35 / 66
第一章:私の婚約者を奪おうとしないでくださいっ!
35.変わりたい
しおりを挟む
「フェリシア、落ち着いたか?」
「はい……。って、申し訳ありませんっ!」
頭上から優しいエルネストの声が響いた。
その声にどこか安堵感を覚えて顔を上げると、すぐ傍には柔らかく微笑むエルネストの顔があった。
目が合った瞬間、一気に顔の奥が熱くなる。
今の状況に気付くと、慌てるようにしてエルネストから離れた。
(わ、私、なんてことを!エルネスト様の胸を借りるなんてっ)
現実に引き戻されると、とんでもなく失礼な事をしてしまった気がして怖くて顔を上げられずにいた。
だけどそれだけではない。
取り乱して泣く姿を見せてしまい、恥ずかしさからどんな顔をすればいいのか分からなかった。
(一度ならず、二度もこんな姿を見せてしまうなんて。もうやだ……)
「謝らなくていいから、顔をあげて」
「で、でもっ……。いっぱい泣いちゃったから、すごく酷い顔だと思います」
私が俯いたままでいると「それでもいいよ。だから、顔を上げて」と耳元で声が響いた。
不意に耳元に吐息がかかり、ビクッと小さく体を震わせる。
その後、静かに顔を上げた。
すぐにエルネストと視線が合い「やっと顔を見せたな」と満足げな顔で言われてしまい、恥ずかしくなる。
「本当に迷惑ばかりかけてしまい、ごめんなさい」
「謝るのは禁止にしようかな。君は謝り過ぎだ」
エルネストは意地悪そうな顔で言った。
私は動揺から困った顔をしてしまう。
「少しは落ち着いたか?」
「……はい、なんとか」
沢山泣いてしまったせいで、疲れたというべきなのか心は落ち着きを取り戻していた。
だからといって不安が消えたわけではない。
「そうか。原因は間違いなく、君の婚約者……だよな」
「……はい」
「無理に詮索をするつもりはないが、困っているのなら話を聞こうか?」
「聞いて、くれますか?」
私の気持ちを理解してくれるのはエルネストだけだ。
頼ってばかりいたら、そのうち愛想を尽かされてしまうかもしれない。
だけど今は、この胸の内を吐き出してしまいたかった。
エルネストなら、きっと私の話を最後まで聞いてくれるだろう。
「ああ、勿論だ」
エルネストは穏やかな声で呟いた。
私はそれに安心して、ゆっくりと事情を話し始めた。
「なるほどな。昨日の夜に会うことが決まったというわけか。随分と急だし、強引だな」
「お父様は侯爵様とロジェの言葉を信じてしまって。聞いた時は突然のことに驚いてしまったけど、私はもう逃げたくはなかった。だから自分の気持ちを伝えるのに良い機会だと思って臨みました」
「そうか。頑張ったんだな」
「結果的には分かって貰えなかったけど。それに……」
『頑張った』という言葉に私は思わず苦笑してしまう。
言葉に出そうとすると、ロジェに迫られた時の事を思いだした。
今でも手首に強く握られた時の感触が残っている気がする。
私が唇を震わせていると、エルネストは察したのか「無理に言わなくていいよ」と告げた。
「私に出来ることは何かありそうか?」
「え……?」
エルネストは私の瞳をじっと見つめながら言った。
その言葉に一瞬縋りたくなってしまった。
だけど、それでいいのかと自分の心が問いかける。
私はいつだってエルネストに頼ってばかりだ。
エルネストに頼ってしまえば、きっと簡単に解決出来るのかもしれない。
だけど甘えてばかりいたら、また次に何か起こったとしてもきっと簡単に同じ選択をしてしまうだろう。
そしてこれは私の問題だ。
ロジェから心が離れてしまったのも、婚約を白紙にしたいと思ったも、全て私。
私の意思で決めたことなんだから、分かって貰えるまで説得を続けなくてはならない。
(一回失敗したくらいで怖気づくなんて、私って本当に弱いな……)
弱弱しいところばかりをいつまでもエルネストに見せていたくはなかった。
自分の事すらまともに出来ない人間だと思われたくはなかった。
それは私自身変わりたいと強く思った瞬間だったのかもしれない。
「フェリシア……?」
私が考えていると、エルネストが名前を呼んだ。
「エルネスト様、いつも私の事を気遣ってくださりありがとうございます。だけど、私なら大丈夫です。もう少し頑張ってみようと思います」
「…………」
私はへらっと緩く笑って答えた。
エルネストは目を細めて、私の事をじっと見つめていた。
「もう一度、お父様の説得から始めてみようと思います」
「それでも上手くいかなかったら?」
エルネストは静かに呟いた。
「分かって貰えるまで何度だって伝えます」
