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5.時間
277.一緒
ドアがノックされて、永那ちゃんが開ける。
クラスの女子だった。
遊びのお誘い。
人気者とはこういうことを言うのだと、思い知らされる。
「ごめん、今穂とイチャイチャ ラブラブ中だからさっ」
その断り方は…ちょっと…。
永那ちゃんが何食わぬ顔で戻ってくる。
当たり前のように私の後ろに座って、抱きしめられる。
もう優里ちゃんが何も言わなくなったのが、少し寂しい。
「そういえば穂ちゃん、さっきからずっと気になってたんだけど、首の赤いの…大丈夫?」
…忘れていた。
お風呂に入ったから、メイクが落ちてしまっていた。
「あ、うん…」
私が首筋を擦ると、永那ちゃんが後ろで笑った。
永那ちゃんの足をペシンと叩くと、彼女がもっと笑う。
みんなでUNOをすることになったのに、永那ちゃんは私の後ろから離れなかった。
仕方ないからそのままやると、「穂のカード丸見え」と永那ちゃんが言う。
「見ないで」
「見えちゃうんだもん」
永那ちゃんの息が耳にかかる。
そのうち、何度か背中に重みを感じるようになった。
「永那!」
優里ちゃんが言って、永那ちゃんがため息をつく。
最終的には、完全に私の背中で眠ってしまった。
永那ちゃんの持っていたカードがポロリと手から落ちて、優里ちゃんが怒っていた。
「赤ちゃんだね」
優里ちゃんが私達のそばに来て、永那ちゃんの頬を突く。
永那ちゃんを布団に寝かせて、ゲームの続きをする。
「桜ちゃんは、好きな人いるの?」
「…い、いません」
「ていうかさー!そろそろ敬語、なしにしない?」
優里ちゃんがグイッと森山さんに顔を寄せる。
「え!?わ、私…話すのが…苦手で…」
小さく俯いてしまう。
「あたしにはいつも饒舌なのに」
千陽が膝に頬杖をつく。
「そうなの!?」
「あ…!あれは…!」
森山さんの顔が真っ赤になる。
千陽がフッと楽しそうに笑う。
「なになに!?」
「桜、漫画が好きだから。ね?」
…いつの間に千陽は森山さんを“桜”と呼び始めたのか。
「さ、佐藤さん…」
「どんなの読むの?」
森山さんが項垂れて、顔が見えなくなってしまう。
「恋愛漫画でしょ?」
「恋愛漫画!意外!」
「…あの…男同士の、です」
「そっちか!」
私は話についていけないので、無言を貫く。
「てか千陽、BL好きなの?」
「たまに漫画借りるくらい」
「意外すぎる…。穂ちゃんは?」
突然話を振られてビクッとする。
「私は、見たことないや」
「そうなんだー。私は漫画じゃないけど、原作が漫画のドラマは見たよ」
「そ、そうなんですか?どれですか?」
みんなが漫画の話で盛り上がっているうちに、消灯時間になった。
みんなの寝息が聞こえてくる。
今日は千陽もすぐ寝ていた。
私は永那ちゃんのそばに寄る。
「永那ちゃん」
ギュッと抱きしめる。
「…穂?」
永那ちゃんの声が降ってきて、心臓がぴょんと跳ねた。
「ご、ごめんね…起しちゃった…」
「たくさん寝られたからか、目覚めが良いみたい」
彼女はニシシと笑って、抱きしめてくれる。
「みんな寝たの?」
「うん」
「穂は、なんで起きてるの?」
「わからない…なんだか、目が冴えてて」
「そっか」
優しく髪を撫でられた。
「永那ちゃん、好き。大好き」
「私も好きだよ、穂」
2人で横向きに寝て、彼女と見つめ合って、唇を重ねる。
「穂」
「ん?」
「少しだけ…さわりたい」
底光りするような瞳が、優しく私を捕らえる。
私が頷くと、腰に当てられていた手が、ゆっくり上がっていく。
