「ここ」で笑ったり怒ったり真顔になったり

あおみなみ

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仕事中にヘコむ+福島オススメ観光地情報(2016年11月16日)

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 突然ですが、5年前から続く福島disは、今もダラダラと続いています。

 「こんにゃろ…」と思う発言や事象に出会うと、Twitterにそれとなく吐き出すこともあるけれど、そうすると、「こんにゃろ」系の人から絡まれたり、引用リツイートで晒されたりすることも多いので、だんだん無口になってきている気がします(以前と比べて、ですけども)。

 カンニング竹山さんが福島に対して好意的にしたツイートが捻じ曲げて利用されたり、糸井重里さんが福島のJA直売所で桃を箱買いしているのを、「あなたのように影響力のある人が何てこと!」と非難されたり、私のような一介の内職ババァと違い、有名人は本当に大変そう。

 ディベートの要領で、反原発(同じ意味ではないけれど放射脳)派とそうでない(住んでる時点で原発推進派の悪魔だと思われている福島県民や、そういう人たちに好意的だったり協力的だったりする人々)派に、「自分はぜーったいそんなことは信じられないけど、相手はこんなきっとこと考えてんだよね(プッ)」
 というお互いの意見を想像させ、ぶつけ合わせるみたいなことをやったら、事の本質が見えるかも、と思うこともあります。

 まあそれができないから、「無知」「不勉強」「田舎モン」「工作員」「意識高い系(笑)」みたいな低レベルな罵り合いになっているのですが。

 まだネットでさまざまな記事読んだり、Twitterを眺めたりする余裕があるときは、反論するかスルーするか考えたりする余裕もあるのですが、着手した案件で「それ系」の人に出くわすと、場合によっては吐きそうになりながら仕事することもあります。
 人って憤怒や悔しさでも吐き気を催すんですね…

 あの人たち何なの?
 隣の家のバカ犬が吠えても「放射能の影響」って言わんばかりなのよ?

 公に発表されているブログなどの記事ならともかく、秘密保持の約束をした上で、仕事として起こしたものを勝手にさらすわけにはいかないし、はばかりながらお金ももらっている身なので、じっと我慢の子ではあります。

 残念ながらなのか幸か不幸かなのか、優先の、まともな話し合いも成り立たないレベルの人ばかりです。
 (繰り返しますが、向こうも多分こっちをそう思っているので、やっぱり話し合いは成り立たないでしょう)

 とりあえず、Twitterやブログでの「フクシマ」表記はやめてほしい。
 これは「ヒロシマ」「オキナワ」などと同じで、地名ではなく記号化です。
 その地名にあるカラーをつけたい人が使っているのがミエミエなので、福島県民の一部は逐一反応し、声を上げているのですが、どうにもご理解いただけないようで、残念至極。

 やめてほしい、と言われてやめる人たちではないのは承知の上ですが、百歩譲って、向こうにその表記を使い続ける権利があるなら、こっちにも「不愉快です」という権利ぐらいあるべきだと思うので、言い続けます。

◇◇◇

 それと目につく「被爆」という表記。これ絶対、誤字じゃなくてわざとでしょ!
 『007 ロシアより愛をこめて』が日本で初めて公開されたとき、スパイアクション映画らしさを演出するために、敢えて『危機一発』という表記のサブタイがついたと聞いたけれど、多分あのたぐいの意識。
 (お節介承知で書きますが、四字熟語の表記として正しいのは「危機一髪」であって「発」ではありません)

 「被曝」または「被ばく」というべきところを「爆」の字を使うことでより危機感をあおるやり方にしか思えません。

 広島・長崎の原爆の話題ではなく、福島第一原発事故絡みの話題でこっちの字を使う方は、ほぼ100パーそれ系です。

 結果、「nベクレルの内部被爆」という、とんちんかんな表現になっちゃっているのですが、実はおおらかな性格の方が多いのか、あんまり気になさらないようですね。

 こっちにしてみれば、

「漢字もまともに書けないのか… そういえば「福島」みたいなカンタンな字すらまともに読んだり書いたりできないようだし…つくづくかわいそうに。そうだね、ぜーんぶ放射能が悪いんだよね(棒)」

 って話なんですけどね。

◇◇◇

 私は原発は「なくて済むならなくてもいい」と思っていますが、世間のいわゆる「反原発・脱原発」を標榜する人は、福島叩き大好きだったり過剰な放射能恐怖症だったりして、絶対にくみすることができません。

 どっちかというと「無関心」という態度になってしまっているだけで、別に福島に住んでいるからといって推進派というわけではありません。

 ぶっちゃけていえば、福島は福島でも中通りの人間としては、「賠償金でウハウハ。なくなったら困る?」みたいなイジリも心外です。
 地震と事故が起こるまでは、福島に原発があることすら知らなかった福島県民というのも結構いるぐらいなのに。
 呆れられそうな話ですが、地元フリペの投稿欄などで結構散見された実話です。

 私自身は中学1年生のとき(1981~2)、社会科の先生が「福島には東京電力の原発があります。東電なのに東京(近辺)にないのは、ああいう大都会で事故が起こったりすると大変だからでしょうね(知らんけど)」という調子で話してくれたので知りました。そういえば、使っているのは東北電力のはずなのに、東京電力のCMもなぜか流れているなあ、とか。
 ちなみに広瀬隆さんが『東京に原発を!』を出したのは、今調べたら1981年3月だったようです。

◇◇◇

 横に長い福島県は、縦に2本の線が入り、3分割されます。

 まず、太平洋に面しているのが「浜通はまどおり」
 2003年までは日本一の面積を誇ったいわき市や、2つの原発を擁する双葉郡、野馬追いで有名な南相馬などを合わせた「相双」がここに該当します。
 アクアマリンふくしま(水族館)、いわきら・ら・みゅう、いわき市立美術館などがおすすめ。

 そしてその名の通り、真ん中にあるのが「中通なかどおり」
 北に県庁所在である「福島市」、まん真ん中に経済県都と言われる「郡山市」を擁しています。
 私は郡山市在住ですが、ほぼ県の真ん中にある街のため、交通の要衝ゆうしょうなどと持ち上げられても、「つまり東西南北どこからも遠いんだよね…」と複雑な思いです。

 県立美術館(福島市)、郡山市立美術館、福島さくら遊学舎(三春町)、リカちゃんキャッスル(小野町)など、 アート系、サブカル系がお好きな方にはそこそこ訪れるべき場所があります(**)。
 桜の季節なら三春滝桜は必見ですが、カレンダー休日に夜桜見物としゃれこむと、地元民でも泣き入るほどの大渋滞に巻き込まれます。

**
「特撮の神様」といわれる円谷つぶらや英二えいじさんの出身地・須賀川市も中通りエリア。
ファンの間では、「ウルトラマンの聖地」として人気があるようです。
**

 そしてそのお隣、一番新潟県寄りなのが「会津地方」となります。
 福島の観光資源はほぼここに集約されているといっても過言ではないでしょう。
 会津若松城(鶴ヶ城)、大内宿、喜多方ラーメンなどのキーワードでおなじみでは?
 会津磐梯山、猪苗代湖もこのエリアです。

 原発のあるエリアから100キロ以上離れており、事故直後でも環境放射能測定値が通常値と変わらない場所が多く、震災当時はニュース報道を見るたびにびっくりしていました。
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