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そして、さらに奥へ
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「アルマ、ありがとう! サポートしてくれたでしょ?」
ゴブリンウォーリアを倒したリーナさんが駆け足でこちらにやってくる。少しの間でゴブリンウォーリアの数はもうあと三体までに減っている。あ、剣士がまた一体倒した。もうさすがにあっちの戦局は大丈夫だろう。
それにしてもさすがリーナさん、俊敏さを活かして大きな傷は負っていないみたい。素早いって大事な事なのね。
「ああ、あれスラちゃんだよ」
「スラちゃん? って、あのスライムちゃん?」
「そう! 僕の水鉄砲見てマネしたんだよ、凄いと思わない!?」
ものすごいアルマさんの自慢げな声が聞こえる。
えへへ、もっと言って。
「ええ? ホントに!?」
「ホントホント。賢いとは思ってたけどここまでとはね」
「凄いじゃない! ……で、その肝心のスラちゃんは?」
「え、ここに……いない!?」
胸元を見下ろしたアルマさんの驚愕の表情にあたしの方がびっくりだよ!
なんなの!?
いるよー!
ちゃんとアルマさんの懐でいい子にしてたのに!
抗議の思いを込めて、懐から勢いをつけて飛び出した。
「え、スラちゃん!?」
「ちっさ!」
だってそりゃあ仕方ないよ。あれだけの水を放出すれば、そりゃあ体積は減るもん。今のあたしはりんごサイズ、とってもコンパクトになってしまっている。
「あ、そっか、水……水鉄砲のせいか」
「ええ!?大丈夫なの?」
「元気はいっぱいみたいだね、でもさすがに可哀想だな」
クスクスと笑うと、アルマさんは小さく呪文を唱えてまんまるな水を出してくれた。手のひらの上に乗せたあたしをそのままお水のすぐ横に持ってきたってことは、このお水を吸収しろって意味だよね。
まあるいお水にチョコンと触るとググイッと水を吸い込む。
うん、新鮮なお水でとっても美味しい!
ちょっと多かったから、あたしもちょっぴりいつもよりおデブさんになっちゃったけど、アルマさんがせっかく出してくれたお水だもんね、残すわけにはいかないよ。
それに、水鉄砲の威力も増すかも知れないし!
「おー、飲んだ飲んだ」
「可愛い、ちょっと大きくなっちゃったかしら」
リーナさんにナデナデされて、ちょっと嬉しい。
「ほらそこ! 和んでねえで先に進むぞ!」
見れば剣士が先の通路から顔を出して呼んでいる。
「よし、じゃ行こうか」
「スラちゃん、危なくなったらまた助けてね」
アルマさんの懐にまあるくなった体をよいしょと押し込み、あたし達は先に進む。
リーナさんにも「また助けてね」なんて言われて、あたしは俄然やる気になっていた。
ゴブリンウォーリアを倒したリーナさんが駆け足でこちらにやってくる。少しの間でゴブリンウォーリアの数はもうあと三体までに減っている。あ、剣士がまた一体倒した。もうさすがにあっちの戦局は大丈夫だろう。
それにしてもさすがリーナさん、俊敏さを活かして大きな傷は負っていないみたい。素早いって大事な事なのね。
「ああ、あれスラちゃんだよ」
「スラちゃん? って、あのスライムちゃん?」
「そう! 僕の水鉄砲見てマネしたんだよ、凄いと思わない!?」
ものすごいアルマさんの自慢げな声が聞こえる。
えへへ、もっと言って。
「ええ? ホントに!?」
「ホントホント。賢いとは思ってたけどここまでとはね」
「凄いじゃない! ……で、その肝心のスラちゃんは?」
「え、ここに……いない!?」
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なんなの!?
いるよー!
ちゃんとアルマさんの懐でいい子にしてたのに!
抗議の思いを込めて、懐から勢いをつけて飛び出した。
「え、スラちゃん!?」
「ちっさ!」
だってそりゃあ仕方ないよ。あれだけの水を放出すれば、そりゃあ体積は減るもん。今のあたしはりんごサイズ、とってもコンパクトになってしまっている。
「あ、そっか、水……水鉄砲のせいか」
「ええ!?大丈夫なの?」
「元気はいっぱいみたいだね、でもさすがに可哀想だな」
クスクスと笑うと、アルマさんは小さく呪文を唱えてまんまるな水を出してくれた。手のひらの上に乗せたあたしをそのままお水のすぐ横に持ってきたってことは、このお水を吸収しろって意味だよね。
まあるいお水にチョコンと触るとググイッと水を吸い込む。
うん、新鮮なお水でとっても美味しい!
ちょっと多かったから、あたしもちょっぴりいつもよりおデブさんになっちゃったけど、アルマさんがせっかく出してくれたお水だもんね、残すわけにはいかないよ。
それに、水鉄砲の威力も増すかも知れないし!
「おー、飲んだ飲んだ」
「可愛い、ちょっと大きくなっちゃったかしら」
リーナさんにナデナデされて、ちょっと嬉しい。
「ほらそこ! 和んでねえで先に進むぞ!」
見れば剣士が先の通路から顔を出して呼んでいる。
「よし、じゃ行こうか」
「スラちゃん、危なくなったらまた助けてね」
アルマさんの懐にまあるくなった体をよいしょと押し込み、あたし達は先に進む。
リーナさんにも「また助けてね」なんて言われて、あたしは俄然やる気になっていた。
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