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第九十一話 異世界wiki
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「………お前誰だ」
「我を忘れるとは中々酷い男だな我が主よ。 四体しかおらぬお主の眷属の一体ではないか」
「おっきな鳥だねー! お兄ちゃんの眷属に鳥なんていた?」
「鳥はおらんのじゃ、 狼のわらわ、アンデッドのフラミ、蛇のイオレース、グリフォンのベリルだと思ったんじゃが… 誰なのじゃ?」
エメとルチルと俺は樹でありながら自我を持ち膨大な知識を有すると言われる賢者の樹に会いに行く為に、ヴァルゼン近くの開けた場所でグリフォンのベリルを召喚したはずなのだが、目の前に現れたのは大きな翼を持つ鳥だ。
触り心地がよさそうな赤オレンジ毛並みで、翼の先に行くほど赤の彩度が増しておりそのグラデーションはとても美しく、翼をはためかせる度にキラキラと輝く粒子が見えるのは気のせいだろうか?
「ベリル、それが主がつけた名前だろう。 少し合わない間に忘れたのか?」
男子三日会わざれば刮目してみよとは言うがこれはやりすぎだろ! 劇的ビフォーアフターしすぎだろ! グリフォン→鳥とか最早それ進化なの?!
「ベリルってグリフォンだったよね? 何で鳥になってんの? 前の方が強そうだったんだけど…」
「フレイムグリフォンから炎神鳥という種族になったのでな」
炎の要素だけ残ってる感じね。 いわゆる鳳凰とかフェニックスとかそういう類の物だなよなこれ。 それじゃあイオレースも進化したら蛇じゃなくなる可能性があるって事だよな。
「それに今の方が速度も上がったし炎の威力も増した。 翼をはためかせると、ほらキラキラしとるだろ? これは治癒の力で我が癒したい者だけを癒す事が可能だ」
元々ベリルの翼には神聖属性が宿っていたから癒しの力も開花したって事か。 大人数を回復させる時なんかはかなり便利そうだな
「他は?」
「そうだな、対象の温度を変えることが出来る、前は自分から熱を出して辺りを暑くする事は出来たが、魔力を覚えて進化してからは熱を奪う事も可能になった、ただし自分よりも熱いのは無理だがな」
エアコン機能付きかよ… 空の旅が快適になるのは間違いないけど… いやでも待てよ、熱を奪えるっていうのは限定的だけど炎耐性があるのと一緒か。 そう思うとかなり凄いな
「ベリちゃんすごーい! エアコンドルだね!」
なんだそのドヤ顔は、良くそんな事臆面もなく言えるな… つかコンドルじゃねぇーし
「エメ… それは寒すぎていくらベリルでもどうにもできんぞ」
「エアコンドルとは何なのじゃ?」
目をキラキラさせ尻尾をふーりふり、お耳をピクピクさせながら興味津々にルチルがエメに詰め寄る。 ルチルよ、それはちょっとしたイジメだ…
「自分のダジャレを説明させようなんてるっちーが止めを刺しに来てる?! 退避!!」
そう言ってエメはすっと俺の中に逃げる様に消えて行った。
「うぅ… エアコンドルが気になって今夜は眠れないかもしれないのじゃ…」
耳と尻尾が垂れ下がり明らかにテンションが下がっているのがわかる、ルチルは尻尾と耳の動向を見ていれば大体の事がわかる。 シャロは演技も混ぜて来るので結構見極めるのが難しい。
「大した事じゃないから気にしなくていいよ、それじゃあ背中に乗ろうか」
