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第七十九幕「可愛い熟女の宴の後」~火照ったままのカラダ~
しおりを挟むハアハアと息を荒げて体重を預けてくるカミーロ・・・心地よい「オトコ」の重さ。
今や自分の「セッ〇スパートナー」となったアラミスを抱きしめ、男達が次々と派手に射ち上げる白い欲望の雨に濡れながら、アレクシアは不思議な満足感を感じていた・・・・。
・・・・ヌチャッ♥
まだ硬く勃起したまま、ピクピクと射精の余韻に浸っているペ〇スを名残惜しげに引き抜いて、カミーロとなっているアラミスがそそくさとズボンを履いて、ロザリーナにも着物を着せかける。
そして、まだ荒い息で、大勢の見物客に向かって口上を述べる。
「ハアッ、ハアッ・・・み、みなさん、ご満足いただけましたでしょうか?今夜のショーはこれでお開きとさせていただきます、沢山のお気持ち、ありがとうございました!またお目にかかることもあると思いますが、その節もよろしくお願いいたします!それでは皆さん、よい夜をっ!」
それだけ叫んで、大量の硬貨が投げ込まれた重いボウルを引っ掴んでズダ袋に投げ込み、男達の精液とアレクシアの小便に濡れてズッシリと重くなった敷物を丸めて小脇に抱えるカミーロ・・・。
まだ、フワフワとアクメの波間を漂って朦朧としているアレクシアを無理やり背負って、その場を逃げるように立ち去るのだった。
・・・・今夜のショーの観客は入れ替わり立ち替わりで、おおよそ60人近くにはなっただろう、女王アレクシアにかけられた忌まわしい「呪い」が解ける日が、その分また一歩近づいたのだ。
カミーロとなっているアラミスは、背中にアレクシアの重い体重と、心地よい乳房の感触を感じながら、今回の遠征の「巣」となっている安宿へと戻るのだった・・・・。
「ハアアッ・・・お、重かった・・・ロザ・・・いや、アレクシア様っ・・・終わりましたよっ!お疲れさまでした!」
アラミスが、硬貨がズッシリ入ったズダ袋と、尿と精液の匂いのする敷物を床に投げ捨てるように置いて、激しい「ハプニング・ショー」を終えたアレクシアをベッドに優しく寝かせる。
・・・この瞬間、彼女は「ロザリーナ」から、女王アレクシアへと戻るのだ。
美しい金色の髪までドロドロの精液に汚れ、全身汗と・・・自分の尿と・・・分泌物と・・・沢山の男達の欲望にまみれて、恍惚とした表情でベッドに沈んでいる女王アレクシアは美しかった。
アラミスは、ここまでみじめに汚されながらも、凛とした美しさに輝く、この一国の女王様をウットリとした目で眺める・・・。
・・・・アレクシア様って・・・・可愛い・・・・。
親子ほども年の離れた女王様に対して、一瞬抱いた不思議な感覚・・・・アラミスも突然に湧いた、自分自身の不思議な感情に戸惑う。
・・・・・かっ、可愛いなんて・・・そんな風に思っちゃいけない!・・・アレクシア様はここ、ロシュニア王国の「女王様」なんだから・・・。
しかしつい先刻、大勢の好色な男達の前で・・・繁華街の路上で性器を結合させ、獣のように激しい交尾をしてきたばかりなのだ。
ウトウトとしてベッドに沈んているアレクシアの横顔を見ながら、アラミスは再びペ〇スがピクン!・・・と反応してしまうのを抑えられないのだった。
「・・・・うっ・・・うんっ・・・・こ、ここはっ?・・・・」
広場での強烈なアクメ・・・そしてアラミスに背負われ路地裏を駆け抜けている間に、アレクシアはうたた寝をしてしまったのである。
それは、激しい性行為による疲労と、精液の雨の中で果てた激しいアクメによる朦朧とした意識のためであった。
「・・・・アレクシアっ、ここは僕達の宿です!・・・・お疲れさまでした!」
「・・・・わ、私っ・・・眠っちゃったみたい・・・どうやってここに?」
「ええっ、僕が背負って来ました・・・・」
アラミスは笑顔で言う。
・・・ああっ、そう言えば、アラミスと路上でセッ〇スをして・・・男達に精液をかけられながら・・・私、イッちゃったのね・・・。
アレクシアの胸中に、今夜の異常な体験がよぎる。
彼女は、未だにネバネバと体中にまとわりついている何十人という男達の精液の感触を手で確かめ・・・複雑な表情を浮かべる。
・・・臭い精液・・・下卑た男達の欲望の証・・・でも、嫌いじゃないニオイ・・・・
「・・・あっ、アレクシア様っ、申し訳ございませんっ、今タライに水を汲んできます・・・この宿には、共同のシャワーしかないものですから・・・」
アラミスが慌てて、走り出そうとする。
彼は、女王アレクシアの表情一つで、彼女が汚れた身体を不快に思っていることを瞬時に察して、急いで行動しようとしたのだ。
「・・・・待って・・・・アラミスっ・・・」
アレクシアが、少し優しい声で彼を呼び止める。
「・・・私をずっと背負ってきてくれたんでしょ?おまえも疲れているでしょう・・・後で自分でシャワーを浴びてくるわ・・・・」
・・・その以外な言葉・・・いつもの高慢で高飛車なアレクシアの言葉とは思えないものだった。
「・・・・はっ、はいっ・・・それでは、アレクシア様、お腹は空いておいでではないですか?夜店の屋台ならまだやっているかも知れません・・・なにか買ってきましょうか?」
・・・・アレクシアは、目を閉じて少し艶っぽく微笑む。
「・・・ううんっ、それも後でいいわ・・・それより・・・ねえっ?」
「・・・・は、はいっ?」
キョトンとした表情でアレクシアの次の言葉を待つアラミス・・・・。
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