小手先の作業

「そういえば、初めて言われた」という話（2016年12月15日）

2016年12月15日のブログからの転載です。

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【その1】

　先週の金曜日に髪を切ったので、かれこれ1週間になりますが、家族にはあらかじめ言ってあったので、散髪（というか断髪）後に言われたのは「あ、そういうふうにしたんだ」でした。これは…「不満・違和感がある」という意味である確率60％以上のときに言われます。

　ところで、我が家では毎週木曜日、訪販のヤクルト（＊＊）おねえさんから5本入りを2パック（計430円）買っているのですが、今朝、呼び鈴に反応して430円にぎって玄関に出ましたら、「おはようござ…あ、髪切ったんですね。ばっさり」と言われました。

　1週間目にして初めてよその方からされた指摘で反応に困り、たはは…という感じでうなじのあたりを掻いていたら、「似合いますよ！」というお世辞まで添えてくださいました。

　ありがとう、ヤクルトおねえさん。

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2024年現在、同商品は520円です。ヤクルト1000だとこの3倍（？！）
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【その2】

　昨日、初めての発注者さんと契約しました。
　連絡が密で、録音もまずまず、時間も適度という、かなり安心して取り組めそうな仕事です。

　連絡の中で、「音源はwmaとmp3のどちらになさいますか？」という確認メールがあったのですが、今まで動画がいいか音声がいいか、あるいはオリジナルは動画型式（実際には音声だけ）だがmp3に変換した方がいいか、といった確認や打診はしばしばありました。しかし、この確認は初めてです。

　飛行機内のbeef or chicken?というノリですよね。

　正直どちらでも対応可能だったのですが、「お任せします」と言われて困る方もいるしなあ（自分も含め）と思い、「念のためにmp3（一番無難）でお願いします」と返答しました。
　こんなに意味のない「念のため」を使ったのは初めてです。

　ちなみにその後、お風呂に浸かりながらスマホゲームをしていたら、何度かご一緒している発注者さんから、ぎりぎり何とかなりそうな納期の仕事提案の連絡があったので、その場でエンゲージメントと相成りました。

　こちらの方は、まあ慣れていることもあって、特に確認もなく、wmaで音声をくださいました。
　要するに「フットペダルで操作できる音声再生ソフト」で再生できれば何でもいいんですけどね。

　ただ、いたずらに容量があると、やっぱり反応が悪くなる傾向があるため、敢えて言うなら、できるだけ軽い型式を希望します。

　ほかの起こし職人の方は存じませんが、少なくとも私は、文字起こし用の音声は、人の声が確認できればOKなので、重低音がどうの、高音が美しいのといういわゆる「音質」にはこだわりがなく、あらゆる機器で確認できる」「軽い」、この2点に重きを置いております。

　よほど難儀な音声状態でない限り、iPhone付属品のイヤホンで仕事をしています（Androidユーザーなのに）。

　何ならサーティーワンでもらった「ポッピングシャワーをイメージしたカラーリングのイヤホン」を使うこともあるくらいですし。

　逆に言うと、そのくらいテキトーな、はっきり言って100均クオリティーのイヤホンでもきちんと聞ける音でない場合、それはクズ音源であると断言したいところです。
　少なくとも、何の予備知識もない人に外注で出すのですから、録音の方で配慮せんかいワリャという話です。