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7話 テストとか嫌!
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「ヒントとかないの?」
「あのさ、僕転校してきたばかりなんだよ? 縁起のいいもの持ってる人なんて知ってるわけないじゃん」
……それもそうだ。
でもノーヒントはなあ……
聞いて回るしかないかな……
『ちなみに不合格だと、今までの事全て忘れてもらうよ』
と、フデコが言った。
「え? 記憶消せるの?」
『さあね~。物理的に頭打って忘れてもらうかも』
「えええ!」
乱暴すぎる!
こ、これはなんとしてでも頑張らないと……
「ちょっとフデコ」
『これくらい言った方がやる気でるでしょ。それに、情報収集とかできる奴なら使えるって』
使えるって……なかなか良い言い方じゃないよね……
でもまあ、役にたてると思わせられれば仲間にしてもらえるわけだし、いっちょやってみっか!
♢
――翌日
「縁起の良いもの? さあ?」
「ないね~」
「神社のお守りとか?」
とりあえず友だちに声をかけまくったけど成果はなかった。
神社のお守りは誰しもが思いつく事だし、小田くんが近所の神社は調べ済みだからノーカウントだってさ。
友だち以外にも聞かなきゃダメってことか……
ううう~あまり話した事ない人に声かけるのはちょっとなあ……
元気満々でお話大好きみたいに思われるかもだけど、それ友だち限定なんだよね……
あまり知らない人とか先生には話しかけるの苦手で……
その割には小田くんにはグイグイいってたけどね。妖精という非日常があたしに力をくれたのだと思うよ。
――そうだよ! その非日常パワーあれば話しかけられるかも!
「小田くんおはよ~」
「……おはよう」
お、小田くん目当ての女子グループがやってきたよ。
これは……話しかけるチャンス。
「あ、あの~」
ロボットみたいな機械音が聞こえそうなカチコチした動きであたしはその女の子に話しかける。
……なんて名前だっけこの子。
「えっと……あ、ナミコちゃんだっけ? なに?」
少し考えてから思い出した名前がそれかい!!
くそ! ダイキチのヤツがナミコナミコ言うから定着してるじゃんか!
いや誰? みたいになるよりはマシかもだけど! あたしにとっては不服なあだ名なんだからね!
誰が人並みじゃい!
――って、今はそんなこと言ってる場合じゃないよね。えっと……なんだっけ?
うわ! 緊張して何言うつもりだったか忘れてしまった……
これが頭が真っ白になるってヤツう!?
「あ、の、え、ええと……」
「――?」
どわあああ! は、恥ずかしくなってきたあ!
えーん誰か助けてえ!!
「……望月さん、縁起の良いものってなにかない?」
――!
小田くんが助け船出してくれたあ!!
ありがとう~好きぃ~!
「縁起の良いもの?」
「そ、そそそそそれそれ! あ、あたしもそれ聞きたくて!」
うわわ! 舌かみそうになったよ! 恥ずかし!
「う~ん特にないかなあ。ノブナガくんは?」
うわすごいなこの子。質問を逆に返したよ。小田くんとの仲深めるために利用してくるとは……
越後屋、お主も悪よのお……みたいなヤツ?
え、違う?
「あいにく、僕にはそういうのないんだ。だからさ、縁起のよいものがあるならあやかりたいかなって」
「そうなんだあ~小田くんってそういうの信じるタイプなんだねえ。妖精といいさ!」
「……まあね」
あ、あれ……話進んでくね。あたし関係なく。
あ、あれ? これだとあたしが見つけたことにならない?
それじゃダメじゃんか!
でもこの子は結局知らないみたいだし……
違う子にあたるかな。
「おっ! ノブナガ公! 今度は縁起物探しですか! それで天下取りですかね!」
うげ、うるさい坊主頭こと、ダイキチがやってきた。邪魔だなあ。
「おいナミコ。二人のトークの邪魔みてえだぞ」
「うるせえ」
おまえは入ってくるなよなあ……
「ナミコ~おまえみたいなフツーなやつはノブナガ公のとこいちゃダメなんだぞ?」
しつこいなあ。なんなんだよ。あたしが小田くんの所にいたらなんかマズイの?
「あたしも縁起物探してるんだよ。邪魔なのはあんただ!」
「おまえも? 縁起物ならあるぜ」
――え?
「ど、どんなの?」
「バットだよバット」
バット?
「バットってバットエンド的な意味の?」
「違う違う! バカだなあ。野球のバットだよ! ボール打つ道具!」
野球? ああ、確かダイキチのやつ、少年野球チームに入ってたね。
「そのバットを使うとな、なーんか打てたり、試合に勝てるんだよな。家の由緒正しい歴史のあるバットなんだぜ」
野球のルールはようわからんけど、なんか縁起物っぽいね……
とりあえず調べてみる?
