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27話:カイラ vs デバラジ ③
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《*ルドラ視点*》
「奴隷のオレにとっちゃ、この体質は神の賜物さ。お陰で奉公先でも重宝された」
そしてルドラは視線を蝶に向ける。
「あんな虫の毒、俺には効かない」
「おのれ…」
突如、どこからともなく鋭利な長剣が飛んできて、ルドラの身体の周りに集った。
「ちっ、来たか」
剣が飛んできた方へ舌打ちして、ルドラは構えた。
「おのれクソガキがっ!!」
そこへ10本の剣をまとわせた少年が、猛獣のような表情で飛び込んできた。
「よくもボクを愚弄したな!」
「そこまで暇じゃないよ」
はあ、とルドラは息をつく。
「おいマヘンドラ、キミまで来たのか」
「デバラジ! そうか、ここはあんたのエリアだったか。すまん、割り込んでしまった」
十二神将マヘンドラは、礼儀正しくデバラジに頭を下げた。
「先にあの新人が飛び込んできた。キミの獲物だったか」
「……情けない話だが、翻弄されて逃げられてしまって…」
「ならば、共闘といこうじゃないか」
「ああ!」
十二神将同士タッグを組んだことが判り、ルドラはメンドクサそうに小さく舌打ちした。
(カイラは動けない、俺とバラー・ルドラで相手するしかない)
ルドラの≪トイネン≫も隣に到着した。
(こっちの剣は合わせて12本、あっちは合わせて20本とプラス魔法かあ…)
(アールシュが言ってたように、マヘンドラって剣の使い方が上手いな)
*** 回想 ***
「剣士の能力の高さは、見た目で一発で判る」
「どこで?」
「纏わせている剣の本数だ」
ルドラが纏わせているのは6本。
「じゃあ、10本出してるセスは、凄いってことだね」
「そうだね」
出せる剣の本数は、最大で10本。
壁際でアールシュとルドラを見ていたセスは、「ふふん」と得意そうに笑う。
「剣は君の手足と同じだ。攻撃にも防御にも自在に使いこなせる」
「1本1本別の動きをさせようとすると、混乱しちゃうんだ」
「こればかりは、慣れるしかないね」
アールシュは肩をすくめて苦笑いを浮かべた。
「セス、ルドラにアドバイス」
「慣れろ、以上だ」
「短すぎ!」
「あははははっ」
******
(結局慣れろの一点張りだった。まあ、それしかないとオレも思うけどさ)
あれから3か月間、必死でコントロールを学び、今はだいぶ手足同然に動かせている。しかし十二神将マヘンドラは、ルドラよりも巧みに剣を動かす。マヘンドラの≪トイネン≫もそうだ。
(ていうか、≪分身≫同士の戦いって言ってなかったっけ? なんでソティラス同士の戦闘のほうが激熱になってるんだよ…)
≪トイネン≫をサポートするために、ソティラスは動くんだと思っていたルドラは、自身がメインの戦闘になっていて呆れてしまう。
(まあ、ソティラスを殺したほうが、≪トイネン≫を次々出さなくていいからなんだろうけど)
「バラー・ルドラ、あっち2人の≪トイネン≫、1人で相手できるか?」
「剣士と魔法士か。まあ、やってみるさ。潰されれば新しく出せばいい」
「だな」
ルドラとバラー・ルドラは、揃って口の端に笑みを滲ませた。
「先手必勝、こっちから仕掛ける!!」
ルドラは手を下に振り下ろす。正面の長剣2本がデバラジとマヘンドラに1本ずつ襲い掛かった。
それを合図に、バラー・ルドラが前に躍り出た。
攻撃を止めていた八大蛇王が、炎の勢いを増して再びルドラたちに襲い掛かってきた。
「邪魔だ!!」
