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9.移ろい
504.パーティ
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チュッと、既に居場所がハッキリしている蕾を吸うと「んッ」と可愛い声が聞こえてくる。
まだ洗っていない、彼女の大事な場所。
綺麗にするように、入念に舌を這わせた。
癖になる匂いと味。
舐め終えると、睨まれた。
「騙した」
「騙してないよ」
「嘘ついた」
「嘘ついてない」
「飲まないって言った!」
「飲んでないよ?」
「舐めたよ!」
「舐めないとは言ってない」
「見るだけって言った…」
「おしっこは見るだけだったよ?」
すごく睨まれてる。
「…そんな、嫌だった?」
「嫌だって言ったじゃん」
「ごめん…。でも、ずっとしてみたかったんだもん」
「でも、汚いから」
「汚くないよ!」
「汚い…!」
「じゃあ前に、穂のお尻の穴舐めたけど、あれは?」
彼女が目を瞠る。
「あれも…ダメ…!」
「でも、もうしちゃった」
「だから…もうダメなの」
「なんで?」
「汚いから!」
「私は汚いって思ってない。穂の全部を食べたい。最初にエッチした日、私、そう言ったよね?」
「あの言葉って…本当に全部ってことだったの?」
「そうだよ?全部食べたい。ずっとそう思ってる」
「永那ちゃん、変」
穂は膝を抱えて、額を膝にくっつけて、蹲る。
「私、初めて人のこと、ちゃんと好きって思った」
小さく丸まった彼女を抱きしめる。
「そしたら、全部…全部、欲しくなった」
「私だって、初めて人を好きになったよ?でも、全然わかんない」
「そりゃ、穂と私は違う人間だし?…穂は私と出会うまで、エッチのことなんか全然知らなかったでしょ?違うのは当たり前だよ」
彼女が顔を上げる。
少し落ち着いたみたいだった。
頬を膨らませてはいるものの、私に寄り添おうと考えてくれているのがわかる。
「私、欲しいもの、たくさん我慢してきた。やりたいことも、たくさん我慢してきた」
見つめ合う。
「でも、穂に対してだけは我慢したくない。…そりゃ、どうしても我慢しなきゃいけない時だってあるけどさ?」
スーッと加湿された空気を吸う。
「我慢しなくていい時に、我慢したくない。穂が本気で、泣くほど嫌がることはしたくない。…でも、嫌だって言う理由が“汚いから”ってだけなら、我慢したくない。私にとっては、全然汚くないもん。むしろ大好きな味で、ずっと舐めてたくて…水筒に入れて持ち歩きたいくらいって、言ったじゃん!」
彼女が小さく頷く。
…何を真剣に話してんだって感じだけど。
私にとっては最重要事項だ。
「わ、わかった…」
ふぅっと彼女が息をつく。
「私と永那ちゃんの価値観は、違うもんね」
「うん。例え穂が汚いって思ったんだとしても、私はそうは思わない。綺麗って思ってる」
「で、でも…おしっこ…飲むのは…まだ…本当に、嫌」
「わかった。…まだってことは、いつかは良いってこと?」
「未来のことは、わかんないよ…!良いってなるかもしれないし、ずっと嫌って思うかもしれない」
「じゃあ、挑戦はし続けてみる」
頷いてくれる。
「無理矢理は嫌だよ?」
「無理矢理はしない」
「約束して?」
「約束」
小指を絡める。
「洗おっか」
「うん」
彼女の手を掴んで、立ち上がるのと同時に引っ張りあげる。
私の方が先に洗い終えたから、彼女の背中を洗ってあげる。
ついでに胸を揉んだり、お尻を揉んだり…。
穂にジト目で見られたけど、何も言われないので堪能する。
「永那ちゃん…」
「ん?」
穂が壁に手をつく。
「あのね…」
「うん?」
「少しだけ…」
彼女の喉が上下に動く。
「少しだけ、挿れて…?」
キュゥッと子宮が締まる。
「いいの?」
泡がたくさんついたまま、抱きしめる。
スベスベした感触と、体温のぬくもりが心地良い。
「シて…?」
「ああぁっ、可愛い可愛い可愛い可愛い!可愛すぎる…」
右手の泡を、シャワーで流す。
彼女の恥部に触れた。
「んッ」
手には泡はついてないけど、彼女にはついているからヌルヌルする。
茂みでわしゃわしゃと泡を立てつつ、蕾に触れる。
「え、永那ちゃんっ」
「んー?」
「ちが、くて…」
「ん?」
「ハァ」と彼女が熱い吐息を漏らす。
「お尻…」
パチパチパチと炭酸が口の中で弾けるみたいに、ぴょんぴょん飛び跳ねて悦びを表現したい。
…雰囲気を壊して彼女の気分を損ねたくないので、しないけど。
「お尻、挿れてほしいの…?」
彼女が頷く。
2人で生活していた3ヶ月間、ほとんど毎日お尻に指を挿れてきた。
穂、結構気に入ってんだなあ…。嬉しい!
