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第一章 僕は普通の農民です
帰宅
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「……え?」
そして僕は王都近くの草原からいきなり田んぼや畑だらけの場所に立っていた。
「ここって、村の北門出てすぐの「きゃ!」え?」
その見覚えのある風景にあれ?って思いながら見渡すと、突然背後からそんな声とドサッという何かが倒れた音が聞こえた。
そしてすぐに振り返ると、そこには見覚えのある顔があった。
「ソフィ?」
「……もしかして、ロイ君?」
そこには幼馴染のソフィが尻餅をついており、その傍らでは虹亀がトコトコと歩いてソフィに擦り寄っていた。
「うん、僕だよ」
「え、何で?どうして?だって王都に行くのは片道2日で、滞在は少なくとも1日だろうって皆言ってたのに……」
ソフィは僕が今ここに居るのが信じられないのか目を擦る。
「僕もこんなに早く帰ってこれるとは思わなかったんだけど、コンのおかげで早く終わったんだ」
実際コンが牛馬車を速くしてその日の内に王都に着き、今朝には国王様と謁見して国王様の物凄い竜好きを知って、その後観光中に悪い人に絡まれて、それを助けてくれた人と食事して、凄く珍しい魔石を貰って……
そして今の時刻は昼を過ぎて2時ちょっと、昨日村を出たのは12時過ぎだからまだ村を出てから26時間程しか経っていないことになる。
確かに早すぎるなと僕は苦笑しながら、未だ尻餅をついたままのソフィに手を伸ばす。
「ここで座ってると服が汚れるよ」
そうしたらソフィは僕の手を掴んだので引っ張ってあげる。
「ありがとう」
「どういたしまして」
お互いニッコリと笑って向かい合う。
「おかえり」
「ただいま」
王都に行っていた時間は短かったけどソフィのおかえりを聞いて、僕はやっと帰って来たと実感する事が出きた。
「ねえロイ君、お腹空いてない?」
「あんまりは空いてないかな。でもなんで?」
2時間前に食べたばかりなのであまり空いては居ないけど、全く入らない訳でもない。
「あ、つい何時もの癖でご飯作り過ぎちゃって」
そうソフィは恥ずかしそうにする。
「それどうしてるの?」
「今はルーちゃんにしまって貰ってる」
そう言ってルーの方を見ると、何時の間にか竜の姿に戻っていたコンの上に乗っていた。
「コン、何してるの?」
「今の大きさだと虹亀の重さが丁度心地良いのだ」
つまるところ、マッサージ感覚で乗ってもらっているらしい。
そのやり取りにソフィが軽く笑う。
「それじゃあその作り過ぎたの、貰ってもいいかな?」
「え、無理しなくてもいいよ?」
「無理はしてないよ、ちょっと王都で色々あったから小腹が空いたんだ。だから夕飯までにちょっと食べたいなーって思って」
別に無くても問題は無かったけど、あるなら是非食べたいのだ。
「それに、ソフィのご飯はとっても美味しいから」
そうニッコリと笑って言うと、ソフィは顔を赤くした。
「そ、そう?ルーちゃん……うん、これ、あと箸……」
と、道端で出し始めた。
「あ、ここじゃなくてすぐそこの川のところ行かないかな?」
そう提案するとソフィは出した弁当を再びしまってもらってから立ち上がり、頷いた。
そして村の傍にある川の土手に移動してから改めて弁当を出してもらう。
「いただきます」
僕はそう言うと早速弁当を食べ始める。
「ど、どうかな?」
「うん、何時も通りとっても美味しいよ」
素直にそう言うとソフィは嬉しそうに笑う。
「良かった~……あ」
そして、何故か急に黙り込んでしまう。
「……どうしたの?」
心配してそう聞くと、ソフィは急に顔を真っ赤にしてしまった。
「な、なな、何でも無いよ?」
……明らか何でも無い事ない気がするけど、まあソフィが言わないのなら無理に追求することもないかなと思い直す。
そうして食べ終えた後弁当は再びルーにしまってもらい、その後は静かに肩に寄りかかってきたソフィと共に川を眺めていた。
《ソフィside》
どうしよう、ロイ君に食べて欲しくて弁当を渡したけど、あの箸私が使ったまま洗ってない……こ、これって間接キスって……でも……
