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世界征服編
神話の始まりであり、それは表に出ないといけないということ
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「んー⋯⋯恐らく」
俺は目の前で素材を確認している。
「通訳できません伊崎さん!
二人が興奮し過ぎて翻訳できません」
「「※※※※※!!!」」
違うな。もう少し必要だな。
「駄目だ、俺は物理学が分からんから結果しか伝えられないんだがな」
「伊崎さん、これ正気ですか?」
隣にいる石田。
目が人間かを疑うような揺れる瞳孔を見て思わず笑ってしまう。
「あぁ。"思い出した"」
あの都市伝説の映像⋯⋯恐らく「エーテル」だ。
エーテルってのは、まぁここでハッキリさせておくなら、魔力>エーテルだ。
エーテルは明確に魔力の下。
魔力を超極薄にしたものがエーテル。
だが、理屈的には集めればエーテルは魔力に少し近付くし、俺は魔力を使って様々なモノを世に解き放ってきた。
そもそも物理法則が違うのだから説明が出来んが、俺は知っている。
エーテルの配合と周波数をイジると共鳴増幅という現象を起こす。
これがこの時代、いや⋯⋯地球人からすれば奇跡を起こす代物になる。
何が言いたいのかというと。
まぁまず頭を柔らかく柔軟して欲しいんだが、人類というのは様々な機能があるのは承知だろう。
その中でも人類の眼球というのは非常に大事な部分だ。
⋯⋯それが超能力や能力者という部分でも。
眼球には無意識に遮断される情報が大量にある。
赤外線や紫外線など、俺達の肉眼では見えないだろう?
その中にもエーテルや言い方をまとめると未知のエネルギーが数多くある。
それを人類はスピリチュアルや都市伝説と呼ぶ。
見えないし、知らないから。
無知を晒しているようなものだ。
説教はこの程度として。
まぁだからなんやねんという疑問に答えると。
簡単に言えば、特定の配合をしたもの同士で共鳴増幅という現象を起こすと、周囲にある自分と同じ奴を引き寄せ続け、密度が急上昇する。
結果──エネルギー転移という性質が全く変わったものに変わる現象を言うのだが、それが"""電力に変わる"""。
⋯⋯これは、副作用やリスクが全く無いという側面を持ちながらも清浄効果もある俺が最初に作った師への恩返しのつもりで放った一つ。
「waitwaitwaitwaitwaitwait!!!!
○uck!!!」
「ありゃ、ヤバさが伝わったらしい」
さすがプロだな。
ミニチュアで実験したら事実だと言うことがわかったらしい。
凄いな。
物理法則は違うようだが、上手く行くようだ。
「伊崎さん!端的に教えてほしいのですが、この手法送電案までもあると言うなら教えて欲しいとエリックが」
「あぁ、それならさっき伝えたはずだが」
それから僅か数日後。
急いでお使い帰りの大人たちがみんな興奮している。
「実験か」
全て上手く行くと──
「待て待て待て、伊崎さん!」
今度は現場のこっちサイドの人間が大慌てでやってくる。
「あなたは神か何かなのか!?」
「ん?」
「あなたの言ったこの理論、量子もつれの事を言ってるのか!?
2つの塊を離して、片方はロケットを。
片方はレシーバーとして用意させる。
この生産で生まれた螺旋タワーから正十二面体の入口から指向性を持たせて照射。
事前に打ち上げた衛生から地上のステーション配置してあるレシーバーに向かって照射。
レシーバーはパネルを通じて受け取ったそのエネルギーを電力に変換させて即座に超効率のチャージャーから補給できる?
これなら線を引く必要はない。
そもそもこれは、無線送電というまだ実用できていない技術ですよ!?」
「ま、待て、興奮し過ぎで俺がわからん」
本当に地球の技術なんて知らんのだが。
「量子もつれってなんだ?
俺マジで知らん知らん」
「あなたは神だ!!
なぜあなたは研究していないんだ!!
これは技術を50年は早くさせる代物だ!
世界を手に出来る!!!
伊崎!!あなたは表に出るべきだ!!」
呼び捨て?
だがなんか⋯⋯。
「歴史が変わるぞ!!」
「いや、俺はクリスチャンだが⋯⋯!