ルドラが一喝すると、残り4本の剣は水平になって回転を始める。
旋回スピードが上がり、プロペラのようになった。
「行け!」
剣は旋回したまま浮き上がり、八大蛇王の頭の付け根に食い込んで、次々に頭を落としていった。
ボトボトと重い音を立てて頭が落ちていく。
「んなっ」
ルドラの剣を杖で応戦していたデバラジが、ギョッと目を剥いた。
八大蛇王の頭をすべて斬り落としたルドラの剣は、そのまま周囲を羽ばたき続ける毒蝶ナットカッも切り刻んでいった。
「マ、マヘンドラ!!」
「判っている!」
悲鳴を上げるデバラジに、マヘンドラは舌打ちする。
マヘンドラの10本剣はまったく機能しておらず、たった1本のルドラの剣に翻弄され続けていた。
10本対1本。マヘンドラの剣たちが別々の動きをしても、ルドラの剣はすぐさまぶつかってきて阻止される。あまりにも的確に。
その様子を見ながら、ルドラは自分の指を強く噛む。
「カイラ、オレの血を飲め」
「えっ」
「解毒効果がある。すぐに動けるようになるはずだ」
「わ、判った」
差し出された血の滴るルドラの指を、カイラは躊躇いつつも口に咥えた。
ピリリッとした衝撃が、ルドラの身内を貫く。
カイラに指を吸いたてられて、ルドラの心臓が急に早鐘を打ち始めた。
(お、オレ、しっかりしろ! 何考えてるんだこんな時にっ)
(……カイラの唇の感触が……舌まで触れて…)
思わずムラッときて、ルドラはボッと赤面して慌てて頭を振った。
「アタシの≪トイネン≫にも飲ませていい?」
「あ、ああ」
焦って返事をしていると、
「これなら避けられまい!!」
マヘンドラが剣を振り上げ突っ込んできていた。
「ヤバッ」
ルドラは素早く4本剣を呼び戻し、間一髪マヘンドラが振り下ろしてきた剣を弾く。
「あぶっ…」
マヘンドラに飛ばしていた剣を握り、4本の剣は防御に回した。
暫くはマヘンドラもルドラと剣1本を自ら振り上げ切り結び、9本の剣はルドラの4本剣と攻防を繰り広げていた。
《*カイラ視点*》
ルドラが言ったように、血の効果はすぐに出始めてきた。
(凄い、痺れが段々落ち着いてきて、息もしやすくなったわ)
カイラは自身の≪トイネン≫を見上げると、バリー・カイラもホッとしたような表情をしていた。
何度も手を握り、肩を動かす。
(よし、これならもう戦える)
「あなたはデバラジの≪トイネン≫を、私はデバラジを相手にするわ」
「判りました」
「反撃開始よ!」
カイラは勢いよく立ち上がり、バリー・カイラも目標目掛けて駆けだした。
「もういけるんだね? カイラ」
「ええ! ありがとうルドラ、デバラジは任せて!」
「任せた!」
カイラは迷わずデバラジ目掛けて走り出した。
「うあっ」
ルドラの剣を防いでいたデバラジは、目の前にカイラが迫ってますます慌てた。その拍子に草に足を取られて、後ろに倒れ込んだ。
「お返しよ!!」
大きく足を振り上げて、踵落としがデバラジの腹に炸裂した。
「ぐぼぁっ」
唾液を吐きだし、デバラジは白目を剥いた。
「まだまだ!」
カイラはすかさず回し蹴りをデバラジの顔の横に見舞う。そして硬く握った拳を脳天に振り下ろす。
「どどめよ!」
しかしその瞬間、カイラは素早く横に身体を反らせた。
「なに!?」
カイラの頬を、スレスレに何かが過っていった。
何かが飛んできた方へ素早く視線を向けると、青い服が見えた。
「アルジェンサイドのソティラス?」
カイラが気付いたことで、青い服を着たソティラスの少年は身を翻す。
「みんな気を付けて! アルジェン王子のソティラスが遠隔攻撃で狙ってきてる!!」
「なに!」
「なんだと!?」
ルドラとマヘンドラが、視線を周囲に飛ばす。
そして発砲する音が辺りに響く。
