【1/20本編堂々完結!】自力で帰還した錬金術師の爛れた日常

ちょす氏

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世界征服編

自分の存在理由

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 ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯
 
 "エルガ・ローレイの記憶"

 「捨てる」

 ハァ⋯⋯

 "レイヴン・トーラスの記憶"

 『夢なんだ!!
 腕が1本でも、剣王になれるって!!』

 「⋯⋯捨てる」

 『──────
 ─────────────────』

 「ハハハハハッ!
 愉快!実に愉快だ!!」

 "1000年前に見た花園の景色"

 『うわぁーきれー』

 「捨てる」

 『───────』

 ハァ⋯⋯ハァハァ⋯⋯

 「あの時言っていたな!? 
 お前はなんの為に戦っているのかと」

 『アンタが教えてくれるまで、嵐が来ようとここからぜってぇ動かねぇー!!!!!』

 "シャイア・ラムートの記憶"

 「⋯⋯捨てる」
 『──────────────────────────────』

 「何故戦う!?
 貴様の顔は今にも死にそうな状態だぞ!」

 ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯

 『俺はあの雷みたいになりてぇんだ!!
 雷拳ってよ!!
 拳で魔法使いに勝ちてぇんだ!!』

  "ラウル・エンクリードの記憶"

 「捨てる」

 『───────────────
 ───────
 ───────────────』

 「っ!ハハッ!
 魔力を回復してもすぐに無くなる⋯⋯貴様の魔力切れなんぞ初めてみたぞ!」

 ふぅッ⋯⋯ふぅッ⋯⋯

 『ケルビン、ここ綺麗だよねー!』

 "美しい絶景"
 "ノーラス海原の記憶"
 "アラーク大森林の豊かな匂い"

 「捨てる」

 『─────────────』

 「っ!速く、鋭さが上がったな!
 獅子の心臓ライオンハート!」

 『私は貴方に、何も返せていない。
 だからケルビン、どうだろう?
 この剣を──どうか信頼ある者に伝えてはくれまいか』

 "カイアス・オルデ・アルセイムの記憶"

 「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯捨てる」

 『──────────────
 ──────────────
─────────────────────
────』

 「んっ!? 
 
 凄まじい。
 万物の王よ、まだまだ底力が違う!!
 これだけ全盛期から衰えても補える経験!!!」

 ハァ⋯⋯ハァッ!

 「ほほう!
 魔法は相変わらずだな!
 天賦の才!

 構築の複雑さ、精密さ!!
 どれをとっても魔法の神と言われた事に偽りなどない!!

 これ程の研鑽⋯⋯賞賛に値する!!」

 ハァ⋯⋯ふぅッ⋯⋯ヒュー⋯⋯

 『私、女だけど強くなりたい!』
 『うん!だって、つ、強い方がいいから!!』

 "カーラ・アスファル・ディア・アウグスベルファウスの記憶"

 「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯捨てる」

 『────────────』
『────────────────────
───』

 「やはり強い!
 最初から私が出ればよかった!!
 この東京が火の海だ!!
 もうなりふり構ってられないではないか!!
 
 その瞳、その修羅に迫った表情⋯⋯まさに、全盛期のケルビン・アスファル・ディア・アウグスベルファウスそのものだ!!」

 ふぅ⋯⋯ふぅ⋯⋯ふぅ⋯⋯ヒュウ⋯⋯はぁ⋯⋯

 『ラギアを代表して礼を言う!!』
 『我が師であり、友であったこの男に、最大限の敬意を!!』

 "ライツサーライト・ラギア・ライハルトの記憶"

 「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯捨てる」

 『─────────────』
『───────────────────────────』

 「私は今、感動している!!
 これだけ実力差を埋め、尚その眼光ォォォ!!!

 まさに、王だ!!
 正真正銘の王だ!!!
 万物を支配し、縦横無尽に喰い尽くした王!!