くっ!!」
「いや、そんな事があるのか!?」
「ではこうして率を変えたら⋯⋯?」
あーやべぇやべぇ。
インフラを作るって言っただけなのになんか変な方向に尊敬されだしてる。
非常にまずい気がするのだが。
「石田、一旦ラウンジに帰るぞ」
「は、はい」
「「「「「「※※※※※※!!ソウ!!」」」」」」
いかん。何かまずいぞ。
俺はただ、インフラを整えようとしただけなんだが。
*
「ふぅ。鍵掛けたか?」
ガチャリ。
石田がロックを4重にしてドアノブを回す。
「はい。大丈夫です」
「大将も遂に規模感おかしくなったと思ったが、初対面の時にも思ったがやはり⋯⋯俺達の想像よりも遥か上の存在だったんだな」
「まぁ、一言で言えばそうかな?
俺としては当初と言っていることは変わらん。
金があって、お前ら二人とのんびり女とイチャイチャして欲しいものを買って過ごす。
普通だろ?」
「それがまさか、こんな海外まで来て、インフラまで整えるって言うんですから不思議です」
俺の向かいに溜息混じり、机の上にミルクティーを並べて鼻で笑いながら座る。
「火を」
煙草を吸おうとする俺に石田がライターを出してくる。
「サマになってるな」
全員でとりあえず一服。
ある程度落ち着いた頃、石田が発した。
「俺達頭が悪いんでイマイチピンときていないんですけど、あの興奮よう⋯⋯恐らく凄いマズイものを伊崎節で発動させたのは何となくわかったんですが、ざっくり俺達にでも分かるように言うとどういう事なんです?
把握はしておきたいといいますか」
「まぁ、そうだな」
俺はいくつか手頃なモノを持ってくる。
「とりあえず、俺達の目には見えないものがある。
それを前提に話す。いいな?」
無言で頷く二人。
「とりあえず、その見えない何かはある一定の周波数という振動と条件下で共鳴増幅という周りを集める事をする。
集まるとどうなる?
例えばプールに人をドンドン入れていけば?」
「密集しますよね?」
「そうだ。
人だとぎゅうぎゅうになるだけだが、こういう物は違う。
密度が上がり、限界点が訪れる。
すると、このエネルギーは全く違う性質を持ったエネルギーに変わる。
それがいわゆる俺達のよく知ってる電力になるというのがまず一つ目の解決した問題だ」
「つまり、発電量と言ってた最初の問題がこれで解決するということですか?」
石田も銀も、随分読解力が上がったな。
「そういう事だ。
これはリスクもないし、誰も知らない。
しかも、電力を生み出せるわけだから資源は無限に近い」
俺の言葉で二人の目つきがぐっと変わった。
流石に意味が分かったらしい。
「無限⋯⋯ですか」
「あぁ。
今までは石油や様々な物に頼っていたが、とりあえずエリックや俺達はこの情報を知ってる上でモノを考えるなら、有害物質も出ないこっちで進めるのは当然で、少なくとも俺達は電気という無敵に近い味方を付ける事に成功した」
「大将はどうやって知ったんだ?」
「当然の疑問だな。
俺は神秘学を勉強していたから結論だけ導き出した⋯⋯と言えば納得出来るか?」
言い訳が苦しいが、納得してもらうしかない。
「そういう事か」
「あぁ。
そんで、インフラを整えるにはだが。
要は生産するものには俺の頭の中にはタワーが最も正しい運用の仕方が入っている。
加工して、だが。
それが二重螺旋構造タワーになる。
海外っぽく言えばゼウスとかか?トールとか。
その真ん中に正十二面体という正方形とかそういう適切な形にしたモノを間に置く。
これでタワーは出来上がる」
「ですがこれでは充電は出来ないということですよね?」
「石田、まさにその通りだ。
生産できても、それを線で繋いでガソリンスタンドのようにする為には規模感と繋ぐという事では解決できない。
そこで、このエリックの会社にある事業の一つ──ロケットと衛生だ」
「「はぁ」」
「宇宙に衛生をいくつか送る。
そこから座標を通じて分かりやすく言えばガソリンスタンドの座標に向かって人の目には映らないレベルのビームを打ち込む。
ガソリンスタンドの上には受け取るような太陽光用のパネルを設置して、そのビームを変換する。
──電気に。
そんで今アイツらが実用しかけている高速チャージャー⋯⋯俺達は去年ある素材を使えばロスなく送り込める技術を持ってる。
それらを組み合わせれば、ガソリンスタンドと同じように充電できる。
ここで何が起きるかというと、充電の時間、容量、そして繋ぐという従来のやり方を省略した上で、大衆にも使えるようにできると言うことを俺が言ったわけだ」
しばらく二人が無言で煙草を吸っている。
⋯⋯四本目だ。
「「やっぱりアンタおかしいよ」」
「ん?