「はいなのじゃ!」
ルチルは少し頭を撫でたらすぐにテンションが元に戻る。 そういう単純な所もとても可愛くてついついデレデレしてしまう頬を引き締めながらベリルの背中へと飛び乗った。
グリフォンの時よりも毛並みがよく、天気がいい時に是非ルチルの尻尾をモフモフしながら布団代わりに使わせてほしい。
「それで、どこへ運べばいいんだ主よ」
「あの雲を突き破ってる樹見える? あの樹の雲の少し下迄行ってくれない?」
「ほう、賢者の樹か良いだろう」
そう言ってベリルがキラキラ輝く粒子をまき散らしながら飛び立つ様は神々しく、RPG終盤で手に入る神聖な生き物感が物凄く強い
『お兄ちゃん! 今から魔王でも倒しに行くみたいだね! でもこの世界に魔王なんている訳ないか』
流石同じ記憶を共有しているだけあって同じ様な事を思ったみたいだ。
『変なフラグ立てるなバカ』
『大丈夫、魔王が出たらそこはエメに任せて先に行って!』
『それは死亡フラグな』
『大丈夫! 復活の呪文を書いた羊皮紙がお兄ちゃんの執務室の引き出しに入れてあるから!』
『誰かの悪戯かと思ったらお前だったのかよ! 高い羊皮紙を無駄な事に使うな!』
『おぉショウ! そんな事で怒るとは情けない! あれ大事にしてね』
『お気の毒ですが羊皮紙1は消えてしまいました』
『うっ…今脳内で物凄く嫌なBGMが…』
「さっきから表情がコロコロ変わっておるがエメと何か話しておるのかえ?」
「いやどうでもいい事だよ… 割とマジでガチで凄くどうでもいい事だわ…」
エメのどうでもいいやり取りをしているといつの間にかもうヴァルゼン上空を飛行しており街の者達が上空を飛行する謎の生物に注目が集まっている所だった
「主よ、そろそろつくぞ」
はっや! よくよく見れば景色が目まぐるしく移り変わっており飛行速度がグリフォンの時の比じゃない。 前の方が強そうとか言ってごめん… こんな速度で上空を飛び回られたらこっちの攻撃なんて殆ど当たらないのに一方的に攻撃されて死亡だわ
気が付くと俺が指定した場所に着いたようで、ベリルは上空で停滞していると、大きな樹の表層がみるみる巨大な人の顔へと形を変え、ゆっくりと口が動いた
「人の子と雷神狼、炎神鳥が一緒とは珍しい取り合わせじゃのぉ。 雷神狼、炎神鳥、共に失われた種族じゃ。 また見れるとは長生きはするものだ、のぉ大精霊様よ」
「シュタッ! おじいちゃん元気? エメが来たよー」
「大精霊様の方がずっと年上のはずじゃがのぉ。」
でしょうね。 精霊王というのが存在しない今、大精霊というのは最古の生き物なのではないだろうか?
「お久しゅうございます、お変わりないようで何よりです。 それでこんな老いぼれに何の用ですかな?」
「僕達が知りたいのは残りの火、水、風、土の大精霊の居場所と、輝人の生みの親の、宝石で出来た亀の様な生き物の近い存在7体の居場所です」
「ほぉ、してそちらの方が大精霊様の伴侶様でよろしいかな?」
「そう! エメはもう人妻なんだよ!」
エメは自慢げに左の薬指に嵌めた指輪を見せつけた
「どうして僕がすぐに伴侶だと?」
「 わしの知識は全ての草人や自我を持つ植物達が持つ情報を共有することで出来ているんじゃ、月夜見の樹の下でプロポーズしたのも知っておる。 若いっていいのぉ 」
天然の監視カメラかよ! 恥ずかしいわ! 要するにWikiって事よね?
