奪われた身体

カフェ院

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真昼の悩み

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真昼はよく歌を歌うようになった。

嫌な事があるとそれを忘れるかのように歌を歌う子供になっていった。

その真昼の嫌なことは月夜という赤ちゃんの日常の内容が真昼にテレパシーみたいな感じで伝わってくることだった。

真昼が鯖の味噌煮を食べている時に、なぜかミルクの味が口に広がったように感じたり、なにかをしている時にミルクの味が口に広がった感じになることだった。

それと月夜を呼ぶ声が真昼にも伝わる事が起こりはじめていた。

つまり味覚と聴覚がペアリングしていて、真昼側だけにシェアされているのだ。

真昼はそんな事親にいっても信じてくれないと思い自分で何とかして解決方法を探すようになった。

解決方法は案外早くに見つかった。

真昼がみかんを食べるとそれはなぜか治るようになったのだ。

なぜ、みかんなのか真昼には検討もつかなった。

でもみかんは好きだったのでそんなことで治るのだったいいかと思った。

こうして真昼はみかん味の食べ物を持ち歩くようになった。

真昼もこれで落ち着いて暮らせると思いホッとした。

このことをお父さんに相談した。

真昼のお父さん
「お父さんは真昼が嘘でそんなことを言っているように思えない。そんな大変なことよく今まで辛抱してきたね。でも何か変な事が起こったら、お母さんにも相談するんだよ。このことはお父さんがお母さんに伝えておくよ。」

真昼
「ありがとう。パパでも大丈夫。みかん味の食べ物を食べればいいだけだし。それに面白いことを聞けて楽しかったりもするんだ。」

真昼のお父さん
「本当なのか?何かあったら言うんだぞ。」

一方月夜はそんな事に気づかない事が続いた。
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