お前ら会ったときから狂ってるって言ってたやん」
⋯⋯何を今更。
俺は目の前で素材を確認している。
「通訳できません伊崎さん!
二人が興奮し過ぎて翻訳できません」
「「※※※※※!!!」」
違うな。もう少し必要だな。
「駄目だ、俺は物理学が分からんから結果しか伝えられないんだがな」
「伊崎さん、これ正気ですか?」
隣にいる石田。
目が人間かを疑うような揺れる瞳孔を見て思わず笑ってしまう。
「あぁ。"思い出した"」
あの都市伝説の映像⋯⋯恐らく「エーテル」だ。
エーテルってのは、まぁここでハッキリさせておくなら、魔力>エーテルだ。
エーテルは明確に魔力の下。
魔力を超極薄にしたものがエーテル。
だが、理屈的には集めればエーテルは魔力に少し近付くし、俺は魔力を使って様々なモノを世に解き放ってきた。
そもそも物理法則が違うのだから説明が出来んが、俺は知っている。
エーテルの配合と周波数をイジると共鳴増幅という現象を起こす。
これがこの時代、いや⋯⋯地球人からすれば奇跡を起こす代物になる。
何が言いたいのかというと。
まぁまず頭を柔らかく柔軟して欲しいんだが、人類というのは様々な機能があるのは承知だろう。
その中でも人類の眼球というのは非常に大事な部分だ。
⋯⋯それが超能力や能力者という部分でも。
眼球には無意識に遮断される情報が大量にある。
赤外線や紫外線など、俺達の肉眼では見えないだろう?
その中にもエーテルや言い方をまとめると未知のエネルギーが数多くある。
それを人類はスピリチュアルや都市伝説と呼ぶ。
見えないし、知らないから。
無知を晒しているようなものだ。
説教はこの程度として。
まぁだからなんやねんという疑問に答えると。
簡単に言えば、特定の配合をしたもの同士で共鳴増幅という現象を起こすと、周囲にある自分と同じ奴を引き寄せ続け、密度が急上昇する。
結果──エネルギー転移という性質が全く変わったものに変わる現象を言うのだが、それが"""電力に変わる"""。
⋯⋯これは、副作用やリスクが全く無いという側面を持ちながらも清浄効果もある俺が最初に作った師への恩返しのつもりで放った一つ。
「waitwaitwaitwaitwaitwait!!!!
○uck!!!」
「ありゃ、ヤバさが伝わったらしい」
さすがプロだな。
ミニチュアで実験したら事実だと言うことがわかったらしい。
凄いな。
物理法則は違うようだが、上手く行くようだ。
「伊崎さん!端的に教えてほしいのですが、この手法送電案までもあると言うなら教えて欲しいとエリックが」
「あぁ、それならさっき伝えたはずだが」
それから僅か数日後。
急いでお使い帰りの大人たちがみんな興奮している。
「実験か」
全て上手く行くと──
「待て待て待て、伊崎さん!」
今度は現場のこっちサイドの人間が大慌てでやってくる。
「あなたは神か何かなのか!?」
「ん?」
「あなたの言ったこの理論、量子もつれの事を言ってるのか!?
2つの塊を離して、片方はロケットを。
片方はレシーバーとして用意させる。
この生産で生まれた螺旋タワーから正十二面体の入口から指向性を持たせて照射。
事前に打ち上げた衛生から地上のステーション配置してあるレシーバーに向かって照射。
レシーバーはパネルを通じて受け取ったそのエネルギーを電力に変換させて即座に超効率のチャージャーから補給できる?
これなら線を引く必要はない。
そもそもこれは、無線送電というまだ実用できていない技術ですよ!?」
「ま、待て、興奮し過ぎで俺がわからん」
本当に地球の技術なんて知らんのだが。
「量子もつれってなんだ?
俺マジで知らん知らん」
「あなたは神だ!!
なぜあなたは研究していないんだ!!
これは技術を50年は早くさせる代物だ!
世界を手に出来る!!!
伊崎!!あなたは表に出るべきだ!!」
呼び捨て?
だがなんか⋯⋯。
「歴史が変わるぞ!!」
「いや、俺はクリスチャンだが⋯⋯!
