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過去ブログからの転載(2017年3月)
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2017年3月に書いたブログから、2本まとめて転載します
多少の加除修正はあるものの、ほぼそのままです。
◇◇◇
3月5日『エンディング、378円。』
ぼさーっとしてお金をおろすのを忘れていたら、財布の中に2,000円しかないというのに、旦那に「寿司食べにいこう!」と提案されてしまいました。もちろん「回るやつ」ですが。
「ちょっとコンビニ寄ってくだされ」と頼むと、「いや、ATM手数料もったいないし、おごるよ」と太っ腹なことを言ってくれたので、安心して、しかし遠慮気味に舌鼓を打たせていただきました。
結局、帰りにファミマに寄ったものの、お金はおろさず、謝意を込めて、デザートのどんぶりプリンを買いました。
そこまではいいのですが、家に帰ってきてしばらくすると、Twitterのタイムラインを見ていた娘が、「え? 今日ってテレビでアナ雪やってたの?」と言い出しました。
うちでは地上波をあまり見ていなかったので、全くノーチェックだったのですが、娘は以前から『アナと雪の女王』を見たがっていて、ディズニーチャンネルあたりでやるのを心待ちにしていたようです。
おお、こりゃ悪いことをしたわい。
そこで「サブスクで探してみ?」と言うと、「72時間レンタル378円」と「購入2,700円」で出ているとのこと。
レンタルショップで借りることを考えると大分割高ですが、現況では渡りに船です。
近所のツタヤが一昨年閉店し、居抜きで100均になった後、書店もレンタルショップも何となく縁遠くなっていました。つまり、「わざわざ遠方に借りにいくのも面倒なら、返しにいくのはもっと面倒」という状況です。
10時少し前に見始め、11時30分までの102分、かなり満足度は高かったようですが、まさか地上波放送がこんなことになっていたとは知る由もありませんでした。
「フジ「アナ雪」地上波初放送、EDをカットし視聴者が歌う投稿動画を流してお茶の間が凍りつく」
そ、う、いえば、アナ雪の歌う動画をYouTubeなどにアップするのって、一時期はやりましたね。
あのノリを2017年まで引きずって、あまつさえ逃げる余地のない視聴者に見せるって…
(見たくないというだけならスイッチ切ればいい話ですが、エンディング自体をカットしたのには対処不可能!)
VODのサブスクのは基本「見放題貪り食い型」で見ていますが、今回ばかりは「378円でエンディングを買ったと思えば」と大目に見たのが正解だったようです。
ちなみに私は、娘が『アナ雪』を楽しんでいる間、風呂場にスマホを持ち込み、プレミアムGYAO! で『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』(3期)を堪能していました。
月島が万感の思いを込めて「ッシャー!!」、
烏養監督の例の名セリフ(ひょっとして、故・田中一成さんの最後の声?)
