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Reigner -河崎悠里と言う女-
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ドラマの番宣に来たアイドルが珍解答連発でクスクスと笑っていたら横のエイレンが拗ねた表情でいきなり私の肩を掴み自分の方に無理やり向けた。
「翼さんは僕の事どう思っているんですか?挨拶の時も従兄弟ならまだしも嫁ってなんですか?嫁って!!嫁は翼さんが近い将来僕の物になってなるものですけど。」
私のおでことエイレンのおでこがくっつくくらいエイレンは顔を近づける。
恥ずかしくて目を瞑っていたが、もうそろそろ大丈夫かなと恐る恐る目を開けると近距離のエイレンの瞳から微かにだけどアイツに見た狂気的な物を感じ、目の前が真っ白になり意識が”アノ当時”に呼び戻されそうになったが唇を強く噛んで意識を戻した瞬間、体の震えと過呼吸が襲いかかってきたがエイレンに心配かけさせないと自力でなんとか抑えた。
「ごめん。私恋愛経験無いに等しいくらい乏しから気持ちとかうまく表せられなくて。
でもってさ、エイレン私なんかよりも断然可愛いからついつい『嫁』って言っちゃいたくなるんだよね。」
二ヘラっと微笑みをエイレンに向ける。
「可愛いより、カッコいいって男としては言われたいんだけど。お風呂沸いたから翼さん先に入っちゃって。」
エイレンも普通に戻った感じだ。
「じゃあ、入らせてもらいます。」
いそいそとお風呂に入り、ゆっくり入らずにほぼ烏の行水で出てエイレンと交換した。
エイレンがお風呂に入ってる間、緊張を紛らわすでSNSで面白そうなハッシュタグを探していたら”#イケメン妄想 裏設定”を発見。
裏設定ってなんだと見たら顔が瞬時に熱くなってハワハワハワハワと取り乱す。
エイレン出ないよなと風呂場を見ると、シャワーの音がするからまだ大丈夫。
内容がほぼエロい!!!。
「あわわわ!これは!これは!!何これ!こんなのエイレンに言われたら・・・。流されちゃう。顔熱っ!火照り冷めろ!!こんな顔見られた恥ずかしくて死んじゃう!!」
ソファーでエイレンお気に入りの抱きぬいぐるみを抱きしめながら悶えまくる。
「翼さん、なにやってんの?」
「ふわっ!!!いや、な、な、なにも・・・。も、妄。なんでもない!なんでもないんだから!!」と抱きぬいぐるみに顔を押し当ててソファーの上でバタバタとバタ足で悶え倒す。
「ふーん。じゃあ、髪乾かして。」
ドライヤーのコンセントさしてドライヤーを私の腰にグリグリと押し当てる。
少し落ち着いたので、ソファーに座ってエイレンの髪を乾かし始める。彼の髪を触ると落ち着くし癒される。気になるのはツムジあたりの髪が乾かす度に手のひらがくすぐったくなるくらい。
髪も乾きドライヤーを止めていそいそとコンセントを抜き片付けて寝ようとしたら、エイレンに腕を掴まれて。
「さっきお風呂入ってる時に考えたんだけど。翼さんって恋愛経験が乏しいからそんな態度なのは納得する。だけどね、乏しいんだったら手取り足取りなんだったら体で教えて翼ちゃんの色々な初めて俺がもらっていくから覚悟しといてね。」
振り返るとエイレンは何か企んでるような笑顔を浮かべ間髪入れず立ち上がり私の頬にキス。
「おやすみなさーい。」と勝ち誇ったドヤ顔でスキップしながら部屋に入るエイレン。
妄想の奴よりも凄い事言われてるわ私、これからどうなっちゃうの!!
※
「うーわーうーわー!!。言っちゃった!言っちゃった!手取り足取り体って。ネットでエッチな台詞の勉強しただけあったわ。
まずは1人の男性って意識、そこから始めないとな。前途多難だけどそれもまた良し!
