275 / 316
第十八章 闇に染まった英雄
おまけ『遊ぶ! そうえんのカチュアちゃん』 ~ルナちゃんの魔術講座2「魔力とは」〜
しおりを挟む
ルナ
「では、今度は、魔術を使うのに欠かせない、魔力に関して説明していきます」
ニニカ
「時々、聞くけど、魔力って、なんなの? って、話になるね」
ルナ
「魔力は魔術を使うためのエネルギーだよ。魔力が凝縮したのが魔石なんですよ」
ニニカ
「凝縮? 魔術を使うためには魔石が必要だから、てっきり魔力の発生元は、魔石だと思っていましたよ」
ルナ
「魔石からでも、魔力を生み出すことはできますよ。しかし、本来の魔力って、空気中に舞っているんです。これは、ルナと同じ能力を持った学者によって、判明したことなんです」
モニカ
「そう言えば、ルナちゃんは魔力の長れがわかる特殊能力を持っているんだね」
ルナ
「まあ、カチュアさんとエドナさんの正体を判明してから、ルナの特殊能力に関して忘れられたかのように、触れられなくなりましたけど」
ニニカ
「そんな事情知りたくなかった」
ルナ
「話は戻して、世は魔力というのは、自然エネルギーみたいなものなんですよ」
モニカ
「でも、そんなに身近だと、ルナちゃんは大変じゃないの? 日々、魔力を感じ続けるんじゃないかな?」
ルナ
「そうでもないですよ。多少、吹いた風に当たる程度ですよ」
ニニカ
「それなら、いいんだけど……」
モニカ
「じゃあ、その魔力って、どこから、生み出しているの?」
ルナ
「魔石からでも、魔力を生み出すことはできますけど、……それが、どこから、生み出しているか、未だ分からないんですよ」
モニカ
「そうなんだね。……あれ? 空気中に魔力が舞っているなら、魔石を使う必要がないんじゃないんですか?」
ルナ
「どうも、人間には、その空間に舞っている魔力を吸収する術がないんですよ。だから、魔石に頼るしかないんですよ」
モニカ
「何だか、難しんだね」
ニニカ
「吸収する術がないのに、魔石経由で魔術は使えるんだね」
ルナ
「濃度の濃い魔力なら、触れていれば使えるんですよ。ただ、人間には、吸収した魔力をため込むことができないから、常に魔道具を装備しないといけないんですよ」
ニニカ
「身近にある魔力なのに、手に出せないのは勿体ないね」
モニカ
「そう言えば、カチュアちゃんの蒼い炎って、魔術を無効化にできたよね? 周りに、魔力があったら、打ち消しちゃうんじゃ……」
ルナ
「でも、エドナさん、いいえ、妖精族の魔術は打ち消せないから、全部の魔術を打ち消せるわけではないんです」
ニニカ
「ややこしい話だね」
ルナ
「まあ、研究しがいはありますよね」
ニニカ
「さすがは、魔術研究員。でも、だからと言ってカチュアちゃんと、エドナちゃんの人体実験はしないでね」
ルナ
「ルナを何だと思っているんですか!? ルナはそこら辺の変態研究者と一緒にしないでくださいよ!! それに研究者に変な偏見を持ち過ぎていますよ!!」
「では、今度は、魔術を使うのに欠かせない、魔力に関して説明していきます」
ニニカ
「時々、聞くけど、魔力って、なんなの? って、話になるね」
ルナ
「魔力は魔術を使うためのエネルギーだよ。魔力が凝縮したのが魔石なんですよ」
ニニカ
「凝縮? 魔術を使うためには魔石が必要だから、てっきり魔力の発生元は、魔石だと思っていましたよ」
ルナ
「魔石からでも、魔力を生み出すことはできますよ。しかし、本来の魔力って、空気中に舞っているんです。これは、ルナと同じ能力を持った学者によって、判明したことなんです」
モニカ
「そう言えば、ルナちゃんは魔力の長れがわかる特殊能力を持っているんだね」
ルナ
「まあ、カチュアさんとエドナさんの正体を判明してから、ルナの特殊能力に関して忘れられたかのように、触れられなくなりましたけど」
ニニカ
「そんな事情知りたくなかった」
ルナ
「話は戻して、世は魔力というのは、自然エネルギーみたいなものなんですよ」
モニカ
「でも、そんなに身近だと、ルナちゃんは大変じゃないの? 日々、魔力を感じ続けるんじゃないかな?」
ルナ
「そうでもないですよ。多少、吹いた風に当たる程度ですよ」
ニニカ
「それなら、いいんだけど……」
モニカ
「じゃあ、その魔力って、どこから、生み出しているの?」
ルナ
「魔石からでも、魔力を生み出すことはできますけど、……それが、どこから、生み出しているか、未だ分からないんですよ」
モニカ
「そうなんだね。……あれ? 空気中に魔力が舞っているなら、魔石を使う必要がないんじゃないんですか?」
ルナ
「どうも、人間には、その空間に舞っている魔力を吸収する術がないんですよ。だから、魔石に頼るしかないんですよ」
モニカ
「何だか、難しんだね」
ニニカ
「吸収する術がないのに、魔石経由で魔術は使えるんだね」
ルナ
「濃度の濃い魔力なら、触れていれば使えるんですよ。ただ、人間には、吸収した魔力をため込むことができないから、常に魔道具を装備しないといけないんですよ」
ニニカ
「身近にある魔力なのに、手に出せないのは勿体ないね」
モニカ
「そう言えば、カチュアちゃんの蒼い炎って、魔術を無効化にできたよね? 周りに、魔力があったら、打ち消しちゃうんじゃ……」
ルナ
「でも、エドナさん、いいえ、妖精族の魔術は打ち消せないから、全部の魔術を打ち消せるわけではないんです」
ニニカ
「ややこしい話だね」
ルナ
「まあ、研究しがいはありますよね」
ニニカ
「さすがは、魔術研究員。でも、だからと言ってカチュアちゃんと、エドナちゃんの人体実験はしないでね」
ルナ
「ルナを何だと思っているんですか!? ルナはそこら辺の変態研究者と一緒にしないでくださいよ!! それに研究者に変な偏見を持ち過ぎていますよ!!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
11
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる