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7.向
450.足りない
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「永那、濡れてる」
見つめられて、顔が熱くなる。
「やっと…」
彼女から目が離せない。
「やっと、あたしのこと、見てくれた」
心臓の音が、うるさい。
「ぁっ…」
彼女が、私のなかに入ってくる。
「ホントは、あたしが挿れてほしかったけど…」
ぺろりと唇を舐める。
その仕草にすら、ドキドキする。
「これも、悪くないかも」
ゆっくり、私のなかで彼女が動く。
「永那は、なかでイかないの?」
奥歯を強く噛んで、眉頭に力が入る。
「…イかない」
「ふーん」
クチュクチュとわざと音を鳴らすように、彼女が動く。
千陽は私のことを見ながら、私の足元に移動する。
下半身のボタンを外され、私の恥部が露わになった。
彼女が口を近づける。
「ハァッ」
目は合ったまま…チュッと軽く吸われて、一瞬でイきそうになった。
気配を感じて、勢いよく横を見る。
「穂…!」
一気に、底の知れない罪悪感に襲われる。
「これは…っ、ちが、ちがくて…」
「やっぱり」
今まで見たことのない穂の冷たい表情に冷や汗が流れる。
その間にも、空気を読まずに千陽の指が動く。
ふぅっと穂がため息をつく。
「やっぱり…2人は、お似合いだなあ…」
あ、れ…?
見たことのない冷たい表情だと思ったのは一瞬の出来事で、穂はいつものように少し悲しそうにしているだけだった。
穂がベッドに座る。
「永那ちゃんがされてるなんて、珍しい」
彼女が優しく微笑む。
「穂、予定変更になったの」
「そうなんだ」
予定変更…?
どういうことか全くわからず、戸惑う。
穂が髪を撫でてくれる。
そして、そっとキスされた。
…ああ、安心する。
「んっ」
また吸われて、体がビクビクと反応する。
「いいなあ、千陽。上手で」
「穂もさっき、ちゃんとイかせてたじゃん」
「そうだけど…」
2人が話すたびに、あたたかい息がかかって、頭がボーッとしてくる。
また、腰が浮いた。
腰が浮いたせいで、なかの指が奥に入り込む。
「穂!?」
いたずらする子供みたいに、穂が笑う。
彼女が私の胸に触れていた。
な、なに!?どういうこと!?
「永那ちゃんを気持ち良くしようって、さっきお風呂で千陽と話してたの」
「え!?それって」
“どういう意味?”
聞こうとして、唇を塞がれる。
彼女の舌がなかに入ってきて、何も考えられなくなった。
…やっぱり、さっき千陽としたキスはまやかしだ。
こんな環境にいるせいで、変なスイッチが入ってたんだ。
千陽にドキドキするとか、あり得ないし。
千陽があんななのは、昔からだし。
自分が寝転んでされるなんて、嫌だった。
今だって、嬉しいわけじゃない。
でも…悪くもない。
穂が、私の胸を揉む。
その手が熱くて、まるでカイロでも貼られているみたいな気分だ。
穂との慣れたキスはホッとする。
徐々にボルテージが上がっていく感じ。
急発進、急停車じゃない、寄り添ってくれているような優しさを感じる。
「んゥッ」
同時に、クリトリスに刺激を与えられて、体がガクガクと震えた。
イきながらキスなんて、初めてだ。
自然と、千陽の肩に足を絡ませて、彼女を離さないようにしていた。
私が足を絡ませたからか、指を動かせなくなったらしい。
千陽はひたすら、私のを舐めたり吸ったりした。
もう一度イく。
間隔をあけずに連続でイったのも、初めて。
穂が私の乳首を撫でるように擦った。
それがまた新たな刺激となって、襲いかかってくる。
穂の唾液が流れ込んできた。
ゴクリと音を立てて飲み込む。
私がさっきしていたみたいに、穂が乳首をカリカリと引っ掻き始める。
「んッ」
そのせいで、もう一度イく。
3回イくのも、初めて。
私が、千陽に絡めていた足を下ろして、体が反応しなくなったのを確認してから、2人が離れた。
「永那ちゃんは本当にイかないんだね」
「イったよ」
「少ない」
穂が唇を突き出す。
「私達はあんなにイかされたのに」
フッと笑う。
「穂と千陽が感じやす過ぎなんだよ」
「永那ちゃんが上手過ぎるんだよ」
「そうとも言う」
「もう…!」
ニシシと笑うと、穂が上に乗ってきた。
私が仰向け、穂がうつ伏せの状態。
「好き、大好き」
「私も大好きだよ、穂」
「穂、ドライヤー終わるの早すぎない?あたし、もうちょっと永那と2人で楽しみたかったのに」
千陽が私の横に寝転ぶ。
「けっこう乾いちゃってたの。ごめんね」
「まあ…そっか…」
「ハァ」と千陽が息を吐き出す。
「なんだよ、2人でいたずらしやがって」
「永那ちゃんがいつもしてることでしょ?」
何も言い返せない。
「永那ひとりの経験値に対して、あたし達2人合わせても勝てないだろうし」
「なんじゃそりゃ。バトルじゃないんだから」
大きなあくびが出る。
「もう11時だし、そろそろ寝る?」
穂が私の顎をツンツン指さしながら聞く。
「明日何時にここ出なきゃいけないんだっけ?」
「11時」
「意外とけっこう長くいられるんだな。…んじゃ、寝るかー」
私が言うと、2人が起き上がった。
穂は千陽の分のパジャマを借りて着替えた。
見つめられて、顔が熱くなる。
「やっと…」
彼女から目が離せない。
「やっと、あたしのこと、見てくれた」
心臓の音が、うるさい。
「ぁっ…」
彼女が、私のなかに入ってくる。
「ホントは、あたしが挿れてほしかったけど…」
ぺろりと唇を舐める。
その仕草にすら、ドキドキする。
「これも、悪くないかも」
ゆっくり、私のなかで彼女が動く。
「永那は、なかでイかないの?」
奥歯を強く噛んで、眉頭に力が入る。
「…イかない」
「ふーん」
クチュクチュとわざと音を鳴らすように、彼女が動く。
千陽は私のことを見ながら、私の足元に移動する。
下半身のボタンを外され、私の恥部が露わになった。
彼女が口を近づける。
「ハァッ」
目は合ったまま…チュッと軽く吸われて、一瞬でイきそうになった。
気配を感じて、勢いよく横を見る。
「穂…!」
一気に、底の知れない罪悪感に襲われる。
「これは…っ、ちが、ちがくて…」
「やっぱり」
今まで見たことのない穂の冷たい表情に冷や汗が流れる。
その間にも、空気を読まずに千陽の指が動く。
ふぅっと穂がため息をつく。
「やっぱり…2人は、お似合いだなあ…」
あ、れ…?
