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番外編その4 本当の家族として 俯瞰視点(4)
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「マリエット君、驚かせてすまないな。この部屋に関する説明をする前に、まずはこちらを受け取って欲しい」
「マリエットちゃん、ようこそロールド家へ。改めて、貴女を歓迎するわ」
マリエットが言葉を失っていると――。2人によって、綺麗な花束が手渡されました。
「ぁ、ありがとうございます……っ。か、固まってしまってすみません……っ」
「ううん、ビックリするのは当然よ。それじゃあ、内装の説明をするわね」
ようやく我に返ったマリエットに、くすりと微笑んで。ディエスとリーティルは、食堂内をぐるりと眺め回しました。
「マリエット君。これはね、我々の心を表しているのだよ」
「…………こころ…………」
「そう、心。…………たっぷりと装飾を施した右半分は、『ロールド侯爵家の人間として貴女を歓迎します』という気持ち。普段通りになっている左半分はね、『家族として貴女を歓迎します』という気持ちなの」
目の前に広がっている、風変わりな内装。この景色には、そういった意味が、想いが、込められていたのです。
「マリエット君、我々はね。家族の条件は、血だけではないと思うのだよ」
「両者の間にちゃんとした気持ちがあれば、本物の家族になれる。戸籍上そうなのではなく、真の意味でね、家族になれると思うの」
ディエスと、リーティル。2人は一歩前に出て、ディエスはマリエットの右手を。リーティルはマリエットの左手を、両手でそっと握り締めました。
※突然申し訳ございません。
今日、完結とする予定だったのですが……。このお話を執筆している途中で、一人暮らしの友人の介抱(病院などへの同行)を、することになりまして……。
その影響で途中までしか書けず、本日分は中途半端なところで終わることとなってしまいました。
明日は必ず、最後まで書かせていただきますので。どうか、お許しくださいませ。
「マリエットちゃん、ようこそロールド家へ。改めて、貴女を歓迎するわ」
マリエットが言葉を失っていると――。2人によって、綺麗な花束が手渡されました。
「ぁ、ありがとうございます……っ。か、固まってしまってすみません……っ」
「ううん、ビックリするのは当然よ。それじゃあ、内装の説明をするわね」
ようやく我に返ったマリエットに、くすりと微笑んで。ディエスとリーティルは、食堂内をぐるりと眺め回しました。
「マリエット君。これはね、我々の心を表しているのだよ」
「…………こころ…………」
「そう、心。…………たっぷりと装飾を施した右半分は、『ロールド侯爵家の人間として貴女を歓迎します』という気持ち。普段通りになっている左半分はね、『家族として貴女を歓迎します』という気持ちなの」
目の前に広がっている、風変わりな内装。この景色には、そういった意味が、想いが、込められていたのです。
「マリエット君、我々はね。家族の条件は、血だけではないと思うのだよ」
「両者の間にちゃんとした気持ちがあれば、本物の家族になれる。戸籍上そうなのではなく、真の意味でね、家族になれると思うの」
ディエスと、リーティル。2人は一歩前に出て、ディエスはマリエットの右手を。リーティルはマリエットの左手を、両手でそっと握り締めました。
※突然申し訳ございません。
今日、完結とする予定だったのですが……。このお話を執筆している途中で、一人暮らしの友人の介抱(病院などへの同行)を、することになりまして……。
その影響で途中までしか書けず、本日分は中途半端なところで終わることとなってしまいました。
明日は必ず、最後まで書かせていただきますので。どうか、お許しくださいませ。
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