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世界征服編
金持ちのバレンタインスケールがデカすぎる
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「んん~!」
「あ、おはようございます」
「おー石田か。おはようさん」
春高終わってもう一月か。
早いな。
「もう一ヶ月かよ」
「ジジイみたいな事言わないでくださいよ」
コトっと俺の前に並ぶ石田の手料理。
今⋯⋯日は、白味噌の味噌汁、出汁巻き卵に焼き魚、ぬか漬けか。
「おぉ、漬けもんなんていつからだ?」
「彼女から貰いました。
どうやら実家の方で手作りしているようで。
結構美味いですよ」
「いい感じにやってるじゃん」
視線を送ると軽くあしらわれる。
「決算は?」
「準備は終わってます。
役員報酬が上がりすぎて、色々怖いです」
「俺に関しては普通にありえないくらい入ってるよな」
「ですし、ファンド、事業、あとは白波の方から振り込まれる報酬、諸星さんからのカード、倶楽部タスクによる報酬での利益。
どれも資産を使う理由なんてないですからね」
いや本当そうなんだよな。
ここまで来ると、管理のほうが大変で仕方ない。
「とりあえず2015⋯⋯良い感じのスタートダッシュだな」
「良い感じなんて止めてくださいよ。
日本じゃ無双状態ですし、最近代表エリックとお話してばかりじゃないですか」
「だっていつこっちに来てくれるんだ!ってデート帰りの彼女みたいに電話かけてくるんだもん」
なんなら永住権だ権力をあげるからとか、土地交渉するからこっちに引っ越してくれとか一生言ってくるからたまったもんじゃない。
恐らく俺がこのバッテリーを引っ張ってるというのを肌で感じたのだろう。
押せ押せが凄まじい。
見習うべきところもあるほどだぞ、あれは。
「無いとは思いますが、向こうに行く予定──」
「ない。
まぁでも、正直大学に行くつもりはないからな。
事業と言っても、基本的には任せる形になるし、俺はあくまでオーナーとしてのポジションだしな?」
基本俺としては、本来の錬金術師の力、これは使わない前提で進めたい。
だから研究方面も声は出さない。
俺がやっているのは、本来技術面でも持っている人材の能力面でも、政治や圧力によって落とされた祖国を盛り返そうと言う話をしたいのであってだな。
「それに楽をするというスローガンが糞すぎるだろ」
「⋯⋯あっ、確かにそんな事を言って時期もありますねぇ!」
石田が思い出したようにそう吐き捨てるのも頷ける。
今じゃ俺もこいつも、1日2時間寝ているか怪しいところだ。
あ、でも俺は、ずっと運動会しているから仕方ないか。
「隠居生活したいじゃん?」
「ですねぇ。ってことは?」
察したようだな。
「そうそう。
向こうなら、こっちよりも楽に隠居生活というものが出来る」
だがそれは、家族と離れることを意味するわけだ。
だから万が一にもあるとは思っていないわけ。
「はぁ、隠居生活の道程は大変そうです」
「今じゃ俺達の隠居生活は夢のまた夢だわな」
本当な。
なんか今じゃ電話してない時がないもんな。
「お、ざっきー!」
「おはー」
よしも変わらずだな。
「伊崎さん!おはようございます!」
「花南ちゃんもおはよう」
花南ちゃん、遂にうちに所属するんだって!
だけどとりあえず、まだ所属歌い手の文化がないから、スポンサーと言う形で支援を始めていくことが確定した。
いいねぇ。
未来ある歌手を応援するのは。
*
「え?」
学校に到着⋯⋯したのはいいんだが。
「ざっきー、何やったの?」
「す、すご」
俺の目には目の前に大量の車と使用人のような連中が両脇に列をなして俺達を待っていたように並んでいる。
「伊崎様、こちらお嬢様からバレンタインの品でございます」
一人の執事から受け取ったのは車のキー3つ。
「ちなみにこれは?」
「バレンタインでございます」
「バレンタイン?」
カイマン、キンボルハーニー、バンツ。
え?金持ちってこんな感じなん?
