしたもんね?独り言、聞かれてはなかったようです。
思ってることブツブツ声に出ちゃうのちゃんと気を付けないとですね。
でも、頭の中だけだとエスカレートしちゃってすごい事になっちゃうので声に出してた方がも妄想がはかどるというか、纏まるというかなんというか・・・・・あれ?
ガサガサ・・・
「へっへっ。お前がティナ・エヴァンスだな?」
「・・・。」
先生は暴漢役は“一人”って言ってました。
と、いう事は、この三人はただの暴漢って事ですか?いや、名前を聞かれただけだからまだ暴漢じゃないですかね?
「おい、答えろ。お前がティナ・エヴァンスか?」
「・・・あなた方は?女性に声をかけるときは自分からって紳士教育でならいませんでしたの?」
「っ!生意気なっ!」
「おい、熱くなるな。あの方の所へ連れて行けばいいだけなんだ。これだけ受け答えしてる時点で本人なのはわかるだろう?」
リーダー的な人なのか、冷静に頭に血が上った人に言い聞かせました。
「で、エヴァンス嬢。手荒なことはしたくない。我々と一緒に来てくれないか?」
「いまは授業中ですよ?いやです。単位が取れなくなりますもの。」
「はは。確かにな。でも、君はいつも誰かと一緒にいるだろう?だから、今しか誘える時が無いんだよ。お願いだ。」
「嫌です。たとえ時間がある時だとしても、女性一人に複数の男性を連れてこられるような方とはどこにも行きたくありません。」
「・・・じゃあ、仕方ないな。」
「?」
リーダー的な男が何やら視線で合図をしたと思ったら・・・・
チクッ
「いたっ!」
肩に小さな痛みが走りました。
肩を見ると、羽の付いた小さな矢が刺さっています。
すると、急に眩暈がして・・・・・・
ドサ・・・・
「大人しくしていれば、悪いようにはしませんよ。・・・・多分ね。」
男がニヤリと嫌な笑いをしているのを最後に私の記憶は途切れた。
授業中、大きめのあくびを我慢しきれずに思わず出てしまいました。
「チャコ、寝不足か?」
そのあくびを見たディナンが、心配そうにのぞき込んで聞いてきます。この国では珍しい、黒い瞳がとても綺麗です。というか、欠伸だけでこんなに心配してくれるとか・・・ディナンはちょっと優しすぎます。まぁ、大げさ・・・ともいいますけどね。ふふ。
「そうなの。小説が面白すぎて・・・次の展開が気になっちゃって気になっちゃって、寝るタイミング逃しちゃって…へへ。」
「本は逃げないんだから、ちゃんと寝ないとだめだぞ?なんだか顔色も悪いし…次は実技の授業だから、見学か保健室で寝てきた方が良いんじゃないか?」
「うーん。寝不足くらいで授業休んじゃだめでしょ!大丈夫、今日は早めに家に帰って休むようにするからさ。」
「そうか?無理はするなよ?」
「うん、ありがとう・・・って、先生こっちめっちゃ見てるよ。ほら、前向いて!」
コソコソと、ディナンと話していると先生と目が合ってしまいました。私は思わず先生にニコッと微笑むと、先生に少し呆れたような顔をされましたが、一応成績もいい方だし不真面目な生徒ではないからか先生は見逃してくれて、授業を続けてくれました。これでも、一応、優等生ですからね!ふふん。
眠くなる座学がやっと終わって、実技を行うための場所へリリと移動していると、ディナン追いかけてきました。
「チャコ、本当に休まなくてよかったのか?」
「うん。大丈夫だよ~。体を動かしたら眠さも消えるだろうし!」
「そうか?まぁ、無理はしないようにな?」
「うん。ありがとう。」
ぽんぽんと頭を撫でられました。うわ~・・・彼氏彼女っぽいやりとりに、すこし・・・いや、かなり頬が緩んでしまいます。
「幸せそうで何よりですわ。チャコ。」
ニヤニヤと笑いながらリリに言われました。えへへ
*****
実技は、男女別です。男子は、剣や体術の授業が中心で、女子は暴漢対策の身を守るための授業です。
今回の授業は、現実的に暴漢対策をするために学校の中庭に男の人が隠れていて、一人で歩いているところを襲ってくるという設定です。
女生徒、1人づつ三方向からそれぞれ歩いて中庭に入って、食堂に戻ってくるというものです。なので、女子はお茶を飲みながら食堂で自分の名前が呼ばれるのを待ちます。
「では次。ティナ・エヴァンス、リリア・イルハウェル、アンナ・カレーニア。前に出てきなさい。」
実技の先生に名前を呼ばれて、前に出ます。
「では、ティナさんはC地点から。リリアさんはB地点から、アンナさんはA地点から出発してください。それぞれの地点までは、この先生が送ります。それぞれの出発地点に着いたら、着いた順に出発してココに戻ってきてください。戻ってくる道のどこかに一人、暴漢役の先生が隠れています。なので、その先生から合格のスタンプをもらってから、帰ってくるように。」
「「「はい。」」」
先生に軽く説明を受けて、それぞれの地点へ移動します。
A地点に最初に着いて、アンナ様と別れます。
