異世界に突然飛ばされたら、ヤンデレ王子に捕まり溺愛され過ぎて困っています【R18】

Rila

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20.気持ちの確認①

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「バ…バルはこういう事…慣れていそうだけど……経験…あるの?」

私は恥ずかしさから、慌てる様に思わずそんな事を聞いてしまった。

(私…何聞いてるのっ…!)

私はそんな事を聞いてしまったことに後悔した。
もし別にいるなんて言われたら、きっとショックを受けてしまうに違いないだろう。

「こういう事…?それは…今から僕達がしようとしている事かな…?」
「……っ…」

「これは経験があるって答えるべきなのかな…。前にも話したと思うけど、僕にとって今は2度目の人生だからね。1度目では毎晩の様にシロの事を抱き潰していたから…あるって答えた方がこの場合は正しいのかな」
「……っ…!!」

バルは少し考えた様にさらっと答えた。
私は過去の自分がどうだったかなんて分からないけど、そんな風に言われてしまうと、とてつもなく恥ずかしい。

(毎晩って……っ…)

「僕達はね、元々は恋人同士でそれから結婚もしていたんだよ。シロの事を本当に心から愛していた…、正確には今も愛している…になるけどね」
「そ…そう…なんだ…」

バルの口調からは迷いは一切感じられなかった。
それは私にとってはすごく嬉しい事ではあったが『愛してる』なんて言われ慣れてない為か、なんだか照れてしまう。
私は顔を真っ赤に染め恥ずかしそうにバルの事を見つめていた。

(私達って…恋人で…結婚までしていたの…!?)

「だから…僕はシロに愛されたいんだ。そうなれる様に…努力するよ」
「……私…、もうバルの事…好き…かもっ…」

バルの言葉を聞いていたら、自分の思いを伝えたくなって気付けば答えていた。
するとバルは小さく微笑み「嬉しいよ」と呟いた。

「それならば僕達は沢山愛し合わないとね…。僕と同じ位シロには愛して欲しいから…、まずは僕の思いを伝える所から始めようか…」
「……う…うん……ぁっ…」

バルは私の首筋にちゅっと小さく音を立てて口付ける。
私は油断していたこともあり、甘い声をそのまま漏らしてしまう。
それを聞いていたバルは満足そうに優しく微笑んでいた。

「シロは僕が与える刺激を素直に感じていて…。シロの可愛い声…沢山聞きたいから、声は隠そうとしないでね」
「…はぁっ……わ…わかった…」

私が恥ずかしそうに答えるとバルは「いい子だね」と囁き首筋に愛撫を落としながら、私のドレスをゆっくりと脱がせていく。
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