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9.移ろい
505.パーティ
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ゆっくり…彼女がちゃんと感じられるように、彼女の粘膜の凹凸が指先で感じられるように、動かす。
「んッ」
「気持ち良い?」
「うんっ」
ああ、可愛い…。
やばい、興奮し過ぎて、自分の恥部から蜜がトロリと溢れてくる。
朝までシたい。
出来ることなら、穂に思いっきり喘がせたい。
いつもみたいに“疲れた”って言わせたい。
久しぶりに失神させるのも悪くない。
…でも!でも!出来ない!!
わかってる。頭では、すごく理解している。
いくら薬を飲んでるからって、そんな大胆にやったら、さすがにお母さんだって起きる。
あー!もどかしい!!
「ハァ、ハァ」と自分の荒い息遣いが浴室に響く。
自然と、指の動きも速くなる。
「んッんッ」
彼女の愛しい声で、余計興奮させられる。
左手で彼女の蕾に触れる。
「あッ、だめっ」
「なんで?なんでだめ?」
彼女の耳元で言う。
「声…出ちゃう…んッ」
“ならいいじゃん”って、悪魔が囁く。
慣れない左手なのに、泡の滑りと、コリコリと主張するさわりやすい彼女の蕾のせいで、イかせられると確信してる。
“ダメだよ、浴室は音が響きやすいんだから”って、私の中の良い子が言う。
「ぁっ、ハァッ、あぁッ」
“無理だ、1回だけ”
左手の中指を左右に動かす。
「穂、なるべく、声出さないでっ」
そう言いながら、彼女を気持ち良くさせようと、指先に意識を集中させた。
主張した蕾の皮は剥けやすい。
っていうか、ほとんど勝手に剥けていると言っても過言ではない。
そこに潤滑油として石鹸が使われ、さらに剥けやすくなっている。
ただ、指の腹を左右に動かすだけでいい。
コリコリした蕾を、優しく撫でるだけでいい。
同時にお尻に挿れた指を曲げる。
こちらも指の腹で、粘膜の凹凸を撫でるだけ。
「あぁっ、んッ、アッ…ぁぁッ」
ビクッビクッと彼女が果てる。
もう1回…。
“1回だけ、なんて、もっと無理”
「永那ちゃんっ、だめっ、だめっ」
「無理だよ」
「待って?…ね?」
「なに?」
彼女を急く。
「あの…続きは、お布団で、シよ?」
「お布団?」
「うん」
「でも…穂、声出しちゃうでしょ?」
「出さないように頑張るから。ここだと…出ちゃうから…」
「なにが?おしっこ?」
「ち、違うよ…!声!」
「なんでお布団だと頑張れるの?」
「タオルか何かで、口を塞ぐ…」
「拘束プレイ?」
ニヤリと笑うと「ち、違うよ…!」と穂が動揺する。
「と、とにかく…濡れたままじゃ風邪引いちゃうかもしれないし、とりあえず、あがろう?」
「穂がシてって言ったのに」
「ちゃんと“少しだけ”って言ったもん」
「しょうがないなあ」
彼女から指を抜くと「ぁっ」なんて可愛く誘ってくるから、やっぱりヤりたくなる。
穂にシャワーをかけられ、半ば強引に浴室から追い出された。
仕方がないので服を着る。
彼女が出てくるまで暇なので、彼女が脱いだパンツ(ショーツ)を頭から被ってみた。
あがった穂が冷え切った視線を送ってくるから、慌てて取る。
お母さんに気遣って、穂がドライヤーを遠慮しようとするから、今だけ襖を全部閉めた。
それでも「もう少しだけ自然乾燥させてからやるよ」と言うので、私は布団の準備をする。
…そういえば、桜がくれた、部屋に置くアロマオイルがあったな。リードディフューザーってやつ。
箱から出して、部屋の隅に飾ってみる。
全然お洒落な部屋じゃないのに、目を閉じるとお洒落空間に思えるから不思議だ。
お店で売られているのを見たことはあったけど、こんなの初めて貰った。
ガラス瓶だから、お母さんに割られないように気をつけないと…。たぶん大丈夫だとは思うけど。
敷布団は1つしかない。
穂はそれで良いらしいし、“嫌”と言われたところで、ないものはないので仕方ない。
布団は、いつも使っているやつに加えて、冬用の毛布を1つ出してみた。
あんまり使わないからちょっと毛羽立っているのが気になるけど…まあ、これも仕方ない。
準備が終わったから穂を見に行くと、丁寧に髪をタオルで拭いて、オイルを染み込ませていた。
まだ時間がありそうなので、さっき千陽から貰ったおまけを見る。
あいつ…なんでこんな物を…。
手と足を拘束する、SMグッズだ。
右手と右足首、左手と左足首を拘束するから、おそらく、恥ずかしいところが丸見えになる仕様。
1つだけ使えば、足は拘束せず、両手だけを拘束することもできるんだろうな。
ついでに目隠しまである。
この程度の大きさなら、私の衣装ケースにも押し込めるけど、お母さんに“何これ?”って聞かれたら、さすがの私でもなんて言い訳すればいいのかわかんないよ。
ってか、3人でする時に使えってこと?
あいつ、そういう趣味あったの?
穂、怖がんないかなあ?また泣いちゃわないかなあ?
…でも、ネットカフェの時も、ハロウィンの時も、穂、拘束されるの喜んでたから、これは喜ぶかな?
とりあえず試してみるか。
なんでも試してみなきゃわかんないもんね!
