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威張ることではないけれど、私は「陰口」しか言わないようにしています(2017年7月6日)
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2017年7月6日のブログからの転載です。
◇◇◇
女性には俗に「更年期」といわれるものがあります。
閉経の前後5~10年、年齢でいうと40~50代あたりを指しますが、どちらかというと、ホルモンバランスの乱れで心身の不調が原因とされる、「更年期障害」という言葉がひとり歩きして有名ですね。
年齢的には大分若くても、一般的にいわれる更年期障害的な症状があらわれる「若年性更年期」「プレ更年期」なんて表現もあるくらいです。
レアとはいえ、2、30代で閉経するケースもあるといいますから、一概に年齢だけでは切れないはずなのですが、 何なら中年女性をののしるときに使う言葉、ぐらいに思われているふしがあります。
私も30代の頃、当時まだ幼かった次女とティーンエイジャーの長女を見て、自分と子供たちの10年後を思い描いたときに、「次女がナマイキ盛りの頃には、私はコーネンキのおばちゃんか…毎日けんかしてそう」なんてぼんやり思っていました。
現実はというと、次女は確かに生意気盛り、私が加齢なりの心身の不調はあるものの、風呂はほぼ毎日一緒に入るわ、次女の「腐」妄想話を聞くわ、「深夜のコンビニ(歩いて1分)っていいよねー。行こ行こ(目的なし)」と誘われて同行するわ、通学バスで暇だからとLINEを送りまくってくるのにいちいち返すわで、自分でもあきれるほどの付き合いのよさを発揮しつつ、少なくとも母娘関係に起因するストレスはたまっておりません。
正直、ここまで良好な関係でいられるのは結構ラッキーな気がします。
次女は次女なりに難しい年齢なので、親に見せられない面だって抱えてはいるでしょうか。
もちろん「調子に乗るな小娘」「ちゃんとせえ」と叱ることもありますが、こういう台詞はどちらかというと淡々と言った方が効果があります。
無駄に大声で怒鳴るのはエネルギーを消費するだけだし、カラオケで熱唱した方が、よほどスカッとします。
些細なことで金切声でギャーギャー当り散らす方が、想像してみると、自分にとってはずっとストレスがたまりそうです。
◇◇◇
してみると、気になるのは今話題の豊田真由子氏(当時42歳)のことです。
体裁的には立派な学歴、輝かしい職歴、高い社会的地位を持ったあの人が、一体どんなストレスがあって「このハゲーッ」なんて絶叫音声を世間に公表されるに至ったんでしょう。
私は仕事上のストレスがゼロとは言いませんが、「よきクライアントには誠心誠意、そうでないクライアントには最低限」をモットーに、淡々とキーボードを打つだけの日々です。
己の社会的地位の低さに感謝すべきなのではないかと思えてきます。
ともあれ、あのヒステリー(暴力沙汰も?)ぶりも、その社会的影響は置いておくとして、「何が彼女をそうさせた?」「やっぱり更年期障害じゃね?」と、実に雑に片づけられてしまうんですよね、彼女が40代の女性であるというだけで。
◇◇◇
突然話は変わりますが、私はハゲの男性が嫌いではありません。
ここで欧米人の名前ばかり出すのがフェアではないかもしれませんが、俳優のベン・キングズレーとか、日本文学者のロバート・キャンベルさんとか、それぞれの知性や風格も相まって、超イケメンだと思っています。
惜しくも70歳になる前に亡くなってしまいましたが、ピート・ポスルスウェイトも大好きでした(『ブラス!』最高)。
一般の日本人でも、例えば公共の場でたまたま居合わせた頭髪の薄い人に対し、「うわ、ハゲ来た。ハゲ移るからそばに寄らないでよハゲ」なんて失礼な感想を抱くことはありません。これはある程度見知った方に対しても同様です。
ただし、そのハゲた人が大変恥知らずなマナー違反をする、人を傷つけるような暴言を吐く、とにかく何かヤダ!と思う部分が見えたら、「うっさいハゲ」「ひっこめハゲ」くらいのことは思うし、家庭内では口に出すかもしれないし(旦那は今のところ一応ふさふさですが…)、ブログでは結構えげつなく書いてきたと思います。
でも、これは中年女性に「コーネンキショーガイ」と言っとけば事足りると思うような、例の発想とそんなに変わらないでしょう。
◇◇◇
もしこちらをたまたまお読みになってくださっている方で、頭の禿げた方がいらしたら、不愉快な思いをなさっているかもしれないこと、まずお詫び申し上げます。
その上で言い訳をさせていただきますと、私は頭の禿げた人をざっくりディスる意図で「ハゲ!」と発言することはありませんし、自分と全く絡まない頭の禿げた方に対してもそうは言いません。