 この星の粒子⋯⋯まさに!!!!
 星の王だ!!!」

 っ!?はぁ⋯⋯ッふ⋯⋯ハァ⋯⋯っく⋯⋯ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯

 『ねぇ、料理教えてくれないじゃん』
 『はぁ⋯⋯まぁいいけど』
 『俺さ!アレイン戦争で活躍してきたよ!
 ケルビン!』
 『貴方に会えて⋯⋯』
 
 "ローマン・オルデ・アルセイムの記憶"

 「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯捨てる」

 『───────────────』
 『──────────』
 『──────────────────
──────』
 『────────』

 「王よ!!
 貴様の力はまさに奇跡!!
 よく戦っている!!!!!

 これだけの時間、これだけの密度で!

 一体どんな精神力を持っていればこれ程のことが成し得るのか!!」

 「⋯⋯ッハ」

 ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯ハァ。
 
 「腕に力が入っていないではないか。
 ボロボロ。
 自慢の髪もゴワつき、満身創痍。
 なぜだ?

 獣のように脱力して⋯⋯あれほどの男が無様に何故戦う!?

 私はもはや恐怖しているよ。
 あぁ、認めるとも。

 息すらできない能力差があっても、尚、その睨み。

 ある意味幸せ者なのかもしれないな!!

 だが──それもここまでだが」

 「僕はそうは思わない」
  
 「ん?」

 「俺は⋯⋯最強だから」

 「なんだ?」

 「俺様が強いのは」

 「貴様⋯⋯何があった?」

 「私が生きてるのは」

 「狂ったか?」

 なんだ?
 まるで何人もの人間が一人にいるような。

 「僕はただ、変なことを望んだ記憶はない」

 ーーねぇ母さん!将来さ!!

 「貴様、何を言っている?」

 「俺はただ、金持ちになりたいなんて言った記憶はない」

 ーー俺、頭良くなってめっちゃお金稼ぐ!
 そしたらさ!みんな幸せになるよね!?

 「聞いているのか?」
  
 「俺様が言ったのは⋯⋯ただ」

 ーー今度水族館行こっ!

 「おい!!!
 ケルビン・アスファル・ディア・アウグスベルファウス!!!!」

 「私はただ、普通に恋をして、普通に結婚して、普通に働いて、普通に歳をとって、普通に生涯を終えたかっただけなのだ」

 ーー来月デイズニーいこ!

 立ってるのもやっとだ。
 フラフラしながら髪を垂らして。

 なんだ?気でも触れたか?

 「さすが万物の王。
 ⋯⋯だがここまでだ」

 降臨したてだが少し調子に乗りすぎたな。
 もう二発くらいはいけるはずだ。

 黒い力が剣先に集中する。

 「黒い弾劾メノウ

 さらば。
 我が因縁の相手よ。

 あれだけ豪語するだけの、

 胆力、
 実行力、
 精神力、
 言動、

 どれも私より上だった。
 願わくば、全盛期の貴様と戦いたかったものだ。

 今の私が、どこまで通じたのかを。

 「教義により、処刑する」

 k─────nnnnn!!!!

 金属が集まっている音。 
 ⋯⋯"来る"。

 未来は、ここで終わるはずだ。
 自分の未来を見た。
 十中八九──ここで俺が死ぬ。

 「ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯」

 朧気に隣を見た。
 隣には、不安げなアイツらの顔。

 「⋯⋯⋯⋯!!!!」

 ーーねぇ伊崎さん!
 ーー大将!!
 ーー倅よ、今度華国に来いよ!いい女紹介したる!!
 ーー今度、一緒に風呂でも入るぞ

 ギュウウウとこめかみに無意識に力が入る。

 まだ。まだだ。
 俺はまだ。

 やれる事をやらなければならない。
 まだ終わってない。
 死なないと約束したはずだ。
 最後まで信じると、言われたはずだ。

 捨てられるもの⋯⋯あと⋯⋯あとなんだっけ?
 ""覚えてない""

 あと何を捨てればいい?