見たことのない冷たい表情だと思ったのは一瞬の出来事で、穂はいつものように少し悲しそうにしているだけだった。
穂がベッドに座る。
「永那ちゃんがされてるなんて、珍しい」
彼女が優しく微笑む。
「穂、予定変更になったの」
「そうなんだ」
予定変更…?
どういうことか全くわからず、戸惑う。
穂が髪を撫でてくれる。
そして、そっとキスされた。
…ああ、安心する。
「んっ」
また吸われて、体がビクビクと反応する。
「いいなあ、千陽。上手で」
「穂もさっき、ちゃんとイかせてたじゃん」
「そうだけど…」
2人が話すたびに、あたたかい息がかかって、頭がボーッとしてくる。
また、腰が浮いた。
腰が浮いたせいで、なかの指が奥に入り込む。
「穂!?」
いたずらする子供みたいに、穂が笑う。
彼女が私の胸に触れていた。
な、なに!?どういうこと!?
「永那ちゃんを気持ち良くしようって、さっきお風呂で千陽と話してたの」
「え!?それって」
“どういう意味?”
聞こうとして、唇を塞がれる。
彼女の舌がなかに入ってきて、何も考えられなくなった。
…やっぱり、さっき千陽としたキスはまやかしだ。
こんな環境にいるせいで、変なスイッチが入ってたんだ。
千陽にドキドキするとか、あり得ないし。
千陽があんななのは、昔からだし。
自分が寝転んでされるなんて、嫌だった。
今だって、嬉しいわけじゃない。
でも…悪くもない。
穂が、私の胸を揉む。
その手が熱くて、まるでカイロでも貼られているみたいな気分だ。
穂との慣れたキスはホッとする。
徐々にボルテージが上がっていく感じ。
急発進、急停車じゃない、寄り添ってくれているような優しさを感じる。
「んゥッ」
同時に、クリトリスに刺激を与えられて、体がガクガクと震えた。
イきながらキスなんて、初めてだ。
自然と、千陽の肩に足を絡ませて、彼女を離さないようにしていた。
私が足を絡ませたからか、指を動かせなくなったらしい。
千陽はひたすら、私のを舐めたり吸ったりした。
もう一度イく。
間隔をあけずに連続でイったのも、初めて。
穂が私の乳首を撫でるように擦った。
それがまた新たな刺激となって、襲いかかってくる。
穂の唾液が流れ込んできた。
ゴクリと音を立てて飲み込む。
私がさっきしていたみたいに、穂が乳首をカリカリと引っ掻き始める。
「んッ」
そのせいで、もう一度イく。
3回イくのも、初めて。
私が、千陽に絡めていた足を下ろして、体が反応しなくなったのを確認してから、2人が離れた。
「永那ちゃんは本当にイかないんだね」
「イったよ」
「少ない」
穂が唇を突き出す。
「私達はあんなにイかされたのに」
フッと笑う。
「穂と千陽が感じやす過ぎなんだよ」
「永那ちゃんが上手過ぎるんだよ」
「そうとも言う」
「もう…!」
ニシシと笑うと、穂が上に乗ってきた。
私が仰向け、穂がうつ伏せの状態。
「好き、大好き」
「私も大好きだよ、穂」
「穂、ドライヤー終わるの早すぎない?あたし、もうちょっと永那と2人で楽しみたかったのに」
千陽が私の横に寝転ぶ。
「けっこう乾いちゃってたの。ごめんね」
「まあ…そっか…」
「ハァ」と千陽が息を吐き出す。
「なんだよ、2人でいたずらしやがって」
「永那ちゃんがいつもしてることでしょ?」
何も言い返せない。
「永那ひとりの経験値に対して、あたし達2人合わせても勝てないだろうし」
「なんじゃそりゃ。バトルじゃないんだから」
大きなあくびが出る。
「もう11時だし、そろそろ寝る?」
穂が私の顎をツンツン指さしながら聞く。
「明日何時にここ出なきゃいけないんだっけ?」
「11時」
「意外とけっこう長くいられるんだな。…んじゃ、寝るかー」
私が言うと、2人が起き上がった。
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