ロイ君が弁当を食べている最中私はかなりの恥ずかしさと、ちょっぴりの嬉しさで身悶えしそうになるのを必死で堪えていた。
そして僕は王都近くの草原からいきなり田んぼや畑だらけの場所に立っていた。
「ここって、村の北門出てすぐの「きゃ!」え?」
その見覚えのある風景にあれ?って思いながら見渡すと、突然背後からそんな声とドサッという何かが倒れた音が聞こえた。
そしてすぐに振り返ると、そこには見覚えのある顔があった。
「ソフィ?」
「……もしかして、ロイ君?」
そこには幼馴染のソフィが尻餅をついており、その傍らでは虹亀がトコトコと歩いてソフィに擦り寄っていた。
「うん、僕だよ」
「え、何で?どうして?だって王都に行くのは片道2日で、滞在は少なくとも1日だろうって皆言ってたのに……」
ソフィは僕が今ここに居るのが信じられないのか目を擦る。
「僕もこんなに早く帰ってこれるとは思わなかったんだけど、コンのおかげで早く終わったんだ」
実際コンが牛馬車を速くしてその日の内に王都に着き、今朝には国王様と謁見して国王様の物凄い竜好きを知って、その後観光中に悪い人に絡まれて、それを助けてくれた人と食事して、凄く珍しい魔石を貰って……
そして今の時刻は昼を過ぎて2時ちょっと、昨日村を出たのは12時過ぎだからまだ村を出てから26時間程しか経っていないことになる。
確かに早すぎるなと僕は苦笑しながら、未だ尻餅をついたままのソフィに手を伸ばす。
「ここで座ってると服が汚れるよ」
そうしたらソフィは僕の手を掴んだので引っ張ってあげる。
「ありがとう」
「どういたしまして」
お互いニッコリと笑って向かい合う。
「おかえり」
「ただいま」
王都に行っていた時間は短かったけどソフィのおかえりを聞いて、僕はやっと帰って来たと実感する事が出きた。
「ねえロイ君、お腹空いてない?」
「あんまりは空いてないかな。でもなんで?」
2時間前に食べたばかりなのであまり空いては居ないけど、全く入らない訳でもない。
「あ、つい何時もの癖でご飯作り過ぎちゃって」
そうソフィは恥ずかしそうにする。
「それどうしてるの?」
「今はルーちゃんにしまって貰ってる」
そう言ってルーの方を見ると、何時の間にか竜の姿に戻っていたコンの上に乗っていた。
「コン、何してるの?」
「今の大きさだと虹亀の重さが丁度心地良いのだ」
つまるところ、マッサージ感覚で乗ってもらっているらしい。
そのやり取りにソフィが軽く笑う。
「それじゃあその作り過ぎたの、貰ってもいいかな?」
「え、無理しなくてもいいよ?」
「無理はしてないよ、ちょっと王都で色々あったから小腹が空いたんだ。だから夕飯までにちょっと食べたいなーって思って」
別に無くても問題は無かったけど、あるなら是非食べたいのだ。
「それに、ソフィのご飯はとっても美味しいから」
そうニッコリと笑って言うと、ソフィは顔を赤くした。
「そ、そう?ルーちゃん……うん、これ、あと箸……」
と、道端で出し始めた。
「あ、ここじゃなくてすぐそこの川のところ行かないかな?」
そう提案するとソフィは出した弁当を再びしまってもらってから立ち上がり、頷いた。
そして村の傍にある川の土手に移動してから改めて弁当を出してもらう。
「いただきます」
僕はそう言うと早速弁当を食べ始める。
「ど、どうかな?」
「うん、何時も通りとっても美味しいよ」
素直にそう言うとソフィは嬉しそうに笑う。
「良かった~……あ」
そして、何故か急に黙り込んでしまう。
「……どうしたの?」
心配してそう聞くと、ソフィは急に顔を真っ赤にしてしまった。
「な、なな、何でも無いよ?」
……明らか何でも無い事ない気がするけど、まあソフィが言わないのなら無理に追求することもないかなと思い直す。
そうして食べ終えた後弁当は再びルーにしまってもらい、その後は静かに肩に寄りかかってきたソフィと共に川を眺めていた。
《ソフィside》
どうしよう、ロイ君に食べて欲しくて弁当を渡したけど、あの箸私が使ったまま洗ってない……こ、これって間接キスって……でも……
ロイ君が弁当を食べている最中私はかなりの恥ずかしさと、ちょっぴりの嬉しさで身悶えしそうになるのを必死で堪えていた。
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