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「…猛?ちょっと長くなるかもしれないけど。俺の話聞いてくれる?
別れるときには、何も伝えられなかったから。
麻美さんにも言われちゃったよ…。」
「おぅ。翔の話ならいくらでも聞く。
が…。なんで、麻美が出てくるんだ?
麻美っておれの妹の麻美だよな…?
「うん。猛の妹さん。今日、会ったんだ。」
そのことも含めて、
麻美さんと付き合ってると思ったこと。
猛に嘘をつかれたのが、悲しかったこと。
その時見た猛が幸せそうで、自分の見てきた猛を信じられなくなったこと。
一度も猛から、好きって言われてなくて不安だったこと。
今ここに来てからも苦いの飲めないのにコーヒーが出てきたこと。
クッションもなくなっていること。
結構前の免許とったときの話まで。
心に溜まったもやもやを思いつくだけ、話した。
そして、麻美さんのおかげで誤解が一つとけたこと。
俺が、猛を傷つけたって気づいたこと。
猛のついた嘘には理由があったのかもしれない、って思ったこと。
「それでね…。俺は、やっぱり、猛の隣にいたい。
猛の隣が俺にとって一番、しあわせで笑顔になれる場所だから。」
もしかしたら、よりを戻せるかもしれない。希望も込めてここまで、来た。
別れるときには、何も伝えられなかったから。
麻美さんにも言われちゃったよ…。」
「おぅ。翔の話ならいくらでも聞く。
が…。なんで、麻美が出てくるんだ?
麻美っておれの妹の麻美だよな…?
「うん。猛の妹さん。今日、会ったんだ。」
そのことも含めて、
麻美さんと付き合ってると思ったこと。
猛に嘘をつかれたのが、悲しかったこと。
その時見た猛が幸せそうで、自分の見てきた猛を信じられなくなったこと。
一度も猛から、好きって言われてなくて不安だったこと。
今ここに来てからも苦いの飲めないのにコーヒーが出てきたこと。
クッションもなくなっていること。
結構前の免許とったときの話まで。
心に溜まったもやもやを思いつくだけ、話した。
そして、麻美さんのおかげで誤解が一つとけたこと。
俺が、猛を傷つけたって気づいたこと。
猛のついた嘘には理由があったのかもしれない、って思ったこと。
「それでね…。俺は、やっぱり、猛の隣にいたい。
猛の隣が俺にとって一番、しあわせで笑顔になれる場所だから。」
もしかしたら、よりを戻せるかもしれない。希望も込めてここまで、来た。
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