「それにしても大精霊様に置かれましては随分と感情豊かなになりましたな、以前は俗世間になど興味は持っておられなかったと思いましたが。 いやはや例え賢者と呼ばれ持てはやされようとも女心に関しては愚者同然ですな。」
豪快に笑うのは良いが巨大な口から発せられる笑い声は最早衝撃波だ、吹き飛ばれない様に耐えるのが結構辛い。 あ、風圧でエメの下着見えた、ラッキー
「と言っても難しいですなぁ、火と風の大精霊様の所在はわかりません。 何万年か前を境に話を聞かなくなりましたので。 誰も火と風の大精霊様の事を知らんのです」
「絶望的ですね、もう存在していないのでしょうか?」
「それはないのぉ。 もしそうならこの世界の風は止み、熱は奪われておる。 その時点でこの世界は死に行くじゃろうて。 水の大精霊様は海底都市ウルレルノの神殿におられるので見つけるのは容易いがそこまで行くのが難儀じゃな。 人魚を見つけて魔術を掛けて貰うのが一番じゃが何分人魚は人嫌いでの。 土の大精霊様は断崖絶壁に建てられた寺院が集まって出来た都市ランジャジャの近くの鉱山や洞窟などで目撃されることがあるようじゃな。 場所は地図を見ればよいじゃろうて」
一方はすぐ見つかるが、行き方が面倒。 一方は行くのは簡単だが見つけるのが面倒か…
「魔物の事は大精霊様が持つ伴侶様の記憶を共有させてもらったので、伴侶様の言葉で説明しよう。 にしても伴侶様… 悲しい学生時代じゃったの」
まーた俺の黒歴史を知る物が一人増えたよ… もうやめてよ…
「全部で八体じゃな、麒麟、海の大蛇、ジュエルタートル、黄龍、天狐、大蜘蛛、ヴァンパイアロード、悪魔じゃな。 イメージしやすいように伴侶様の記憶にある似た物の名前を言っただなので同じものではないという事は覚えておいて欲しい。 それではまずは麒麟、あれは神出鬼没でどこにおるかなんぞ特定できん、あちらこちら好きな所に現れる事が出来るのでな。 ただ芸術都市トルテニヴェルリオ近くに居る事が一番多いみたいじゃの。 海大蛇は海底都市近くの海底火山に居る事が多いと聞く。 ジュエルタートルの場所はもう知っておるな。 天狐、大蜘蛛、ヴァンパイアロード、悪魔も数万年前から一切情報がなくなった。」
「あれ? 黄龍は?」
賢者の樹は一瞬ニヤッと笑って言った
「わしの上じゃよ」
「我を忘れるとは中々酷い男だな我が主よ。 四体しかおらぬお主の眷属の一体ではないか」
「おっきな鳥だねー! お兄ちゃんの眷属に鳥なんていた?」
「鳥はおらんのじゃ、 狼のわらわ、アンデッドのフラミ、蛇のイオレース、グリフォンのベリルだと思ったんじゃが… 誰なのじゃ?」
エメとルチルと俺は樹でありながら自我を持ち膨大な知識を有すると言われる賢者の樹に会いに行く為に、ヴァルゼン近くの開けた場所でグリフォンのベリルを召喚したはずなのだが、目の前に現れたのは大きな翼を持つ鳥だ。
触り心地がよさそうな赤オレンジ毛並みで、翼の先に行くほど赤の彩度が増しておりそのグラデーションはとても美しく、翼をはためかせる度にキラキラと輝く粒子が見えるのは気のせいだろうか?
「ベリル、それが主がつけた名前だろう。 少し合わない間に忘れたのか?」
男子三日会わざれば刮目してみよとは言うがこれはやりすぎだろ! 劇的ビフォーアフターしすぎだろ! グリフォン→鳥とか最早それ進化なの?!
