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4 ボーケンシャギルドです
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「あれがニンゲンの街?」
「そうだな……」
東に向けて飛び続けていると、やっと街に辿り着いた。
わー、あれがニンゲンの街か。
建物が沢山ある! うちは木の家だったけど、ニンゲン族の家は岩で出来ていてとっても頑丈そうだ。
「パパ。あそこの1番大きな家は?」
空から見下ろす街の真ん中付近に、他の建物とは比べ物にならないくらい豪華で大きな家が建っていた。
「あれはお城だ……あそこにお姫様という美しいニンゲンが居るようだ……そう本に書いてある……」
「へー、じゃあ、あそこに行ってみよう!」
「待つのだリュカよ……オレ達が向かうのは城ではない。冒険者ギルドだ」
「えー、お城に行ってみようよ」
「ギルドは多様性のある組織だ……オレ達のような余所者も受け入れて貰えるだろう……このマークが描かれた旗を探すのだ……」
パパと同じドラゴンのマークだ。これが冒険者ギルドを意味するマークらしい。
飛行魔法で街の上空を飛び回り、冒険者ギルドの旗を探す。
街をサルの群れが行き交っている……あれがニンゲンなのかな?
パパの言っていた通り、私にそっくりだけどニンゲンは華やかで可愛らしい格好をしている。
「ねぇパパ……私もあの服を着てみたいな」
「リュカよ……ニンゲンに興味を持つのは良い兆候だ……ギルドに言ったら交渉してみるか……」
「やったー!」
それから暫くの間、ギルドを探して街を飛び周り。やっと、ドラゴンの旗が靡く建物を発見した。
「ギルドの旗を見つけたぞ……」
「街の外にあったんだねー」
冒険者ギルドがあったのは、街を覆う壁の外だ。
ようやくギルドの近くに着陸し、長い飛行の旅を終えた。
「あー疲れた。肩凝ったかもー」
「翼がないリュカが長時間飛行できるのは、日頃の鍛錬の賜物だろう……どれ、このオレがニンゲンの服を貰えないか交渉してきてやろう……」
そう言って長い尻尾を引きずりながら、パパがギルドの建物の方へ1人で歩いて行く。
あんな堂々と踏み込んで大丈夫なのかな?
「パパー。自分がドラゴンだって忘れてない……?」
「リュカよ……大丈夫だ。ギルドとは多様性のある組織だと話しただろう……」
へー、どうやら平気そうだ。
「そうだな……」
東に向けて飛び続けていると、やっと街に辿り着いた。
わー、あれがニンゲンの街か。
建物が沢山ある! うちは木の家だったけど、ニンゲン族の家は岩で出来ていてとっても頑丈そうだ。
「パパ。あそこの1番大きな家は?」
空から見下ろす街の真ん中付近に、他の建物とは比べ物にならないくらい豪華で大きな家が建っていた。
「あれはお城だ……あそこにお姫様という美しいニンゲンが居るようだ……そう本に書いてある……」
「へー、じゃあ、あそこに行ってみよう!」
「待つのだリュカよ……オレ達が向かうのは城ではない。冒険者ギルドだ」
「えー、お城に行ってみようよ」
「ギルドは多様性のある組織だ……オレ達のような余所者も受け入れて貰えるだろう……このマークが描かれた旗を探すのだ……」
パパと同じドラゴンのマークだ。これが冒険者ギルドを意味するマークらしい。
飛行魔法で街の上空を飛び回り、冒険者ギルドの旗を探す。
街をサルの群れが行き交っている……あれがニンゲンなのかな?
パパの言っていた通り、私にそっくりだけどニンゲンは華やかで可愛らしい格好をしている。
「ねぇパパ……私もあの服を着てみたいな」
「リュカよ……ニンゲンに興味を持つのは良い兆候だ……ギルドに言ったら交渉してみるか……」
「やったー!」
それから暫くの間、ギルドを探して街を飛び周り。やっと、ドラゴンの旗が靡く建物を発見した。
「ギルドの旗を見つけたぞ……」
「街の外にあったんだねー」
冒険者ギルドがあったのは、街を覆う壁の外だ。
ようやくギルドの近くに着陸し、長い飛行の旅を終えた。
「あー疲れた。肩凝ったかもー」
「翼がないリュカが長時間飛行できるのは、日頃の鍛錬の賜物だろう……どれ、このオレがニンゲンの服を貰えないか交渉してきてやろう……」
そう言って長い尻尾を引きずりながら、パパがギルドの建物の方へ1人で歩いて行く。
あんな堂々と踏み込んで大丈夫なのかな?
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「リュカよ……大丈夫だ。ギルドとは多様性のある組織だと話しただろう……」
へー、どうやら平気そうだ。
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