そうだよね。
最近は膀胱側を気持ち良いと思うようになったみたいだけど、最初の頃は肛門側が気持ち良かったんだもんね。
お尻も好きだよね、穂は。
泡がついた指先を、ゆっくり菊の花に挿れていく。
「んんっ」
「痛くない?」
「痛くないッ」
舐める時は“汚い”って言うくせに、これはシて欲しいって言うんだから、ホント穂はおかしいよ。
お尻の穴の中の方が汚いんだよ?知らないの?たくさん勉強してるくせに。
指先を曲げる。
軽く出し挿れすると、「あぁッ」と彼女が鳴く。
まだ洗っていない、彼女の大事な場所。
綺麗にするように、入念に舌を這わせた。
癖になる匂いと味。
舐め終えると、睨まれた。
「騙した」
「騙してないよ」
「嘘ついた」
「嘘ついてない」
「飲まないって言った!」
「飲んでないよ?」
「舐めたよ!」
「舐めないとは言ってない」
「見るだけって言った…」
「おしっこは見るだけだったよ?」
すごく睨まれてる。
「…そんな、嫌だった?」
「嫌だって言ったじゃん」
「ごめん…。でも、ずっとしてみたかったんだもん」
「でも、汚いから」
「汚くないよ!」
「汚い…!」
「じゃあ前に、穂のお尻の穴舐めたけど、あれは?」
彼女が目を瞠る。
「あれも…ダメ…!」
「でも、もうしちゃった」
「だから…もうダメなの」
「なんで?」
「汚いから!」
「私は汚いって思ってない。穂の全部を食べたい。最初にエッチした日、私、そう言ったよね?」
「あの言葉って…本当に全部ってことだったの?」
「そうだよ?全部食べたい。ずっとそう思ってる」
「永那ちゃん、変」
穂は膝を抱えて、額を膝にくっつけて、蹲る。
「私、初めて人のこと、ちゃんと好きって思った」
小さく丸まった彼女を抱きしめる。
「そしたら、全部…全部、欲しくなった」
「私だって、初めて人を好きになったよ?でも、全然わかんない」
「そりゃ、穂と私は違う人間だし?…穂は私と出会うまで、エッチのことなんか全然知らなかったでしょ?違うのは当たり前だよ」
彼女が顔を上げる。
少し落ち着いたみたいだった。
頬を膨らませてはいるものの、私に寄り添おうと考えてくれているのがわかる。
「私、欲しいもの、たくさん我慢してきた。やりたいことも、たくさん我慢してきた」
見つめ合う。
「でも、穂に対してだけは我慢したくない。…そりゃ、どうしても我慢しなきゃいけない時だってあるけどさ?」
スーッと加湿された空気を吸う。
「我慢しなくていい時に、我慢したくない。穂が本気で、泣くほど嫌がることはしたくない。…でも、嫌だって言う理由が“汚いから”ってだけなら、我慢したくない。私にとっては、全然汚くないもん。むしろ大好きな味で、ずっと舐めてたくて…水筒に入れて持ち歩きたいくらいって、言ったじゃん!」
彼女が小さく頷く。
…何を真剣に話してんだって感じだけど。
私にとっては最重要事項だ。
「わ、わかった…」
ふぅっと彼女が息をつく。
「私と永那ちゃんの価値観は、違うもんね」
「うん。例え穂が汚いって思ったんだとしても、私はそうは思わない。綺麗って思ってる」
「で、でも…おしっこ…飲むのは…まだ…本当に、嫌」
「わかった。…まだってことは、いつかは良いってこと?」
「未来のことは、わかんないよ…!良いってなるかもしれないし、ずっと嫌って思うかもしれない」
「じゃあ、挑戦はし続けてみる」
頷いてくれる。
「無理矢理は嫌だよ?」
「無理矢理はしない」
「約束して?」
「約束」
小指を絡める。
「洗おっか」
「うん」
彼女の手を掴んで、立ち上がるのと同時に引っ張りあげる。
私の方が先に洗い終えたから、彼女の背中を洗ってあげる。
ついでに胸を揉んだり、お尻を揉んだり…。
穂にジト目で見られたけど、何も言われないので堪能する。
「永那ちゃん…」
「ん?」
穂が壁に手をつく。
「あのね…」
「うん?」
「少しだけ…」
彼女の喉が上下に動く。
「少しだけ、挿れて…?」
キュゥッと子宮が締まる。
「いいの?」
泡がたくさんついたまま、抱きしめる。
スベスベした感触と、体温のぬくもりが心地良い。
「シて…?」
「ああぁっ、可愛い可愛い可愛い可愛い!可愛すぎる…」
右手の泡を、シャワーで流す。
彼女の恥部に触れた。
「んッ」
手には泡はついてないけど、彼女にはついているからヌルヌルする。
茂みでわしゃわしゃと泡を立てつつ、蕾に触れる。
「え、永那ちゃんっ」
「んー?」
「ちが、くて…」
「ん?」
「ハァ」と彼女が熱い吐息を漏らす。
「お尻…」
パチパチパチと炭酸が口の中で弾けるみたいに、ぴょんぴょん飛び跳ねて悦びを表現したい。
…雰囲気を壊して彼女の気分を損ねたくないので、しないけど。
「お尻、挿れてほしいの…?」
彼女が頷く。
2人で生活していた3ヶ月間、ほとんど毎日お尻に指を挿れてきた。
穂、結構気に入ってんだなあ…。嬉しい!
そうだよね。
最近は膀胱側を気持ち良いと思うようになったみたいだけど、最初の頃は肛門側が気持ち良かったんだもんね。
お尻も好きだよね、穂は。
泡がついた指先を、ゆっくり菊の花に挿れていく。
「んんっ」
「痛くない?」
「痛くないッ」
舐める時は“汚い”って言うくせに、これはシて欲しいって言うんだから、ホント穂はおかしいよ。
お尻の穴の中の方が汚いんだよ?知らないの?たくさん勉強してるくせに。
指先を曲げる。
軽く出し挿れすると、「あぁッ」と彼女が鳴く。
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