アンナ様は、ほとんど初めて一人で歩くらしくてとても箱入り娘なんだなって思いました。その為か、少し緊張してましたが、なんにしても顔見知りの先生が相手なので大丈夫と笑っていました。
続いて、B地点に着いてリリとも別れます。
「じゃあ、チャコ。また後でね!」
軽い足取りでリリはさっさと中庭に進んでいきました。
まぁ、リリは心配いらないですね。数年前に、それこそ本当に誘拐未遂があったらしく、その時はアルノーさんが一瞬で制圧してくれたから良かったんですが、これからもしもの事を考えてその時から体術と剣術を習ってると言ってました。
「では、ティナさんはここから出発となります。」
それぞれの事を考えていたらあっという間に自分の出発地点に着きました。
あれ、私だけちょっと遠くない?・・・まぁ、入り口が三つだけしかないから仕方ないのかもしれませんが。
「はい。ありがろうございます。ルー先生。」
「っ!・・・お気をつけて。」
ルー先生は一瞬驚いたように目を見張った後、すぐに頭を下げて食堂へ戻って行きました。
先生の名前を憶えてたから驚いたのでしょうか?まぁ、とりあえずパパっと食堂に帰りますかね。
「でも、ルー先生って前髪あげて眼鏡取ったら絶対いい感じのイケメンな気がするんだよねぇ~。ほかの先生と比べて若いし。・・・あ、もしかして、前髪あげるとモテちゃうからわざと陰キャ演じてるとかかな?」
ルー先生って、モンティー先生と仲良かったよね?推定年齢はルー先生は26歳・・・モンティー先生は38歳・・・?年齢差は12歳。一回りかぁ。うん。いい感じです。ちょうどいいです。
そうなると、モンティー先生は結構熱血指導タイプだけど、ルー先生は陰キャでポツポツ話すような先生。全く正反対の二人だけど、ソコもまたいい。
で、どうせならルー先生が圧倒的攻めだったらとてもよk・・・・・・
ガサガサッ
「後ろががら空きだぞ!ティナ・エヴァンス!」
「わあ!」
あ、噂をすれば、モンティー先生が出てきました。暴漢役の先生は、モンティー先生だったみたいです。・・・独り言、聞かれてないですよね?
モンティー先生は、私の後ろから抱き着く形で襲ってきました。私は、モンティー先生の左手を握りながら身を屈めて、肘を思いっきりモンティー先生のみぞおちに一発お見舞いします。
「ぐぉ!?」
「ふんっ!!」
その後、持っていた左手をくるりと捻り上げました。
「いでででで!!わかった、大丈夫、合格だ!合格だから、手を放してくれ!!いでえ!」
「あ、ありがとうございます。」
パッと先生の手を離します。
先生は、腕をさすりながら合格を証明するためのスタンプをくれました。
「うん。お前はいつ襲われても大丈夫だな。これからも精進するように!」
いいのか悪いのかわからない誉め言葉?をもらって苦笑いが出てしまいます。
「はい。ありがとうございます。」
「では、速やかに食堂に帰るように。」
「はい。では、失礼します。」
そこで先生と別れて、食堂に向かいました。
よかった、先生普通でしたもんね?独り言、聞かれてはなかったようです。
思ってることブツブツ声に出ちゃうのちゃんと気を付けないとですね。
でも、頭の中だけだとエスカレートしちゃってすごい事になっちゃうので声に出してた方がも妄想がはかどるというか、纏まるというかなんというか・・・・・あれ?
ガサガサ・・・
「へっへっ。お前がティナ・エヴァンスだな?」
「・・・。」
先生は暴漢役は“一人”って言ってました。
と、いう事は、この三人はただの暴漢って事ですか?いや、名前を聞かれただけだからまだ暴漢じゃないですかね?
「おい、答えろ。お前がティナ・エヴァンスか?」
「・・・あなた方は?女性に声をかけるときは自分からって紳士教育でならいませんでしたの?」
「っ!生意気なっ!」
「おい、熱くなるな。あの方の所へ連れて行けばいいだけなんだ。これだけ受け答えしてる時点で本人なのはわかるだろう?」
リーダー的な人なのか、冷静に頭に血が上った人に言い聞かせました。
「で、エヴァンス嬢。手荒なことはしたくない。我々と一緒に来てくれないか?」
「いまは授業中ですよ?いやです。単位が取れなくなりますもの。」
「はは。確かにな。でも、君はいつも誰かと一緒にいるだろう?だから、今しか誘える時が無いんだよ。お願いだ。」
「嫌です。たとえ時間がある時だとしても、女性一人に複数の男性を連れてこられるような方とはどこにも行きたくありません。」
「・・・じゃあ、仕方ないな。」
「?」
リーダー的な男が何やら視線で合図をしたと思ったら・・・・
チクッ
「いたっ!」
肩に小さな痛みが走りました。
肩を見ると、羽の付いた小さな矢が刺さっています。
すると、急に眩暈がして・・・・・・
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