モノツキフェアリー
あたしエミコ! 小学五年生の女の子!
クラスメイトからは平凡だとか普通だとか並みだとか言われる女の子なんだ。
失礼しちゃうよね!
普通なんか嫌でさ、どうにか普通じゃない事したいなってずっと思ってた。
そんな時、現れたイケメン転校生の小田くん。彼は自己紹介の後、クラスメイトに話しかけられるとこう言ったんだよ。
「妖精を探してる」……って。
何言ってるのって思うよね? クラスメイトのみんな、そしてあたしも思った。
……でもある日、あたしは妖精とお話してる小田くんを見たんだ! 驚いたよ! だって現実に妖精は存在したんだよ!
こんなの全然普通じゃないよね!
普通じゃない妖精探し……
あたしはめちゃくちゃウキウキしてる!
お願い小田くん! あたしも仲間に入れて!
「お断りするよ」
ええええ!?
あたしを仲間にしてくれないの!?
なんで!?
意味がわからなかった!
だって仲間多い方が妖精見つける力になれるじゃん!
小田くんはあたしの何を気に入らないんだろ?
でもあたしは折れない!
絶対仲間にしてもらうんだ!
そうして無理やりにでも関わっていくと、妖精はあらゆる物にとりついたりして潜んでるんだって!
縁起のいい物、使いやすい物、そういったポジティブな気分になる物ってあるよね?
実はそれ、妖精が物についてるから、らしいんだよ!
妖精が力を貸してくれてる?
いやそうとは限らない?
実は妖精にもいろいろ種類がいるらしいんだよ。ワクワクするよね! 詳しく知りたくなってくる!
物につく妖精、いわゆるモノツキフェアリー!!
ダメだと言われたってあたしは小田くんについて妖精探し手伝うんだからね!
…ところで小田くんはなんで妖精を探してるんだろ。
あたしみたいな好奇心ってわけじゃなさそう…
小田くんと話してた妖精は友だちみたいだけど……
え?妖精と友だちになりたい?
それならあたしだって同じだよ!
同じなら仲間にしてよ小田くん!
そんな、物についた妖精達やクラスメイト達の騒動あり、事件ありの、学校とあたし達の住む町での小さい冒険!
みんな、楽しんでもらえると嬉しいな!
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それならあたしだって同じだよ!
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