抱き合って号泣する3年生組など、「叫び」が印象に残るシリーズだったので、1話貫徹でなく、そのあたりを拾い見するという邪道この上ない見方でした。
大きい声を出すのもすっきりするけれど、大きい声を出しているキャラターを見るのも、同じくらい爽快なのです。
◇◇◇
3月6日 『完璧恐怖症(Perfectionphobia)とは…』
1動線で複数のアクションをするようにしています。
例えば朝食時、台所にお代わり対応の空の飯椀を持っていき、ご飯をよそうついでに湯沸かしポット用の水もくんで持ってくるとか、家族のお弁当を持ってくるとか。
むちゃくちゃ昭和のホームドラマかコントみたいですが、うちの台所は超狭いので、食事は茶の間でします。
(そういえば、向田邦子さんや橋田寿賀子さん脚本のホヘムドラマみたいなの、最近ありませんね)
ごみを出すついでに、郵便物を投函したり、回覧板を回したり、町内会のアンケートを班長さんに持っていったり。
まあ大変些事ばかりだけれど、いろいろスムーズにいくと時間の有効活用ができたようで嬉しいし、1つ1つの面倒感が薄くなります。
フリーハンドで線をしゃーっと引くように滑らかに事が運ぶのは大変気持ちのいいことですが、実はこれ、私の「不安の種」だったりもします。
本日のブログタイトルの「完璧恐怖症」ですが、調べてみても、案の定こんな言葉はなかったので、勝手につくりました。
逆に「不完全恐怖症」「失敗恐怖症」というのは出てきました。
私はむしろ、うまくいき過ぎると不安を感じるという厄介な性質です。
例えば旅行に出かけた先で、「あった方がいいが、なくても困らない」程度の忘れものに気付くと、より旅行が楽しめるという、非常に面倒くさいことになります。
お気に入りのハンカチとか、お気に入りの筆記具とか、そのくらいのレベルのやつです。お気に入りが幾つもあるのは、こういうとき本当に便利です。
いろいろとスムーズにいくのは「幸せ過ぎて怖い」ってやつですね。
ちなみに、好きな言葉の一つが「一病息災」。
1つくらい何か不健康な点や弱点があった方が、それを補完するようにほかのことに気を使うので、むしろ元気であるというようなニュアンスですが、この状態は自分にとって至福です。
本当は「多多ますます弁ず**」をモットーにしたいのですが、能力が追い付きません。
**
仕事が多ければ多いほど、立派にやってのける。手腕や才能にゆとりがあるさまにいう。
(精選版 日本国語大辞典より)
**
昔からこの傾向がありました――と書くと、おっちょこちょいでどんくさくて、ヘマばかりしていた幼時をさらけ出すようで恥ずかしいけれど、突っ込んで話すと若干のずれは感じるものの、「あー、わかるわかる」と、意外とご賛同いただけることが多かったので、きっとこういう人は、案外たくさん存在するはず!
『赤毛のアン』にケンカを売るつもりはありませんが、「まだ何1つ失敗していない」明日よりも、「何かしら失敗するかもしれないけど、帳尻合わせで何とかなる」今日を待望するのでした。
多少の加除修正はあるものの、ほぼそのままです。
◇◇◇
3月5日『エンディング、378円。』
ぼさーっとしてお金をおろすのを忘れていたら、財布の中に2,000円しかないというのに、旦那に「寿司食べにいこう!」と提案されてしまいました。もちろん「回るやつ」ですが。
「ちょっとコンビニ寄ってくだされ」と頼むと、「いや、ATM手数料もったいないし、おごるよ」と太っ腹なことを言ってくれたので、安心して、しかし遠慮気味に舌鼓を打たせていただきました。
結局、帰りにファミマに寄ったものの、お金はおろさず、謝意を込めて、デザートのどんぶりプリンを買いました。
そこまではいいのですが、家に帰ってきてしばらくすると、Twitterのタイムラインを見ていた娘が、「え? 今日ってテレビでアナ雪やってたの?」と言い出しました。
うちでは地上波をあまり見ていなかったので、全くノーチェックだったのですが、娘は以前から『アナと雪の女王』を見たがっていて、ディズニーチャンネルあたりでやるのを心待ちにしていたようです。
おお、こりゃ悪いことをしたわい。
そこで「サブスクで探してみ?」と言うと、「72時間レンタル378円」と「購入2,700円」で出ているとのこと。
レンタルショップで借りることを考えると大分割高ですが、現況では渡りに船です。
近所のツタヤが一昨年閉店し、居抜きで100均になった後、書店もレンタルショップも何となく縁遠くなっていました。つまり、「わざわざ遠方に借りにいくのも面倒なら、返しにいくのはもっと面倒」という状況です。
10時少し前に見始め、11時30分までの102分、かなり満足度は高かったようですが、まさか地上波放送がこんなことになっていたとは知る由もありませんでした。
「フジ「アナ雪」地上波初放送、EDをカットし視聴者が歌う投稿動画を流してお茶の間が凍りつく」
そ、う、いえば、アナ雪の歌う動画をYouTubeなどにアップするのって、一時期はやりましたね。
あのノリを2017年まで引きずって、あまつさえ逃げる余地のない視聴者に見せるって…
(見たくないというだけならスイッチ切ればいい話ですが、エンディング自体をカットしたのには対処不可能!)
