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12 翼竜の巣です
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「この山道へと続く岩場の途中に、ワイバーンの巣があるんだ。そこから卵を盗んでくるのが今回のテストだ」
ロアくんが勾配のきつい岩場を指差す。
岩場の所々に洞窟がある。あそこにワイバーンが潜んでるみたい。
ワイバーンは鋭い爪を持つ獰猛な翼竜だ。引っかかれると怪我だけじゃすまないかも。
ワイバーンの卵って食べられるのかな、美味しくなさそう……。
「ねぇロアくん。タートルの体液と同じで、ワイバーンの卵を欲しがってる貴族さんが居るの?」
「それもある。この岩場に住み着いてるワイバーンは、ギルドから害獣に指定されているんだ。街の壁を飛び越えて家畜を攫ったり作物を食い荒らしたり……困ったもんだよ」
「ぬぅ……ドラゴン族の面汚しだ。オレが纏めて駆除してやろう……」
パパが眉をしかめ、怒りを露わにしてる。
翼竜はパパと違ってニンゲンを襲う悪いドラゴンみたい。
「それが出来ないから卵を盗んで奴らの繁殖を抑えてるんだろ。ワイバーンは知能がそれほど高くないし、やり方を間違えなければ卵を盗むのも難しくないよ」
「リュカよ……ギルドに忍び込んだ時の様に姿を隠せるか……?」
「うん、光の精霊さんに頼めば大丈夫だよ」
精霊さんは臆病だから、洞窟みたいな暗闇に入るのはちょっと不安だけど、長びかなければ問題ないよね。
「話は纏まった? 怖いならやめてもいいよ。このクエストをこなせない様じゃ、ギルド入団の話は白紙になるけどね」
ロアくんって大人しそうな顔して厳しいなぁ。
でも、これが出来なきゃニンゲンに認めて貰えないし、とにかくやってみよう!
「私はやるよ。派遣ギルドに入りたいもん」
「オレもやる……ワイバーンなど、口から火を拭いて空を飛ぶただのトカゲにすぎん……」
……パパもそうだよね。
「じゃあ、そろそろテストを始めるよ。ワイバーンを舐めてると痛い目をみるからね」
ロアくんが勾配のきつい岩場を指差す。
岩場の所々に洞窟がある。あそこにワイバーンが潜んでるみたい。
ワイバーンは鋭い爪を持つ獰猛な翼竜だ。引っかかれると怪我だけじゃすまないかも。
ワイバーンの卵って食べられるのかな、美味しくなさそう……。
「ねぇロアくん。タートルの体液と同じで、ワイバーンの卵を欲しがってる貴族さんが居るの?」
「それもある。この岩場に住み着いてるワイバーンは、ギルドから害獣に指定されているんだ。街の壁を飛び越えて家畜を攫ったり作物を食い荒らしたり……困ったもんだよ」
「ぬぅ……ドラゴン族の面汚しだ。オレが纏めて駆除してやろう……」
パパが眉をしかめ、怒りを露わにしてる。
翼竜はパパと違ってニンゲンを襲う悪いドラゴンみたい。
「それが出来ないから卵を盗んで奴らの繁殖を抑えてるんだろ。ワイバーンは知能がそれほど高くないし、やり方を間違えなければ卵を盗むのも難しくないよ」
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「うん、光の精霊さんに頼めば大丈夫だよ」
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「話は纏まった? 怖いならやめてもいいよ。このクエストをこなせない様じゃ、ギルド入団の話は白紙になるけどね」
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でも、これが出来なきゃニンゲンに認めて貰えないし、とにかくやってみよう!
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「オレもやる……ワイバーンなど、口から火を拭いて空を飛ぶただのトカゲにすぎん……」
……パパもそうだよね。
「じゃあ、そろそろテストを始めるよ。ワイバーンを舐めてると痛い目をみるからね」
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