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46話
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魔王城の朝
昨夜も良い精液を沢山貰えたと、笑美はツヤツヤピカピカであるし、翠もスッキリした様子であった。
二人は朝食を取っていた。
今日も頑張りましょうね! なんて話をしている時である。
「ごめんくださーい、魔王様ー」
と、玄関から呼び声がする。
「この声はジュノさんじゃないですか?」
「ジュノの声ですよね」
何だ何だと二人で玄関に向かう。
笑美は、おかしいなと首を傾げた。
一度来たことがある場所で無ければワープは使えない。
ジュノは一度も魔王城に来ていない筈だが……
「わぁ、どうしたんですかその格好!?」
「え!? ジュリー!?」
玄関まで向かった翠と笑美は驚く。
「ああ、私とした事がうっかりして寝間着のまま失礼してしまいました。魔王様に眼鏡を直して頂きたくて……」
困った様子でハンカチを広げるジュノ。
割れてしまった眼鏡をハンカチにまとめて持ってきた様だ。
「兎に角、上がりなさい」
慌ててジュノの手を引く笑美。
室内は一定温度に保たれているが、寝間着で玄関に居るのは流石に寒いだろう。
笑美は気が動転してしまっていた。
なんで気づかなかったのだろう。
髪と目の色、あと魔力を押さえていたから感覚が違ったが、ジュリーを忘れてしまうなんて。
室内に入れたジュノをソファーに座らせる笑美。
「ジュリー、服を脱ぎなさい」
「「え!?」」
急に仁王立ちの笑美に服を脱げなどと言われジュノが驚くのは勿論、翠まで驚いてしまう。
笑美さん何言っているんだろうと言う顔だ。
「貴方に傷や痣が無いか調べます」
困惑した様子で固まっているジュノの服を脱がしにかかる笑美。
本人は至って真面目に心配しているだけだが、はたから見れば強姦である。
「魔王様、お止めください。私、怪我も無ければ元気です!」
「笑美さん止めてください服なら俺が脱ぎますから!」
抵抗するジュノと、笑美に抱きついて止に入る翠。
「嘘をつきなさい、眼鏡が割れて寝間着で飛び出してくるなんてハワードに何かされたに決まっています! 何をされたんですか!? あの野郎! 絶対許しません!!」
笑美はカンカンにブチギレていた。
それはもう、周りが見えないん程のブチギレようだ。
え!? 笑美さんがあの野郎だなんて汚い暴言を吐くなんて!
翠はビックリして自分の耳を疑う。
優しくて天使な笑美さんがそんな汚い言葉を使うわけない。
「魔王様、翠さんが引いていますよ」
そうジュノに言われてハッと我にかえり振り向く笑美。
自分に抱きつきながら、ポカーンとした様子の翠と目が合った。
「ち、違います。これは違うんです。あーそんな目で見ないでください」
やらかした。
慌ててジュノから一旦距離を取り、翠の肩を抱きしめる笑美だった。
昨夜も良い精液を沢山貰えたと、笑美はツヤツヤピカピカであるし、翠もスッキリした様子であった。
二人は朝食を取っていた。
今日も頑張りましょうね! なんて話をしている時である。
「ごめんくださーい、魔王様ー」
と、玄関から呼び声がする。
「この声はジュノさんじゃないですか?」
「ジュノの声ですよね」
何だ何だと二人で玄関に向かう。
笑美は、おかしいなと首を傾げた。
一度来たことがある場所で無ければワープは使えない。
ジュノは一度も魔王城に来ていない筈だが……
「わぁ、どうしたんですかその格好!?」
「え!? ジュリー!?」
玄関まで向かった翠と笑美は驚く。
「ああ、私とした事がうっかりして寝間着のまま失礼してしまいました。魔王様に眼鏡を直して頂きたくて……」
困った様子でハンカチを広げるジュノ。
割れてしまった眼鏡をハンカチにまとめて持ってきた様だ。
「兎に角、上がりなさい」
慌ててジュノの手を引く笑美。
室内は一定温度に保たれているが、寝間着で玄関に居るのは流石に寒いだろう。
笑美は気が動転してしまっていた。
なんで気づかなかったのだろう。
髪と目の色、あと魔力を押さえていたから感覚が違ったが、ジュリーを忘れてしまうなんて。
室内に入れたジュノをソファーに座らせる笑美。
「ジュリー、服を脱ぎなさい」
「「え!?」」
急に仁王立ちの笑美に服を脱げなどと言われジュノが驚くのは勿論、翠まで驚いてしまう。
笑美さん何言っているんだろうと言う顔だ。
「貴方に傷や痣が無いか調べます」
困惑した様子で固まっているジュノの服を脱がしにかかる笑美。
本人は至って真面目に心配しているだけだが、はたから見れば強姦である。
「魔王様、お止めください。私、怪我も無ければ元気です!」
「笑美さん止めてください服なら俺が脱ぎますから!」
抵抗するジュノと、笑美に抱きついて止に入る翠。
「嘘をつきなさい、眼鏡が割れて寝間着で飛び出してくるなんてハワードに何かされたに決まっています! 何をされたんですか!? あの野郎! 絶対許しません!!」
笑美はカンカンにブチギレていた。
それはもう、周りが見えないん程のブチギレようだ。
え!? 笑美さんがあの野郎だなんて汚い暴言を吐くなんて!
翠はビックリして自分の耳を疑う。
優しくて天使な笑美さんがそんな汚い言葉を使うわけない。
「魔王様、翠さんが引いていますよ」
そうジュノに言われてハッと我にかえり振り向く笑美。
自分に抱きつきながら、ポカーンとした様子の翠と目が合った。
「ち、違います。これは違うんです。あーそんな目で見ないでください」
やらかした。
慌ててジュノから一旦距離を取り、翠の肩を抱きしめる笑美だった。
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