VODのサブスクのは基本「見放題貪り食い型」で見ていますが、今回ばかりは「378円でエンディングを買ったと思えば」と大目に見たのが正解だったようです。
ちなみに私は、娘が『アナ雪』を楽しんでいる間、風呂場にスマホを持ち込み、プレミアムGYAO! で『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』(3期)を堪能していました。
月島が万感の思いを込めて「ッシャー!!」、
烏養監督の例の名セリフ(ひょっとして、故・田中一成さんの最後の声?)
抱き合って号泣する3年生組など、「叫び」が印象に残るシリーズだったので、1話貫徹でなく、そのあたりを拾い見するという邪道この上ない見方でした。
大きい声を出すのもすっきりするけれど、大きい声を出しているキャラターを見るのも、同じくらい爽快なのです。
◇◇◇
3月6日 『完璧恐怖症(Perfectionphobia)とは…』
1動線で複数のアクションをするようにしています。
例えば朝食時、台所にお代わり対応の空の飯椀を持っていき、ご飯をよそうついでに湯沸かしポット用の水もくんで持ってくるとか、家族のお弁当を持ってくるとか。
むちゃくちゃ昭和のホームドラマかコントみたいですが、うちの台所は超狭いので、食事は茶の間でします。
(そういえば、向田邦子さんや橋田寿賀子さん脚本のホヘムドラマみたいなの、最近ありませんね)
ごみを出すついでに、郵便物を投函したり、回覧板を回したり、町内会のアンケートを班長さんに持っていったり。
まあ大変些事ばかりだけれど、いろいろスムーズにいくと時間の有効活用ができたようで嬉しいし、1つ1つの面倒感が薄くなります。
フリーハンドで線をしゃーっと引くように滑らかに事が運ぶのは大変気持ちのいいことですが、実はこれ、私の「不安の種」だったりもします。
本日のブログタイトルの「完璧恐怖症」ですが、調べてみても、案の定こんな言葉はなかったので、勝手につくりました。
逆に「不完全恐怖症」「失敗恐怖症」というのは出てきました。
私はむしろ、うまくいき過ぎると不安を感じるという厄介な性質です。
例えば旅行に出かけた先で、「あった方がいいが、なくても困らない」程度の忘れものに気付くと、より旅行が楽しめるという、非常に面倒くさいことになります。
お気に入りのハンカチとか、お気に入りの筆記具とか、そのくらいのレベルのやつです。お気に入りが幾つもあるのは、こういうとき本当に便利です。
いろいろとスムーズにいくのは「幸せ過ぎて怖い」ってやつですね。
ちなみに、好きな言葉の一つが「一病息災」。
1つくらい何か不健康な点や弱点があった方が、それを補完するようにほかのことに気を使うので、むしろ元気であるというようなニュアンスですが、この状態は自分にとって至福です。
本当は「多多ますます弁ず**」をモットーにしたいのですが、能力が追い付きません。
**
仕事が多ければ多いほど、立派にやってのける。手腕や才能にゆとりがあるさまにいう。
(精選版 日本国語大辞典より)
**
昔からこの傾向がありました――と書くと、おっちょこちょいでどんくさくて、ヘマばかりしていた幼時をさらけ出すようで恥ずかしいけれど、突っ込んで話すと若干のずれは感じるものの、「あー、わかるわかる」と、意外とご賛同いただけることが多かったので、きっとこういう人は、案外たくさん存在するはず!
『赤毛のアン』にケンカを売るつもりはありませんが、「まだ何1つ失敗していない」明日よりも、「何かしら失敗するかもしれないけど、帳尻合わせで何とかなる」今日を待望するのでした。
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