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第21章 【番外編】テニス部の白い悪魔【メグと大輔】
第一印象【羽鳥佳彦】
しおりを挟む「さっきの子、すごくかわいかったね。礼儀正しくて感じがいいし」
「ふん、ただのどんくさいチビだな。ま、顔は悪くなかったが」
大倉はちょっととっつきにくいやつだと言われているが、僕はそれなりに付き合いが長いので、何となく分かる。
これはまあ、「かわいいけど、別に興味はない」ってところだろう。
いずれにしても、学校の女子についてそんなふうに話しているのはほとんど聞いたことがないから、珍しいことだ。
「英明、次の練習試合で行くけど、言っておけば応援に来てもらえたかな」
「いや、無理だろ。来たとしてもどうせ英明の応援だし」
「ま、そうだよね。あーあ、本当にナンパしておけばよかった」
「…お前――そういうこと言うやつだったか?」
ちょっと意外そうな、いぶかしむような顔で大倉は言うけど、僕、そんな変なこと言ったかな。
彼女は1年生だろうか。というか、英明の高等部の制服を着ていなければ中学生に見えるくらい初々しかった。
小さい体を折り畳んでおじぎする姿とか、澄んだ心地よい声とか、本当にかわいらしい子だった。
練習試合程度では見にきてくれないかもしれないが、また会えるといいな。
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