【女性向けR18】幼なじみにセルフ脱毛で際どい部分に光を当ててもらっています

とりニク

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10:おわり

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「どうしよ。やっちゃった」

「どうしよっか」

「ごめん」

 虚無感や後悔、ミクに対して申し訳ない気持ちが陽介を襲う。
 ミクも調子に乗りすぎてしまったと反省した。

 今はただ陽介の肩に顔を埋めることしかできなかった。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 あれから少しだけ眠りにつき、陽介は帰り支度をして玄関にいた。

「陽ちゃん、夏になったらさ、2人で海行こうよ」

「俺と?」

 ミクは頷き微笑んだ。
 陽介は立ち尽くしたままである。

「彼氏と行くのに、俺とも行くの?」

「陽ちゃんとしか行かないよ」

「水着もらったのに?」

「さっき別れちゃった」

「えっ」

 陽介の曇った表情が一瞬にして柔らかくなった。

「海行こうね」

「うん、行く」

 ちょうどオレンジ色の夕陽が2人を照らす頃だった。
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