揺らぐ残像
かつてサッカーのエースストライカーとして輝いていた僕は、今女性として生きることを強いられている。テレビの画面に映し出された昔の自分に目を奪われ、その記憶が痛々しいほど鮮明に蘇る。現実では、力也という男性との関係の中で、女性らしい装いを強制され、過去との乖離に苦しむ日々を送っている。心の中で、かつての誇り高き自分を取り戻したいという思いと、今の自分を受け入れようとする葛藤が続く。しかし、どれだけ思い描いても、それは叶わぬ夢でしかなく、僕はその孤独と無力感に心を支配される。
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