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雀の上の鷹、鼠の上の猫
何言ってるか自分でよくわかんないしッ!!
しおりを挟む「ぁうッ!!」
きゅっと、しっぽ、ちょっとだけ押し込まれて、腰が跳ねた。
「んッ んんっ んにゃぁあんッ! ふにゃっ なぁうッ!!」
「そうそう、でももうちょっとなんかこう、発情してる感じで」
どんな感じだよ!? 俺、猫飼ったことないし、猫の発情時の泣き声とか知らないから!! ホントもうどうでもいいからイかせてッ!!
イきたい、イかせてって感じで、にゃあにゃあ叫んでみる。
「ぴにゃうー」
なんか、噛んだし。ぼろぼろ涙は出てくるしッ
「お尻振ってどうした? 中に挿れた玉、気持ちいい?」
「ふえっく んにゃ うみゃあッ にゃかのっ 勝手……動いてるッ にゃんで」
「挿れたのはただの玉ですよ? 動いているのは真琴の腸のほうでは?」
え?
「マコの体はちゃーんと気持ちよくなろうってしてんの」
俺のをいじってるのとは別の、藤也の手のひらがお腹にぺたりと当てられる。親指がへそに潜り込んで腸がきゅっとなるのと同時に、中の玉がこれまでより激しく、ゴリゴリって動いた。
「やっ おへそ、だめぇ」
「へそはダメなの?」
ふーんと、大きな手がお腹を揉み込むように動く。当然、釣られるように中の玉も。
「やぁんッ!! おなか、なか、動いてるからぁ」
中の気持ちいいところ。えーと、なんだっけ。柊也が言ってたとこ。そこを、大小の玉がマッサージするように押したり掠めたりしていく。
「あっ あン にゃかうごいてるッ たま、きもちーとこ、ぐりぐりやだぁ も、むりぃ」
「きもちいいところ? 前立腺?」
そう。それ。
「じぇ……りつ、せ? こりこりのとこッ ぐりぐりにゃのッ!! にゃか……めっ にゃのに、さきっぽ……も、とーやがッ ぐりぐりって。ちくびも、しゅーやが、ぐりぐり、だしぃ!!」
噛んだし!! 何言ってるか自分でよくわかんないしッ!!
「うっわ、ヤバイ。なにこのエロかわいいいきもの」
「もういいですよ。イきなさい、真琴」
ふぅっと、吐息と一緒に、柊也からお許しが出て、ちかちかする目を閉じ、快楽だけを追う。
「んっ にゃぅんッ! やぁ 」
藤也の手が、弱い先端を擽って、くぼみを擦る。柊也の手が、胸の全体を揉んで、乳首を指先で優しくつまんでは離す。それに合わせて腰が揺れてるけど見なかったことにして!!
「あっ ぅにゃッ ああッ イっくぅ あッ! いやああああああぁぁぁッ!!!」
出る!! って身を固くした瞬間、ずるるるるって、尻尾、引っこ抜かれていく。
一番大きいのが、ぐいっと襞を押し開けて出ていく。その後に、大きかったり小さかったり、お尻の孔がその球の形に合わせて閉じたり広げられたり。
「あっ! やぁッ 擦れッ……ンあ。ああッ!! んあああッ」
後ろから全部抜けるより先に、前から全部、吐き出した。
イった直後、肩で息をしながら、見る。黒いシャツに、透明に近いような、それでもちょっと白っぽい体液が、ぱたぱたと散る。色が薄くて、量も少ない。えーっと。
製造が追いついてない感じ?
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