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かくれんぼ
14話
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何故なら向こうを先に見つけて僕が警察の人どころか、みんなに知らせるからだ。
次の日から登下校がしにくくなった。
登校の時だけは、通行人や自動車の多い時間帯なので、いつも通りに通学路にPTAのおばさんたちがいるけれど、下校は毎日というわけじゃないけど保護者の迎えを待つことにしたみたいだ。
保護者が迎えにこれない場合は、通学路をおばさんたちが緊張して見張っていた。
みんな未だに隣町の児童たちが帰りのバスからいなくなったことを気にしている。
警察の調べでは、送迎バスの出発の時間から15分後の2時20分には、児童たちはバスにいたのだそうだ。交差点を曲がるバスを商店街で働いている人達が見ている。
その後、15分の空白があって、その間に児童たちと保母さんとバスの運転手が普通の道路を走行中に忽然と消えたのだそうだ。
僕は亜由美と汗をかいて、居酒屋で藤堂君と篠原君を待っていた。学校へと登校する時間だ。昨日の夜は僕は少しだけ怖くなって布団の中に籠っていた。
今朝になって、強い日差しに照らされた裏の畑を見て元気をだした。子供たちの仇をとるとか、そういう意味の感情はでなかったけれど、なんとなく、僕が頑張んなきゃ誰もいないんだって思った。
「亜由美。昨日の体育館で全校生徒が待機している時に、少しどこかへ行ったよね。一体どこに行ってたの?」
亜由美は僕の顔を興味なさそうに見つめると、A4ノートをランドセルから取り出すと、さらさらと綺麗な字を書いて僕に渡した。
(校舎の花壇に人が落ちてきたから、一人で見に行ってたの)
「え!?」
僕はそれを読んで、真っ青になってひどく驚いた。
「誰が落ちてきたの?!」
藤堂君と篠原君が走ってやってきた。亜由美はランドセルにA4のノートを無情にも仕舞ってしまった。
僕は訳も分からずに叫びそうになったけれど、さすがに藤堂君と篠原君もいるし、亜由美が可哀想だったから、我慢して学校へとみんなと走った。真っ白な入道雲の下で、それと反対に真っ赤な顔をして走った。一時間目がもう始まる時間になっていた。
学校の階段を駆けていくと、亜由美と別れた。4年3組へと走る亜由美の後姿を見て、休み時間に、あるいは最悪、今日の帰りに何がなんでも花壇に誰が落ちたのか聞いてみようと思った。
「1番―!!」
「2番―!!」
藤堂君と篠原君が教室へと入る。僕は三番目に教室へと入った。大原先生はまだ教室にはいなかった。自分の机の方へと急いでいると、ふと気になることがあった。
僕の席の机の上に白いハンカチが置いてあって、何かの上に被さっていた。
白いハンカチの膨らみからして、僕は嫌な感じがした。
白いハンカチを取り払うと、人形の足があった。
切断面には赤黒い何かが付着してある。
周囲の子たちは気づかないようで、隣の席とかで話声を大きくしていた。藤堂君と篠原君も席についたら教科書をランドセルから引っ張り出している。
みんなこっちを見てはいない。
僕は急いで人形の足を机の中へと入れた。
大原先生が教室へと入ってきて、黒板に向かい。国語の授業を始めるためチョークを持ち出す。僕はすぐに空想の世界へと入っていった。
次の日から登下校がしにくくなった。
登校の時だけは、通行人や自動車の多い時間帯なので、いつも通りに通学路にPTAのおばさんたちがいるけれど、下校は毎日というわけじゃないけど保護者の迎えを待つことにしたみたいだ。
保護者が迎えにこれない場合は、通学路をおばさんたちが緊張して見張っていた。
みんな未だに隣町の児童たちが帰りのバスからいなくなったことを気にしている。
警察の調べでは、送迎バスの出発の時間から15分後の2時20分には、児童たちはバスにいたのだそうだ。交差点を曲がるバスを商店街で働いている人達が見ている。
その後、15分の空白があって、その間に児童たちと保母さんとバスの運転手が普通の道路を走行中に忽然と消えたのだそうだ。
僕は亜由美と汗をかいて、居酒屋で藤堂君と篠原君を待っていた。学校へと登校する時間だ。昨日の夜は僕は少しだけ怖くなって布団の中に籠っていた。
今朝になって、強い日差しに照らされた裏の畑を見て元気をだした。子供たちの仇をとるとか、そういう意味の感情はでなかったけれど、なんとなく、僕が頑張んなきゃ誰もいないんだって思った。
「亜由美。昨日の体育館で全校生徒が待機している時に、少しどこかへ行ったよね。一体どこに行ってたの?」
亜由美は僕の顔を興味なさそうに見つめると、A4ノートをランドセルから取り出すと、さらさらと綺麗な字を書いて僕に渡した。
(校舎の花壇に人が落ちてきたから、一人で見に行ってたの)
「え!?」
僕はそれを読んで、真っ青になってひどく驚いた。
「誰が落ちてきたの?!」
藤堂君と篠原君が走ってやってきた。亜由美はランドセルにA4のノートを無情にも仕舞ってしまった。
僕は訳も分からずに叫びそうになったけれど、さすがに藤堂君と篠原君もいるし、亜由美が可哀想だったから、我慢して学校へとみんなと走った。真っ白な入道雲の下で、それと反対に真っ赤な顔をして走った。一時間目がもう始まる時間になっていた。
学校の階段を駆けていくと、亜由美と別れた。4年3組へと走る亜由美の後姿を見て、休み時間に、あるいは最悪、今日の帰りに何がなんでも花壇に誰が落ちたのか聞いてみようと思った。
「1番―!!」
「2番―!!」
藤堂君と篠原君が教室へと入る。僕は三番目に教室へと入った。大原先生はまだ教室にはいなかった。自分の机の方へと急いでいると、ふと気になることがあった。
僕の席の机の上に白いハンカチが置いてあって、何かの上に被さっていた。
白いハンカチの膨らみからして、僕は嫌な感じがした。
白いハンカチを取り払うと、人形の足があった。
切断面には赤黒い何かが付着してある。
周囲の子たちは気づかないようで、隣の席とかで話声を大きくしていた。藤堂君と篠原君も席についたら教科書をランドセルから引っ張り出している。
みんなこっちを見てはいない。
僕は急いで人形の足を机の中へと入れた。
大原先生が教室へと入ってきて、黒板に向かい。国語の授業を始めるためチョークを持ち出す。僕はすぐに空想の世界へと入っていった。
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