まあ、俺も翼ちゃんのこと言えないくらい恋愛経験皆無に等しいから明日CDショップで良さげな恋愛ドラマのBlu-ray買って勉強しよう。
そして、翼ちゃんにキスしちゃった。初キッス!初キッス!ほっぺた柔らかかったし、あの表情無茶苦茶可愛過ぎるあれ反則!。1週間おかずに出来ちゃうよ。うわわわわ!」
部屋に入った瞬間にエイレンもベッドで悶えまくってましたとさ。
「翼さんは僕の事どう思っているんですか?挨拶の時も従兄弟ならまだしも嫁ってなんですか?嫁って!!嫁は翼さんが近い将来僕の物になってなるものですけど。」
私のおでことエイレンのおでこがくっつくくらいエイレンは顔を近づける。
恥ずかしくて目を瞑っていたが、もうそろそろ大丈夫かなと恐る恐る目を開けると近距離のエイレンの瞳から微かにだけどアイツに見た狂気的な物を感じ、目の前が真っ白になり意識が”アノ当時”に呼び戻されそうになったが唇を強く噛んで意識を戻した瞬間、体の震えと過呼吸が襲いかかってきたがエイレンに心配かけさせないと自力でなんとか抑えた。
「ごめん。私恋愛経験無いに等しいくらい乏しから気持ちとかうまく表せられなくて。
でもってさ、エイレン私なんかよりも断然可愛いからついつい『嫁』って言っちゃいたくなるんだよね。」
二ヘラっと微笑みをエイレンに向ける。
「可愛いより、カッコいいって男としては言われたいんだけど。お風呂沸いたから翼さん先に入っちゃって。」
エイレンも普通に戻った感じだ。
「じゃあ、入らせてもらいます。」
いそいそとお風呂に入り、ゆっくり入らずにほぼ烏の行水で出てエイレンと交換した。
エイレンがお風呂に入ってる間、緊張を紛らわすでSNSで面白そうなハッシュタグを探していたら”#イケメン妄想 裏設定”を発見。
裏設定ってなんだと見たら顔が瞬時に熱くなってハワハワハワハワと取り乱す。
エイレン出ないよなと風呂場を見ると、シャワーの音がするからまだ大丈夫。
内容がほぼエロい!!!。
「あわわわ!これは!これは!!何これ!こんなのエイレンに言われたら・・・。流されちゃう。顔熱っ!火照り冷めろ!!こんな顔見られた恥ずかしくて死んじゃう!!」
ソファーでエイレンお気に入りの抱きぬいぐるみを抱きしめながら悶えまくる。
「翼さん、なにやってんの?」
「ふわっ!!!いや、な、な、なにも・・・。も、妄。なんでもない!なんでもないんだから!!」と抱きぬいぐるみに顔を押し当ててソファーの上でバタバタとバタ足で悶え倒す。
「ふーん。じゃあ、髪乾かして。」
ドライヤーのコンセントさしてドライヤーを私の腰にグリグリと押し当てる。
少し落ち着いたので、ソファーに座ってエイレンの髪を乾かし始める。彼の髪を触ると落ち着くし癒される。気になるのはツムジあたりの髪が乾かす度に手のひらがくすぐったくなるくらい。
髪も乾きドライヤーを止めていそいそとコンセントを抜き片付けて寝ようとしたら、エイレンに腕を掴まれて。
「さっきお風呂入ってる時に考えたんだけど。翼さんって恋愛経験が乏しいからそんな態度なのは納得する。だけどね、乏しいんだったら手取り足取りなんだったら体で教えて翼ちゃんの色々な初めて俺がもらっていくから覚悟しといてね。」
振り返るとエイレンは何か企んでるような笑顔を浮かべ間髪入れず立ち上がり私の頬にキス。
「おやすみなさーい。」と勝ち誇ったドヤ顔でスキップしながら部屋に入るエイレン。
妄想の奴よりも凄い事言われてるわ私、これからどうなっちゃうの!!
※
「うーわーうーわー!!。言っちゃった!言っちゃった!手取り足取り体って。ネットでエッチな台詞の勉強しただけあったわ。
まずは1人の男性って意識、そこから始めないとな。前途多難だけどそれもまた良し!
まあ、俺も翼ちゃんのこと言えないくらい恋愛経験皆無に等しいから明日CDショップで良さげな恋愛ドラマのBlu-ray買って勉強しよう。
そして、翼ちゃんにキスしちゃった。初キッス!初キッス!ほっぺた柔らかかったし、あの表情無茶苦茶可愛過ぎるあれ反則!。1週間おかずに出来ちゃうよ。うわわわわ!」
部屋に入った瞬間にエイレンもベッドで悶えまくってましたとさ。
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