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ある程度の準備はしたけど・・・・・・
夜神は大きな鏡の前で固まっていた。カラコンも化粧も全てリセットして、シャワーもすませて、バスタオルを巻いた状態で、手には野村大尉チョイスの白いベビードールを握り込んでいた。
男は見たいです!!と、言っていたけどやっぱり恥ずかしい!!中学生の恋とか何?そして相澤中佐も何やってるの!!
夜神の頭の中は、沸騰しそうなほど熱くなっていた。まさかの第一室全員がこんな事をするなんて!明日からどんな顔をすればいいのだろう、泣きたくなる。
「着ないと駄目なのかな?」
包の中にはメモが入ってた。野村大尉の文字で「たまには女から攻めないと捨てられるわよ?」私、庵君に捨てられるのだろうか?ならばこれを着ないといけない。
着るか?無視するか?でもあの二人からは逃げられない。
・・・・・・・いくか・・・・・
夜神は色々と覚悟を決めて、巻いているバスタオルを剥ぎ取った。
━━━━━ガチャ
扉を開く音がすると、夜神の顔だけが出てくる。
「大佐・・・・・」
「約束して欲しいの!!」
「何ですか?」
必死の顔に庵は少しだけ笑いそうになるが、あまりにも真剣な顔なので頑張って堪える。
「笑わないでよ!!」
「笑いません!絶対笑いません!安心して下さい」
なぜか、ジト目で見られること数十秒・・・・
勇気を出して出てきた夜神はバスローブをしっかり着込み、胸元を押さえつけている。手には白色のレース地のショート丈フィンガーレスグローブと、足の甲には白地のレースアンクレットが色々な想像を掻き立てる。
「・・・・・・俺、シャワー浴びて来るので、ベッドに座って待っていて下さい」
庵はこれ以上、顔の醜態を晒したくなくて、すぐに風呂場に消える。
「助かった?でも・・・・恥ずかしい」
夜神は庵に言われた通りにベッドに座って待つことにした。
一人でソワソワと待っていると、扉を開ける音と共に庵が出てくると、一直線で夜神の元にやってくる。
「庵君?!」
「すみません。見たいんですが?どうしたらいいですか?」
「えっと・・・・・あの・・・・・・・」
あまりの唐突さに、しどろもどろになり、言葉に詰まる。
「じゃ、俺が脱がしてもいいてすよね?」
正面から抱きしめられて、耳元で息を吹きかけながら夜神に許可をとる。
「ん、ん・・・・・・い、いよ・・・・・」
ゾクゾクと背中が粟立って身を捩る。庵は耳を軽く噛んだりしながら、夜神の手を退かしてバスローブの紐を外すと、肩から滑るように脱がしていく。
「知ってますか?すでに瞳が赤くなっているんですよ?興奮してますか?それとも・・・・・・」
夜神の耳朶を舐めて、舌を窄めて穴に入れる。
ニチャ・・・粘ついた水音が脳に直接響く。あまりのくすぐったさと、自分の体の変化を指摘されたことの羞耻で、恥ずかしくなって目をギュッと瞑るしかなかった。
「ふぁ、やぁ・・・・・・・いわ、ないで、んん~~」
クチャ、ニチャ、片方しか遊ばれていないのに、水音のせいで両方とも遊ばれている感覚になってしまう。
「・・・・それにしても野村大尉も中々いい趣味してますね?かわいいですよ。天使がテーマとか言ってましたが、ピッタリです」
庵は夜神の着ている下着を褒める。
前開きで、胸のところはリボンで結んである。白地のシフォン生地で、全て透けて見えるのがかえって気分を高揚させる。胸の桜色の尖りが透けてチラチラと見えるのには庵も耐えきれない。
「あまり見ないで・・・・あっ!」
桜色の尖りに吸い寄せられるように、庵は下着ごと口に含むとチュと吸い上げる。もう片方の痛いぐらいに立ち上がった尖りを、同じく下着ごと指の腹で摘み捏ねくり回す。
「あぁっ!」
両方の胸の刺激に耐えきれず、背中を反らせ声をあげる。
「ふぅん~~!み、ないで・・・・・・」
「分かりました。見ないように後ろからしますね?」
あっさりとした答を出して、庵は夜神から離れる。そうして赤いドレープカーテンを背中にして、ベッドの真ん中ぐらいまで進み手招きする。
「こっちに来て下さい。ね?」
笑顔で手招きする。けど、その笑顔が少しだけ怖いと夜神は感じてしまう。けど、逆らえない・・・・
ゴク・・・・・軽く唾を飲み込んで、息を整える。脱ぎかけのバスローブを完全に脱いで、透けて見える胸が恥ずかしいので、手で隠しながら庵がいる所までゆっくりと進む。
近くまで来ると、抱きしめてくれる。力強く、けど圧迫感は感じない。その、温もりが心地いい。
「待ってましたよ。あんまり見ないように、後ろから、ね?」
耳元で優しく語りかけてくる。そうして夜神の背中に回り、後ろから手を伸ばして、胸を隠している夜神の手を掴むと、ペタンと座っている太腿に乗せる。
「凪さんの手はここですよ?もう片方の手もちゃんと置いて下さい?」
「ん~~」
イヤイヤと首を振る。この命令を聞くと、どんなに恥ずかしくても、手を言われた所にしか置けなくて、もどかしさが凄いのだ。
嫌なのに逆らえない。逆らいたいのにそれが出来ない。出来ないから嫌になる。それが繰り返される。
「でも、ここに置かないと手を縛らないといけなくなりますよ?俺はそんな事したくないですよ。凪さんは縛られて欲しいんですか?」
━━━━縛る━━━━
その言葉は夜神にとってはタブーの言葉の一つにも等しい。
「やだ・・・・・するから、手・・・・置くから、しないで!」
「良かった~あぁ、ちゃんと置いたんですね。これなら安心ですね」
降ろした髪をわけて項に一つ唇を落とす。まるでよく出来た事を褒めてるようにも見える。
こうして、夜神の両方が動かないことを確認すると、庵は下着ごと胸で遊び始める。
下から持ち上げるようにして掴むと、その柔らかい感触を楽しむようにもみ始める。グニグニと形が変わる程揉みしだく。
緩やかな刺激に耐えられなくて、体を捩らせる。
「んんっ、ん~~はぁ、ぅん・・・・・・・」
「相変わらず柔らかくて、気持ちいです。凪さん・・・・顔、ちゃんと前を向いて下さい」
庵が夜神の細い顎に指を置いて、正面の赤いドレープカーテンの方を向かせて固定させる。
「上を向いたり、下を向いたりしちゃ駄目ですよ?正面だけですよ?約束して下さい。正面だけを見る事を」
顎に置いてある指で夜神の顔を上にしたり、下にしたりして動かす。そうして、最後はもう一度正面にして固定させる。
「凪さん?約束して下さい。動かさないと」
「しないから・・・・動かさないから・・・・・」
今の夜神には従うことしか出来なかった。従うことが正しい事だと思っているからだ。
その言葉を聞いて満足した庵は更にお願いをする。
「嬉しいですよ。あと、その赤くなった目をちゃんと開けていて下さいね?閉じたりしたら駄目ですよ?ね?」
顎に置いていた指が唇をなぞる。まるで答を早く聞きたいと、促しているようにも見える。
「ふぁぁ、あける、から・・・とじないから・・・・・」
「約束ですよ夜神大佐。ちゃんと守って下さいね。大佐なら守れますよね?」
庵の顔が愉悦の表情に変化する。けど、夜神はそれが見えない。今、庵がどんな表情なのか考えもつかない。
「するの、ちゃんとするから・・・・・・」
唇が弧を描いていく。辿々しいながらも約束をする、夜神の声が庵の欲を掻き立てる。
約束をしたのだから、しっかりと守ってもらわないと。
たとえ、どんな事があろうと。ね?
庵はバスローブのポケットからリモコンを取出して、ボタンを押した。
夜神は大きな鏡の前で固まっていた。カラコンも化粧も全てリセットして、シャワーもすませて、バスタオルを巻いた状態で、手には野村大尉チョイスの白いベビードールを握り込んでいた。
男は見たいです!!と、言っていたけどやっぱり恥ずかしい!!中学生の恋とか何?そして相澤中佐も何やってるの!!
夜神の頭の中は、沸騰しそうなほど熱くなっていた。まさかの第一室全員がこんな事をするなんて!明日からどんな顔をすればいいのだろう、泣きたくなる。
「着ないと駄目なのかな?」
包の中にはメモが入ってた。野村大尉の文字で「たまには女から攻めないと捨てられるわよ?」私、庵君に捨てられるのだろうか?ならばこれを着ないといけない。
着るか?無視するか?でもあの二人からは逃げられない。
・・・・・・・いくか・・・・・
夜神は色々と覚悟を決めて、巻いているバスタオルを剥ぎ取った。
━━━━━ガチャ
扉を開く音がすると、夜神の顔だけが出てくる。
「大佐・・・・・」
「約束して欲しいの!!」
「何ですか?」
必死の顔に庵は少しだけ笑いそうになるが、あまりにも真剣な顔なので頑張って堪える。
「笑わないでよ!!」
「笑いません!絶対笑いません!安心して下さい」
なぜか、ジト目で見られること数十秒・・・・
勇気を出して出てきた夜神はバスローブをしっかり着込み、胸元を押さえつけている。手には白色のレース地のショート丈フィンガーレスグローブと、足の甲には白地のレースアンクレットが色々な想像を掻き立てる。
「・・・・・・俺、シャワー浴びて来るので、ベッドに座って待っていて下さい」
庵はこれ以上、顔の醜態を晒したくなくて、すぐに風呂場に消える。
「助かった?でも・・・・恥ずかしい」
夜神は庵に言われた通りにベッドに座って待つことにした。
一人でソワソワと待っていると、扉を開ける音と共に庵が出てくると、一直線で夜神の元にやってくる。
「庵君?!」
「すみません。見たいんですが?どうしたらいいですか?」
「えっと・・・・・あの・・・・・・・」
あまりの唐突さに、しどろもどろになり、言葉に詰まる。
「じゃ、俺が脱がしてもいいてすよね?」
正面から抱きしめられて、耳元で息を吹きかけながら夜神に許可をとる。
「ん、ん・・・・・・い、いよ・・・・・」
ゾクゾクと背中が粟立って身を捩る。庵は耳を軽く噛んだりしながら、夜神の手を退かしてバスローブの紐を外すと、肩から滑るように脱がしていく。
「知ってますか?すでに瞳が赤くなっているんですよ?興奮してますか?それとも・・・・・・」
夜神の耳朶を舐めて、舌を窄めて穴に入れる。
ニチャ・・・粘ついた水音が脳に直接響く。あまりのくすぐったさと、自分の体の変化を指摘されたことの羞耻で、恥ずかしくなって目をギュッと瞑るしかなかった。
「ふぁ、やぁ・・・・・・・いわ、ないで、んん~~」
クチャ、ニチャ、片方しか遊ばれていないのに、水音のせいで両方とも遊ばれている感覚になってしまう。
「・・・・それにしても野村大尉も中々いい趣味してますね?かわいいですよ。天使がテーマとか言ってましたが、ピッタリです」
庵は夜神の着ている下着を褒める。
前開きで、胸のところはリボンで結んである。白地のシフォン生地で、全て透けて見えるのがかえって気分を高揚させる。胸の桜色の尖りが透けてチラチラと見えるのには庵も耐えきれない。
「あまり見ないで・・・・あっ!」
桜色の尖りに吸い寄せられるように、庵は下着ごと口に含むとチュと吸い上げる。もう片方の痛いぐらいに立ち上がった尖りを、同じく下着ごと指の腹で摘み捏ねくり回す。
「あぁっ!」
両方の胸の刺激に耐えきれず、背中を反らせ声をあげる。