でもダイキチの家とか行きたくないなあ。
「あのさ、僕転校してきたばかりなんだよ? 縁起のいいもの持ってる人なんて知ってるわけないじゃん」
……それもそうだ。
でもノーヒントはなあ……
聞いて回るしかないかな……
『ちなみに不合格だと、今までの事全て忘れてもらうよ』
と、フデコが言った。
「え? 記憶消せるの?」
『さあね~。物理的に頭打って忘れてもらうかも』
「えええ!」
乱暴すぎる!
こ、これはなんとしてでも頑張らないと……
「ちょっとフデコ」
『これくらい言った方がやる気でるでしょ。それに、情報収集とかできる奴なら使えるって』
使えるって……なかなか良い言い方じゃないよね……
でもまあ、役にたてると思わせられれば仲間にしてもらえるわけだし、いっちょやってみっか!
♢
――翌日
「縁起の良いもの? さあ?」
「ないね~」
「神社のお守りとか?」
とりあえず友だちに声をかけまくったけど成果はなかった。
神社のお守りは誰しもが思いつく事だし、小田くんが近所の神社は調べ済みだからノーカウントだってさ。
友だち以外にも聞かなきゃダメってことか……
ううう~あまり話した事ない人に声かけるのはちょっとなあ……
元気満々でお話大好きみたいに思われるかもだけど、それ友だち限定なんだよね……
あまり知らない人とか先生には話しかけるの苦手で……
その割には小田くんにはグイグイいってたけどね。妖精という非日常があたしに力をくれたのだと思うよ。
――そうだよ! その非日常パワーあれば話しかけられるかも!
「小田くんおはよ~」
「……おはよう」
お、小田くん目当ての女子グループがやってきたよ。
これは……話しかけるチャンス。
「あ、あの~」
ロボットみたいな機械音が聞こえそうなカチコチした動きであたしはその女の子に話しかける。
……なんて名前だっけこの子。
「えっと……あ、ナミコちゃんだっけ? なに?」
少し考えてから思い出した名前がそれかい!!
くそ! ダイキチのヤツがナミコナミコ言うから定着してるじゃんか!
いや誰? みたいになるよりはマシかもだけど! あたしにとっては不服なあだ名なんだからね!
誰が人並みじゃい!
――って、今はそんなこと言ってる場合じゃないよね。えっと……なんだっけ?
うわ! 緊張して何言うつもりだったか忘れてしまった……
これが頭が真っ白になるってヤツう!?
「あ、の、え、ええと……」
「――?」
どわあああ! は、恥ずかしくなってきたあ!
えーん誰か助けてえ!!
「……望月さん、縁起の良いものってなにかない?」
――!
小田くんが助け船出してくれたあ!!
ありがとう~好きぃ~!
「縁起の良いもの?」
「そ、そそそそそれそれ! あ、あたしもそれ聞きたくて!」
うわわ! 舌かみそうになったよ! 恥ずかし!
「う~ん特にないかなあ。ノブナガくんは?」
うわすごいなこの子。質問を逆に返したよ。小田くんとの仲深めるために利用してくるとは……
越後屋、お主も悪よのお……みたいなヤツ?
え、違う?
「あいにく、僕にはそういうのないんだ。だからさ、縁起のよいものがあるならあやかりたいかなって」
「そうなんだあ~小田くんってそういうの信じるタイプなんだねえ。妖精といいさ!」
「……まあね」
あ、あれ……話進んでくね。あたし関係なく。
あ、あれ? これだとあたしが見つけたことにならない?
それじゃダメじゃんか!
でもこの子は結局知らないみたいだし……
違う子にあたるかな。
「おっ! ノブナガ公! 今度は縁起物探しですか! それで天下取りですかね!」
うげ、うるさい坊主頭こと、ダイキチがやってきた。邪魔だなあ。
「おいナミコ。二人のトークの邪魔みてえだぞ」
「うるせえ」
おまえは入ってくるなよなあ……
「ナミコ~おまえみたいなフツーなやつはノブナガ公のとこいちゃダメなんだぞ?」
しつこいなあ。なんなんだよ。あたしが小田くんの所にいたらなんかマズイの?
「あたしも縁起物探してるんだよ。邪魔なのはあんただ!」
「おまえも? 縁起物ならあるぜ」
――え?
「ど、どんなの?」
「バットだよバット」
バット?
「バットってバットエンド的な意味の?」
「違う違う! バカだなあ。野球のバットだよ! ボール打つ道具!」
野球? ああ、確かダイキチのやつ、少年野球チームに入ってたね。
「そのバットを使うとな、なーんか打てたり、試合に勝てるんだよな。家の由緒正しい歴史のあるバットなんだぜ」
野球のルールはようわからんけど、なんか縁起物っぽいね……
とりあえず調べてみる?
でもダイキチの家とか行きたくないなあ。
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