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本編
539 ダンジョンリゾート・3 水着
俺は水着をエイミィから受け取った後、すぐに適当な装備にカナトコした。
ライデンのは、俺のを弱い装備にカナトコして貸し与えてある。
赤いふんどしだなんて、いったいどんな家柄なんだと思うんだけど……。
ライデンの家って、もともと別世界の剣聖的な人物が祖らしいからね。
さて、ライデンのふんどしについて語るのはまた今度にして。
その前に意外性の発表から行こうではないか!
水着を着たエイミィの胸のボリュームなんて、制服を着ている時とさほど変わらない。
しかし、しかしだな……なんともそれを超える奴がいたのだ。
「は、恥ずかしいです……」
学生たちが集まるオデッセイビーチにて、エイミィの後ろに隠れる委員長。
そう、きっちり着こなされた制服に隠れていて見えなかったのだが……。
ケインは今まで俺が知り合ってきた女性陣たちの誰よりもデカかったのだ。
何が?
決まってるだろ。
ケイン>エイミィ(ジュノー)>>イグニール>>>>>マイヤー。
こうね。
その自己主張っぷりに、あの子は誰だって声がヒソヒソと聞こえてくる。
海に行くんだから、とエイミィにメガネを奪われ髪も可愛くされてしまったケインを、この場にいる学生連中は、クラスのみんなは委員長だって気づかない。
「いいんちょー、勉強よりも大事なところであたしに圧勝じゃん」
「こっ、こんなもので勝っても嬉しくありませんがっ!」
二人でお揃いの水着をつけて、男子生徒の視線を我が物にする。
なんとも、はみ出し者グループが化けたもんだ。
よかったよかった、これでいっぱい友達を作るとよろし。
「……///」
「ん? どうしたライデン?」
「いやその」
俺の隣でライデンが少しうずくまってしまっている。
気分がすぐれない……とかじゃないよな?
わかってるとも、俺だって思春期だったらそうなっていた。
でも今は30歳なのでね。
周りに女の子とかいるし、つーか一緒に住んでるし。
耐性は多分ついてるんじゃないかと思う。
そりゃ、サルトに来た頃はマイヤーにワンチャンあるかもとか。
イグニールをパーティーに誘う以外にも、と思っていたこともある。
しかしながら、マイヤーは商売が大事。
イグニールは“パーティー”を組みたいんだぜ?
ワンチャンねえや。
そんな訳で、うら若き学生諸君の水着姿をここで監督しつつ眺めます。
「よし、じゃー俺はここで寝っ転がってるから好きに遊んでこい」
「えー、トウジっちはどーすんの? 一緒に遊ぼうよ?」
「いや金槌だからやめとくわー」
ぶっちゃけ金槌は嘘だ。
しかし、ここでポチと二人のんびりするのが良いのである。
俺の眼球は、すでに海辺でバシャバシャ遊んでいるイグニールたちを探すのだ。
……クイック。
ギョロギョロギョロギョロ。
「ト、トウジさん!? め、目が!?」
「ん? 気にすんな」
発見。
おほー。
やっぱ乳があってもなくても良いもんっすね。
近場だと視線が目立つから、この位置は最高だ。
すっかり中年オヤジの目線になっちまった。
しかし、中年オヤジなんだから許される。
30歳サイコー!
『とりゃー! うちのスーパーアタックやー!』
『いっけーマイヤー! 見せてやるし!』
『ゴレオ! ボールいったわよ! 拾って!』
『……ッ!』
ドボォーーーーン!!
『うわー! 高波だー!?』
『きゃあああああああ!?』
「……トウジさん、あれ」
「うん、見てた。すごいな」
ま、まあ、楽しんでいて何よりである。
水着を身につけたメイドゴレオから巻き起こされる波。
これも一種のアトラクションになるってもんだ。
そもそもゴレオって水が大丈夫なのか心配なんだけど。
足がつくところであればまったく問題ないようである。
「ォン」
「ん?」
ぼけーっとしていると、ポチが何かを告げていた。
通訳がいないので砂浜に文字を書いてもらう。
そう言えば、着いたらギルドに向かうのでは?
自分もすっかり忘れていたけど……。
「あっ」
そうだった!
