文字の大きさ
大
中
小
547 / 595
8.閑話
62.永那 中3 夏《如月梓編》
ポンと頭を撫でられて、顔を上げる。
「またね、梓」
綺麗…。
彼女の笑顔が、出会った時と変わらず、綺麗だった。
「仲良くするんだよ?2人とも」
「あたしも、家戻ります!」
「じゃあ一緒に下りよっか」
「はい!」
紬が永那の腕に腕を絡める。
2人が部屋を出て行く。
廊下を真っ直ぐ進み、階段を下りていく。
視界がボヤけていく。
家のドアが閉まったのと同時に、声を出して泣いた。
泣いて、泣いて、泣き腫らして、布団を被った。
お母さんが帰ってきても、“おかえり”も言わなかった。
ご飯の匂いが漂ってきて、お腹がすいた頃、スマホが震えた。
『梓、今日可愛かった。また会いたい。嫌?』
「うぅ…ぅぅぅぁぁぁ…」
こんなの…!こんなの…もう…。
『私も会いたい!!』
『ホント!?めっちゃ嬉しい。夏休み、楽しみだね』
『うん』
当然のように、沼に落ちた。
永那が私の家に来たいって言うから、お母さんがパートでいない日に、塾をサボった。
部屋のカーテンはちゃんと閉めて…全部閉めると不自然だから、レースのカーテンだけを閉めて、永那とキスをした。
胸に触れられて緊張すると、すぐに彼女は気づいて「怖い?やめとく?」と聞く。
そう、聞かれたら、不思議と大丈夫な気がしてきて…自然と「大丈夫」と答えていた。
初めて他人に触れられた。
ドキドキして、どうなっちゃうんだろう?って、ちょっと不安で。
服に手を入れられた後は、何も考えられなくなった。
ただされるがままに、目だけはギュッと瞑っていた。
「梓。…ねえ、梓」
呼ばれて、恐る恐る目を開ける。
「やっと見た」
ニシシと彼女が笑う。
あぁ…ダメ…。キュンキュンし過ぎて、頭おかしくなりそう…。
手で顔を覆う。
「あっ、見えなくなっちゃった」
指と指の間にすき間を作ると、彼女が嬉しそうに笑う。
「可愛い」
すき間を閉じる。
「ブラ、取るね」
顔が熱い…!
ベッドと背中の間に手が捩じ込まれ、あっという間に胸元の締め付けが解放された。
直に触れられ、奥歯を強く噛む。
優しく揉まれ、少しずつ緊張が解れていく。
「んッ」
突起を抓まれる。
「感じる?」
頷くと「そっか」と嬉しそうな声が返ってくる。
下腹部がキュゥッと締まる。
初めてお兄ちゃんのエロゲで自慰行為をした時と同じような感覚。
その時より…やばい、かも…。
人にさわられるって、こんな感じなんだ…。
服を捲られ、冷房の風が涼しく感じた。
うわああ…見られてるんだ…。
今、見られちゃってるんだ、私。
修学旅行でみんなとお風呂に入ったし、家族旅行でもホテルの大浴場には入ったけど、まじまじと誰かの裸を見たことなんてなかったし、見られてる意識もなかった。
「あぁ…っ」
指のすき間をあけると、永那が舌を出していた。
舌先が乳首に触れるのが、スローモーションみたいに見える。
一瞬目が合って、胸の内側から何かが込み上げてくる。
緊張とかドキドキとか、ぬくもりとかキュンキュンとか…わけわかんないぐちゃぐちゃが。
目を閉じる瞬間、彼女が胸をしゃぶるのが見えた。
暗闇の中で、一気に快感が押し寄せてきた。
「フんんぅっ」
波が胸元から下腹部に向けて寄せていく。
引いては寄せて、引いては寄せてを繰り返す。
何度も繰り返す内に、その感覚は短くなっていった。
そして最後、私は息をするのも忘れて、全身に力が入って、果てた。
「梓、胸でイけるんだ」
手をどかされ、目を開けると、永那が嬉しそうに笑っていた。
「お、おかしい…?」
「おかしくない。めっちゃ良い」
彼女の白い歯が見える。
「もう1回シたい」
そう言われ、そっと目を閉じる。
「んっ」
またジワッと内側に熱を持った光が生まれる。
目を閉じているから、どうされているのかわからない。
わからないけど、自分でさわるのとでは全然違う。
っていうか、永那と会話したせいか、さっきよりも敏感になってる気が…。
「梓、可愛い」
すぐこういうこと言う…!
「んんぅッ」
「ハハッ、ホント、可愛い」
ギュッとベッドのシーツを握り、また果てる。
「ひゃっ!」
恥部に触れられ、ゾワリと鳥肌が立った。
「濡れてる。梓、挿れたことある?」
首を横に振る。
「じゃあ、とりあえず1本ね」
「んっ」
ああぁぁぁ…な、なんか、入ってくる…!