 するとハッキリ。
 浮かぶ、































 "最も大事な記憶"

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯っあ」



 『ねぇ紗季、俺さ、簿記の勉強中なんだ。
 仕事は忙しくてさ、上司もめちゃくちゃ起こってくんだよ。わけわかんなくね?⋯⋯だろ?紗季はさ?確かとりあえず医療事務取るって言ってたっけ?はは、確かそうだったよな?ったく、もう寝てから3ヶ月だよ。そろそろ起きてくれてもいいんじゃないか?俺も毎日来てんのに全然起きてくんないじゃん。そろそろ寂しいよ、俺も。え?寝息だけは綺麗にたてんだからさ。そうだ。今日はさ、職場に佐藤さんっていう後輩が居てさ、趣味とか聞かれたよ。最初なんで俺に興味があるんだろう?なんて思ったら、俺に媚び売っとけば後で楽そうだとかなんとか。大変な世の中だよなぁ。誰彼構わず気ぃ遣って、嫌われないような努力をして、程々に稼いでさ。みんなさ、普通を望むけど、普通ってハードルぶっちゃけたけぇよな?俺なんて紗季を養えるだけの職探すのなんてあと資格業くらいしかなくてさ。それで毎日頑張ってんだよね。おはよう、今日も仕事だよ。仕事9時からなのに8時過ぎにはいないといけないとヤバくね?南のご飯は作ったよ。行ってくるね。顔見に来ただけから。あぁ!今日はちょっと顔の調子良さそう!俺最近筋トレ週6にしたんだよね。紗季が起きたときにはさ、ガリガリだったやつがいい感じになってたら喜ぶかなーって。だってそうだろ?頼りなかったら⋯⋯やっぱり男としては微妙だし』

 「ハァハァ⋯⋯ハァハァハァハァ⋯⋯」

 ──所有者の心拍数が160を超えています。

 『ねぇそーくん?』
 『どうした?』
 『今⋯⋯すっごく幸せなの』

 「ハァハァハァハァ⋯⋯ハァハァハァハァハァ」

 『紗季ー。今日も来たぞ。今日外回り忙しくてさぁー全然飯食えなかったんだよ。だからここで食う。それよりさー会社で死ぬほど怒られたわ。俺なんもやってないのにさ。そんで、じゃーん!資格取れたー!二級取れました!とりあえず初挑戦でなんとか行けました!このまま一級取ります!⋯⋯⋯⋯だからさ、早く起きてくれよ』

 ──危険。心拍数が190に到達。
 強制的に⋯⋯リロード。 
 精神状態が汚染されています。
 原因不明。早く幻術魔法を解いてください。
 
 『じゃーん!紗季が好きって言ってたブランドをついに買えるようになりました!よいしょ。いや今日もしんどかったー。最近働き先増やしたんだよ。南がさ、パソコン欲しいって言ってくれてさ。流石に働かないとと思ってさ!え?全然問題ないよ。だって紗季が起きたらやることがいっぱいあるんだぜ?一緒にデイズニーに行くだろ?あっ!クリスマス会やらなきゃじゃん!お正月もお雑煮食べたいし、お参りにも行かなきゃでしょ?それにバレンタインのチョコを交換したりとか、桜見に行って水族館もあるし、海行ったり、3人でBBQもしたいよな!紅葉見に行ってさ?⋯⋯な?いっぱいあるんだ。だからさ。───これくらい』


 ──心拍数200を超えました。
 

 『なぁ、神様よ。カーテンの向こうに居るだろ?

 俺が死ぬじゃ駄目なのか?紗季はさぁ、一生懸命生きてたんだよ。何にも悪くない。あんなに輝いてさ、、太陽みたいだったんだよ。なんでこんなことになるんだよ。俺が死ぬじゃ駄目か?俺が拷問でもされれば解放されるか?なんでもいいんだよ。何すれば紗季は帰ってくるんだ?俺なんでもするよ。人殺せばいいのか?自殺すればいいのか?何すればいい?虫食えばいいのか?俺何でもやる』

 "最も大事な記憶"

 「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯す」

 





























 『なんで俺が死ななかったんだ?なんで俺が轢かれなかったんだろう?俺が死ねばよかったのに。紗季は何も悪くない俺が悪いんだよ。、俺が生まれたのがいけなかったんだよ。どうしたらいい?死ねよ。お前が死ねよなんで紗季がこんなことになってんだよ。お前が助けずにどうすんだよ。さっさたしねよ!しね!!!しね!!!!!!しーね!!!!!しーーーーね!!!!!!!死ねよお前が助けないからだろ死ねよ!!!どうやったらこんなことに何だよ死ねよ~!!!!!!「昔からお前は影薄かったもんな!!!」「ほら、伊崎きたねぇんだから!!なぁ?伊崎?」』






























 「そー!!!!!!!」

 「⋯⋯っ!!!!!
 っはぁ⋯⋯hャァァァ⋯⋯ハァァァア」

 ハァァァ⋯⋯ハァァァア!

