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外伝 リュークとエリザヴェータ
渋々ながら
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勇者であるヒルベルトは、お供のイディオ以外のメンバーを女性で固めたい。
そこにはここではとてもでは言い表せない理由があるのだが、今までは上手くやってきた。
きた、と思っていただけでそうではなかったのだが。
イディオ共々あらゆる物を雑に扱いすぎ、その結果国から貸与されていた貴重な収納かばんを何度も壊していた。
装備も然り。
仕方がないので、今はとあるダンジョンの最下層に安置されている、と言われる勇者専用装備を取りに何度も挑んでいるが、結果は伴っていない。
伴っていないどころかパーティーメンバーの女性は戻った途端消え去るように去って行くのである。
流石の皇帝もこれ以上好き勝手させてやるほどお人好しでもない。
いくらヒルベルトが皇族の血を引いていようが・・・・従弟の子供であろうが我慢にも限界がある。
そこで苦渋の選択として、聖女をパーティーメンバーに加入させる条件としてレーツェルとリュークをパーティーメンバーに加入させる、であった。
ヒルベルトは聖女がいないと知るといったん帰った。
そして翌日出直した。
・・・・
・・・
・・
・
「お初にお目にかかります。アルフォンシーナで御座います。そしてこちらは私が未熟なばかりに補佐をして下さるビーチェで御座います。」
「ビーチェです。聖女様をお守りするのが我が使命。聖女様にこの身を捧げる覚悟です。」
現在聖女アルフォンシーナはビーチェを伴い、皇帝陛下に謁見している。
そしてこの場にはヒルベルトとイディオ、レーツェルとリュークもいた。
で、ヒルベルトはイディオに
『おいイディオ、ビーチェとかいうのはお前好みじゃねえか?』
『おうともさ!今回は未だかつてないほど上物だな!そういう勇者こそ聖女はド直球じゃねえか?』
『あー辛抱たまらん!あれをあれsiteアヘアへだze!』
『ノリノリじゃねえか!』
『そういうイディオも・・・・涎が出ているぞ。』
『おっと失礼。』
ヒルベルトとイディオにとって、聖女であるアルフォンシーナとお供のビーチェをモノにするのは既に決定事項だったりする。
しかしそこには問題が・・・・
「・・・・も言ったが、聖女を補佐するにあたり荷物はどうするつもりだ?それにビーチェは前衛だ。後衛もどうするのだヒルベルトよ。」
皇帝陛下はヒルベルトにそう質問した。
「あ?条件に適う女は居ねえのか?それにかばん、まだあるんだろう?」
「・・・・仕方がない。今回の話は無かったこ「一寸待とうか皇帝よ。」とに・・・・ではこちらが用意した人材をパーティーメンバーに加えるのだな。」
「・・・・その2人の実力は知らねえが、聖女とお供の実力ははっきりとわかる!仕方がねえ。受け入れよう。」
このままでは聖女が(勇者的に)危ない!
そう思ったヒルベルトは男をパーティーに加入させる事と、好みではない外見の女を加入する事を渋々ながら承諾した。
そこにはここではとてもでは言い表せない理由があるのだが、今までは上手くやってきた。
きた、と思っていただけでそうではなかったのだが。
イディオ共々あらゆる物を雑に扱いすぎ、その結果国から貸与されていた貴重な収納かばんを何度も壊していた。
装備も然り。
仕方がないので、今はとあるダンジョンの最下層に安置されている、と言われる勇者専用装備を取りに何度も挑んでいるが、結果は伴っていない。
伴っていないどころかパーティーメンバーの女性は戻った途端消え去るように去って行くのである。
流石の皇帝もこれ以上好き勝手させてやるほどお人好しでもない。
いくらヒルベルトが皇族の血を引いていようが・・・・従弟の子供であろうが我慢にも限界がある。
そこで苦渋の選択として、聖女をパーティーメンバーに加入させる条件としてレーツェルとリュークをパーティーメンバーに加入させる、であった。
ヒルベルトは聖女がいないと知るといったん帰った。
そして翌日出直した。
・・・・
・・・
・・
・
「お初にお目にかかります。アルフォンシーナで御座います。そしてこちらは私が未熟なばかりに補佐をして下さるビーチェで御座います。」
「ビーチェです。聖女様をお守りするのが我が使命。聖女様にこの身を捧げる覚悟です。」
現在聖女アルフォンシーナはビーチェを伴い、皇帝陛下に謁見している。
そしてこの場にはヒルベルトとイディオ、レーツェルとリュークもいた。
で、ヒルベルトはイディオに
『おいイディオ、ビーチェとかいうのはお前好みじゃねえか?』
『おうともさ!今回は未だかつてないほど上物だな!そういう勇者こそ聖女はド直球じゃねえか?』
『あー辛抱たまらん!あれをあれsiteアヘアへだze!』
『ノリノリじゃねえか!』
『そういうイディオも・・・・涎が出ているぞ。』
『おっと失礼。』
ヒルベルトとイディオにとって、聖女であるアルフォンシーナとお供のビーチェをモノにするのは既に決定事項だったりする。
しかしそこには問題が・・・・
「・・・・も言ったが、聖女を補佐するにあたり荷物はどうするつもりだ?それにビーチェは前衛だ。後衛もどうするのだヒルベルトよ。」
皇帝陛下はヒルベルトにそう質問した。
「あ?条件に適う女は居ねえのか?それにかばん、まだあるんだろう?」
「・・・・仕方がない。今回の話は無かったこ「一寸待とうか皇帝よ。」とに・・・・ではこちらが用意した人材をパーティーメンバーに加えるのだな。」
「・・・・その2人の実力は知らねえが、聖女とお供の実力ははっきりとわかる!仕方がねえ。受け入れよう。」
このままでは聖女が(勇者的に)危ない!
そう思ったヒルベルトは男をパーティーに加入させる事と、好みではない外見の女を加入する事を渋々ながら承諾した。
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