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工夫も大事な事なのね
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アルマさんの薬草が傷つかないように細心の注意を払いながらパンチを打ち込んでみたら、あらびっくり。
ホントだ。
なんか途端にパンチが凄く安定した。
だってしゃがんであたしのパンチを受けてたジョットさん、今「おっと」って、後ろにちょっと仰け反ったよね?
あたしだってなんだか凄く手応えを感じたし。
「スラ、いい感じだ」
ジョットさんも目を細めて喜んでくれた。
「ねえスラちゃん……ちょっとそれ、どうしたの!?」
「パンチの訓練に、重石してただけ。スラ、もう一回」
何か話そうとしてこっちを向いたっぽいリーナさんが、あたしを見て超驚いてる。そのリーナさんに修行の成果を見せるべく、あたしは精一杯の拳を放った。
「っ……さっきより、強くなった」
手を軽く振りながらジョットさんが褒めてくれて、リーナさんは……目を見開いて絶句したまま。
「……凄い!さっきと全然違う!どうやったの、こんな短時間で!」
どうやら感動してくれてたみたい。
えへへ、純粋に嬉しいな!
「スラ、カンがいい。教えやすかった」
ジョットさんがそう言ってくれたおかげで、リーナさんから「まあ、えらいのね」と褒められた上、後ろで見ていたらしいアルマさんからも「ほらね、やっぱり凄く賢いんだよ!」となぜか自慢げに言われて、あたしはすっかり有頂天になってしまった。
パンチ一発でこんなに喜んで貰えるなら、特訓、頑張っちゃおうかな!
「この調子でスラちゃんが成長するなら、本当に楽しみね」
「だね。さっきリーナと話してたんだけど、ジョットはパンチとか身のこなし方とか教えるだろう?」
アルマさんの問いかけにジョットさんが無言で頷く。
「で、僕は水鉄砲も教えるけど、能力の伸び方とかを見ながら育成メニューとかを考えようと思うんだ」
「それでね、私は食べ物関係をサポートしようかって話になったの。スラちゃん、食べる物でも能力が伸びたりするみたいだから、何が伸びる要素なのかを見極めて摂取できればいいねって」
…………!!!
あたしは、感動していた。
みんなが、あたしを強くするためにそんなに考えてくれてたなんて……!あまりの嬉しさに体が震える。
「なんかめっちゃプルプルしてる」
「?普通のプルプルより高速じゃない?」
「なんだろう、どうしたスラちゃん」
三人があたしを覗き込んだところで、我慢の限界が来た。あたしは重石を脱ぎ捨てて、全力のジャンプをお見舞いする。
「うわあ、跳んだあああ!」
「きゃっ!?」
「時間差」
ありがとう!ありがとう!ありがとう!
嬉しくて嬉しくて、一人一人の肩に飛び乗ってはホッぺにスリスリとお礼の気持ちを伝えていく。
「あはは、くすぐったいよ」
「やん、かわいー!」
リーナさんからナデナデされている時だった。
「なんだよお前ら、楽しそうだな! 俺はどうすりゃいいんだよ!」
あ、剣士。そういえば。
ホントだ。
なんか途端にパンチが凄く安定した。
だってしゃがんであたしのパンチを受けてたジョットさん、今「おっと」って、後ろにちょっと仰け反ったよね?
あたしだってなんだか凄く手応えを感じたし。
「スラ、いい感じだ」
ジョットさんも目を細めて喜んでくれた。
「ねえスラちゃん……ちょっとそれ、どうしたの!?」
「パンチの訓練に、重石してただけ。スラ、もう一回」
何か話そうとしてこっちを向いたっぽいリーナさんが、あたしを見て超驚いてる。そのリーナさんに修行の成果を見せるべく、あたしは精一杯の拳を放った。
「っ……さっきより、強くなった」
手を軽く振りながらジョットさんが褒めてくれて、リーナさんは……目を見開いて絶句したまま。
「……凄い!さっきと全然違う!どうやったの、こんな短時間で!」
どうやら感動してくれてたみたい。
えへへ、純粋に嬉しいな!
「スラ、カンがいい。教えやすかった」
ジョットさんがそう言ってくれたおかげで、リーナさんから「まあ、えらいのね」と褒められた上、後ろで見ていたらしいアルマさんからも「ほらね、やっぱり凄く賢いんだよ!」となぜか自慢げに言われて、あたしはすっかり有頂天になってしまった。
パンチ一発でこんなに喜んで貰えるなら、特訓、頑張っちゃおうかな!
「この調子でスラちゃんが成長するなら、本当に楽しみね」
「だね。さっきリーナと話してたんだけど、ジョットはパンチとか身のこなし方とか教えるだろう?」
アルマさんの問いかけにジョットさんが無言で頷く。
「で、僕は水鉄砲も教えるけど、能力の伸び方とかを見ながら育成メニューとかを考えようと思うんだ」
「それでね、私は食べ物関係をサポートしようかって話になったの。スラちゃん、食べる物でも能力が伸びたりするみたいだから、何が伸びる要素なのかを見極めて摂取できればいいねって」
…………!!!
あたしは、感動していた。
みんなが、あたしを強くするためにそんなに考えてくれてたなんて……!あまりの嬉しさに体が震える。
「なんかめっちゃプルプルしてる」
「?普通のプルプルより高速じゃない?」
「なんだろう、どうしたスラちゃん」
三人があたしを覗き込んだところで、我慢の限界が来た。あたしは重石を脱ぎ捨てて、全力のジャンプをお見舞いする。
「うわあ、跳んだあああ!」
「きゃっ!?」
「時間差」
ありがとう!ありがとう!ありがとう!
嬉しくて嬉しくて、一人一人の肩に飛び乗ってはホッぺにスリスリとお礼の気持ちを伝えていく。
「あはは、くすぐったいよ」
「やん、かわいー!」
リーナさんからナデナデされている時だった。
「なんだよお前ら、楽しそうだな! 俺はどうすりゃいいんだよ!」
あ、剣士。そういえば。
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