「…………」
今日中に説得しなければ、明日またロジェが来る。
ロジェと会うのは少し怖いが、恐れてばかりいても何も前進しない。
エルネストは先程から黙ったまま私の事をじっと見つめているだけだ。
私の返答に呆れてしまったのだろうか。
「エルネスト、様?」
「ああ、悪い。先程あんなにも泣いていたはずなのに、今度は無理に強がっているのかと思ってな」
「それはっ……」
「だけど、君が決めた事ならば私はこれ以上何も言わない。私は君の味方だ。そのことはどうか忘れないで欲しい。どうにもならなくなった時は頼ってくれると嬉しいな」
味方だという言葉が心の奥にじーんと響く。
私には味方になってくれる人がいる。
そう思うと頑張れそうな気がして来た。
「お心遣い、ありがとうございます。エルネスト様の言葉でもっと頑張れる気がしてきましたっ!」
「頑張るのはいいが、あまり無茶はするなよ。なんだかこちらの方が心配になってきたな」
私が勢い良く答えると、エルネストは困った様に笑っていた。
いつもエルネストの言葉で励まされている気がする。
躓いている心を起こして前に進ませてくれる。
(本当にエルネスト様には助けられてばかりだな……)
「フェリシアがやる気になっている様だから、私はそろそろ失礼しようかな」
「え?……もう?」
エルネストが席を立とうとすると、咄嗟に私の口からそんな台詞が出てしまった。
「それはまだいて欲しいということか?」
「……っ、申し訳ありませんっ!口が勝手に……」
私の言い訳を聞いて、エルネストは可笑しそうにクスッと笑った。
「謝るのは禁止だと、さっき告げたばかりだよ」
「……っ!」
「フェリシアは本当に素直に反応するな。口が勝手にと言う表現も、君が言うと説得力を感じるな」
「うっ……、もうそんなに笑わないでくださいっ」
私は恥ずかしくなり、先程からずっと笑っているエルネストを恨めしそうに睨んだ。
「本当はもう少し君と話していたい所だけど、今日はこの後少し予定が入っているんだ」
「そうだったんですか?ごめんなさい、気付かなくて……」
「いや、伝えていなかったからな。フェリシアが謝る事では無いよ。名残惜しいけど、今日は帰るよ。説得、上手くいくことを願っているよ。それでは、またな」
「はい……。って、申し訳ありませんっ!」
頭上から優しいエルネストの声が響いた。
その声にどこか安堵感を覚えて顔を上げると、すぐ傍には柔らかく微笑むエルネストの顔があった。
目が合った瞬間、一気に顔の奥が熱くなる。
今の状況に気付くと、慌てるようにしてエルネストから離れた。
(わ、私、なんてことを!エルネスト様の胸を借りるなんてっ)
現実に引き戻されると、とんでもなく失礼な事をしてしまった気がして怖くて顔を上げられずにいた。
だけどそれだけではない。
取り乱して泣く姿を見せてしまい、恥ずかしさからどんな顔をすればいいのか分からなかった。
(一度ならず、二度もこんな姿を見せてしまうなんて。もうやだ……)
「謝らなくていいから、顔をあげて」
「で、でもっ……。いっぱい泣いちゃったから、すごく酷い顔だと思います」
私が俯いたままでいると「それでもいいよ。だから、顔を上げて」と耳元で声が響いた。
不意に耳元に吐息がかかり、ビクッと小さく体を震わせる。
その後、静かに顔を上げた。
すぐにエルネストと視線が合い「やっと顔を見せたな」と満足げな顔で言われてしまい、恥ずかしくなる。
「本当に迷惑ばかりかけてしまい、ごめんなさい」
「謝るのは禁止にしようかな。君は謝り過ぎだ」
エルネストは意地悪そうな顔で言った。
私は動揺から困った顔をしてしまう。
「少しは落ち着いたか?」
「……はい、なんとか」
沢山泣いてしまったせいで、疲れたというべきなのか心は落ち着きを取り戻していた。
だからといって不安が消えたわけではない。
「そうか。原因は間違いなく、君の婚約者……だよな」
「……はい」
「無理に詮索をするつもりはないが、困っているのなら話を聞こうか?」
「聞いて、くれますか?」
私の気持ちを理解してくれるのはエルネストだけだ。
頼ってばかりいたら、そのうち愛想を尽かされてしまうかもしれない。
だけど今は、この胸の内を吐き出してしまいたかった。
エルネストなら、きっと私の話を最後まで聞いてくれるだろう。
「ああ、勿論だ」
エルネストは穏やかな声で呟いた。
私はそれに安心して、ゆっくりと事情を話し始めた。
「なるほどな。昨日の夜に会うことが決まったというわけか。随分と急だし、強引だな」
