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10話 作戦
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「さぁ、早く家に入るぞ! 」
「はい」
アリオンの家は見慣れているし住み慣れてもいるから過ごしやすい。
あと、安心もする。
「じゃあ、地下へ移るぞ? 」
地下って何?
アリオンの家に地下なんてあるの?
何それ、初耳なんだけど。
「ウィーン、ガッシャン」
今居た部屋がそのまま地下に降り、別の部屋に移る通路を通った。
「ここだ! 」
そこには近未来的なものばかりそろっている。
その一つが3Dプロジェクターだ。
他にもたくさんある。
だが、今はそこに関心している場合ではなく、まずはガイラスとレインの権力争いを阻止すること。
その作戦を考えなければならない。
先に案を出したのはライズだった。
「まずは、ガイラスかレインのどちらかを倒すことが一番かと」
なるほどな。
どちらかがいなくなれば権力争いは起きない。
今回の問題の根本を解決する案だな。
「中々良い案だとは思うが我々が逆に殺される可能性がある。だから、この案は諸刃の剣だな」
「はい。承知はしておりますが今できる案といえばこれしかないかと」
「うーむ......。ドラはどうだ? 」
「私ですか? 」
「そうだ、何か良案はあるか? 」
そんなことを最弱な私に急に聞かれてもな。
テキトーなことは言えないしな。
中々に悩みどころだなぁ。
「私は、権力争いだとか難しいことはよくわからないけど、とりあえずガイラスとレインを戦わせて勝敗がついた直後に倒せばいいんじゃないかなって」
私って結構セコいことを自分で言ってるな。
「それは、いいな! 」
アリオンとライズは声がハモる。
「ええー、いいの? 」
「あぁ、結構な案だ」
なんかわからないけど、私褒められてる。
今まで褒められたことがなかったけど褒められるのって意外に嬉しいもんだな。
「ではライズ、引き続きガイラスやレインの監視を頼む」
「承知! 」
「ドラ、君は私と修行だ! 」
「またですか? 」
「当たり前だ。あれじゃあ、いくら弱っているガイラスかレインを倒せないからな」
そうだった。
私はまだ最弱なヴァンパイアのままで、少しスキルとレベル、能力値が上がっただけで完全に強くなっただけじゃないんだった。
まだ、アリオンの足元にもおよんでいないしな。
私は私なりにこの世界を変えたいし、それに何よりクウとの誓いを絶対に守らないと。
「わかりました。私、頑張ります! 」
アリオンは私の言葉を聞いて少し笑顔になった。
「じゃあ、まずはガイラスの強さを教える」
「はい! 」
「ガイラスはハッキリ言って私の20倍の強さだ! 」
は?
アリオンの20倍とか意味がわからない。
ガイラスが例え疲れていたとしてもアリオンより上の強さだろうし、私は強くなっても勝ち目はあるのだろうか。
「よくわかないけど、強いことはわかったわ。ちなみにレインは? 」
「レインも同じだ! 」
なるほどね。
どちらも互角ゆえに権力争いで下の者がたくさんやられていくわけだ。
全く、困った者共だ。
「まぁ、とやかく言ってても始まらないしまずは修行しましょうよ! 」
「やけにやる気だな」
私は笑わずに真剣な表情をする。
とアリオンに私の気持ちが伝わったのか前とは違う修行をする。
「まずはこの部屋で瞑想から始める」
瞑想って、一体何するのかな?
そんな疑問がある。
「はい」
アリオンの家は見慣れているし住み慣れてもいるから過ごしやすい。
あと、安心もする。
「じゃあ、地下へ移るぞ? 」
地下って何?
アリオンの家に地下なんてあるの?
何それ、初耳なんだけど。
「ウィーン、ガッシャン」
今居た部屋がそのまま地下に降り、別の部屋に移る通路を通った。
「ここだ! 」
そこには近未来的なものばかりそろっている。
その一つが3Dプロジェクターだ。
他にもたくさんある。
だが、今はそこに関心している場合ではなく、まずはガイラスとレインの権力争いを阻止すること。
その作戦を考えなければならない。
先に案を出したのはライズだった。
「まずは、ガイラスかレインのどちらかを倒すことが一番かと」
なるほどな。
どちらかがいなくなれば権力争いは起きない。
今回の問題の根本を解決する案だな。
「中々良い案だとは思うが我々が逆に殺される可能性がある。だから、この案は諸刃の剣だな」
「はい。承知はしておりますが今できる案といえばこれしかないかと」
「うーむ......。ドラはどうだ? 」
「私ですか? 」
「そうだ、何か良案はあるか? 」
そんなことを最弱な私に急に聞かれてもな。
テキトーなことは言えないしな。
中々に悩みどころだなぁ。
「私は、権力争いだとか難しいことはよくわからないけど、とりあえずガイラスとレインを戦わせて勝敗がついた直後に倒せばいいんじゃないかなって」
私って結構セコいことを自分で言ってるな。
「それは、いいな! 」
アリオンとライズは声がハモる。
「ええー、いいの? 」
「あぁ、結構な案だ」
なんかわからないけど、私褒められてる。
今まで褒められたことがなかったけど褒められるのって意外に嬉しいもんだな。
「ではライズ、引き続きガイラスやレインの監視を頼む」
「承知! 」
「ドラ、君は私と修行だ! 」
「またですか? 」
「当たり前だ。あれじゃあ、いくら弱っているガイラスかレインを倒せないからな」
そうだった。
私はまだ最弱なヴァンパイアのままで、少しスキルとレベル、能力値が上がっただけで完全に強くなっただけじゃないんだった。
まだ、アリオンの足元にもおよんでいないしな。
私は私なりにこの世界を変えたいし、それに何よりクウとの誓いを絶対に守らないと。
「わかりました。私、頑張ります! 」
アリオンは私の言葉を聞いて少し笑顔になった。
「じゃあ、まずはガイラスの強さを教える」
「はい! 」
「ガイラスはハッキリ言って私の20倍の強さだ! 」
は?
アリオンの20倍とか意味がわからない。
ガイラスが例え疲れていたとしてもアリオンより上の強さだろうし、私は強くなっても勝ち目はあるのだろうか。
「よくわかないけど、強いことはわかったわ。ちなみにレインは? 」
「レインも同じだ! 」
なるほどね。
どちらも互角ゆえに権力争いで下の者がたくさんやられていくわけだ。
全く、困った者共だ。
「まぁ、とやかく言ってても始まらないしまずは修行しましょうよ! 」
「やけにやる気だな」
私は笑わずに真剣な表情をする。
とアリオンに私の気持ちが伝わったのか前とは違う修行をする。
「まずはこの部屋で瞑想から始める」
瞑想って、一体何するのかな?
そんな疑問がある。
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