「銃器士ね!」
弾道を見極め、カイラは飛んできた方へ駆けだした。
「奴隷のオレにとっちゃ、この体質は神の賜物さ。お陰で奉公先でも重宝された」
そしてルドラは視線を蝶に向ける。
「あんな虫の毒、俺には効かない」
「おのれ…」
突如、どこからともなく鋭利な長剣が飛んできて、ルドラの身体の周りに集った。
「ちっ、来たか」
剣が飛んできた方へ舌打ちして、ルドラは構えた。
「おのれクソガキがっ!!」
そこへ10本の剣をまとわせた少年が、猛獣のような表情で飛び込んできた。
「よくもボクを愚弄したな!」
「そこまで暇じゃないよ」
はあ、とルドラは息をつく。
「おいマヘンドラ、キミまで来たのか」
「デバラジ! そうか、ここはあんたのエリアだったか。すまん、割り込んでしまった」
十二神将マヘンドラは、礼儀正しくデバラジに頭を下げた。
「先にあの新人が飛び込んできた。キミの獲物だったか」
「……情けない話だが、翻弄されて逃げられてしまって…」
「ならば、共闘といこうじゃないか」
「ああ!」
十二神将同士タッグを組んだことが判り、ルドラはメンドクサそうに小さく舌打ちした。
(カイラは動けない、俺とバラー・ルドラで相手するしかない)
ルドラの≪トイネン≫も隣に到着した。
(こっちの剣は合わせて12本、あっちは合わせて20本とプラス魔法かあ…)
(アールシュが言ってたように、マヘンドラって剣の使い方が上手いな)
*** 回想 ***
「剣士の能力の高さは、見た目で一発で判る」
「どこで?」
「纏わせている剣の本数だ」
ルドラが纏わせているのは6本。
「じゃあ、10本出してるセスは、凄いってことだね」
「そうだね」
出せる剣の本数は、最大で10本。
壁際でアールシュとルドラを見ていたセスは、「ふふん」と得意そうに笑う。
「剣は君の手足と同じだ。攻撃にも防御にも自在に使いこなせる」
「1本1本別の動きをさせようとすると、混乱しちゃうんだ」
「こればかりは、慣れるしかないね」
アールシュは肩をすくめて苦笑いを浮かべた。
「セス、ルドラにアドバイス」
「慣れろ、以上だ」
「短すぎ!」
「あははははっ」
******
(結局慣れろの一点張りだった。まあ、それしかないとオレも思うけどさ)
あれから3か月間、必死でコントロールを学び、今はだいぶ手足同然に動かせている。しかし十二神将マヘンドラは、ルドラよりも巧みに剣を動かす。マヘンドラの≪トイネン≫もそうだ。
(ていうか、≪分身≫同士の戦いって言ってなかったっけ? なんでソティラス同士の戦闘のほうが激熱になってるんだよ…)
≪トイネン≫をサポートするために、ソティラスは動くんだと思っていたルドラは、自身がメインの戦闘になっていて呆れてしまう。
(まあ、ソティラスを殺したほうが、≪トイネン≫を次々出さなくていいからなんだろうけど)
「バラー・ルドラ、あっち2人の≪トイネン≫、1人で相手できるか?」
「剣士と魔法士か。まあ、やってみるさ。潰されれば新しく出せばいい」
「だな」
ルドラとバラー・ルドラは、揃って口の端に笑みを滲ませた。
「先手必勝、こっちから仕掛ける!!」
ルドラは手を下に振り下ろす。正面の長剣2本がデバラジとマヘンドラに1本ずつ襲い掛かった。
それを合図に、バラー・ルドラが前に躍り出た。
攻撃を止めていた八大蛇王が、炎の勢いを増して再びルドラたちに襲い掛かってきた。
「邪魔だ!!」
ルドラが一喝すると、残り4本の剣は水平になって回転を始める。
旋回スピードが上がり、プロペラのようになった。
「行け!」
剣は旋回したまま浮き上がり、八大蛇王の頭の付け根に食い込んで、次々に頭を落としていった。