「お父様は侯爵様とロジェの言葉を信じてしまって。聞いた時は突然のことに驚いてしまったけど、私はもう逃げたくはなかった。だから自分の気持ちを伝えるのに良い機会だと思って臨みました」
「そうか。頑張ったんだな」
「結果的には分かって貰えなかったけど。それに……」
『頑張った』という言葉に私は思わず苦笑してしまう。
言葉に出そうとすると、ロジェに迫られた時の事を思いだした。
今でも手首に強く握られた時の感触が残っている気がする。
私が唇を震わせていると、エルネストは察したのか「無理に言わなくていいよ」と告げた。
「私に出来ることは何かありそうか?」
「え……?」
エルネストは私の瞳をじっと見つめながら言った。
その言葉に一瞬縋りたくなってしまった。
だけど、それでいいのかと自分の心が問いかける。
私はいつだってエルネストに頼ってばかりだ。
エルネストに頼ってしまえば、きっと簡単に解決出来るのかもしれない。
だけど甘えてばかりいたら、また次に何か起こったとしてもきっと簡単に同じ選択をしてしまうだろう。
そしてこれは私の問題だ。
ロジェから心が離れてしまったのも、婚約を白紙にしたいと思ったも、全て私。
私の意思で決めたことなんだから、分かって貰えるまで説得を続けなくてはならない。
(一回失敗したくらいで怖気づくなんて、私って本当に弱いな……)
弱弱しいところばかりをいつまでもエルネストに見せていたくはなかった。
自分の事すらまともに出来ない人間だと思われたくはなかった。
それは私自身変わりたいと強く思った瞬間だったのかもしれない。
「フェリシア……?」
私が考えていると、エルネストが名前を呼んだ。
「エルネスト様、いつも私の事を気遣ってくださりありがとうございます。だけど、私なら大丈夫です。もう少し頑張ってみようと思います」
「…………」
私はへらっと緩く笑って答えた。
エルネストは目を細めて、私の事をじっと見つめていた。
「もう一度、お父様の説得から始めてみようと思います」
「それでも上手くいかなかったら?」
エルネストは静かに呟いた。
「分かって貰えるまで何度だって伝えます」
「…………」
今日中に説得しなければ、明日またロジェが来る。
ロジェと会うのは少し怖いが、恐れてばかりいても何も前進しない。
エルネストは先程から黙ったまま私の事をじっと見つめているだけだ。
私の返答に呆れてしまったのだろうか。
「エルネスト、様?」
「ああ、悪い。先程あんなにも泣いていたはずなのに、今度は無理に強がっているのかと思ってな」
「それはっ……」
「だけど、君が決めた事ならば私はこれ以上何も言わない。私は君の味方だ。そのことはどうか忘れないで欲しい。どうにもならなくなった時は頼ってくれると嬉しいな」
味方だという言葉が心の奥にじーんと響く。
私には味方になってくれる人がいる。
そう思うと頑張れそうな気がして来た。
「お心遣い、ありがとうございます。エルネスト様の言葉でもっと頑張れる気がしてきましたっ!」
「頑張るのはいいが、あまり無茶はするなよ。なんだかこちらの方が心配になってきたな」
私が勢い良く答えると、エルネストは困った様に笑っていた。
いつもエルネストの言葉で励まされている気がする。
躓いている心を起こして前に進ませてくれる。
(本当にエルネスト様には助けられてばかりだな……)
「フェリシアがやる気になっている様だから、私はそろそろ失礼しようかな」
「え?……もう?」
エルネストが席を立とうとすると、咄嗟に私の口からそんな台詞が出てしまった。
「それはまだいて欲しいということか?」
「……っ、申し訳ありませんっ!口が勝手に……」
私の言い訳を聞いて、エルネストは可笑しそうにクスッと笑った。
「謝るのは禁止だと、さっき告げたばかりだよ」
「……っ!」
「フェリシアは本当に素直に反応するな。口が勝手にと言う表現も、君が言うと説得力を感じるな」
「うっ……、もうそんなに笑わないでくださいっ」
私は恥ずかしくなり、先程からずっと笑っているエルネストを恨めしそうに睨んだ。
「本当はもう少し君と話していたい所だけど、今日はこの後少し予定が入っているんだ」
「そうだったんですか?ごめんなさい、気付かなくて……」
「いや、伝えていなかったからな。フェリシアが謝る事では無いよ。名残惜しいけど、今日は帰るよ。説得、上手くいくことを願っているよ。それでは、またな」
6
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる