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外伝 リュークとエリザヴェータ
何の事だかサッパリ
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オロオロするレーツェルさん改め?エリザヴェータ・・・・姫様?だよね???
「ちょ・・・一寸・・・・どういう事?」
「あ・・・・その・・・・ごめんなさい・・・・」
先に謝っておこう。
「その・・・・先ずは落ち着きませんか?」
涙目でこちらを見てくる姫様に取り敢えず言ってみる。
改めて座り直す姫様。
「先ずは腕輪、返していただけますか?」
姫様が言ってきたので、スキルを使って仕舞ってしまった腕輪を取り出します。
使ったというより、発動してしまったというか。
何も言わず受け取って装着する姫様。
すると瞬く間にレーツェルさんの姿に。
そしてしばし沈黙が・・・・
「リューク、どういう事か説明してもらえますか?」
「はい・・・・」
どうしてこうなったか説明をする事に。
そういえばまだ言ってなかったんだよね、僕が得ている空間スキルの詳しい活用方法。
「えっと・・・・何から話したらいいのか分からないけれど、僕のスキルは右手で触れた物は全部収納する事ができるんです。ただ、何でもかんでも触った物が収納できてしまえば色々と不便もありますし、普段はスキルを発動しないようにしてるんですが・・・・まだ不慣れなもので、咄嗟の時は無意識に発動してしまうんです。」
僕は正直にレーツェルさん・・・・姫様と言うべきかな?に話をしたんです。
そうしたらレーツェルさんは、
「はーそういう事でしたか。ワザとではないんですよね?」
「も、勿論違います!」
全力で否定してしまった。
「この事は他言無用でお願いしますね。まあリュークの事は少なからず知っていますから問題ないと思いますが・・・・この際ですから、本当の任務をお話ししましょう。」
そう言ってレーツェルさんは改めて僕に何やら秘密めいた事を話してくれました。
「もう私の正体がばれてしまいましたから仕方ありませんが、私の父は皇帝オーレリアンです。そして、父の命を受けて勇者の調査をしておりましたの。」
「えっと・・・・勇者さまが何か?」
「先程も言いましたが、勇者は今までパーティーメンバーに見た目の良い女性しか加入させておりませんでしたが・・・・ダンジョンから出てくると、メンバーの女性は皆逃げるように去っていくのです。」
「何故なのですか?」
「・・・・それって本当に聞いているの?貴方の鈍感さには・・・・もう・・・・いいわ。はっきり言うと、パーティーメンバーの女性は、勇者とイディオに犯されたんじゃないかって疑っているのよ!しかも噂では既に何人か妊娠しているって噂があるし!」
・・・・えっと・・・・どういう事?
「犯すって何を犯すんですか?それに妊娠って・・・・妊娠って何ですか・・・?」
「えっ?そこから説明しないといけない?孤児院ではそう言った事は何も教えられなかったの?」
・・・・何だろう?僕、何か彼女を怒らせてしまうような事を言ってしまったのかな?
「その、ごめんなさい、何の事だかサッパリ・・・・」
・・・・
・・・
・・
・
その後レーツェルさんは僕に色々な事を教えてくれました。
衝撃でした。
女性と男性が裸で愛し合えば赤ちゃんができるって。
そして、勇者さまは愛し合っていない女性を無理やり裸にして、無理やり赤ちゃんを作っているって。
「で、私はほら皇帝の娘だから・・・・万が一にもそのような事があってはならないのよ。なので身分を隠して勇者パーティーに紛れ込んだのよ。」
「ちょ・・・一寸・・・・どういう事?」
「あ・・・・その・・・・ごめんなさい・・・・」
先に謝っておこう。
「その・・・・先ずは落ち着きませんか?」
涙目でこちらを見てくる姫様に取り敢えず言ってみる。
改めて座り直す姫様。
「先ずは腕輪、返していただけますか?」
姫様が言ってきたので、スキルを使って仕舞ってしまった腕輪を取り出します。
使ったというより、発動してしまったというか。
何も言わず受け取って装着する姫様。
すると瞬く間にレーツェルさんの姿に。
そしてしばし沈黙が・・・・
「リューク、どういう事か説明してもらえますか?」
「はい・・・・」
どうしてこうなったか説明をする事に。
そういえばまだ言ってなかったんだよね、僕が得ている空間スキルの詳しい活用方法。
「えっと・・・・何から話したらいいのか分からないけれど、僕のスキルは右手で触れた物は全部収納する事ができるんです。ただ、何でもかんでも触った物が収納できてしまえば色々と不便もありますし、普段はスキルを発動しないようにしてるんですが・・・・まだ不慣れなもので、咄嗟の時は無意識に発動してしまうんです。」
僕は正直にレーツェルさん・・・・姫様と言うべきかな?に話をしたんです。
そうしたらレーツェルさんは、
「はーそういう事でしたか。ワザとではないんですよね?」
「も、勿論違います!」
全力で否定してしまった。
「この事は他言無用でお願いしますね。まあリュークの事は少なからず知っていますから問題ないと思いますが・・・・この際ですから、本当の任務をお話ししましょう。」
そう言ってレーツェルさんは改めて僕に何やら秘密めいた事を話してくれました。
「もう私の正体がばれてしまいましたから仕方ありませんが、私の父は皇帝オーレリアンです。そして、父の命を受けて勇者の調査をしておりましたの。」
「えっと・・・・勇者さまが何か?」
「先程も言いましたが、勇者は今までパーティーメンバーに見た目の良い女性しか加入させておりませんでしたが・・・・ダンジョンから出てくると、メンバーの女性は皆逃げるように去っていくのです。」
「何故なのですか?」
「・・・・それって本当に聞いているの?貴方の鈍感さには・・・・もう・・・・いいわ。はっきり言うと、パーティーメンバーの女性は、勇者とイディオに犯されたんじゃないかって疑っているのよ!しかも噂では既に何人か妊娠しているって噂があるし!」
・・・・えっと・・・・どういう事?
「犯すって何を犯すんですか?それに妊娠って・・・・妊娠って何ですか・・・?」
「えっ?そこから説明しないといけない?孤児院ではそう言った事は何も教えられなかったの?」
・・・・何だろう?僕、何か彼女を怒らせてしまうような事を言ってしまったのかな?
「その、ごめんなさい、何の事だかサッパリ・・・・」
・・・・
・・・
・・
・
その後レーツェルさんは僕に色々な事を教えてくれました。
衝撃でした。
女性と男性が裸で愛し合えば赤ちゃんができるって。
そして、勇者さまは愛し合っていない女性を無理やり裸にして、無理やり赤ちゃんを作っているって。
「で、私はほら皇帝の娘だから・・・・万が一にもそのような事があってはならないのよ。なので身分を隠して勇者パーティーに紛れ込んだのよ。」
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