 そこで我に返る。
 そのまま振り返ると。

 「そー!!!!やっと返事してくれた!!」

 「昌平?」

 ⋯⋯いや。

 「何してる!?早く⋯⋯⋯⋯っ!!」

 「コレ。そー必要だと思って」

 俺の顔の前に差し出す。
 真顔で。 

 「⋯⋯⋯⋯」

 ちくしょう。
 こんな時に、お前ってやつは。

 「ありがとよ」

 「うん!!頑張つてね!!」

 また。また死に損なったようだな。

 手を翳し。
 俺は受け取った魔導具を展開させる。


 ーーそー?どうしたの?

 "もし昌平とか、みんなの命が危なくなったら⋯⋯これを使うんだ。使い方は簡単だ。


 「──展開」

 """不死鳥の翼"""

 神秘的な轟音⋯⋯のような咆哮。
 
 「Hhhhhhhhhh!!!!!!」

 不死鳥の翼。
 一度だけどんな攻撃も防ぐという全盛期の俺が作った魔導具。
 
 たった一回しか作れなかったチート魔導具。
 自分の死は避けられないと思っていたが、まさか⋯⋯こんな形で使う事になるとは。
 
 黒い神の放射。
 それを目の前の不死鳥が両翼を開いてその一撃を受け止める。

 衝撃波はない。
 それが⋯⋯

 「っ!」

 ーーお前、一人か?俺も一人なんだ。
 じゃあ家に帰ろう。お互い独り身だしな

 「ありがとよ、フェニックス」

 こちらを軽く振り返って笑い、この世界から消えていく。

 「昌平!早くいけ!」

 「昌平くん!!」

 「鈴木さん!早く!」

 事情など説明している暇がない。

 「⋯⋯貴様、どうやって防いだ!?」

 「悪いな。
 どうやら⋯⋯俺も」

 "1年分の記憶"

 「捨てる」

 奴の肉体に通っているのを見ると。
 
 「貴様⋯⋯何故笑っている」

 「イッヒヒヒヒヒヒ!
 アッハハハハハハハハ!!」

 あーおっかしい。

 「何故笑う!」

 「ヵヵ⋯⋯あ~おもしれぇ」

 息を整え、俺は見上げる。

 「なぁ」

 「な、なんだ?
 ケルビン・アスファル・ディア・アウグスベルファウス」
 
 「お前の神は"神"なのか?」

 「何?」

 「おっかしくで涙出てきちまうぜ」

 「貴様、気でも触れたか?」

 「お前も⋯⋯俺も⋯⋯運命ってやつはあるらしいな」

 「何を希望に縋ろうとしているのだ」

 「違う。まぁ良い結論から言おう。
 お前の神聖力はもうない」

 「何を言って⋯⋯っ!?」

 「そう。
 そもそもお前は死んだ時点で最初から神聖力なんてなかったんだよ」

 いや。黒い穢れはある。
 私の神聖力!!

 「ソレ、誰と契約したんだ?」

 「⋯⋯わ、私⋯⋯は⋯⋯」

 「顎が震えてんぞ?」

 「ちっ、違う!!」

 「お前が信じよう信じまいと。
 俺は魔力がないし、お前は神聖力も魔力もない。
 その黒いやつも残り少ない。つまり⋯⋯」

 パリン!!!
 響き渡る硝子の割れる音。

 そこには、黒騎士である鎧、剣までもが、全て壊れていた。

 「⋯⋯っ!!!!」

 「運命って奴は、いつも面白いな」

 「そ、そんなはずはない!!」

 「そんな言い訳はいいんだ⋯⋯俺達」

 「何!?」

 「都合がいいが、俺とお前⋯⋯残ってるのは⋯⋯コレだけだ」

 拳を突き出す。

 「⋯⋯貴様!!!」

 「おうよ!!
 ただの一般人となった俺達の最後の喧嘩だぞ!!」
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