「えぇ、バレンタインでございます」
すると並んでいた別の執事が今度は俺の手にまた違う車のキーを。
「お嬢様から渡すよう言われています」
「ば、バレンタイン?」
「はい!バレンタインでございます」
ワーゲンさん、なんかいっぱい。
「伊崎様、こちらのカードを」
今度はカード。
「これは?」
「お嬢様からいくらでも使って良い仰せつかっております」
「バレンタイン?」
「バレンタインでございます」
「何か返事を」
「「「いえ、ほんの気持ちでございます」」」
⋯⋯んん。どうしよう?
「ざっきー、モテモテやん!」
「す、凄いですよ!」
「あ、あぁ」
なんか逆にこえーよ。
せめてお返しくらいできないと。
それから列を成している使用人全員の要件を受け取る。
「あ、あぁ」
いつもなら反応できる俺が、呆然とするしかできなかった。
手には袋とキー。
オマケに船とか飛行機とか言われてある種俺の頭は困惑でいっぱいだ。
ここまでするんだったらイベントに招待するので来てほしいくらい言えよ。
ーーー
ー今日のあとがきー
ずっと悩んでる側を疑ってはいたんですが、皆さんの反応で作者が変だったということが判明しました。
認識が違った模様で。(笑)
てことは世界とかストーリーとか、キャラクターもある程度考えなくてもなんとなくポンって出るのも多分おかしいってことなんですよね。
作者はようつべを再生するみたいに一話丸々出てくるので、作家はみんなそうなのだと思ってました。
書くことが一つ減りました(笑)
あと最近ヤケに夢を見ます。
真っ暗な中で公衆電話の受話器がだけが目の前にあってずっと呼び鈴が鳴っててガタガタしている夢です。
出ないと知らん幼い女の子の声で「出ないの?」と聞かれます。
なんかずっと見るのでここに残します(笑)
「あ、おはようございます」
「おー石田か。おはようさん」
春高終わってもう一月か。
早いな。
「もう一ヶ月かよ」
「ジジイみたいな事言わないでくださいよ」
コトっと俺の前に並ぶ石田の手料理。
今⋯⋯日は、白味噌の味噌汁、出汁巻き卵に焼き魚、ぬか漬けか。
「おぉ、漬けもんなんていつからだ?」
「彼女から貰いました。
どうやら実家の方で手作りしているようで。
結構美味いですよ」
「いい感じにやってるじゃん」
視線を送ると軽くあしらわれる。
「決算は?」
「準備は終わってます。
役員報酬が上がりすぎて、色々怖いです」
「俺に関しては普通にありえないくらい入ってるよな」
「ですし、ファンド、事業、あとは白波の方から振り込まれる報酬、諸星さんからのカード、倶楽部タスクによる報酬での利益。
どれも資産を使う理由なんてないですからね」
いや本当そうなんだよな。
ここまで来ると、管理のほうが大変で仕方ない。
「とりあえず2015⋯⋯良い感じのスタートダッシュだな」
「良い感じなんて止めてくださいよ。
日本じゃ無双状態ですし、最近代表エリックとお話してばかりじゃないですか」
「だっていつこっちに来てくれるんだ!ってデート帰りの彼女みたいに電話かけてくるんだもん」
なんなら永住権だ権力をあげるからとか、土地交渉するからこっちに引っ越してくれとか一生言ってくるからたまったもんじゃない。
恐らく俺がこのバッテリーを引っ張ってるというのを肌で感じたのだろう。
押せ押せが凄まじい。
見習うべきところもあるほどだぞ、あれは。
「無いとは思いますが、向こうに行く予定──」
「ない。
まぁでも、正直大学に行くつもりはないからな。
事業と言っても、基本的には任せる形になるし、俺はあくまでオーナーとしてのポジションだしな?」
基本俺としては、本来の錬金術師の力、これは使わない前提で進めたい。
だから研究方面も声は出さない。
