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37.心配しないで
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私はハーラルトに全て打ち明けた。
マティアスの事、サラの事…そしてあの日あった出来事全てを。
「リリー…思い出すのも辛かったよな…。全部…話してくれてありがとう」
ハーラルトは優しい声でそう言うと私の手をそっと握った。
「二人の事は全て僕に任せて欲しい。こうなった原因は僕にもあるし、一度しっかり話し合ってみるよ。これ以上リリーにだけ辛い思いはさせられないからな」
「それなら私も一緒に…」
私がそう言うとハーラルトに「それは許さない」と即答されてしまった。
「今回はリリーが間に入らない方が良いと思う。リリーは二度も彼に襲われている事、忘れないでもらいたいな。彼とは二度と会わせない…と言いたいけど、とりあえず暫くは会わせるつもりはないから。ここで大人しくしていて」
「はい…」
ハーラルトは少し威圧的な口調で話し、私は小さく答えた。
「サラの事も今回の件の責任はきっちり取らせるから、リリーは何も心配しなくていい」
「……だけど、サラ様がしたことは許せないけど…そうさせたのは私だから…」
「リリーは優しすぎるな。だけど今回の件はリリーは全く悪くない…。だから自分の所為だと思うのはやめろ。サラは王子である僕の婚約者だと知りながらリリーの事を襲わせた。このまま放置すればまた何か仕掛けてくる可能性もあるから、これ以上される前にこちらも手を打つよ。二度とリリーに手出し出来ない様にな。……もちろん、彼にもね」
ハーラルトの口調は何処か冷たく、表情も少し怒っている様に見えた。
私はあまり見ないハーラルトの表情を眺めていると視線が合いドキッとするも、私と視線が合うとハーラルトの表情は直ぐに緩んだ。
「リリーは何も心配しなくていい。後は全部僕に任せて」
ハーラルトは優しい表情で言うと私の事をそっと抱きしめた。
「ありがとう…ハル…」
私は胸の奥が熱くなりぎゅっと抱きしめ返した。
「これからは小さな事でも気になることがあったら何でも僕に言って。リリーの話なら何だって聞きたいからな」
ハーラルトはそう言うと抱きしめる力を緩めて、私の顔を真直ぐに見つめた。
そして唇にそっと口付けた。
触れるだけの優しいキスだった。
「これから毎日リリーと一緒に過ごせると思うと嬉しくて仕方が無いよ。リリーの寝顔も見放題だしな…」
「……っ…!!!」
ハーラルトは少し意地悪そうな顔で私を見ると私の頬は赤く染まっていった。
「照れてるのか…?可愛いな…」
「………っ!!」
そう言われると私の頬は更に赤みを増していく。
そんな私を見てハーラルトは楽しそうに笑っていた。
「リリーの顔は嘘を付けないな。そんな所も…すごく可愛くて、大好きだ」
ハーラルトは私の耳元で囁いた。
私の心臓はバクバクと大きく鼓動を打っていた。
ハーラルトに『大好き』と言われた事が嬉しくて仕方が無かった。
「もうっ…いい加減からかうのはやめてくださいっ!」
私が真っ赤になりながらむっとした表情で言うと「ごめんごめん」と謝って来たけど、反省している様子は一切無かった。
私も途中から可笑しくなり、気付けば一緒に笑っていた。
マティアスの事、サラの事…そしてあの日あった出来事全てを。
「リリー…思い出すのも辛かったよな…。全部…話してくれてありがとう」
ハーラルトは優しい声でそう言うと私の手をそっと握った。
「二人の事は全て僕に任せて欲しい。こうなった原因は僕にもあるし、一度しっかり話し合ってみるよ。これ以上リリーにだけ辛い思いはさせられないからな」
「それなら私も一緒に…」
私がそう言うとハーラルトに「それは許さない」と即答されてしまった。
「今回はリリーが間に入らない方が良いと思う。リリーは二度も彼に襲われている事、忘れないでもらいたいな。彼とは二度と会わせない…と言いたいけど、とりあえず暫くは会わせるつもりはないから。ここで大人しくしていて」
「はい…」
ハーラルトは少し威圧的な口調で話し、私は小さく答えた。
「サラの事も今回の件の責任はきっちり取らせるから、リリーは何も心配しなくていい」
「……だけど、サラ様がしたことは許せないけど…そうさせたのは私だから…」
「リリーは優しすぎるな。だけど今回の件はリリーは全く悪くない…。だから自分の所為だと思うのはやめろ。サラは王子である僕の婚約者だと知りながらリリーの事を襲わせた。このまま放置すればまた何か仕掛けてくる可能性もあるから、これ以上される前にこちらも手を打つよ。二度とリリーに手出し出来ない様にな。……もちろん、彼にもね」
ハーラルトの口調は何処か冷たく、表情も少し怒っている様に見えた。
私はあまり見ないハーラルトの表情を眺めていると視線が合いドキッとするも、私と視線が合うとハーラルトの表情は直ぐに緩んだ。
「リリーは何も心配しなくていい。後は全部僕に任せて」
ハーラルトは優しい表情で言うと私の事をそっと抱きしめた。
「ありがとう…ハル…」
私は胸の奥が熱くなりぎゅっと抱きしめ返した。
「これからは小さな事でも気になることがあったら何でも僕に言って。リリーの話なら何だって聞きたいからな」
ハーラルトはそう言うと抱きしめる力を緩めて、私の顔を真直ぐに見つめた。
そして唇にそっと口付けた。
触れるだけの優しいキスだった。
「これから毎日リリーと一緒に過ごせると思うと嬉しくて仕方が無いよ。リリーの寝顔も見放題だしな…」
「……っ…!!!」
ハーラルトは少し意地悪そうな顔で私を見ると私の頬は赤く染まっていった。
「照れてるのか…?可愛いな…」
「………っ!!」
そう言われると私の頬は更に赤みを増していく。
そんな私を見てハーラルトは楽しそうに笑っていた。
「リリーの顔は嘘を付けないな。そんな所も…すごく可愛くて、大好きだ」
ハーラルトは私の耳元で囁いた。
私の心臓はバクバクと大きく鼓動を打っていた。
ハーラルトに『大好き』と言われた事が嬉しくて仕方が無かった。
「もうっ…いい加減からかうのはやめてくださいっ!」
私が真っ赤になりながらむっとした表情で言うと「ごめんごめん」と謝って来たけど、反省している様子は一切無かった。
私も途中から可笑しくなり、気付けば一緒に笑っていた。
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