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オランド王国
第121話 精霊との絆、奇妙な距離感
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世界樹調査団の旅は続いていた。エルフの森のさらに奥深くに分け入るにつれて、周囲の気配は一層濃密になり、魔物の姿も増えてくる。予知能力を持つフローラや、エルフの精霊使いシルフィアの導きが、調査団の安全な進行を支えていた。
特にシルフィアの力は、皆が驚くほどとんでもないものだった。彼女が精霊に語りかけると、無数の光の粒が森中から集まり、彼女の意のままに動く。巨大な岩を退け、道を切り開き、見えない罠を知らせ、時には魔物を足止めする。彼女はまるで、森そのものと一体化しているかのようだった。
そのシルフィアの能力に、レクスは強い興味を抱いた。精霊と心を通わせる力。それは、彼の持つ『天賦転換』で獲得できる可能性のある能力かもしれない。
「シルフィアさん、少しお願いがあるんだ」レクスは、シルフィアに声をかけた。
「レクス様? 何でしょう?」シルフィアが、首を傾げる。
「シルフィアさんの、精霊と心を通わせる力。その能力を、『天賦転換』で使わせてもらえないか?」
レクスの申し出に、シルフィアは少し驚いた顔をしたが、すぐに微笑んだ。「レクス様なら、きっと精霊たちも喜びます。喜んで」
そして、以前フローラにしたように、シルフィアはレクスに触れることを促した。レクスはシルフィアに触れ、『天賦転換』を発動する。精霊と心を通わせる力が、レクスの体内に流れ込んでくる。森の生命、精霊たちの歌声、彼らの感情が、レクスの心に直接響くような感覚。それは、彼のこれまでの人生にはなかった、全く新しい体験だった。
「すごい……精霊たちの声が、こんなにクリアに……」レクスは感動を口にする。
しかし、この能力を獲得したレクスは、シルフィアの「精霊との距離感」が、人間との距離感にもそのまま適用されることに、相変わらず困惑することになる。
能力の使い心地を確かめるレクスに、シルフィアはまるで偉業を成し遂げた精霊を労うように、ごく自然に、そしてレクスとヴィレの目の前で、ギュッと抱き着いたのだ。
「レクス様、素晴らしい精霊との繋がりですね! 精霊たちも喜んでいます!」
「ふぐっ!?」レクスは、またしても予期せぬ抱擁に声を詰まらせる。
その様子を見ていたヴィレは、もう驚きを通り越して、呆然とした表情を浮かべる。彼女は、レクスがシルフィアの能力を得たことで、彼女の「精霊の距離感」まで引き継がれるかもしれない、という恐ろしい可能性に今更ながら気づいたのだ。
そして、シルフィアの「精霊の距離感」の犠牲者は、レクスとヴィレだけでは済まなかった。今回は、ミランダまで餌食になったのだ。シルフィアは、レクスとヴィレへの抱擁の直後、ミランダが持つ護衛としての献身性や、ロベルトとの間に流れる絆といった「精霊のような純粋さ」に惹かれたのか、ミランダにも同様に近づき、ハグをして顔をすりすりし始めた。
「あなたも、素晴らしい輝きを持っていますね! 精霊たちが祝福しています!」
「えええええっ!? シルフィアさんっ!?」ミランダは、エティーの護衛を務めてきた冷静さを失い、顔を真っ赤にして混乱する。「な、何を……!?」
ロベルトは、目の前で起こっている光景に、ただただ口を開けているしかない。ブライトン大将は困惑し、リーンは相変わらず面白そうに笑っている。
シルフィアは、皆の困惑など露知らず、「何かおかしいでしょうか? 精霊と心を通わすにはこうした行為が必須ですよ?」と、純粋な疑問を投げかける。彼女にとって、愛情や尊敬、親愛の情を示すのに、物理的な接触はごく当たり前のことなのだ。
レクスとヴィレは、シルフィアの能力の素晴らしさと、彼女のコミュニケーションスタイルの間で、複雑な感情に苛まれていた。しかし、シルフィアは、そんな人間の戸惑いをよそに、旅の安全確保に献身的に努める。
シルフィアは精霊使いとしての能力だけでなく、魔法に関しても深い造詣を持っていた。彼女は、ヴィレが使う魔法を見て、その原理や応用について、様々なアドバイスをした。ヴィレは、シルフィアの助言を受けながら、自身の【魔力掌握】や既存の魔法を組み合わせ、今まで考えもしなかった新たな魔法を得ていく。最初はシルフィアの突飛な行動に戸惑いつつも、その魔法に関する知識の深さには感心し、真剣に学んだ。シルフィアとの交流は、ヴィレの魔法の腕を飛躍的に向上させた。
数日後、調査団は目的の場所に到達した。目の前に現れたのは、森の生命力を一身に集めたかのような、天まで届きそうな大樹。世界樹だ。しかし、その荘厳な姿には、明らかに異変があった。葉の一部は枯れ、幹の表面には不気味な文様が浮かび上がり、全体から発せられる生命の輝きが弱まっている。