拘束具を袋に戻して、枕元に置いておく。
あ、口を塞ぐためのタオル持ってこなきゃ。
部屋の電気を豆電球だけつけて、部屋を出る。
「んッ」
「気持ち良い?」
「うんっ」
ああ、可愛い…。
やばい、興奮し過ぎて、自分の恥部から蜜がトロリと溢れてくる。
朝までシたい。
出来ることなら、穂に思いっきり喘がせたい。
いつもみたいに“疲れた”って言わせたい。
久しぶりに失神させるのも悪くない。
…でも!でも!出来ない!!
わかってる。頭では、すごく理解している。
いくら薬を飲んでるからって、そんな大胆にやったら、さすがにお母さんだって起きる。
あー!もどかしい!!
「ハァ、ハァ」と自分の荒い息遣いが浴室に響く。
自然と、指の動きも速くなる。
「んッんッ」
彼女の愛しい声で、余計興奮させられる。
左手で彼女の蕾に触れる。
「あッ、だめっ」
「なんで?なんでだめ?」
彼女の耳元で言う。
「声…出ちゃう…んッ」
“ならいいじゃん”って、悪魔が囁く。
慣れない左手なのに、泡の滑りと、コリコリと主張するさわりやすい彼女の蕾のせいで、イかせられると確信してる。
“ダメだよ、浴室は音が響きやすいんだから”って、私の中の良い子が言う。
「ぁっ、ハァッ、あぁッ」
“無理だ、1回だけ”
左手の中指を左右に動かす。
「穂、なるべく、声出さないでっ」
そう言いながら、彼女を気持ち良くさせようと、指先に意識を集中させた。
主張した蕾の皮は剥けやすい。
っていうか、ほとんど勝手に剥けていると言っても過言ではない。
そこに潤滑油として石鹸が使われ、さらに剥けやすくなっている。
ただ、指の腹を左右に動かすだけでいい。
コリコリした蕾を、優しく撫でるだけでいい。
同時にお尻に挿れた指を曲げる。
こちらも指の腹で、粘膜の凹凸を撫でるだけ。
「あぁっ、んッ、アッ…ぁぁッ」
ビクッビクッと彼女が果てる。
もう1回…。
“1回だけ、なんて、もっと無理”
「永那ちゃんっ、だめっ、だめっ」
「無理だよ」
「待って?…ね?」
「なに?」
彼女を急く。
「あの…続きは、お布団で、シよ?」
「お布団?」
「うん」
「でも…穂、声出しちゃうでしょ?」
「出さないように頑張るから。ここだと…出ちゃうから…」
「なにが?おしっこ?」
「ち、違うよ…!声!」
「なんでお布団だと頑張れるの?」
「タオルか何かで、口を塞ぐ…」
「拘束プレイ?」
ニヤリと笑うと「ち、違うよ…!」と穂が動揺する。
「と、とにかく…濡れたままじゃ風邪引いちゃうかもしれないし、とりあえず、あがろう?」
「穂がシてって言ったのに」
「ちゃんと“少しだけ”って言ったもん」
「しょうがないなあ」
彼女から指を抜くと「ぁっ」なんて可愛く誘ってくるから、やっぱりヤりたくなる。
穂にシャワーをかけられ、半ば強引に浴室から追い出された。
仕方がないので服を着る。
彼女が出てくるまで暇なので、彼女が脱いだパンツ(ショーツ)を頭から被ってみた。
あがった穂が冷え切った視線を送ってくるから、慌てて取る。
お母さんに気遣って、穂がドライヤーを遠慮しようとするから、今だけ襖を全部閉めた。
それでも「もう少しだけ自然乾燥させてからやるよ」と言うので、私は布団の準備をする。
…そういえば、桜がくれた、部屋に置くアロマオイルがあったな。リードディフューザーってやつ。
箱から出して、部屋の隅に飾ってみる。
全然お洒落な部屋じゃないのに、目を閉じるとお洒落空間に思えるから不思議だ。
お店で売られているのを見たことはあったけど、こんなの初めて貰った。
ガラス瓶だから、お母さんに割られないように気をつけないと…。たぶん大丈夫だとは思うけど。
敷布団は1つしかない。
穂はそれで良いらしいし、“嫌”と言われたところで、ないものはないので仕方ない。
布団は、いつも使っているやつに加えて、冬用の毛布を1つ出してみた。
あんまり使わないからちょっと毛羽立っているのが気になるけど…まあ、これも仕方ない。
準備が終わったから穂を見に行くと、丁寧に髪をタオルで拭いて、オイルを染み込ませていた。
まだ時間がありそうなので、さっき千陽から貰ったおまけを見る。
あいつ…なんでこんな物を…。
手と足を拘束する、SMグッズだ。
右手と右足首、左手と左足首を拘束するから、おそらく、恥ずかしいところが丸見えになる仕様。
1つだけ使えば、足は拘束せず、両手だけを拘束することもできるんだろうな。
ついでに目隠しまである。
この程度の大きさなら、私の衣装ケースにも押し込めるけど、お母さんに“何これ?”って聞かれたら、さすがの私でもなんて言い訳すればいいのかわかんないよ。
ってか、3人でする時に使えってこと?
あいつ、そういう趣味あったの?
穂、怖がんないかなあ?また泣いちゃわないかなあ?
…でも、ネットカフェの時も、ハロウィンの時も、穂、拘束されるの喜んでたから、これは喜ぶかな?
とりあえず試してみるか。
なんでも試してみなきゃわかんないもんね!
拘束具を袋に戻して、枕元に置いておく。
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部屋の電気を豆電球だけつけて、部屋を出る。
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