ボトボトと重い音を立てて頭が落ちていく。
「んなっ」
ルドラの剣を杖で応戦していたデバラジが、ギョッと目を剥いた。
八大蛇王の頭をすべて斬り落としたルドラの剣は、そのまま周囲を羽ばたき続ける毒蝶ナットカッも切り刻んでいった。
「マ、マヘンドラ!!」
「判っている!」
悲鳴を上げるデバラジに、マヘンドラは舌打ちする。
マヘンドラの10本剣はまったく機能しておらず、たった1本のルドラの剣に翻弄され続けていた。
10本対1本。マヘンドラの剣たちが別々の動きをしても、ルドラの剣はすぐさまぶつかってきて阻止される。あまりにも的確に。
その様子を見ながら、ルドラは自分の指を強く噛む。
「カイラ、オレの血を飲め」
「えっ」
「解毒効果がある。すぐに動けるようになるはずだ」
「わ、判った」
差し出された血の滴るルドラの指を、カイラは躊躇いつつも口に咥えた。
ピリリッとした衝撃が、ルドラの身内を貫く。
カイラに指を吸いたてられて、ルドラの心臓が急に早鐘を打ち始めた。
(お、オレ、しっかりしろ! 何考えてるんだこんな時にっ)
(……カイラの唇の感触が……舌まで触れて…)
思わずムラッときて、ルドラはボッと赤面して慌てて頭を振った。
「アタシの≪トイネン≫にも飲ませていい?」
「あ、ああ」
焦って返事をしていると、
「これなら避けられまい!!」
マヘンドラが剣を振り上げ突っ込んできていた。
「ヤバッ」
ルドラは素早く4本剣を呼び戻し、間一髪マヘンドラが振り下ろしてきた剣を弾く。
「あぶっ…」
マヘンドラに飛ばしていた剣を握り、4本の剣は防御に回した。
暫くはマヘンドラもルドラと剣1本を自ら振り上げ切り結び、9本の剣はルドラの4本剣と攻防を繰り広げていた。
《*カイラ視点*》
ルドラが言ったように、血の効果はすぐに出始めてきた。
(凄い、痺れが段々落ち着いてきて、息もしやすくなったわ)
カイラは自身の≪トイネン≫を見上げると、バリー・カイラもホッとしたような表情をしていた。
何度も手を握り、肩を動かす。
(よし、これならもう戦える)
「あなたはデバラジの≪トイネン≫を、私はデバラジを相手にするわ」
「判りました」
「反撃開始よ!」
カイラは勢いよく立ち上がり、バリー・カイラも目標目掛けて駆けだした。
「もういけるんだね? カイラ」
「ええ! ありがとうルドラ、デバラジは任せて!」
「任せた!」
カイラは迷わずデバラジ目掛けて走り出した。
「うあっ」
ルドラの剣を防いでいたデバラジは、目の前にカイラが迫ってますます慌てた。その拍子に草に足を取られて、後ろに倒れ込んだ。
「お返しよ!!」
大きく足を振り上げて、踵落としがデバラジの腹に炸裂した。
「ぐぼぁっ」
唾液を吐きだし、デバラジは白目を剥いた。
「まだまだ!」
カイラはすかさず回し蹴りをデバラジの顔の横に見舞う。そして硬く握った拳を脳天に振り下ろす。
「どどめよ!」
しかしその瞬間、カイラは素早く横に身体を反らせた。
「なに!?」
カイラの頬を、スレスレに何かが過っていった。
何かが飛んできた方へ素早く視線を向けると、青い服が見えた。
「アルジェンサイドのソティラス?」
カイラが気付いたことで、青い服を着たソティラスの少年は身を翻す。
「みんな気を付けて! アルジェン王子のソティラスが遠隔攻撃で狙ってきてる!!」
「なに!」
「なんだと!?」
ルドラとマヘンドラが、視線を周囲に飛ばす。
そして発砲する音が辺りに響く。
「銃器士ね!」
弾道を見極め、カイラは飛んできた方へ駆けだした。
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