「ベリルってグリフォンだったよね? 何で鳥になってんの? 前の方が強そうだったんだけど…」
「フレイムグリフォンから炎神鳥という種族になったのでな」
炎の要素だけ残ってる感じね。 いわゆる鳳凰とかフェニックスとかそういう類の物だなよなこれ。 それじゃあイオレースも進化したら蛇じゃなくなる可能性があるって事だよな。
「それに今の方が速度も上がったし炎の威力も増した。 翼をはためかせると、ほらキラキラしとるだろ? これは治癒の力で我が癒したい者だけを癒す事が可能だ」
元々ベリルの翼には神聖属性が宿っていたから癒しの力も開花したって事か。 大人数を回復させる時なんかはかなり便利そうだな
「他は?」
「そうだな、対象の温度を変えることが出来る、前は自分から熱を出して辺りを暑くする事は出来たが、魔力を覚えて進化してからは熱を奪う事も可能になった、ただし自分よりも熱いのは無理だがな」
エアコン機能付きかよ… 空の旅が快適になるのは間違いないけど… いやでも待てよ、熱を奪えるっていうのは限定的だけど炎耐性があるのと一緒か。 そう思うとかなり凄いな
「ベリちゃんすごーい! エアコンドルだね!」
なんだそのドヤ顔は、良くそんな事臆面もなく言えるな… つかコンドルじゃねぇーし
「エメ… それは寒すぎていくらベリルでもどうにもできんぞ」
「エアコンドルとは何なのじゃ?」
目をキラキラさせ尻尾をふーりふり、お耳をピクピクさせながら興味津々にルチルがエメに詰め寄る。 ルチルよ、それはちょっとしたイジメだ…
「自分のダジャレを説明させようなんてるっちーが止めを刺しに来てる?! 退避!!」
そう言ってエメはすっと俺の中に逃げる様に消えて行った。
「うぅ… エアコンドルが気になって今夜は眠れないかもしれないのじゃ…」
耳と尻尾が垂れ下がり明らかにテンションが下がっているのがわかる、ルチルは尻尾と耳の動向を見ていれば大体の事がわかる。 シャロは演技も混ぜて来るので結構見極めるのが難しい。
「大した事じゃないから気にしなくていいよ、それじゃあ背中に乗ろうか」
「はいなのじゃ!」
ルチルは少し頭を撫でたらすぐにテンションが元に戻る。 そういう単純な所もとても可愛くてついついデレデレしてしまう頬を引き締めながらベリルの背中へと飛び乗った。
グリフォンの時よりも毛並みがよく、天気がいい時に是非ルチルの尻尾をモフモフしながら布団代わりに使わせてほしい。
「それで、どこへ運べばいいんだ主よ」
「あの雲を突き破ってる樹見える? あの樹の雲の少し下迄行ってくれない?」
「ほう、賢者の樹か良いだろう」
そう言ってベリルがキラキラ輝く粒子をまき散らしながら飛び立つ様は神々しく、RPG終盤で手に入る神聖な生き物感が物凄く強い
『お兄ちゃん! 今から魔王でも倒しに行くみたいだね! でもこの世界に魔王なんている訳ないか』
流石同じ記憶を共有しているだけあって同じ様な事を思ったみたいだ。
『変なフラグ立てるなバカ』
『大丈夫、魔王が出たらそこはエメに任せて先に行って!』
『それは死亡フラグな』
『大丈夫! 復活の呪文を書いた羊皮紙がお兄ちゃんの執務室の引き出しに入れてあるから!』
『誰かの悪戯かと思ったらお前だったのかよ! 高い羊皮紙を無駄な事に使うな!』
『おぉショウ! そんな事で怒るとは情けない! あれ大事にしてね』
『お気の毒ですが羊皮紙1は消えてしまいました』
『うっ…今脳内で物凄く嫌なBGMが…』
「さっきから表情がコロコロ変わっておるがエメと何か話しておるのかえ?」
「いやどうでもいい事だよ… 割とマジでガチで凄くどうでもいい事だわ…」
エメのどうでもいいやり取りをしているといつの間にかもうヴァルゼン上空を飛行しており街の者達が上空を飛行する謎の生物に注目が集まっている所だった
「主よ、そろそろつくぞ」
はっや! よくよく見れば景色が目まぐるしく移り変わっており飛行速度がグリフォンの時の比じゃない。 前の方が強そうとか言ってごめん… こんな速度で上空を飛び回られたらこっちの攻撃なんて殆ど当たらないのに一方的に攻撃されて死亡だわ
気が付くと俺が指定した場所に着いたようで、ベリルは上空で停滞していると、大きな樹の表層がみるみる巨大な人の顔へと形を変え、ゆっくりと口が動いた
「人の子と雷神狼、炎神鳥が一緒とは珍しい取り合わせじゃのぉ。 雷神狼、炎神鳥、共に失われた種族じゃ。 また見れるとは長生きはするものだ、のぉ大精霊様よ」
「シュタッ! おじいちゃん元気? エメが来たよー」
「大精霊様の方がずっと年上のはずじゃがのぉ。」
でしょうね。 精霊王というのが存在しない今、大精霊というのは最古の生き物なのではないだろうか?
