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外伝 リュークとエリザヴェータ
こん棒が目の前で消えちゃった
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あ、駄目だ!咄嗟に右手で受け止めようとしたけれど、冷静だったらそんな事しないはずだけれども、思わず反射的にやってしまった。
右手にこん棒が当たったと思ったら、こん棒が突然目の前から消えてしまった。
そうしたら勢いよく僕を攻撃しようとしていた魔物がバランスを崩し、目の前へ倒れてきてた。
押し倒される!そう思った時、どうした事か僕は両手で何かを握っていました。
その何かに魔物が倒れてきて、変な感触と共に僕は魔物に覆いかぶさられるようになってしまい、そのまま魔物の下敷きに。
やばい!何とかしなくちゃ!
そう思ったんだけど、魔物から動く気配がしません。
おかしいな?と思ったんだけど、魔物の心臓らしき場所に剣が深々と刺さっていて、どうやらそのお陰で死んだみたい。
驚いた僕は剣に触れようとしたんだけど、触ったか触らないかのうちに、その魔物ごと吹き飛ばされた。
見るとグリフォンと呼ばれている魔物が僕と魔物にぶつかってきたみたいで、死んだ魔物ともみくちゃになりながら何かにぶつかったみたい。
「い・・・・痛い・・・・」
見ると僕達の馬車より先に攻撃を受けてた豪華な馬車、あれにぶつかったみたいで、僕は運がよかったのか魔物がクッションになって助かったみたい。
で、そのまま豪華だった馬車の中に。
「キャ!・・・・き・・・・君!大丈夫?」
どうやらこの馬車には女性が乗っていたみたいで、そのうちの一人が声をかけてくれたみたい。
「ありがとうございます。申し訳ありませんが全く状況が分かりません。因みに全身が痛いです。」
横倒しになっている馬車の中。
ただ言えるのは、内装がびっくりするぐらい豪華って事。
で、別の女性が、
「姫様伏せて!そこのお前も動くな!」
そう言われいきなり僕の方へ剣を突き出してきて驚きつつ固まって動けない。
何もできず固まっていると、どうやら僕がこの馬車へ突っ込んだせいで空いた穴に魔物が入ろうとしてきたようで、それを撃破してくれたようです。
「ありがとうロゼ。それよりこの子を手当てしてあげないと。シグネ、回復魔術を使ってあげて?」
「いけませぬ姫様!見ず知らずの者にそうそう魔術を使うなど。今は緊急時。少しでも魔力を温存しないといけないのですよ?」
「そんな事は分かっています。シグネ、手当てを。」
「はい姫様。」
そう言って別の女性が僕のおなかに刺さったままの木片を躊躇なく抜いて下さり、あといくつかの木片も取ってくれて。そして・・・・
「この少年の傷を回復させよ!ヒール!」
といってその・・・・シグネと言われた女性が僕に・・・えっと初めて見るけれど、回復魔法かな?を使ってくれて。
みるみる痛みが引いていくのがわかります。
血も止まった。
「姫様、終わりました。」
「ありがとう。」
どうやら僕は助かったみたい。
右手にこん棒が当たったと思ったら、こん棒が突然目の前から消えてしまった。
そうしたら勢いよく僕を攻撃しようとしていた魔物がバランスを崩し、目の前へ倒れてきてた。
押し倒される!そう思った時、どうした事か僕は両手で何かを握っていました。
その何かに魔物が倒れてきて、変な感触と共に僕は魔物に覆いかぶさられるようになってしまい、そのまま魔物の下敷きに。
やばい!何とかしなくちゃ!
そう思ったんだけど、魔物から動く気配がしません。
おかしいな?と思ったんだけど、魔物の心臓らしき場所に剣が深々と刺さっていて、どうやらそのお陰で死んだみたい。
驚いた僕は剣に触れようとしたんだけど、触ったか触らないかのうちに、その魔物ごと吹き飛ばされた。
見るとグリフォンと呼ばれている魔物が僕と魔物にぶつかってきたみたいで、死んだ魔物ともみくちゃになりながら何かにぶつかったみたい。
「い・・・・痛い・・・・」
見ると僕達の馬車より先に攻撃を受けてた豪華な馬車、あれにぶつかったみたいで、僕は運がよかったのか魔物がクッションになって助かったみたい。
で、そのまま豪華だった馬車の中に。
「キャ!・・・・き・・・・君!大丈夫?」
どうやらこの馬車には女性が乗っていたみたいで、そのうちの一人が声をかけてくれたみたい。
「ありがとうございます。申し訳ありませんが全く状況が分かりません。因みに全身が痛いです。」
横倒しになっている馬車の中。
ただ言えるのは、内装がびっくりするぐらい豪華って事。
で、別の女性が、
「姫様伏せて!そこのお前も動くな!」
そう言われいきなり僕の方へ剣を突き出してきて驚きつつ固まって動けない。
何もできず固まっていると、どうやら僕がこの馬車へ突っ込んだせいで空いた穴に魔物が入ろうとしてきたようで、それを撃破してくれたようです。
「ありがとうロゼ。それよりこの子を手当てしてあげないと。シグネ、回復魔術を使ってあげて?」
「いけませぬ姫様!見ず知らずの者にそうそう魔術を使うなど。今は緊急時。少しでも魔力を温存しないといけないのですよ?」
「そんな事は分かっています。シグネ、手当てを。」
「はい姫様。」
そう言って別の女性が僕のおなかに刺さったままの木片を躊躇なく抜いて下さり、あといくつかの木片も取ってくれて。そして・・・・
「この少年の傷を回復させよ!ヒール!」
といってその・・・・シグネと言われた女性が僕に・・・えっと初めて見るけれど、回復魔法かな?を使ってくれて。
みるみる痛みが引いていくのがわかります。
血も止まった。
「姫様、終わりました。」
「ありがとう。」
どうやら僕は助かったみたい。
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