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「夜神中佐、何か用でもありましたか?」
何故か敬礼をしたまま話す庵に、苦笑いで答える
「楽にしていいよ。演習中は色々あるけど、休みは休みだから楽しんでね。もちろん歴史的建造物とか見ておいで。例えばカタコンベとか」
「なっ、中々な名所をあげますね~流石です」
七海の隊員の一人が少し引きった顔で答えるのを、夜神は楽しそうに見る
「きっとイタリア美女も居ただろうから、ナンパでもすればいいんじゃない?相手にされればの話だけど」
「・・・・・・・」
庵と七海の隊員達は無言で顔を引きつらせながら、涙目で他の隊員達に助けを求めるが、皆んなしてパソコンをタイピングしたり、書類を読んだりと「私達は、とても忙しい!!だから話し込んでくるな!!」と演出している。
夜神はそろそろこの話はやめた方がいいかなぁ~と考え、庵の顔を見て
「そろそろ、剣術の時間だから一緒に行こうと思っていたんだけど、このまま虎次郎の隊員達と話しててもいいよ?」
「あっ!そんな時間なんですね。行きます!一緒に行きましょう!すぐにでも行きましょう!いやー今日こそは長い時間打ち合い出来るといいなぁー」
不自然な声と動きで、庵は椅子を机に入れると扉まで一気に進む
「夜神中佐行きましょう!時間を大切にしないと!」
「・・・・・・そうね。時間は大切にしないといけないからね。じゃ、行きましょうか」
やれやれと思いながらも、庵が率先して扉を開いて先に行くのを後からついて行く。
その場に居た七海の隊員達は「助かったー!!!」と庵に向けて何か崇めるような眼差しをする。
それを他の隊員達は「良かったね」と思いながらも、もう少しチクチク言われればいいのにと考えたが、大人な対応をしておこう。と、なり何も言わず各々の仕事をしていく
庵は先頭を歩いて剣術道場に行く。夜神は先程の隊員達のやり取りを楽しそうに聞く
「最近は他の隊員達とも仲良くなってるね。良いことだよ。虎次郎の隊も悪い人ではないんだけど、隊長がああだと皆んなあんな感じになるのかもね。ギスギスよりは良いと思うから気にはしないけど、羽目だけは外さないようにね」
「はい・・・・」
シュンと、肩を落として歩く庵の隣を一緒に歩きながら、夜神は庵を見上げて微笑えむ
いつもの微笑みに少しだけ安心したのか、庵はそれ以上の落ち込みを見せないで夜神に今日の内容を聞く
「今日はいつも通りに打ち合いですか?」
「そうだね~今日は私は二刀流で行くから、庵君はいつも通りにしてみて。たまには防具なしでもいいけど、どうする?」
「防具はお願いします」
「あら、残念」
クスクス笑って残念とは微塵も思っていない顔で、庵を見上げる
庵は、「本当に勘弁してください!!」と顔に思いっ切りうかべて夜神を見る。
「そう、残念。じゃ今日は少しだけ長い時間打ち合いが出来るのを楽しみにしてるね。そう言えば次の休みはいつだった?」
「休みですか?三日後です。何かありましたか?」
「予定とかある?」
「特にないですが?」
「う~ん・・・・一緒にお墓参りに行こうと誘ったら嫌だ?」
「お墓参りですか?すみません。どなたのでしょうか?」
「私の先生、夜神嵐山大佐のお墓参り。庵君の事を紹介したいと思って・・・・」
「夜神嵐山大佐ですか?・・・・行きます。是非お供させてください!」
「えっ、いいの?なんで」
「命の恩人だからです」
「・・・・・そう、じゃ三日後行こうか。ありがとうね」
夜神と庵は次の休みの予定を決めて道場に向って行った
何故か敬礼をしたまま話す庵に、苦笑いで答える
「楽にしていいよ。演習中は色々あるけど、休みは休みだから楽しんでね。もちろん歴史的建造物とか見ておいで。例えばカタコンベとか」
「なっ、中々な名所をあげますね~流石です」
七海の隊員の一人が少し引きった顔で答えるのを、夜神は楽しそうに見る
「きっとイタリア美女も居ただろうから、ナンパでもすればいいんじゃない?相手にされればの話だけど」
「・・・・・・・」
庵と七海の隊員達は無言で顔を引きつらせながら、涙目で他の隊員達に助けを求めるが、皆んなしてパソコンをタイピングしたり、書類を読んだりと「私達は、とても忙しい!!だから話し込んでくるな!!」と演出している。
夜神はそろそろこの話はやめた方がいいかなぁ~と考え、庵の顔を見て
「そろそろ、剣術の時間だから一緒に行こうと思っていたんだけど、このまま虎次郎の隊員達と話しててもいいよ?」
「あっ!そんな時間なんですね。行きます!一緒に行きましょう!すぐにでも行きましょう!いやー今日こそは長い時間打ち合い出来るといいなぁー」
不自然な声と動きで、庵は椅子を机に入れると扉まで一気に進む
「夜神中佐行きましょう!時間を大切にしないと!」
「・・・・・・そうね。時間は大切にしないといけないからね。じゃ、行きましょうか」
やれやれと思いながらも、庵が率先して扉を開いて先に行くのを後からついて行く。
その場に居た七海の隊員達は「助かったー!!!」と庵に向けて何か崇めるような眼差しをする。
それを他の隊員達は「良かったね」と思いながらも、もう少しチクチク言われればいいのにと考えたが、大人な対応をしておこう。と、なり何も言わず各々の仕事をしていく
庵は先頭を歩いて剣術道場に行く。夜神は先程の隊員達のやり取りを楽しそうに聞く
「最近は他の隊員達とも仲良くなってるね。良いことだよ。虎次郎の隊も悪い人ではないんだけど、隊長がああだと皆んなあんな感じになるのかもね。ギスギスよりは良いと思うから気にはしないけど、羽目だけは外さないようにね」
「はい・・・・」
シュンと、肩を落として歩く庵の隣を一緒に歩きながら、夜神は庵を見上げて微笑えむ
いつもの微笑みに少しだけ安心したのか、庵はそれ以上の落ち込みを見せないで夜神に今日の内容を聞く
「今日はいつも通りに打ち合いですか?」
「そうだね~今日は私は二刀流で行くから、庵君はいつも通りにしてみて。たまには防具なしでもいいけど、どうする?」
「防具はお願いします」
「あら、残念」
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「そう、残念。じゃ今日は少しだけ長い時間打ち合いが出来るのを楽しみにしてるね。そう言えば次の休みはいつだった?」
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「う~ん・・・・一緒にお墓参りに行こうと誘ったら嫌だ?」
「お墓参りですか?すみません。どなたのでしょうか?」
「私の先生、夜神嵐山大佐のお墓参り。庵君の事を紹介したいと思って・・・・」
「夜神嵐山大佐ですか?・・・・行きます。是非お供させてください!」
「えっ、いいの?なんで」
「命の恩人だからです」
「・・・・・そう、じゃ三日後行こうか。ありがとうね」
夜神と庵は次の休みの予定を決めて道場に向って行った
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