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外伝 リュークとエリザヴェータ
ご存じないですか?
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「あ、それでですけれど、私達は今から冒険者ギルドへ向かうのですが、リュークさんって冒険者ですよね?」
と、ターラさんが僕にそんな事を聞いてきます。
「あ、はい、まだ登録したばかりで何も実績がない状態ですけれど。」
そう言いつつカードを見せます。
「・・・・えっ?今何処から出したのですか?私達一応カードを確認しようと思ったのですけれど、何処にあるのかわからなくて。」
「あ、僕は空間魔法が使えるので、自分の中に仕舞えるんですよ。」
「えっと・・・・空間魔法?」
「はい、ご存じないですか?」
「知らないわ・・・・ミリアム、貴女知っている?」
「ターラが知らないんじゃ私が知る訳ないじゃないのよ!」
「えっとですね・・・・収納カバンってご存知ですか?」
ちょっと聞いてみる。
「え、ええ・・・・とても高価なアイテムで、本来持ち運びの難しい大きさの物や、重い物を収納できるカバンですね。余程運のよい冒険者か、お金を持ってる商人、一部の貴族しか持ってないって聞いています。」
「あれれ、そうなんだ・・・・で、そのカバンなしで、自分のスキルで色々な物を収納できるんですよ、空間魔法って。」
「す・・・・凄い!凄いです!」
「マジで!そんな便利なのあるんだ・・・・」
2人して驚いているよ。
うん、その反応に僕も驚くよ。
「あ・・・・脱線してしまいました。リュークさんって凄いのですね!で、あのですけれど、今からゴブリンとスライムの討伐報告へ行くのですが、リュークさんはゴブリン1体とスライムを討伐しているので、そのように報告をしようと思ったのですが、その、スライムの魔石が見当たらないので如何したのか知らないかしらと思って。」
「あ、そうだ、慌てていたから、えっと・・・・これだね。」
僕は自分の中からスライムの魔石を出します。
魔石って核の事だよね?
「これがスライムの魔石ですか・・・・ありがとうございます。あ、リュークさん歩けたり出来ます?もし大丈夫なら一緒に行きませんか?」
一寸起き上がってみます・・・・大丈夫かな。
で、ベッドから降りてみて立ち上がってみるけれど、問題なさそう。
念の為少しベッドの周囲をありてみましたが、うん、歩くのも大丈夫そう。
「大丈夫そうです。えっと僕ここの街って初めてなので、案内をお願いします。」
・・・・
・・・
・・
・
結局起き上がれないグラントリーさん以外の5人と僕がギルドへ向かう事になったようです。
「ここですよ。」
そう言って案内されたのは、一寸大きめの建物。
と言ってもまあ、さっきまで僕が寝ていた場所よりほんの数件離れているだけだったんだけど。
と、ターラさんが僕にそんな事を聞いてきます。
「あ、はい、まだ登録したばかりで何も実績がない状態ですけれど。」
そう言いつつカードを見せます。
「・・・・えっ?今何処から出したのですか?私達一応カードを確認しようと思ったのですけれど、何処にあるのかわからなくて。」
「あ、僕は空間魔法が使えるので、自分の中に仕舞えるんですよ。」
「えっと・・・・空間魔法?」
「はい、ご存じないですか?」
「知らないわ・・・・ミリアム、貴女知っている?」
「ターラが知らないんじゃ私が知る訳ないじゃないのよ!」
「えっとですね・・・・収納カバンってご存知ですか?」
ちょっと聞いてみる。
「え、ええ・・・・とても高価なアイテムで、本来持ち運びの難しい大きさの物や、重い物を収納できるカバンですね。余程運のよい冒険者か、お金を持ってる商人、一部の貴族しか持ってないって聞いています。」
「あれれ、そうなんだ・・・・で、そのカバンなしで、自分のスキルで色々な物を収納できるんですよ、空間魔法って。」
「す・・・・凄い!凄いです!」
「マジで!そんな便利なのあるんだ・・・・」
2人して驚いているよ。
うん、その反応に僕も驚くよ。
「あ・・・・脱線してしまいました。リュークさんって凄いのですね!で、あのですけれど、今からゴブリンとスライムの討伐報告へ行くのですが、リュークさんはゴブリン1体とスライムを討伐しているので、そのように報告をしようと思ったのですが、その、スライムの魔石が見当たらないので如何したのか知らないかしらと思って。」
「あ、そうだ、慌てていたから、えっと・・・・これだね。」
僕は自分の中からスライムの魔石を出します。
魔石って核の事だよね?
「これがスライムの魔石ですか・・・・ありがとうございます。あ、リュークさん歩けたり出来ます?もし大丈夫なら一緒に行きませんか?」
一寸起き上がってみます・・・・大丈夫かな。
で、ベッドから降りてみて立ち上がってみるけれど、問題なさそう。
念の為少しベッドの周囲をありてみましたが、うん、歩くのも大丈夫そう。
「大丈夫そうです。えっと僕ここの街って初めてなので、案内をお願いします。」
・・・・
・・・
・・
・
結局起き上がれないグラントリーさん以外の5人と僕がギルドへ向かう事になったようです。
「ここですよ。」
そう言って案内されたのは、一寸大きめの建物。
と言ってもまあ、さっきまで僕が寝ていた場所よりほんの数件離れているだけだったんだけど。
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