つまり、ここで書き散らされた数々の「ハゲ」とは、あなたのことを言っている確率はほぼゼロであることをご理解いただければ幸いです。
◇◇◇
女性には俗に「更年期」といわれるものがあります。
閉経の前後5~10年、年齢でいうと40~50代あたりを指しますが、どちらかというと、ホルモンバランスの乱れで心身の不調が原因とされる、「更年期障害」という言葉がひとり歩きして有名ですね。
年齢的には大分若くても、一般的にいわれる更年期障害的な症状があらわれる「若年性更年期」「プレ更年期」なんて表現もあるくらいです。
レアとはいえ、2、30代で閉経するケースもあるといいますから、一概に年齢だけでは切れないはずなのですが、 何なら中年女性をののしるときに使う言葉、ぐらいに思われているふしがあります。
私も30代の頃、当時まだ幼かった次女とティーンエイジャーの長女を見て、自分と子供たちの10年後を思い描いたときに、「次女がナマイキ盛りの頃には、私はコーネンキのおばちゃんか…毎日けんかしてそう」なんてぼんやり思っていました。
現実はというと、次女は確かに生意気盛り、私が加齢なりの心身の不調はあるものの、風呂はほぼ毎日一緒に入るわ、次女の「腐」妄想話を聞くわ、「深夜のコンビニ(歩いて1分)っていいよねー。行こ行こ(目的なし)」と誘われて同行するわ、通学バスで暇だからとLINEを送りまくってくるのにいちいち返すわで、自分でもあきれるほどの付き合いのよさを発揮しつつ、少なくとも母娘関係に起因するストレスはたまっておりません。
正直、ここまで良好な関係でいられるのは結構ラッキーな気がします。
次女は次女なりに難しい年齢なので、親に見せられない面だって抱えてはいるでしょうか。
もちろん「調子に乗るな小娘」「ちゃんとせえ」と叱ることもありますが、こういう台詞はどちらかというと淡々と言った方が効果があります。
無駄に大声で怒鳴るのはエネルギーを消費するだけだし、カラオケで熱唱した方が、よほどスカッとします。
些細なことで金切声でギャーギャー当り散らす方が、想像してみると、自分にとってはずっとストレスがたまりそうです。
◇◇◇
してみると、気になるのは今話題の豊田真由子氏(当時42歳)のことです。
体裁的には立派な学歴、輝かしい職歴、高い社会的地位を持ったあの人が、一体どんなストレスがあって「このハゲーッ」なんて絶叫音声を世間に公表されるに至ったんでしょう。
私は仕事上のストレスがゼロとは言いませんが、「よきクライアントには誠心誠意、そうでないクライアントには最低限」をモットーに、淡々とキーボードを打つだけの日々です。
己の社会的地位の低さに感謝すべきなのではないかと思えてきます。
ともあれ、あのヒステリー(暴力沙汰も?)ぶりも、その社会的影響は置いておくとして、「何が彼女をそうさせた?」「やっぱり更年期障害じゃね?」と、実に雑に片づけられてしまうんですよね、彼女が40代の女性であるというだけで。
◇◇◇
突然話は変わりますが、私はハゲの男性が嫌いではありません。
ここで欧米人の名前ばかり出すのがフェアではないかもしれませんが、俳優のベン・キングズレーとか、日本文学者のロバート・キャンベルさんとか、それぞれの知性や風格も相まって、超イケメンだと思っています。
惜しくも70歳になる前に亡くなってしまいましたが、ピート・ポスルスウェイトも大好きでした(『ブラス!』最高)。
一般の日本人でも、例えば公共の場でたまたま居合わせた頭髪の薄い人に対し、「うわ、ハゲ来た。ハゲ移るからそばに寄らないでよハゲ」なんて失礼な感想を抱くことはありません。これはある程度見知った方に対しても同様です。
ただし、そのハゲた人が大変恥知らずなマナー違反をする、人を傷つけるような暴言を吐く、とにかく何かヤダ!と思う部分が見えたら、「うっさいハゲ」「ひっこめハゲ」くらいのことは思うし、家庭内では口に出すかもしれないし(旦那は今のところ一応ふさふさですが…)、ブログでは結構えげつなく書いてきたと思います。
でも、これは中年女性に「コーネンキショーガイ」と言っとけば事足りると思うような、例の発想とそんなに変わらないでしょう。
◇◇◇
もしこちらをたまたまお読みになってくださっている方で、頭の禿げた方がいらしたら、不愉快な思いをなさっているかもしれないこと、まずお詫び申し上げます。
その上で言い訳をさせていただきますと、私は頭の禿げた人をざっくりディスる意図で「ハゲ!」と発言することはありませんし、自分と全く絡まない頭の禿げた方に対してもそうは言いません。
つまり、ここで書き散らされた数々の「ハゲ」とは、あなたのことを言っている確率はほぼゼロであることをご理解いただければ幸いです。
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