「ふぅん~~!み、ないで・・・・・・」
「分かりました。見ないように後ろからしますね?」
あっさりとした答を出して、庵は夜神から離れる。そうして赤いドレープカーテンを背中にして、ベッドの真ん中ぐらいまで進み手招きする。
「こっちに来て下さい。ね?」
笑顔で手招きする。けど、その笑顔が少しだけ怖いと夜神は感じてしまう。けど、逆らえない・・・・
ゴク・・・・・軽く唾を飲み込んで、息を整える。脱ぎかけのバスローブを完全に脱いで、透けて見える胸が恥ずかしいので、手で隠しながら庵がいる所までゆっくりと進む。
近くまで来ると、抱きしめてくれる。力強く、けど圧迫感は感じない。その、温もりが心地いい。
「待ってましたよ。あんまり見ないように、後ろから、ね?」
耳元で優しく語りかけてくる。そうして夜神の背中に回り、後ろから手を伸ばして、胸を隠している夜神の手を掴むと、ペタンと座っている太腿に乗せる。
「凪さんの手はここですよ?もう片方の手もちゃんと置いて下さい?」
「ん~~」
イヤイヤと首を振る。この命令を聞くと、どんなに恥ずかしくても、手を言われた所にしか置けなくて、もどかしさが凄いのだ。
嫌なのに逆らえない。逆らいたいのにそれが出来ない。出来ないから嫌になる。それが繰り返される。
「でも、ここに置かないと手を縛らないといけなくなりますよ?俺はそんな事したくないですよ。凪さんは縛られて欲しいんですか?」
━━━━縛る━━━━
その言葉は夜神にとってはタブーの言葉の一つにも等しい。
「やだ・・・・・するから、手・・・・置くから、しないで!」
「良かった~あぁ、ちゃんと置いたんですね。これなら安心ですね」
降ろした髪をわけて項に一つ唇を落とす。まるでよく出来た事を褒めてるようにも見える。
こうして、夜神の両方が動かないことを確認すると、庵は下着ごと胸で遊び始める。
下から持ち上げるようにして掴むと、その柔らかい感触を楽しむようにもみ始める。グニグニと形が変わる程揉みしだく。
緩やかな刺激に耐えられなくて、体を捩らせる。
「んんっ、ん~~はぁ、ぅん・・・・・・・」
「相変わらず柔らかくて、気持ちいです。凪さん・・・・顔、ちゃんと前を向いて下さい」
庵が夜神の細い顎に指を置いて、正面の赤いドレープカーテンの方を向かせて固定させる。
「上を向いたり、下を向いたりしちゃ駄目ですよ?正面だけですよ?約束して下さい。正面だけを見る事を」
顎に置いてある指で夜神の顔を上にしたり、下にしたりして動かす。そうして、最後はもう一度正面にして固定させる。
「凪さん?約束して下さい。動かさないと」
「しないから・・・・動かさないから・・・・・」
今の夜神には従うことしか出来なかった。従うことが正しい事だと思っているからだ。
その言葉を聞いて満足した庵は更にお願いをする。
「嬉しいですよ。あと、その赤くなった目をちゃんと開けていて下さいね?閉じたりしたら駄目ですよ?ね?」
顎に置いていた指が唇をなぞる。まるで答を早く聞きたいと、促しているようにも見える。
「ふぁぁ、あける、から・・・とじないから・・・・・」
「約束ですよ夜神大佐。ちゃんと守って下さいね。大佐なら守れますよね?」
庵の顔が愉悦の表情に変化する。けど、夜神はそれが見えない。今、庵がどんな表情なのか考えもつかない。
「するの、ちゃんとするから・・・・・・」
唇が弧を描いていく。辿々しいながらも約束をする、夜神の声が庵の欲を掻き立てる。
約束をしたのだから、しっかりと守ってもらわないと。
たとえ、どんな事があろうと。ね?
庵はバスローブのポケットからリモコンを取出して、ボタンを押した。
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