くっ!!」
「いや、そんな事があるのか!?」
「ではこうして率を変えたら⋯⋯?」
あーやべぇやべぇ。
インフラを作るって言っただけなのになんか変な方向に尊敬されだしてる。
非常にまずい気がするのだが。
「石田、一旦ラウンジに帰るぞ」
「は、はい」
「「「「「「※※※※※※!!ソウ!!」」」」」」
いかん。何かまずいぞ。
俺はただ、インフラを整えようとしただけなんだが。
*
「ふぅ。鍵掛けたか?」
ガチャリ。
石田がロックを4重にしてドアノブを回す。
「はい。大丈夫です」
「大将も遂に規模感おかしくなったと思ったが、初対面の時にも思ったがやはり⋯⋯俺達の想像よりも遥か上の存在だったんだな」
「まぁ、一言で言えばそうかな?
俺としては当初と言っていることは変わらん。
金があって、お前ら二人とのんびり女とイチャイチャして欲しいものを買って過ごす。
普通だろ?」
「それがまさか、こんな海外まで来て、インフラまで整えるって言うんですから不思議です」
俺の向かいに溜息混じり、机の上にミルクティーを並べて鼻で笑いながら座る。
「火を」
煙草を吸おうとする俺に石田がライターを出してくる。
「サマになってるな」
全員でとりあえず一服。
ある程度落ち着いた頃、石田が発した。
「俺達頭が悪いんでイマイチピンときていないんですけど、あの興奮よう⋯⋯恐らく凄いマズイものを伊崎節で発動させたのは何となくわかったんですが、ざっくり俺達にでも分かるように言うとどういう事なんです?
把握はしておきたいといいますか」
「まぁ、そうだな」
俺はいくつか手頃なモノを持ってくる。
「とりあえず、俺達の目には見えないものがある。
それを前提に話す。いいな?」
無言で頷く二人。
「とりあえず、その見えない何かはある一定の周波数という振動と条件下で共鳴増幅という周りを集める事をする。
集まるとどうなる?
例えばプールに人をドンドン入れていけば?」
「密集しますよね?」
「そうだ。
人だとぎゅうぎゅうになるだけだが、こういう物は違う。
密度が上がり、限界点が訪れる。
すると、このエネルギーは全く違う性質を持ったエネルギーに変わる。
それがいわゆる俺達のよく知ってる電力になるというのがまず一つ目の解決した問題だ」
「つまり、発電量と言ってた最初の問題がこれで解決するということですか?」
石田も銀も、随分読解力が上がったな。
「そういう事だ。
これはリスクもないし、誰も知らない。
しかも、電力を生み出せるわけだから資源は無限に近い」
俺の言葉で二人の目つきがぐっと変わった。
流石に意味が分かったらしい。
「無限⋯⋯ですか」
「あぁ。
今までは石油や様々な物に頼っていたが、とりあえずエリックや俺達はこの情報を知ってる上でモノを考えるなら、有害物質も出ないこっちで進めるのは当然で、少なくとも俺達は電気という無敵に近い味方を付ける事に成功した」
「大将はどうやって知ったんだ?」
「当然の疑問だな。
俺は神秘学を勉強していたから結論だけ導き出した⋯⋯と言えば納得出来るか?」
言い訳が苦しいが、納得してもらうしかない。
「そういう事か」
「あぁ。
そんで、インフラを整えるにはだが。
要は生産するものには俺の頭の中にはタワーが最も正しい運用の仕方が入っている。
加工して、だが。
それが二重螺旋構造タワーになる。
海外っぽく言えばゼウスとかか?トールとか。
その真ん中に正十二面体という正方形とかそういう適切な形にしたモノを間に置く。
これでタワーは出来上がる」
「ですがこれでは充電は出来ないということですよね?」
「石田、まさにその通りだ。
生産できても、それを線で繋いでガソリンスタンドのようにする為には規模感と繋ぐという事では解決できない。
そこで、このエリックの会社にある事業の一つ──ロケットと衛生だ」
「「はぁ」」
「宇宙に衛生をいくつか送る。
そこから座標を通じて分かりやすく言えばガソリンスタンドの座標に向かって人の目には映らないレベルのビームを打ち込む。
ガソリンスタンドの上には受け取るような太陽光用のパネルを設置して、そのビームを変換する。
──電気に。
そんで今アイツらが実用しかけている高速チャージャー⋯⋯俺達は去年ある素材を使えばロスなく送り込める技術を持ってる。
それらを組み合わせれば、ガソリンスタンドと同じように充電できる。
ここで何が起きるかというと、充電の時間、容量、そして繋ぐという従来のやり方を省略した上で、大衆にも使えるようにできると言うことを俺が言ったわけだ」
しばらく二人が無言で煙草を吸っている。
⋯⋯四本目だ。
「「やっぱりアンタおかしいよ」」
「ん?
お前ら会ったときから狂ってるって言ってたやん」
⋯⋯何を今更。
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