とりあえずギルドに顔を出してくださいってエリナに言われていた。
「ライデン」
「はい」
「俺、ちょっとギルドに依頼の件で向かわなきゃいけないんだよね」
「わかりました、この場には僕がいますので、行って来てください」
「すまんね」
エイミィとケインの荷物番をライデンに任せ、俺はポチを連れてギルドに向かうことにした。
=====
水着の想像はお任せします。
ライデンのは、俺のを弱い装備にカナトコして貸し与えてある。
赤いふんどしだなんて、いったいどんな家柄なんだと思うんだけど……。
ライデンの家って、もともと別世界の剣聖的な人物が祖らしいからね。
さて、ライデンのふんどしについて語るのはまた今度にして。
その前に意外性の発表から行こうではないか!
水着を着たエイミィの胸のボリュームなんて、制服を着ている時とさほど変わらない。
しかし、しかしだな……なんともそれを超える奴がいたのだ。
「は、恥ずかしいです……」
学生たちが集まるオデッセイビーチにて、エイミィの後ろに隠れる委員長。
そう、きっちり着こなされた制服に隠れていて見えなかったのだが……。
ケインは今まで俺が知り合ってきた女性陣たちの誰よりもデカかったのだ。
何が?
決まってるだろ。
ケイン>エイミィ(ジュノー)>>イグニール>>>>>マイヤー。
こうね。
その自己主張っぷりに、あの子は誰だって声がヒソヒソと聞こえてくる。
海に行くんだから、とエイミィにメガネを奪われ髪も可愛くされてしまったケインを、この場にいる学生連中は、クラスのみんなは委員長だって気づかない。
「いいんちょー、勉強よりも大事なところであたしに圧勝じゃん」
「こっ、こんなもので勝っても嬉しくありませんがっ!」
二人でお揃いの水着をつけて、男子生徒の視線を我が物にする。
なんとも、はみ出し者グループが化けたもんだ。
よかったよかった、これでいっぱい友達を作るとよろし。
「……///」
「ん? どうしたライデン?」
「いやその」
俺の隣でライデンが少しうずくまってしまっている。
気分がすぐれない……とかじゃないよな?
わかってるとも、俺だって思春期だったらそうなっていた。
でも今は30歳なのでね。
周りに女の子とかいるし、つーか一緒に住んでるし。
耐性は多分ついてるんじゃないかと思う。
そりゃ、サルトに来た頃はマイヤーにワンチャンあるかもとか。
イグニールをパーティーに誘う以外にも、と思っていたこともある。
しかしながら、マイヤーは商売が大事。
イグニールは“パーティー”を組みたいんだぜ?
ワンチャンねえや。
そんな訳で、うら若き学生諸君の水着姿をここで監督しつつ眺めます。
「よし、じゃー俺はここで寝っ転がってるから好きに遊んでこい」
「えー、トウジっちはどーすんの? 一緒に遊ぼうよ?」
「いや金槌だからやめとくわー」
ぶっちゃけ金槌は嘘だ。
しかし、ここでポチと二人のんびりするのが良いのである。
俺の眼球は、すでに海辺でバシャバシャ遊んでいるイグニールたちを探すのだ。
……クイック。
ギョロギョロギョロギョロ。
「ト、トウジさん!? め、目が!?」
「ん? 気にすんな」
発見。
おほー。
やっぱ乳があってもなくても良いもんっすね。
近場だと視線が目立つから、この位置は最高だ。
すっかり中年オヤジの目線になっちまった。
しかし、中年オヤジなんだから許される。
30歳サイコー!
『とりゃー! うちのスーパーアタックやー!』
『いっけーマイヤー! 見せてやるし!』
『ゴレオ! ボールいったわよ! 拾って!』
『……ッ!』
ドボォーーーーン!!
『うわー! 高波だー!?』
『きゃあああああああ!?』
「……トウジさん、あれ」
「うん、見てた。すごいな」
ま、まあ、楽しんでいて何よりである。
水着を身につけたメイドゴレオから巻き起こされる波。
これも一種のアトラクションになるってもんだ。
そもそもゴレオって水が大丈夫なのか心配なんだけど。
足がつくところであればまったく問題ないようである。
「ォン」
「ん?」
ぼけーっとしていると、ポチが何かを告げていた。
通訳がいないので砂浜に文字を書いてもらう。
そう言えば、着いたらギルドに向かうのでは?
自分もすっかり忘れていたけど……。
「あっ」
そうだった!
とりあえずギルドに顔を出してくださいってエリナに言われていた。
「ライデン」
「はい」
「俺、ちょっとギルドに依頼の件で向かわなきゃいけないんだよね」
「わかりました、この場には僕がいますので、行って来てください」
「すまんね」
エイミィとケインの荷物番をライデンに任せ、俺はポチを連れてギルドに向かうことにした。
=====
水着の想像はお任せします。
感想 9,840
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