「痛くない?」
「痛くない…」
「動かすよ」
内側からお腹が押される、初めての感覚。
「んッ、んッ」
押される度に声が出て恥ずかしい。
「気持ちいい?」
「…たぶんッ」
「へえ…なかに挿れたことないのに気持ちいいんだ。感じやすいんだね」
「んッ」
この状況が…状況だけで、興奮してる。
自分が感じやすいのかどうかなんてわからない。
永那がそう言うなら、そうなのかもしれない。
けど、永那にさわってもらえてる、また永那と会えてるって思うだけで、興奮する。
だから…たぶん、余計に…。
「ぁっ」
敏感になっていた、いつも自分でさわる粒に触れられて、頭が真っ白になった。
「またね、梓」
綺麗…。
彼女の笑顔が、出会った時と変わらず、綺麗だった。
「仲良くするんだよ?2人とも」
「あたしも、家戻ります!」
「じゃあ一緒に下りよっか」
「はい!」
紬が永那の腕に腕を絡める。
2人が部屋を出て行く。
廊下を真っ直ぐ進み、階段を下りていく。
視界がボヤけていく。
家のドアが閉まったのと同時に、声を出して泣いた。
泣いて、泣いて、泣き腫らして、布団を被った。
お母さんが帰ってきても、“おかえり”も言わなかった。
ご飯の匂いが漂ってきて、お腹がすいた頃、スマホが震えた。
『梓、今日可愛かった。また会いたい。嫌?』
「うぅ…ぅぅぅぁぁぁ…」
こんなの…!こんなの…もう…。
『私も会いたい!!』
『ホント!?めっちゃ嬉しい。夏休み、楽しみだね』
『うん』
当然のように、沼に落ちた。
永那が私の家に来たいって言うから、お母さんがパートでいない日に、塾をサボった。
部屋のカーテンはちゃんと閉めて…全部閉めると不自然だから、レースのカーテンだけを閉めて、永那とキスをした。
胸に触れられて緊張すると、すぐに彼女は気づいて「怖い?やめとく?」と聞く。
そう、聞かれたら、不思議と大丈夫な気がしてきて…自然と「大丈夫」と答えていた。
初めて他人に触れられた。
ドキドキして、どうなっちゃうんだろう?って、ちょっと不安で。
服に手を入れられた後は、何も考えられなくなった。
ただされるがままに、目だけはギュッと瞑っていた。
「梓。…ねえ、梓」
呼ばれて、恐る恐る目を開ける。
「やっと見た」
ニシシと彼女が笑う。
あぁ…ダメ…。キュンキュンし過ぎて、頭おかしくなりそう…。
手で顔を覆う。
「あっ、見えなくなっちゃった」
指と指の間にすき間を作ると、彼女が嬉しそうに笑う。
「可愛い」
すき間を閉じる。
「ブラ、取るね」
顔が熱い…!
ベッドと背中の間に手が捩じ込まれ、あっという間に胸元の締め付けが解放された。
直に触れられ、奥歯を強く噛む。
優しく揉まれ、少しずつ緊張が解れていく。
「んッ」
突起を抓まれる。
「感じる?」
頷くと「そっか」と嬉しそうな声が返ってくる。
下腹部がキュゥッと締まる。
初めてお兄ちゃんのエロゲで自慰行為をした時と同じような感覚。
その時より…やばい、かも…。
人にさわられるって、こんな感じなんだ…。
服を捲られ、冷房の風が涼しく感じた。
うわああ…見られてるんだ…。
今、見られちゃってるんだ、私。
修学旅行でみんなとお風呂に入ったし、家族旅行でもホテルの大浴場には入ったけど、まじまじと誰かの裸を見たことなんてなかったし、見られてる意識もなかった。
「あぁ…っ」
指のすき間をあけると、永那が舌を出していた。
舌先が乳首に触れるのが、スローモーションみたいに見える。
一瞬目が合って、胸の内側から何かが込み上げてくる。
緊張とかドキドキとか、ぬくもりとかキュンキュンとか…わけわかんないぐちゃぐちゃが。
目を閉じる瞬間、彼女が胸をしゃぶるのが見えた。
暗闇の中で、一気に快感が押し寄せてきた。
「フんんぅっ」
波が胸元から下腹部に向けて寄せていく。
引いては寄せて、引いては寄せてを繰り返す。
何度も繰り返す内に、その感覚は短くなっていった。
そして最後、私は息をするのも忘れて、全身に力が入って、果てた。
「梓、胸でイけるんだ」
手をどかされ、目を開けると、永那が嬉しそうに笑っていた。
「お、おかしい…?」
「おかしくない。めっちゃ良い」
彼女の白い歯が見える。
「もう1回シたい」
そう言われ、そっと目を閉じる。
「んっ」
またジワッと内側に熱を持った光が生まれる。
目を閉じているから、どうされているのかわからない。
わからないけど、自分でさわるのとでは全然違う。
っていうか、永那と会話したせいか、さっきよりも敏感になってる気が…。
「梓、可愛い」
すぐこういうこと言う…!
「んんぅッ」
「ハハッ、ホント、可愛い」
ギュッとベッドのシーツを握り、また果てる。
「ひゃっ!」
恥部に触れられ、ゾワリと鳥肌が立った。
「濡れてる。梓、挿れたことある?」
首を横に振る。
「じゃあ、とりあえず1本ね」
「んっ」
ああぁぁぁ…な、なんか、入ってくる…!
「痛くない?」
「痛くない…」
「動かすよ」
内側からお腹が押される、初めての感覚。
「んッ、んッ」
押される度に声が出て恥ずかしい。
「気持ちいい?」
「…たぶんッ」
「へえ…なかに挿れたことないのに気持ちいいんだ。感じやすいんだね」
「んッ」
この状況が…状況だけで、興奮してる。
自分が感じやすいのかどうかなんてわからない。
永那がそう言うなら、そうなのかもしれない。
けど、永那にさわってもらえてる、また永那と会えてるって思うだけで、興奮する。
だから…たぶん、余計に…。
「ぁっ」
敏感になっていた、いつも自分でさわる粒に触れられて、頭が真っ白になった。
感想 56
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
✽全28話完結
✽辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
✽他誌にも掲載中です。
✽2026.4/11 エブリスタ用に使用している表紙に変更しました。
→表紙はイラストをGrok タイトルをChatGPTでAI生成しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?