俺がやっているのは、本来技術面でも持っている人材の能力面でも、政治や圧力によって落とされた祖国を盛り返そうと言う話をしたいのであってだな。
「それに楽をするというスローガンが糞すぎるだろ」
「⋯⋯あっ、確かにそんな事を言って時期もありますねぇ!」
石田が思い出したようにそう吐き捨てるのも頷ける。
今じゃ俺もこいつも、1日2時間寝ているか怪しいところだ。
あ、でも俺は、ずっと運動会しているから仕方ないか。
「隠居生活したいじゃん?」
「ですねぇ。ってことは?」
察したようだな。
「そうそう。
向こうなら、こっちよりも楽に隠居生活というものが出来る」
だがそれは、家族と離れることを意味するわけだ。
だから万が一にもあるとは思っていないわけ。
「はぁ、隠居生活の道程は大変そうです」
「今じゃ俺達の隠居生活は夢のまた夢だわな」
本当な。
なんか今じゃ電話してない時がないもんな。
「お、ざっきー!」
「おはー」
よしも変わらずだな。
「伊崎さん!おはようございます!」
「花南ちゃんもおはよう」
花南ちゃん、遂にうちに所属するんだって!
だけどとりあえず、まだ所属歌い手の文化がないから、スポンサーと言う形で支援を始めていくことが確定した。
いいねぇ。
未来ある歌手を応援するのは。
*
「え?」
学校に到着⋯⋯したのはいいんだが。
「ざっきー、何やったの?」
「す、すご」
俺の目には目の前に大量の車と使用人のような連中が両脇に列をなして俺達を待っていたように並んでいる。
「伊崎様、こちらお嬢様からバレンタインの品でございます」
一人の執事から受け取ったのは車のキー3つ。
「ちなみにこれは?」
「バレンタインでございます」
「バレンタイン?」
カイマン、キンボルハーニー、バンツ。
え?金持ちってこんな感じなん?
「えぇ、バレンタインでございます」
すると並んでいた別の執事が今度は俺の手にまた違う車のキーを。
「お嬢様から渡すよう言われています」
「ば、バレンタイン?」
「はい!バレンタインでございます」
ワーゲンさん、なんかいっぱい。
「伊崎様、こちらのカードを」
今度はカード。
「これは?」
「お嬢様からいくらでも使って良い仰せつかっております」
「バレンタイン?」
「バレンタインでございます」
「何か返事を」
「「「いえ、ほんの気持ちでございます」」」
⋯⋯んん。どうしよう?
「ざっきー、モテモテやん!」
「す、凄いですよ!」
「あ、あぁ」
なんか逆にこえーよ。
せめてお返しくらいできないと。
それから列を成している使用人全員の要件を受け取る。
「あ、あぁ」
いつもなら反応できる俺が、呆然とするしかできなかった。
手には袋とキー。
オマケに船とか飛行機とか言われてある種俺の頭は困惑でいっぱいだ。
ここまでするんだったらイベントに招待するので来てほしいくらい言えよ。
ーーー
ー今日のあとがきー
ずっと悩んでる側を疑ってはいたんですが、皆さんの反応で作者が変だったということが判明しました。
認識が違った模様で。(笑)
てことは世界とかストーリーとか、キャラクターもある程度考えなくてもなんとなくポンって出るのも多分おかしいってことなんですよね。
作者はようつべを再生するみたいに一話丸々出てくるので、作家はみんなそうなのだと思ってました。
書くことが一つ減りました(笑)
あと最近ヤケに夢を見ます。
真っ暗な中で公衆電話の受話器がだけが目の前にあってずっと呼び鈴が鳴っててガタガタしている夢です。
出ないと知らん幼い女の子の声で「出ないの?」と聞かれます。
なんかずっと見るのでここに残します(笑)
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