「お久しゅうございます、お変わりないようで何よりです。 それでこんな老いぼれに何の用ですかな?」
「僕達が知りたいのは残りの火、水、風、土の大精霊の居場所と、輝人の生みの親の、宝石で出来た亀の様な生き物の近い存在7体の居場所です」
「ほぉ、してそちらの方が大精霊様の伴侶様でよろしいかな?」
「そう! エメはもう人妻なんだよ!」
エメは自慢げに左の薬指に嵌めた指輪を見せつけた
「どうして僕がすぐに伴侶だと?」
「 わしの知識は全ての草人や自我を持つ植物達が持つ情報を共有することで出来ているんじゃ、月夜見の樹の下でプロポーズしたのも知っておる。 若いっていいのぉ 」
天然の監視カメラかよ! 恥ずかしいわ! 要するにWikiって事よね?
「それにしても大精霊様に置かれましては随分と感情豊かなになりましたな、以前は俗世間になど興味は持っておられなかったと思いましたが。 いやはや例え賢者と呼ばれ持てはやされようとも女心に関しては愚者同然ですな。」
豪快に笑うのは良いが巨大な口から発せられる笑い声は最早衝撃波だ、吹き飛ばれない様に耐えるのが結構辛い。 あ、風圧でエメの下着見えた、ラッキー
「と言っても難しいですなぁ、火と風の大精霊様の所在はわかりません。 何万年か前を境に話を聞かなくなりましたので。 誰も火と風の大精霊様の事を知らんのです」
「絶望的ですね、もう存在していないのでしょうか?」
「それはないのぉ。 もしそうならこの世界の風は止み、熱は奪われておる。 その時点でこの世界は死に行くじゃろうて。 水の大精霊様は海底都市ウルレルノの神殿におられるので見つけるのは容易いがそこまで行くのが難儀じゃな。 人魚を見つけて魔術を掛けて貰うのが一番じゃが何分人魚は人嫌いでの。 土の大精霊様は断崖絶壁に建てられた寺院が集まって出来た都市ランジャジャの近くの鉱山や洞窟などで目撃されることがあるようじゃな。 場所は地図を見ればよいじゃろうて」
一方はすぐ見つかるが、行き方が面倒。 一方は行くのは簡単だが見つけるのが面倒か…
「魔物の事は大精霊様が持つ伴侶様の記憶を共有させてもらったので、伴侶様の言葉で説明しよう。 にしても伴侶様… 悲しい学生時代じゃったの」
まーた俺の黒歴史を知る物が一人増えたよ… もうやめてよ…
「全部で八体じゃな、麒麟、海の大蛇、ジュエルタートル、黄龍、天狐、大蜘蛛、ヴァンパイアロード、悪魔じゃな。 イメージしやすいように伴侶様の記憶にある似た物の名前を言っただなので同じものではないという事は覚えておいて欲しい。 それではまずは麒麟、あれは神出鬼没でどこにおるかなんぞ特定できん、あちらこちら好きな所に現れる事が出来るのでな。 ただ芸術都市トルテニヴェルリオ近くに居る事が一番多いみたいじゃの。 海大蛇は海底都市近くの海底火山に居る事が多いと聞く。 ジュエルタートルの場所はもう知っておるな。 天狐、大蜘蛛、ヴァンパイアロード、悪魔も数万年前から一切情報がなくなった。」
「あれ? 黄龍は?」
賢者の樹は一瞬ニヤッと笑って言った
「わしの上じゃよ」
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本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
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