少しずつ鼓動が速くなっていく。
「穂、後ろ向いて」
体を動かして、彼女の腕に頭を乗せる。
私を抱きしめるように、彼女の手が乳房に伸びる。
「昨日も思ったけど…ブラ、つけてないの?」
「寝るときは…いつもは外してるの…」
「そっか。めっちゃやわらかくて気持ちいい」
浴衣越しに触れられると、夏休みのことを思い出す。
「…他の人の胸と比べて、どう?」
「ん?他の人?」
「他の人のも、たくさんさわってきたんでしょ?」
フフッと彼女が笑う。
「たくさんさわってきたけど…好きな人の以外に、そんな興味ない」
「そうなの?」
「うん。私は…特別おっぱいが好きなわけじゃないから」
「意外」
「女の子が気持ち良さそうにしてる姿を見るのが好きかな」
「変態」
「それも、私だけに見せてくれる姿って思うと萌える」
「もっと変態」
「その変態が好きなんでしょ?穂は」
何も返さない。
知らんぷりする。
布越しに突起を擦られる。
「永那ちゃん…」
言うと、逃げるように乳房を揉まれる。
「永那ちゃん、反対も…さわって…」
「可愛い」
「ずっと同じだと、変な感じが…するの」
「はーい」
突起を撫でられるとキュッと太ももに力が入るけど、彼女から触れられているという安心感が勝って、微睡みのなかに誘われていく。
彼女の手が浴衣の中に入ってくるのがわかる。
キャミソールを超えて、直に肌が触れられる。
それでも私はもう眠くて…何も言えずに意識が遠のいていく。
突起を摘まれて、遠のきかけた意識が戻ってくる。
蕾がジンジンと熱くなっていく。
「んぅ…」
「穂、可愛い」
2つの突起を指で同時に弄られて、自分の呼吸が荒くなっていく。
体が火照って、熱い。
瞼が重くて、何度も目を閉じる。
でも、摘まれるたびにハッとして目を開けた。
次第に、それすらも、億劫になっていく。
クラスの女子だった。
遊びのお誘い。
人気者とはこういうことを言うのだと、思い知らされる。
「ごめん、今穂とイチャイチャ ラブラブ中だからさっ」
その断り方は…ちょっと…。
永那ちゃんが何食わぬ顔で戻ってくる。
当たり前のように私の後ろに座って、抱きしめられる。
もう優里ちゃんが何も言わなくなったのが、少し寂しい。
「そういえば穂ちゃん、さっきからずっと気になってたんだけど、首の赤いの…大丈夫?」
…忘れていた。
お風呂に入ったから、メイクが落ちてしまっていた。
「あ、うん…」
私が首筋を擦ると、永那ちゃんが後ろで笑った。
永那ちゃんの足をペシンと叩くと、彼女がもっと笑う。
みんなでUNOをすることになったのに、永那ちゃんは私の後ろから離れなかった。
仕方ないからそのままやると、「穂のカード丸見え」と永那ちゃんが言う。
「見ないで」
「見えちゃうんだもん」
永那ちゃんの息が耳にかかる。
そのうち、何度か背中に重みを感じるようになった。
「永那!」
優里ちゃんが言って、永那ちゃんがため息をつく。
最終的には、完全に私の背中で眠ってしまった。
永那ちゃんの持っていたカードがポロリと手から落ちて、優里ちゃんが怒っていた。
「赤ちゃんだね」
優里ちゃんが私達のそばに来て、永那ちゃんの頬を突く。
永那ちゃんを布団に寝かせて、ゲームの続きをする。
「桜ちゃんは、好きな人いるの?」
「…い、いません」
「ていうかさー!そろそろ敬語、なしにしない?」
優里ちゃんがグイッと森山さんに顔を寄せる。
「え!?わ、私…話すのが…苦手で…」
小さく俯いてしまう。
「あたしにはいつも饒舌なのに」
千陽が膝に頬杖をつく。
「そうなの!?」
「あ…!あれは…!」
森山さんの顔が真っ赤になる。
千陽がフッと楽しそうに笑う。
「なになに!?」
「桜、漫画が好きだから。ね?」
…いつの間に千陽は森山さんを“桜”と呼び始めたのか。
「さ、佐藤さん…」
「どんなの読むの?」
森山さんが項垂れて、顔が見えなくなってしまう。
「恋愛漫画でしょ?」
「恋愛漫画!意外!」
「…あの…男同士の、です」
「そっちか!」
私は話についていけないので、無言を貫く。
「てか千陽、BL好きなの?」
「たまに漫画借りるくらい」
「意外すぎる…。穂ちゃんは?」
突然話を振られてビクッとする。
「私は、見たことないや」
「そうなんだー。私は漫画じゃないけど、原作が漫画のドラマは見たよ」
「そ、そうなんですか?どれですか?」
みんなが漫画の話で盛り上がっているうちに、消灯時間になった。
みんなの寝息が聞こえてくる。
今日は千陽もすぐ寝ていた。
私は永那ちゃんのそばに寄る。
「永那ちゃん」
ギュッと抱きしめる。
「…穂?」
永那ちゃんの声が降ってきて、心臓がぴょんと跳ねた。
「ご、ごめんね…起しちゃった…」
「たくさん寝られたからか、目覚めが良いみたい」
彼女はニシシと笑って、抱きしめてくれる。
「みんな寝たの?」
「うん」
「穂は、なんで起きてるの?」
「わからない…なんだか、目が冴えてて」
「そっか」
優しく髪を撫でられた。
「永那ちゃん、好き。大好き」
「私も好きだよ、穂」
2人で横向きに寝て、彼女と見つめ合って、唇を重ねる。
「穂」
「ん?」
「少しだけ…さわりたい」
底光りするような瞳が、優しく私を捕らえる。
私が頷くと、腰に当てられていた手が、ゆっくり上がっていく。
少しずつ鼓動が速くなっていく。
「穂、後ろ向いて」
体を動かして、彼女の腕に頭を乗せる。
私を抱きしめるように、彼女の手が乳房に伸びる。
「昨日も思ったけど…ブラ、つけてないの?」
「寝るときは…いつもは外してるの…」
「そっか。めっちゃやわらかくて気持ちいい」
浴衣越しに触れられると、夏休みのことを思い出す。
「…他の人の胸と比べて、どう?」
「ん?他の人?」
「他の人のも、たくさんさわってきたんでしょ?」
フフッと彼女が笑う。
「たくさんさわってきたけど…好きな人の以外に、そんな興味ない」
「そうなの?」
「うん。私は…特別おっぱいが好きなわけじゃないから」
「意外」
「女の子が気持ち良さそうにしてる姿を見るのが好きかな」
「変態」
「それも、私だけに見せてくれる姿って思うと萌える」
「もっと変態」
「その変態が好きなんでしょ?穂は」
何も返さない。
知らんぷりする。
布越しに突起を擦られる。
「永那ちゃん…」
言うと、逃げるように乳房を揉まれる。
「永那ちゃん、反対も…さわって…」
「可愛い」
「ずっと同じだと、変な感じが…するの」
「はーい」
突起を撫でられるとキュッと太ももに力が入るけど、彼女から触れられているという安心感が勝って、微睡みのなかに誘われていく。
彼女の手が浴衣の中に入ってくるのがわかる。
キャミソールを超えて、直に肌が触れられる。
それでも私はもう眠くて…何も言えずに意識が遠のいていく。
突起を摘まれて、遠のきかけた意識が戻ってくる。
蕾がジンジンと熱くなっていく。
「んぅ…」
「穂、可愛い」
2つの突起を指で同時に弄られて、自分の呼吸が荒くなっていく。
体が火照って、熱い。
瞼が重くて、何度も目を閉じる。
でも、摘まれるたびにハッとして目を開けた。
次第に、それすらも、億劫になっていく。
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