「あれが……世界樹……」レクスは息を呑む。
「世界樹が、病んでいます……」リンドールの声に、悲しみが滲む。
調査団は、世界樹の元へ駆け寄った。病気の根源は、この世界樹の異変。そして、その異変は、すぐ近くにあるダンジョンに起因している。
特にシルフィアの力は、皆が驚くほどとんでもないものだった。彼女が精霊に語りかけると、無数の光の粒が森中から集まり、彼女の意のままに動く。巨大な岩を退け、道を切り開き、見えない罠を知らせ、時には魔物を足止めする。彼女はまるで、森そのものと一体化しているかのようだった。
そのシルフィアの能力に、レクスは強い興味を抱いた。精霊と心を通わせる力。それは、彼の持つ『天賦転換』で獲得できる可能性のある能力かもしれない。
「シルフィアさん、少しお願いがあるんだ」レクスは、シルフィアに声をかけた。
「レクス様? 何でしょう?」シルフィアが、首を傾げる。
「シルフィアさんの、精霊と心を通わせる力。その能力を、『天賦転換』で使わせてもらえないか?」
レクスの申し出に、シルフィアは少し驚いた顔をしたが、すぐに微笑んだ。「レクス様なら、きっと精霊たちも喜びます。喜んで」
そして、以前フローラにしたように、シルフィアはレクスに触れることを促した。レクスはシルフィアに触れ、『天賦転換』を発動する。精霊と心を通わせる力が、レクスの体内に流れ込んでくる。森の生命、精霊たちの歌声、彼らの感情が、レクスの心に直接響くような感覚。それは、彼のこれまでの人生にはなかった、全く新しい体験だった。
「すごい……精霊たちの声が、こんなにクリアに……」レクスは感動を口にする。
しかし、この能力を獲得したレクスは、シルフィアの「精霊との距離感」が、人間との距離感にもそのまま適用されることに、相変わらず困惑することになる。
能力の使い心地を確かめるレクスに、シルフィアはまるで偉業を成し遂げた精霊を労うように、ごく自然に、そしてレクスとヴィレの目の前で、ギュッと抱き着いたのだ。
「レクス様、素晴らしい精霊との繋がりですね! 精霊たちも喜んでいます!」
「ふぐっ!?」レクスは、またしても予期せぬ抱擁に声を詰まらせる。
その様子を見ていたヴィレは、もう驚きを通り越して、呆然とした表情を浮かべる。彼女は、レクスがシルフィアの能力を得たことで、彼女の「精霊の距離感」まで引き継がれるかもしれない、という恐ろしい可能性に今更ながら気づいたのだ。
そして、シルフィアの「精霊の距離感」の犠牲者は、レクスとヴィレだけでは済まなかった。今回は、ミランダまで餌食になったのだ。シルフィアは、レクスとヴィレへの抱擁の直後、ミランダが持つ護衛としての献身性や、ロベルトとの間に流れる絆といった「精霊のような純粋さ」に惹かれたのか、ミランダにも同様に近づき、ハグをして顔をすりすりし始めた。
「あなたも、素晴らしい輝きを持っていますね! 精霊たちが祝福しています!」
「えええええっ!? シルフィアさんっ!?」ミランダは、エティーの護衛を務めてきた冷静さを失い、顔を真っ赤にして混乱する。「な、何を……!?」
ロベルトは、目の前で起こっている光景に、ただただ口を開けているしかない。ブライトン大将は困惑し、リーンは相変わらず面白そうに笑っている。
シルフィアは、皆の困惑など露知らず、「何かおかしいでしょうか? 精霊と心を通わすにはこうした行為が必須ですよ?」と、純粋な疑問を投げかける。彼女にとって、愛情や尊敬、親愛の情を示すのに、物理的な接触はごく当たり前のことなのだ。
レクスとヴィレは、シルフィアの能力の素晴らしさと、彼女のコミュニケーションスタイルの間で、複雑な感情に苛まれていた。しかし、シルフィアは、そんな人間の戸惑いをよそに、旅の安全確保に献身的に努める。
シルフィアは精霊使いとしての能力だけでなく、魔法に関しても深い造詣を持っていた。彼女は、ヴィレが使う魔法を見て、その原理や応用について、様々なアドバイスをした。ヴィレは、シルフィアの助言を受けながら、自身の【魔力掌握】や既存の魔法を組み合わせ、今まで考えもしなかった新たな魔法を得ていく。最初はシルフィアの突飛な行動に戸惑いつつも、その魔法に関する知識の深さには感心し、真剣に学んだ。シルフィアとの交流は、ヴィレの魔法の腕を飛躍的に向上させた。
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「世界樹が、病んでいます……」リンドールの声に、悲しみが滲む。
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